469<>466<>1055386080<><>http://www.cool.ne.jp/<>rapus-oyau<>Re:アイヌ古語辞典<>
>rapus-oyauさんのおっしゃる「古語辞典」とはどのようなものでしょうか?
>日本語の古語というと、江戸時代まで使われていた日本語の書き言葉のことですよ
>ね?アイヌ語の「古語」とはどのようなものでしょうか。
>
>アイヌ語については、江戸時代の和人やヨーロッパ人による記録はあります。
>記録が残っているのはせいぜい17世紀以降です。
>その頃のアイヌ語はもしかしたら「古語」と言えるかもしれません。
>
>rapus-oyauさんはどのような理由で「古語辞典」が必要なのですか?

アイヌ語では、例えば網走のアイヌ語地名「cipasir」の「cipa(幣場)」が古語と(推
定?)されていますよね? その様な、アイヌの中でもほとんど忘れられている、一般的
な辞典に載っていないアイヌ語です。
語意不明のサケヘについて調べたいと考えています。ウポポなどに同じ語や類似した語が
多々見受けられるのは確認できました。
<>218.47.96.200<>0
468<>467<>1055384968<><>http://www.cool.ne.jp/<>rapus-oyau<>Re:HELP ME<>
>この歌が銀の滴の神謡と関係があるとすると…と書かれていましたよね?
>私の質問は、銀の滴の神謡と関係あるとして、どうしてkik+poという解釈になるのでしょうか、ということです。
>
>こういったupopo意味不明のものが多いのでぜひご意見を聞いてみたかったのです。
>upopoの中には神謡と関係ありそうなものもあります。
>kane ren renとsirokanipe ran ranが関係ある可能性もまったくゼロではないのかも?と思いましたので。
>
「銀の滴」では貧しい子(po)が裕福な子(po)達に叩かれて(kik)いましたね? 「kane ren ren」の内容を知りません
ので、この様に解釈しました。<>218.47.96.200<>0
467<>464<>1055352183<>poronup@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>Re:HELP
ME<>お返事ありがとうございます。

>「kippow」の解釈は、現在ほど表記方法が確立していない頃の著作物では、閉鎖音を全て「ッ」で表記す
>るものが多かったので、もしかしたら、と考えました。

おっしゃるとおりです。
kokpoは日本語の感覚ですと「キクポ」よりは「キッポ」に近く聞こえると思います。
そのように書いている文献もあるでしょう。

この歌が銀の滴の神謡と関係があるとすると…と書かれていましたよね?
私の質問は、銀の滴の神謡と関係あるとして、どうしてkik+poという解釈になるのでしょうか、ということです。

こういったupopo意味不明のものが多いのでぜひご意見を聞いてみたかったのです。
upopoの中には神謡と関係ありそうなものもあります。
kane ren renとsirokanipe ran ranが関係ある可能性もまったくゼロではないのかも?と思いましたので。
<>219.7.40.138<>0
466<>465<>1055351820<>poronup@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>Re:アイヌ古語辞典<>こんばんは。

rapus-oyauさんのおっしゃる「古語辞典」とはどのようなものでしょうか?
日本語の古語というと、江戸時代まで使われていた日本語の書き言葉のことですよ
ね?アイヌ語の「古語」とはどのようなものでしょうか。

アイヌ語については、江戸時代の和人やヨーロッパ人による記録はあります。
記録が残っているのはせいぜい17世紀以降です。
その頃のアイヌ語はもしかしたら「古語」と言えるかもしれません。

rapus-oyauさんはどのような理由で「古語辞典」が必要なのですか?<>219.7.40.138<>0
465<>0<>1055328995<><>http://www.cool.ne.jp/<>rapus-oyau<>アイヌ古語辞典<>アイヌ語の古語辞典は刊行されていないのでしょうか。
調べ物に必要なのですが。
ご存じでしたら、御教え下さい。<>218.47.221.231<>0
464<>463<>1055222697<><>http://www.cool.ne.jp/<>rapus-oyau<>Re:HELP ME<>
>この曲は、このCDのために新たに作られた曲ではなく、旭川でもともと歌われている踊り歌で
>す。これと非常に似た歌詞の歌が登別でも伝承されていることが知里真志保の論文に書かれてい
>ます。
>この曲が、「銀の滴」の神謡と関係があるように私には思えませんが、仮にそうだとして、なぜ
>kippoがkik+poという解釈になるのでしょうか?
>よかったらそうお考えになる理由を教えてください。

今日は。
「kani renren」は以前、本で目にした事がありましたが、記憶違いでした。すみません。ご指摘、あり
がとうございます。
「kippow」の解釈は、現在ほど表記方法が確立していない頃の著作物では、閉鎖音を全て「ッ」で表記す
るものが多かったので、もしかしたら、と考えました。
<>218.47.221.254<>0
463<>461<>1055170178<>poronup@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>Re:HELP
ME<>rapus-oyauさんはじめまして。

>この曲はいわゆる「銀の雫降る降るまわりに」を題材にしたものではないでしょうか。

この曲は、このCDのために新たに作られた曲ではなく、旭川でもともと歌われている踊り歌で
す。これと非常に似た歌詞の歌が登別でも伝承されていることが知里真志保の論文に書かれてい
ます。

>そうだとしますと、「kippow」は「kik(叩く) po(いっそう)」とも考えられます。

この曲が、「銀の滴」の神謡と関係があるように私には思えませんが、仮にそうだとして、なぜ
kippoがkik+poという解釈になるのでしょうか?
よかったらそうお考えになる理由を教えてください。<>219.7.40.138<>0
462<>461<>1055064856<><>http://www.cool.ne.jp/<>rapus-oyau<>Re:HELP ME<>
>この曲はいわゆる「銀の雫降る降るまわりに」を題材にしたものではないでしょうか。
>そうだとしますと、「kippow」は「kik(叩く) po(いっそう)」とも考えられます。

「po(子供)」の方が歌詞に拘らずあてはまりますが、それより「kane renren」は他にありま
したね。<>218.47.97.65<>0
461<>456<>1055058590<><>http://www.cool.ne.jp/<>rapus-oyau<>Re:HELP ME<>こにおさんは
No.456「HELP ME」で書きました。
>OKIさんのアルバムの曲「Kane ren ren」の歌詞をアイヌ語の辞書で調べてみたの
>ですが、Pon kippow hara he!という部分がどうしてもわかりません。どなたかご
>存知でしたら教えてください。よろしくお願いします☆
初めまして。今更ながら失礼します。
この曲はいわゆる「銀の雫降る降るまわりに」を題材にしたものではないでしょうか。
そうだとしますと、「kippow」は「kik(叩く) po(いっそう)」とも考えられます。
「he」ははやしで、「hara」も、樺太方言を使用していなければはやしの可能性が高い
と思います。<>218.47.106.189<>0
460<>456<>1053971112<>poronup@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>Re:HELP
ME<>はじめまして。私もコメントします。
少々時間がたってしまいましたがごめんなさい。

>OKIさんのアルバムの曲「Kane ren ren」の歌詞をアイヌ語の辞書で調べてみたの
>ですが、Pon kippow hara he!という部分がどうしてもわかりません。どなたかご
>存知でしたら教えてください。よろしくお願いします☆

私も分かりません。
upopoと呼ばれる座り歌または踊り歌は、歌詞の意味がよく分からないものが非常に多い
です。
なんとなく想像がつく場合、明確に意味をなす歌もありますが、意味不明のものが多い
ですね。
「ハウ」とか「ホイ」とか「アウサ」とか影声のようなものが多いです。

kane ren renも直訳すると「金属 沈む 沈む」という風に訳せますが何のことを言っ
ているのかさっぱり分かりません。
(もしかしたらほかの解釈もありえますが今のところ思いつくのはこの解釈です。)

お手上げです。私はこういうのは無理に日本語に訳さなくていいと思っています。
分からないものは分からないでいいと私は思うのですが…。

NO-ONES' LANDの解説には、「意味の分からなくなってしまった昔の曲ほどカムイは喜
ぶ。ウポポは暗号のようだ。」と書かれています。
興味深いことだと思います。

いろいろ断片的な言葉からウポポに歌われている世界を想像するのも楽しいと思いま
す。
<>219.7.40.79<>0
459<>457<>1053609479<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:どうしても知りたいのデス!<>
kumanesirです。

>「平野の見える丘」という意味のアイヌ語を調べています。
>どなたかご存知の方、教えて頂けないでしょうか?
>

これは、どういうことに使うのでしょうか?
直訳すれば、
oro ta nup a=nukar pon nupuri
とでもなりますか。
もっとよい訳があるかもしれないですが、とりあえず。。
<>61.113.73.31<>0
458<>456<>1053608967<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:HELP ME<>
kumanesirです。

>ですが、Pon kippow hara he!という部分がどうしてもわかりません。どなたか

>存知でしたら教えてください。よろしくお願いします☆

ponは、「小さい」ですが、kippowは、わかりません。
歌詞集の方には何も書いてないのですか?
<>61.113.73.69<>0
457<>0<>1052376661<>north-japanese-game-master-t@docomo.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>タスク<>どうしても知りたいのデス!<>どうも初めまして。
いきなりで申し訳ありませんが、
「平野の見える丘」という意味のアイヌ語を調べています。
どなたかご存知の方、教えて頂けないでしょうか?
兄から依頼されたのですが、どうも調べきれないので(汗)。
できれば、メールで教えて頂ければ幸いなのですが、お願いします。<>210.196.156.46<>0
456<>0<>1051682144<><>http://www.cool.ne.jp/<>こにお<>HELP ME<>OKIさんのアルバムの曲「Kane
ren ren」の歌詞をアイヌ語の辞書で調べてみたの
ですが、Pon kippow hara he!という部分がどうしてもわかりません。どなたかご
存知でしたら教えてください。よろしくお願いします☆<>133.19.126.11<>0
455<>454<>1048600785<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:教えてください<>kumanesirです。

>「物語」は、話、噂話ということで、oruspeということばが
>あります。
>

話、物語という意味では、isoytakの方が近い意味になると
思います。
<>202.224.102.70<>0
454<>453<>1048599917<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:教えてください<>seryuさんは
No.453「教えてください」で書きました。
>はじめまして。いきなりなんですが、「物語」はアイヌ語でなんと言うのでしょう
>か?
>よろしければ教えてください!!

kumanesirです。
いくつか、アイヌ語の辞典が出ていますが、巻末に日本語が
あるのは、萱野茂のアイヌ語辞典(三省堂)などがあります。
図書館などでお調べください。
「物語」は、話、噂話ということで、oruspeということばが
あります。
<>202.224.102.56<>0
453<>0<>1048447833<><><>seryu<>教えてください<>はじめまして。いきなりなんですが、「物語」はアイヌ語でなんと言うのでしょう
か?
よろしければ教えてください!!<>211.135.139.193<>0
452<>451<>1048243636<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:どなたか教えて下さい2<>kumanesirです。

>光は、稲光、ピカッという明るいきらめき、ということでimeruということばが
>あります。

光については、「ニペキ」又は、「ヌペキ」の方が意味が近いですね。光、輝き、
明るさというような意味です。

>それと、ご存じかもしれないですが、アイヌ文化では、強い者や汚い者には近
>づかない心のよくないカムイが、弱くて何の力もない小さな子供をあまりきれ
>いにしておくと、悪さをして、子供が無事に育たないと考えられていました。
>それで、赤ん坊から小学生くらいまでの小さな時期は、わざと悪いカムイが嫌
>うようなpoyson(小さな・うんちの古くなったの)のような少し汚い名前をつ
>けたようです。

名前に関しては、後で子供の負担にならないように、意味のほかにも親しみ深い響
きがあるようなものがいいかもしれないですね。また、間違いがないようによく調
べて慎重に選んだ方がよいと思います。
<>61.113.73.153<>0
451<>450<>1048169421<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:どなたか教えて下さい<>田中和幸さんは
No.450「どなたか教えて下さい」で書きました。
>もし何方か 光 と 火 を意味するアイヌ語を知っていたら教えて下さい。
>もう直生まれる子供にそこから取った名前をつけようと思っています。ちなみ
>に長男の名前はカムイです。和無為と書きます

kumanesirです。
光は、稲光、ピカッという明るいきらめき、ということでimeruということばが
あります。
火は、apeです。ちなみに、ape-huci kamuyといえば、重要なカムイである、火
の(老)女神です。
それと、ご存じかもしれないですが、アイヌ文化では、強い者や汚い者には近
づかない心のよくないカムイが、弱くて何の力もない小さな子供をあまりきれ
いにしておくと、悪さをして、子供が無事に育たないと考えられていました。
それで、赤ん坊から小学生くらいまでの小さな時期は、わざと悪いカムイが嫌
うようなpoyson(小さな・うんちの古くなったの)のような少し汚い名前をつ
けたようです。
<>202.224.102.22<>0
450<>0<>1048105732<>kazuyuki.tanaka@wanadoo.fr<><>田中和幸<>どなたか教えて下さい<>もし何方か 光 と 火 を意味するアイヌ語を知っていたら教えて下さい。
もう直生まれる子供にそこから取った名前をつけようと思っています。ちなみ
に長男の名前はカムイです。和無為と書きます<>80.9.92.228<>0
449<>448<>1047150499<><>http://www.cool.ne.jp/<>コロ<>Re:教えてください<>kumanesirさんは
No.448「Re:教えてください」で書きました。
>コロさんは No.447「教えてください」で書きました。
>>すいません。あの「旅」と「旅人」というアイヌ語を教えてもらえないでしょう
>>か?大学のサークルで使いたいのです。お願いします。
>
>kumanesirです。
>大学のサークルですか。北海道にくるのでしょうか?
>「旅」は、omananという自動詞があるので、これを使ってはどうでしょうか?
>意味は、「歩き回る」ということですが、転じて「旅する」という意味にも使え
>そうです。アイヌ語の自動詞は、名詞にも使えますので、「旅すること」という
>意味にもなると思います。ちなみに複数だとpayokaとなります。
>
>「旅人」については、アイヌ語にうまく当てはまることばは見出せないですが、
>直訳すれば、omanan kurとなりそうです。しかし、これは、アイヌ語で一般的な
>ことばではないと思います。payokaを使うと、payoka utarかな?よくわかりませ
>ん。
>
コロです。
ありがとうございます。m(__)m。いずれは北海道に行ってみたいと思ってます。
本当にありがとうございました。
<>219.167.124.22<>0
448<>447<>1046923407<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:教えてください<>コロさんは
No.447「教えてください」で書きました。
>すいません。あの「旅」と「旅人」というアイヌ語を教えてもらえないでしょう
>か?大学のサークルで使いたいのです。お願いします。

kumanesirです。
大学のサークルですか。北海道にくるのでしょうか?
「旅」は、omananという自動詞があるので、これを使ってはどうでしょうか?
意味は、「歩き回る」ということですが、転じて「旅する」という意味にも使え
そうです。アイヌ語の自動詞は、名詞にも使えますので、「旅すること」という
意味にもなると思います。ちなみに複数だとpayokaとなります。

「旅人」については、アイヌ語にうまく当てはまることばは見出せないですが、
直訳すれば、omanan kurとなりそうです。しかし、これは、アイヌ語で一般的な
ことばではないと思います。payokaを使うと、payoka utarかな?よくわかりませ
ん。
<>210.137.131.34<>0
447<>0<>1046364799<><>http://www.cool.ne.jp/<>コロ<>教えてください<>すいません。あの「旅」と「旅人」というアイヌ語を教えてもらえないでしょう
か?大学のサークルで使いたいのです。お願いします。<>219.167.124.22<>0
446<>444<>1045480697<>poronup@anet.ne.jp<>http://www.ainu-museum.or.jp/nyumon/nm16_ktb07.html <>poronup<>Re:どーも(^_^)<>はじめまして。

簡単な話、アイヌ語やアイヌ文化を維持しながら生活することが困難になったから
です。
おもな要因は、和人が多数派の社会になったことと、差別、同化教育、ということ
だと思います。

まずは近代以降のアイヌ民族の歴史の流れを把握すると問題が理解しやすいと思う
ので、入門書みたいなものを読んでみてはいかがでしょうか。
とりあえず『アイヌ民族と日本の歴史』(宮島利光、三一書房)をお勧めします。
これは三一新書というシリーズに入っています。
それから『アイヌ民族の歴史と文化』(山川出版社)もいいと思います。

それから、参考になりそうなURLも紹介します。

アイヌ施策推進室(北海道庁内)
http://www.pref.hokkaido.jp/kseikatu/ks-soumu/soumuka/ainu/Hanasu.html

ainu.info
http://www.ainu.info/
(Ainuの項目の中の、アイヌ民族Q&Aをご覧あれ)

アイヌ民族博物館
(↑)
<>61.209.78.230<>0
445<>444<>1045153192<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:どーも(^_^)<>
kumanesirです。

>早速なんですが、今現在アイヌ語をほとんどの人が話さなくなったようです
>が、それは、明治時代になにがあったからなんでしょうか?? どなたか教
>えてもらえたら幸いです

図書館には、それに関連する図書はないですか?色々と自分で調べてから質
問した方がよいと思います。

明治時代には政府のアイヌ民族の同化政策により、彼らの生活習慣を禁止し
ました。アイヌ民族は、日本人の生活習慣を強制させられます。
明治時代終わりには、本州から多くの日本人が北海道に移住してきました。
そうして、日本人の抑圧・搾取は、差別に変わりました。アイヌ語などアイ
ヌ文化は、差別の対象になりました。

具体的には、日本政府の開拓使が、明治4年に、死亡の際に自家を焼く習慣・
女性の入れ墨・男性の耳輪を禁じ、日本語(文字を含む)を学ぶように布達
を出しました。選択の余地がなく、強制させられたというのは、ずいぶん野
蛮なやり方だと思います。アイヌ語を法令で禁止した例はないですが、社会
的な差別の持つ圧力のせいで、アイヌ語を使用したり、子供達に教えること
をためらわせたという状況に注目すべきと思います。

また、アイヌ語が衰退したのは、明治5年に公布された北海道土地売貸規則と
地所規則によって、山野が私有化され、シカやサケを免許鑑札制の導入や禁
漁措置などによって、自由にとれなくなり、基本的生活手段が奪われ、アイ
ヌ語を話せる社会環境が崩壊してしまったことにもあると考えられます。
<>202.224.102.101<>0
444<>0<>1045056371<><>http://www.cool.ne.jp/<>MILK<>どーも(^_^)<>初めまして!
早速なんですが、今現在アイヌ語をほとんどの人が話さなくなったようです
が、それは、明治時代になにがあったからなんでしょうか?? どなたか教
えてもらえたら幸いです<>210.149.120.73<>0
443<>442<>1039360895<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:アイヌ神話<>
kumanesirです。

saroruncikapさんは No.442「Re:アイヌ神話」で書きました。
>蒼軌 美夕さんは No.441「アイヌ神話」で書きました。
>>アイヌ神話で南西の風を吹かせる神を知っているかたいたら教えてください。

まず、なぜこういう神のことを知りたいのか、教えてください。
アイヌ神話と書いてますが、ユカラやカムイユカラなどで聞いたことがあるのでし
ょうか?
saroruncikapさんもおっしゃてますが、各民族の文化や言語というのは、お互いに
一対一で対応しているわけではないので、答える方も詳しい状況がわからないと答
えようがありません。たとえば、こういう資料にあります、というようなことを言
ってくれると助かります。
また、私の知る範囲では、アイヌ語で「南西の風を吹かせる神」というものは聞い
たことがないのでわかりません。

>
> そういった神は、私は寡聞にして聞いたことがありませんが、ならば、日本
>にいる神で、「南西の風を吹かせる神」は、何というなのでしょうか。
> それぞれの民族が持つ神の概念はさまざまですから、ある民族に「南西の風
>を吹かせる神」がいるからといって、アイヌにもそういった神がいるとは限ら
>ない気がします。
> 英雄叙事詩には、英雄や神々が風を起こす場面もあるかと思いますけど、そ
>れは、戦闘その他の場面の描写であって、専門に風をおこす存在ではないと思
>いますし。
> どんなもんでしょうね?
>

私は、風のカムイが主となっているユカラやカムイユカラなどを知りませんので、
わかりません。
<>202.224.102.15<>0 442<>441<>1039187680<><><>saroruncikap<>Re:アイヌ神話<>蒼軌 美夕さんは
No.441「アイヌ神話」で書きました。
>アイヌ神話で南西の風を吹かせる神を知っているかたいたら教えてください。

 そういった神は、私は寡聞にして聞いたことがありませんが、ならば、日本
にいる神で、「南西の風を吹かせる神」は、何という神なのでしょうか。
 それぞれの民族が持つ神の概念はさまざまですから、ある民族に「南西の風
を吹かせる神」がいるからといって、アイヌにもそういった神がいるとは限ら
ない気がします。
 英雄叙事詩には、英雄や神々が風を起こす場面もあるかと思いますけど、そ
れは、戦闘その他の場面の描写であって、専門に風をおこす存在ではないと思
いますし。
 どんなもんでしょうね?
<>219.168.144.90<>0
441<>0<>1038403078<>hayasaka@rio.odn.ne.jp<>http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pen/9553/<>蒼軌 美夕<>アイヌ神話<>アイヌ神話で南西の風を吹かせる神を知っているかたいたら教えてください。<>61.209.87.171<>0
440<>439<>1038155878<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:教えてくださいっっ!!<>kumanesirです。

>アイヌ語で「ボールを蹴る」ってなんていうのでしょう?

蹴るは、アイヌ語では、「ureetursere」が対応すると思うので、
「私が、ボールを蹴る」なら、
ボール k=ureetursere.
「あなたが、ボールを蹴る」なら、
ボール e=ureetursere.
「彼(ら)が、ボールを蹴る」なら、
ボール ureetursere.
「私たち(話し相手を含まない)が、ボールを蹴る」なら、
ボール c=ureetursere.
「私たち(話し相手を含む)が、ボールを蹴る」なら、
ボール a=ureetursere.
「あなたたちが、ボールを蹴る」なら、
ボール eci=ureetursere.
「一般に人がボールを蹴る==>ボールが蹴られる。」なら、
ボール a=ureetursere.
(沙流方言の場合)
でよいと思います。

「ボール」は的確なことばがないと思うので、そのままの方が
よいと思います。

これは、何に使うのでしょうか?
何かを聞くときは、その背景になるものの説明がないと適切な
答えとならない場合があります。
また、アイヌ語は、人称接辞が動詞につきますので、誰が動作を
するのかを言わないと答えられません。
<>202.224.102.57<>0
439<>0<>1037853451<><>http://www.cool.ne.jp/<>せぱっこ<>教えてくださいっっ!!<>アイヌ語で「ボールを蹴る」ってなんていうのでしょう?
どなたか知っていたら教えてくれませんか?
スペルもわかるとすごく助かりますm(__)m<>133.50.103.7<>0
438<>417<>1036793218<><>http://www.cool.ne.jp/<>JRB<>百聞は一見に・・・<>poronupさんは
No.417「Re:おそまきながら・・・」で書きました。
>そうおっしゃる根拠を教えてください。

現在もkuma-ne-sirと呼ばれている「山岳」の実物を見るか、
国土地理院の5万分の1図でプロファイルを作ってみて下さい。
きっと、わかると思います。
<>211.3.46.63<>0
437<>435<>1035777144<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:aは「燃える」か<>kumanesirです。

以前の書き込みの繰り返しになりますが、参考までに。。。

萱野辞典に、「アペ ア = 火が燃える」とありますね。

久保寺編 アイヌ語・日本語辞典稿にも
a 動詞 燃える
ape-are 火を燃やす
とあります。
<a(燃える) are(燃やす)
なお、田村辞書、中川辞書にもあるape ariは、
ape-areのanalogyとありました。

田村辞典では、アペ ルイで火が燃える、とあります。
<>210.137.131.34<>0
436<>435<>1035755130<><>http://www.cool.ne.jp/<>JRB<>Re:aは「燃える」か<>poronupさんは
No.435「aは「燃える」か」で書きました。

>>やはりバチェラー辞典は再検討する必要がありそうですね。
帰納法的に、「無い」ことを証明するのは、至難のことと思いますが、
今後の研究に資することは、論を待たないものと思います。

成果をお待ちしています。
<>211.3.46.19<>0
435<>0<>1035697315<>poronup@hotmail.com<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>aは「燃える」か<>久しぶりですね。

>バチェラーの場合は、自分で勝手に語源分解して意味を認定している語の記
>述に問題が多いと感じます。
>apeを分解してaを燃える、と書いたのなどは代表的ですね。

私はかつて、こう書きましたが、萱野辞典に「アペ ア」がある、とごん太
さんが書かれていました。

確かに、この記述は以前見たことあるので気にはなっていました。

実は昨日、金成マツのPON OINA(三省堂ユーカラ集1巻)を見ていたとこ
ろ、以下のような文例を見つけました。

Abe a kane shiran.  炉の火が燃えていた。
(77ページ)

このオイナは以前読んだはずなのですが、この表現が出てくることは記憶に
ありませんでした。

・・・これは根本的に考えを変えなければなりません。
やはり、火が燃える、というときはaが使えるようです。

ただし、家が燃える、紙が燃える、というときはuhuyですね。

上に引用した私の記述は間違っていました。
お詫びいたします。
やはりバチェラー辞典は再検討する必要がありそうですね。
<>61.209.78.165<>0
434<>431<>1034781744<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>訂正します<>
kumanesirです。

>
>>wakka hure petの場合は、wakkaが、所属形ではないが、所属するものと考えられるというわけです
>>ね。wakka hure petについては、知里氏「アイヌ語入門」(p.111)にあるので、そういうこともあるの
>>かなと思いますが、mem an petについてはよくわからないですね。
>>
>mem an petが知里説ならば、切替氏の論文に従えば、「主語(非所属形、部分となる)・自動詞・二次的
>要素(全体)」となる可能性はありますね。しかし、この場合も、yuk san nayのように修飾構造が明ら

>でないケースとは違うものなので、注意する必要はあると思います。
>

一部、発言を訂正します。petとmemの間の関係については、pet memというような文例を知りませんので、
正しいのかどうかわからないと申し上げておきます。
<>202.224.102.14<>0
433<>432<>1034718317<><>http://www.cool.ne.jp/<>JRB<>Re:回答ありがとうございます<>> やっぱり地名は複雑ですね。
> 民間語源や、語形変化など、いろいろな要素が絡んでて、どこに真実があるやらわかりません。
> 地名解釈をしたところで、その地名の語源説が新たにひとつ増えるだけなのではないかと思ってしまい
>ます。やっぱり自分が地名に向いていないことを再確認してしまいました。
> 他に得意分野を探さねば…。(笑)
> どうもお騒がせしました。

「地名は・・・いろいろな要素が絡んでて、どこに真実があるやらわかりません」
・・・というのは、地名の研究が進んでいないということの証左のようにも思います。
アイヌ語地名の研究は、まだまだ不十分なように思います。
まずは、「量的」な研究が必要な段階ではないかと思います。

ですから、「自分が地名に向いていない」などとおっしゃらないで、
少しずつでも解き明かしていく必要もあると考えます。
きっと、「他に得意分野」もおありでしょうが、道内のリストを作り上げてから、
そして、そこでの論議を踏まえて、『正解』に辿りつきたいものと思います。

今、必要なのは、論議するための「DATA作り」だと思います。
<>211.3.46.162<>0 432<>430<>1034685367<><><>誰か教えて!<>回答ありがとうございます<>>wakka hure
petの場合は、wakkaが、所属形ではないが、所属するものと考えられるというわけです
>ね。wakka hure petについては、知里氏「アイヌ語入門」(p.111)にあるので、そういうこともあるの
>かなと思いますが、mem an petについてはよくわからないですね。

 早速回答いただき、ありがとうございます。
 やっぱり地名は複雑ですね。
 民間語源や、語形変化など、いろいろな要素が絡んでて、どこに真実があるやらわかりません。
 地名解釈をしたところで、その地名の語源説が新たにひとつ増えるだけなのではないかと思ってしまい
ます。やっぱり自分が地名に向いていないことを再確認してしまいました。
 他に得意分野を探さねば…。(笑)
 どうもお騒がせしました。
<>219.168.144.22<>0
431<>430<>1034609695<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:質問です<>kumanesirです。

>wakka hure petの場合は、wakkaが、所属形ではないが、所属するものと考えられるというわけです
>ね。wakka hure petについては、知里氏「アイヌ語入門」(p.111)にあるので、そういうこともあるの
>かなと思いますが、mem an petについてはよくわからないですね。
>

mem an petが知里説ならば、切替氏の論文に従えば、「主語(非所属形、部分となる)・自動詞・二次的
要素(全体)」となる可能性はありますね。しかし、この場合も、yuk san nayのように修飾構造が明らか
でないケースとは違うものなので、注意する必要はあると思います。
<>202.224.102.25<>0
430<>427<>1034606919<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:質問です<>
kumanesirです。

> ところで、『言語研究』第86号の、切替英雄先生による「アイヌ語の名詞句の構造と合成名詞」
>は、地名解を行う場合にも、まず参照すべき論文だと思いますが、残念なことに、とても難しいです
>よね。私は、内容の半分も理解できずにいます。

基本的には、従来のアイヌ語の語法に反するものはないと思っています。

>
> 同論文中の第6章は「合成名詞の緒形」として、さまざまな合成名詞の構造が記述されています。
> 第6章のaでは、「主語(所属形、部分を表す)・自動詞・二次的構成要素(全体)」の構造を持
>つ名詞句の例として、put-u wen nay「〜の川口(が)悪い・川」と、o- perke -p「〜の尻(が)・
>裂けた・もの」という例が提示されています。
> さらに、第6章のbでは、「主語(非所属形、部分となる)・自動詞・二次的構成要素(全体)」
>の例として、wakka hure pet「水(が)・赤い・川」という例があります。これについては、「一見
>*yuk san nayに似て、「主語・自動詞・二次的構成要素」のようであるが、a(4-6-a 引用者注)に
>準ずる構造を有するものとみる。すなわち、wakka(水)はpet「川」に所属すると考えられる。ただ
>しwakkaは所属形欠如の名詞である。」と書かれています。
> 
> 私個人としてはporonupさんの「meman」を強いて「mem an」と考える必要はない、という意見に健
>全なものを感じますが、「mem an pet」を、この論文に記述されている第6章のbのように考えるこ
>とは、不可能なのでしょうか?

wakka hure petの場合は、wakkaが、所属形ではないが、所属するものと考えられるというわけです
ね。wakka hure petについては、知里氏「アイヌ語入門」(p.111)にあるので、そういうこともあるの
かなと思いますが、mem an petについてはよくわからないですね。
<>211.13.1.126<>0 429<>427<>1034518902<><><>誰か教えて!<>「質問です」の訂正2<>>*yuk san
nayに似て、「主語・自動詞・二次的構成要素」のようであるが、a(4-6-a 引用者注)

の、引用者注の(4-6-a)が「第6章a」の誤りです。
先の訂正では、どこが違うのか明示するのを忘れました。
重ね重ね失礼いたしました。
<>219.168.144.22<>0 428<>427<>1034518734<><><>誰か教えて!<>「質問です」の訂正<>訂正箇所を2つ…。

>put-u wen nay「〜の川口(が)悪い・川」

は、「〜の川口(が)・悪い・川」

>*yuk san nayに似て、「主語・自動詞・二次的構成要素」のようであるが、a(4-6-a 引用者注)

は、「第6章a」

です。大変失礼いたしました。

<>219.168.144.22<>0
427<>415<>1034510659<><><>誰か教えて!<>質問です<> 地名って、本当に諸説紛々たるものがありますね。
 いろいろと推論するより、淡々と記述するほかないのかな、と弱気になってしまいます。

 ところで、『言語研究』第86号の、切替英雄先生による「アイヌ語の名詞句の構造と合成名詞」
は、地名解を行う場合にも、まず参照すべき論文だと思いますが、残念なことに、とても難しいです
よね。私は、内容の半分も理解できずにいます。
 そこで、皆様に質問です。

 同論文中の第6章は「合成名詞の緒形」として、さまざまな合成名詞の構造が記述されています。
 第6章のaでは、「主語(所属形、部分を表す)・自動詞・二次的構成要素(全体)」の構造を持
つ名詞句の例として、put-u wen nay「〜の川口(が)悪い・川」と、o- perke -p「〜の尻(が)・
裂けた・もの」という例が提示されています。
 さらに、第6章のbでは、「主語(非所属形、部分となる)・自動詞・二次的構成要素(全体)」
の例として、wakka hure pet「水(が)・赤い・川」という例があります。これについては、「一見
*yuk san nayに似て、「主語・自動詞・二次的構成要素」のようであるが、a(4-6-a 引用者注)に
準ずる構造を有するものとみる。すなわち、wakka(水)はpet「川」に所属すると考えられる。ただ
しwakkaは所属形欠如の名詞である。」と書かれています。
 
 私個人としてはporonupさんの「meman」を強いて「mem an」と考える必要はない、という意見に健
全なものを感じますが、「mem an pet」を、この論文に記述されている第6章のbのように考えるこ
とは、不可能なのでしょうか?
 「mem ean pet」との解釈もあるようですが、それなら、「メメアンペッ」となってもいいように
思うのです。

 皆様は、どう思われますか?<>133.50.210.135<>0
426<>415<>1034255840<>poronup@hotmail.com<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>Re:女満別<>さらにコメントします。

山田秀三は、an=eanであると本当に書いてますか?

私が見た箇所には、永田方正の地名解にtapkop-an-nayという幌別の地名が載っていたが、知里真志
保がe-がつくのが正しいアイヌ語の語法であると聞いたので、地元の古老に聞いたところ、「イャ
ンナイ」に近い発音だったので、やはり本来の地名はe-anが正しい形であるのだろうと書いていま
す。
ですから、名詞+an+名詞という形は正しいと認めているわけではありません。
(著作集第4巻収録「知里さんと地名調査した話」より。なお、著作集第1巻の28ページには「イア
ンナイ」という音を聞き取ったと書いています。)

馬糞風さんの参照されている記述はどこに書いてありますか?

そもそも、メマンベツをmem-an-petと解釈していいのでしょうか?
これは知里真志保の解釈みたいです。

単純にmeman-petという可能性はないでしょうか。
永田方正はそう解釈しています。
これは字面の問題なので、この地名が実際の川の状態をどのように反映しているのか検証する必要
があると思います。
アイヌ語法としてはmeman-petの方が無理がありません。

しかし、女満別については、伊藤せいち氏の『アイヌ語地名T 網走川』を見てみたところ、旧記
では、「ニマンベツ」・「ニマムウンヘツ」・「ミマンベツ」などで、「メマンベツ」の音が出て
くるのは、明治以降のようです。
もしかしたら、メマンベツという音は、永田方正が「ミマンベツ」などの音から再構成して作り上
げたものかもしれません。

ちなみに、伊藤氏の本に引用されている、美幌の古老・菊池股吉さんの言によると、「メマンベツ
は涼しい川の意で、網走などに用達に行って、あそこまで来ると一服したくなり、一休みして涼を
とる。そういうところから名づけられました。」とあります。<>61.209.87.239<>0
425<>424<>1034181521<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>また訂正<>kumanesirです。

>私が調べた範囲で
>は、「アイヌ語地名の研究」に、poronupさんの言う例はありましたが、山田氏の
「ア
>イヌ語地名の輪郭」に「地名のanはeanである」、と明記しているところは見あたら

<<「アイヌ語地名の研究」に「地名のanはeanである」>>、の間違いでした。
どこに明記しているのか教えてください。

>かったので、確信して物を言うこともできません。山田氏の「アイヌ語地名の輪郭」
>のanの解説にも「地名のanはeanである」というのが書いてないですね。
>
<>211.13.0.40<>0
424<>423<>1034178118<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:訂正と追加情報<>
kumanesirです。

>・・・というようなことが、往時はあったということなのでしょうか?
>文法的には「項数」などが正しくはない地名を、「奇異」に思わずにいられた
>ものなのでしょうか?
>その辺のところ、もし分かる方がいらっしゃいましたら、お教え下さい。
>

例がいっぱいあれば確信を持てるのでしょうが、山田氏の「アイヌ語地名の輪郭」に
もあるように、anを川の場合に使うのは少ないみたいですし。。。私が調べた範囲で
は、「アイヌ語地名の研究」に、poronupさんの言う例はありましたが、山田氏の「ア
イヌ語地名の輪郭」に「地名のanはeanである」、と明記しているところは見あたらな
かったので、確信して物を言うこともできません。山田氏の「アイヌ語地名の輪郭」
のanの解説にも「地名のanはeanである」というのが書いてないですね。

アイヌ語に限らず、奇異な地名や語源の解析不可能な地名っていうのはあるのではな
いでしょうか?そういうものは、無理をして解析をしなくてもよいと思います。

「文法的には「項数」などが正しくはない地名を、「奇異」に思わずにいられたもの
なのでしょうか」、ということについては、「項数」などが正しくはないと「奇異」
に思うんじゃないかと思いますが、そういうのは、頭で考えるだけでなく、やはり、
アイヌ語に深く接している人のお話を聞くと参考になるのでしょうね。
<>202.224.102.86<>0
423<>420<>1034111888<><>http://www.cool.ne.jp/<>JRB<>Re:訂正と追加情報<>>音声脱落は、音韻脱落の間違いです。すいません。
>

アイヌ語地名では、色々な場面で、『音韻脱落』があることが知られており、
『音韻脱落』は、地名では『明らかに生じている現象』と思われます。
(また、「音韻転化<転訛>」にも、ある程度の法則性があるように思われます。)

・・・ところで、「e-an」が「an」になっている例があるとして、
そのような『地名<音>』を聞いた人物が、その「音」を「奇異」に思わず、
「これは重母音のうち、eが脱落したものなんだナア」と了解しながら、
例えば、そこが「落ち合う」地点であったなら、何の不審も感じずに、
その地点をめざす・・・

・・・というようなことが、往時はあったということなのでしょうか?
文法的には「項数」などが正しくはない地名を、「奇異」に思わずにいられた
ものなのでしょうか?
その辺のところ、もし分かる方がいらっしゃいましたら、お教え下さい。

<>211.3.46.172<>0
422<>421<>1034088490<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>お気になさらずに<>
kumanesirです。

>
>>私なら、このanは、eanで音韻脱落したものです、という説明がないと、あれ?っと思いますね。
>>アイヌ語を知らない人にとっても親切な記述ではないと思います。
>>eanだと項数も変わってくるでしょうし、その辺の説明がないと、おかしな誤解を生むと思います。
>
> でも、山田秀三はすでにお亡くなりになっていますから、そのようなことを言っても・・・・。
>山田なりの親切だと思います。
> なんとか、アイヌ語地名に興味を持つ人が現れることを期待してのことだと思います。
>

私なら、ということですので、お気になさらずに。。。
山田氏の著作については、知里真志保氏との徹底した討論の中で出てきたものが多いと思ってますの
で、私は敬意をはらっています。今回の件についても、anは、eanであるというのなら、アイヌ語の語法
から逸脱したものではないですし。。。
<>202.224.102.49<>0 421<>419<>1034077943<><><>馬糞風<>Re:女満別<>kumanesirさんは
No.419「Re:女満別」で書きました。
>
>kumanesirです。

>私なら、このanは、eanで音声脱落したものです、という説明がないと、あれ?っと思いますね。
>アイヌ語を知らない人にとっても親切な記述ではないと思います。
>eanだと項数も変わってくるでしょうし、その辺の説明がないと、おかしな誤解を生むと思います。

でも、山田秀三はすでにお亡くなりになっていますから、そのようなことを言っても・・・・。
山田なりの親切だと思います。
 なんとか、アイヌ語地名に興味を持つ人が現れることを期待してのことだと思います。
<>211.18.97.162<>0
420<>419<>1034074829<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>訂正と追加情報<>
kumanesirです。

>私なら、このanは、eanで音声脱落したものです、という説明がないと、あれ?っと思いますね。

音声脱落は、音韻脱落の間違いです。すいません。

それと、今回の件とは関係ないですが、ちょっとわかりずらいと思うので
ご案内します。

poronupさんから、
http://sapporo.cool.ne.jp/bbs/kumanesir?page=0&ope=dum
に書き込みがありました。
該当する方がいらして、何か意見を述べたい方はよろしくお願いします。
<>202.224.102.93<>0
419<>415<>1034073806<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:女満別<>
kumanesirです。

>
> わたくしが、言いたかった記載場所とは違いますが、ほぼ同一内容です。
>山田は「地名でanは、e-amを意味します」と記載しています。
> ですから、山田の「北海道の地名」でanとあるから間違いとは言えないのです。
> 一般向けの「北海道の地名」では、文法的な複雑な説明があるとついてこない方がいると考えて
>いるためと思います。
> このため、他のことでも、検討不足を棚に上げ山田の記載が誤りであるとする方がいて驚くこと
>があります。
>

私なら、このanは、eanで音声脱落したものです、という説明がないと、あれ?っと思いますね。
アイヌ語を知らない人にとっても親切な記述ではないと思います。
eanだと項数も変わってくるでしょうし、その辺の説明がないと、おかしな誤解を生むと思います。
<>202.224.102.31<>0
418<>413<>1034073437<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>どこからか転記してないですか?<>
kumanesirです。

>> 「女満別は、mem-an-pet由来」の説は、文法的に成り立つか、なんてどうでしょ
>>うか。
>
> まだ、誰からの反応もありませんね。当然ですね。アイヌ語を知っている人なら、「何
>を言っている」となるでしょうね。
> でも、アイヌ語地名について相当調査したひとなら「ああ、あれね」となるのですが。
> でも、そのような人は、現存している人で、いったい何人いるのでしようか。
>
> 「北海道の地名」での以下の例をあり得ないと言う人は、大部分でしょう。
> noru an nay  クマの足跡・ある・川
> mem an pet  泉池・ある・川
> o sarki an nay  〜の尻・芦・ある・川
> rucis an pet  峠・ある・川
> so an nay  滝・ある・川
> kut ka an nay  崖・の上・ある・川
>

この記述はおそらく、浜田さんのホームページから転記したものと思われます。
浜田さんに転記に許可をもらったのでしょうか?
私なら、批判をするのであれば、実名で本人にメールを送るのが礼儀と思いますが、
できたらこういうケースの場合は当人どおしでやってください。
私自身は、そんなに地名には興味を持っていませんのであしからず。
<>202.224.102.101<>0
417<>409<>1034015273<>poronup@hotmail.com<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>Re:おそまきながら・・・<>私も遅まきながらコメントします。
見ていらっしゃるのかな。

>kuma-ne-sirとは、
>等脚台形の上の辺の両端に、それぞれ突起がある、
>いわば、「并」のような、
>物干し竿を立てたような形状をした山を表現したもので、
>残念ながら、
>「横山」という表現にはあたらないものとかんがえます。

そうおっしゃる根拠を教えてください。<>210.197.170.227<>0
416<>415<>1033944450<><><>馬糞風<>Re:女満別<>馬糞風さんは No.415「Re:女満別」で書きました。
>poronupさんは No.414「Re:女満別」で書きました。

>山田は「地名でanは、e-amを意味します」と記載しています。

 「e-am」は「e-an」の誤りです。
 申し訳有りません。
<>210.251.29.224<>0 415<>414<>1033944175<><><>馬糞風<>Re:女満別<>poronupさんは
No.414「Re:女満別」で書きました。

>私は山田氏の著作集を通読したことないですが、今日、ぱらぱらめくってみました。
>第4巻の最後の方に収録されている論文に、tapkop-an-nayというような地名はブローク
>ンであって、本来のアイヌ語の語法に従うとtapkop-e-an-nayが正しいと書いています。

 わたくしが、言いたかった記載場所とは違いますが、ほぼ同一内容です。
山田は「地名でanは、e-amを意味します」と記載しています。
 ですから、山田の「北海道の地名」でanとあるから間違いとは言えないのです。
 一般向けの「北海道の地名」では、文法的な複雑な説明があるとついてこない方がいると考えて
いるためと思います。
 このため、他のことでも、検討不足を棚に上げ山田の記載が誤りであるとする方がいて驚くこと
があります。

 ただし、十分な検討結果「北海道の地名」には、多数の誤りがあることも事実です。

 さすが、poronupさんですね。誰も、わたくしの提起に回答はしないと思っていましたから。
<>210.255.17.175<>0
414<>412<>1033925138<>poronup@hotmail.com<>http://www.hokutendo.com/ain.htm<>poronup<>Re:女満別<>こんばんは。

ここしばらく忙しいので書きこめませんでした。
焼尻さんの書きこみから派生した問題ですが、カエルを指すアイヌ語について投稿しよう
と思って調べて文章をまとめていたところでした。

馬糞風さん、何をおっしゃりたいのかいまいち不明です。

馬糞風さん、mem-an-petという地名が成り立つ、という主張なさりたいのでしょうか?

> でも、「anは自動詞だから、成り立たない」などというアイヌ語地名初級者が陥
>りやすい話は、願い下げです。もっとも、それすら理解できない人がほとんどです
>が。

なぜ「願い下げ」なのでしょうか。

mem-an-ptのような地名が、完全な間違いであるとまでは言えないまでも、かなりブロー
クンな構文であることを理解・説明できる人は、アイヌ語(地名)の上級者だと思うので
すが。

>  山田は文法を知らなかったのでしょうか。
>  実は、「北海道の地名」は一般向けでしかないのです。山田を知るには、
> 「アイヌ語地名の研究」を熟読するしかないのです。
>  ちゃんと書いてあります。anについて。
>
>  どうですか。読んでみての感想は。山田を見直したのではないですか。

馬糞風さんはどの記述について言及されているのですか?
具体的にどこに記述があるのか教えてください。

私は山田氏の著作集を通読したことないですが、今日、ぱらぱらめくってみました。
第4巻の最後の方に収録されている論文に、tapkop-an-nayというような地名はブローク
ンであって、本来のアイヌ語の語法に従うとtapkop-e-an-nayが正しいと書いています。

ここのことを言っておられるのか、ほかの個所なのか、こことほかの個所のことをおっし
ゃっているのでしょうか。

自分なりに著作集を読み返して探してみますが、教えてくださると助かります。<>210.165.170.114<>0
413<>412<>1033834206<><>http://www.cool.ne.jp/<>馬糞風<>Re:女満別<>馬糞風さんは
No.412「女満別」で書きました。
> 少し前は、なにやら盛り上がりましたが、最近は静かですね。
>ネタふりをを少々。
>
> 「女満別は、mem-an-pet由来」の説は、文法的に成り立つか、なんてどうでしょ
>うか。

まだ、誰からの反応もありませんね。当然ですね。アイヌ語を知っている人なら、「何
を言っている」となるでしょうね。
 でも、アイヌ語地名について相当調査したひとなら「ああ、あれね」となるのですが。
 でも、そのような人は、現存している人で、いったい何人いるのでしようか。

 「北海道の地名」での以下の例をあり得ないと言う人は、大部分でしょう。
 noru an nay  クマの足跡・ある・川
 mem an pet  泉池・ある・川
 o sarki an nay  〜の尻・芦・ある・川
 rucis an pet  峠・ある・川
 so an nay  滝・ある・川
 kut ka an nay  崖・の上・ある・川

 山田は文法を知らなかったのでしょうか。
 実は、「北海道の地名」は一般向けでしかないのです。山田を知るには、「アイヌ語地
名の研究」を熟読するしかないのです。
 ちゃんと書いてあります。anについて。

 どうですか。読んでみての感想は。山田を見直したのではないですか。
<>211.18.97.195<>0
412<>0<>1033796857<><><>馬糞風<>女満別<> 少し前は、なにやら盛り上がりましたが、最近は静かですね。
ネタふりをを少々。

 「女満別は、mem-an-pet由来」の説は、文法的に成り立つか、なんてどうでしょ
うか。

 でも、「anは自動詞だから、成り立たない」などというアイヌ語地名初級者が陥
りやすい話は、願い下げです。もっとも、それすら理解できない人がほとんどです
が。<>210.255.16.6<>0
411<>0<>1032945987<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>
大野晋教授の解説文から<> いまから25年ほどまえのことでしょうか、大野晋教授がタミル語起源説を提唱
されたとき『日本語とタミル語』という本で、いかに日本語がタミル語に似ている
かを解説されました。
 その解説文が並んでいる行間に「アレッ?」と思える語彙が出ていたのです。
 下記はその抜粋です。

      ……………………
タミル語          アイヌ語

pongal  沸き立つ     pop
accan   父 
nina   長い       ni
man   粒としての土   mana
kam 荒々しい騒音   kuma
nel    似る        ne
onk-u  上昇する 上げる
tat-i   断つ
ut-u   物と物のあいだ
kump-i  悪臭放つ泥土   komon
para 広がっている場所
poro   巨大である、なる
zaka   小枝
gara 薪         karani
rap 羽         rap
kapali   こうもり     kapap

 こんなのがネパール語には 460 もあるのです。
<>61.214.1.71<>0
410<>86<>1032212288<><>http://www.cool.ne.jp/<>JRB<>おくればせながら2<>kumanesirさんは
No.86「Re:「和人は舟を食う」?!」で書きました。
>>さて、「オオカミウオ」をアイヌ語でなんと言うかは、いくつかの信頼できる文献を調べ
>>てみましたが、分かりませんでした。特に動物の名前については、さっきふれた知里真志
>>保の『アイヌ語分類辞典』が非常に詳しいのですが。それにも載ってませんでした。

名前がつくか?
呼称があるか?

・・・は、その対象を、アイヌの人々(のかなり多く)が
見たことがあるかどうかです。

オオカミウオは、深海性の魚です。
あまり、通常的に、食糧としたとは思えません。
・・・だから、名前・呼称がない・・・と思われます。
それに、この魚は、オホーツク海の魚ですから、
知里先生の辞典に掲載されていなくても不思議ではありませんネ。

おくればせながら、あしからず。
<>211.3.46.162<>0
409<>14<>1032211619<><>http://www.cool.ne.jp/<>JRB<>おそまきながら・・・<>kumanesirさんは
No.14「Re:祝・HP開設!」で書きました。
>kuma-ne-sirとは、金田一京助の弟子で東大出身のアイヌ学者「知里真志保」の
>アイヌ語地名辞典にありますが、「横棒-のような-山」すなわち「横山」と
>書かれてたので、私の名前と同じだったんでペンネームにしたんです。

kuma-ne-sirとは、
等脚台形の上の辺の両端に、それぞれ突起がある、
いわば、「并」のような、
物干し竿を立てたような形状をした山を表現したもので、
残念ながら、
「横山」という表現にはあたらないものとかんがえます。

「横山」ならsamatki-nupuriあたりの方が
よりbetterでしょうか?

おそまきながら、書いておくこととします。
他意はありませんので、あしからず。

でも・・・ずいぶんカウンターの数が増えましたね。
<>211.3.46.162<>0
408<>399<>1031763284<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>削除はしません<>kumanesirです。

> 掲示板管理者はリクツあとまわしで、「気分」だけでカキコ主が誰であれ、削除してもいいです。
>

アイヌ語に関する話で、誰かと議論が成立しているのであれば、私の方から言う事は
何もありません。ご自由にやってください。
<>202.224.102.42<>0 407<>402<>1031662121<><><>穏健派<>Re:お騒がせしています<> お返事いただいて恐縮です。
 いくつか、私なりの率直な反論を試みてみます。

> これは、特に数学とか物理学で顕著な現象だということだそうですが、それまでの理論があてはまらなく
>なったときには、人類(西洋文明なんでしょうけど)はまさに「天啓」ともいうべき新しい理論に恵まれて
>飛躍し、現代の水準に達した……そうですね。

 しかし、その理論を立証することのできなかった数学者、物理学者はいたのでしょうか?

> ナチスの科学者は、ベルリンに屯している“キチガイと言われて
>いる変人”を集めて、彼らが謂う意見に素直に耳を傾けたのでした。そしてそこから、新しい原理を抽出で
>きてVー2ロケット爆弾を開発することに成功したのです。

 このロケット爆弾の構造についても、「なぜ飛距離が出せるか」という理由や、その爆弾の構造等は、直
接の製造者であるナチスの科学者には説明可能だったはずです。
 また、「新しい原理」についても、なぜそれが正しいのか、その「証明」をすることができたはずです。
 もちろん、解かれていないパラドクスがあることは承知しておりますが、なぜそう考えるに至ったか、そ
の理由は説明されているはずです。

> 考えてもみてください。朝鮮語もアイヌ語も日本語も孤立言語……?? こんな投げやりな学問ってあり
>ますか? こんな学問のもとで、どれほどの庶民が苦しんできたことでしょう。

 最後に、私個人としては、言語学は庶民を苦しめることもないかわり、庶民の役に立つことも、めったに
ないものと考えいることを申し添えます。

 管理人様、場所をお借りする結果となったことをお詫びいたします。申し訳ありません。<>219.168.144.27<>0
406<>400<>1031624659<>poronup@hotmail.com<>http://www.hokutendo.com/ain.htm<>poronup<>Re:朝鮮語とアイヌ語<>>これは知里さんのご友人の方が書かれた本です。
>しかし、実は当時アイヌ語を学ぼうという気が皆無でしたので、古本屋に出して
>しまいまして(今になって大変後悔しています)・・・。
>今、必死にタイトルを思い出そうとしているのですが思い出せないでいます。すみません。

おそらく北大で知里真志保と同僚だった地理学者・湊正雄氏の『アイヌ民族誌と知里真志保さんの思い出』(築地書館)ではないでし
ょうか。
今、手元に現物がないのであとで確認しておきます。
この本は知里真志保についての貴重な証言だと思います。引用されている知里真志保の発言等がどれぐらい正確なのか、という問題は
ありますが。

ちなみに、この本はたまに古本屋で見かけます。
上記の古本屋でも売っています。参考までに。

>これは現在私が読んでいる、金成まつさん(金田一京助氏訳)のユーカラ集から抜粋したものでした。

第何巻の何ページでしょうか。探すのは大変かもしれないので、すぐ分かるのでしたら教えていただけると助かります。
私は私で探してみます。

>じ、実は、少々でしゃばって余計なことを書いてしまったかな、と反省していますので、>どうぞ私にはおかまいなしにお話を続けて
ください…。

いえいえ、どうして。
世の中にはいろいろな人がいます。いろいろな人のいろいろな意見を聞くのは勉強になります。私こそいろいろでしゃばって書きこん
だりもしてますので、何か疑問・意見等ございましたら遠慮なくお聞かせ下さい。<>210.197.170.239<>0
405<>399<>1031621825<>poronup@hotmail.com<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>さらに<>>こういうアイヌ語をめぐる発言を圧殺する根拠は何なんですか?

反論しただけで「圧殺」ですか???

ただ、反応もないのに、一方的に自分の「説」をずらずら書くのはいいことだと思いません。
だから管理人・kumanesirさんがご自分の掲示板に書いてください、とおっしゃったのではないでしょうか。<>210.197.170.228<>0
404<>399<>1031621789<>poronup@hotmail.com<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>続き<>>kekke
chep というアイヌ語彙は提示したはずですが、これに限っては“黙殺”……ですか?
>これをナマかじりのアイヌ語アマチュアが chep(魚)と思って食ったら、研究者全員の責任でしょう。
> ※ ポーランド、ドイツ、ネーデルラント3国で蛙を kikke と言っているのです。
>ま、これは擬音語ですので、偶然の一致度は高いでしょうがね。

kekke-cepは見たことありますが、どこでの言い方だったでしょうか。

おっしゃるとおり、偶然の一致の可能性が高いと思います。

ipeについてですが、カエルのことをterke-ipeと言う地方があります。
サケのことをsipe(←si-ipe)と言ったり、タチウオのことをinunpe-ipe(炉縁のipe)と言ったりしますので、ipeという単語
は魚類を指すようです。
terke-ipeは、terke(はねる)するipeだと考えられます。
(ただし、飛び跳ねては虫を捕まえるので「terkeしてipe(食事)する生き物」の意味であると考える人もいます。)

こう考えると、昔のアイヌはカエルは魚の仲間であると考えていたのかもしれません。
ちなみに、カエルは飢饉のときに食べていたという話を萱野さんが書いています。

>「あしびきの」という枕ことばのなかに、アシ(馬)が食ったら bik(毒)になるから、
>馬酔木という語彙があります。よろしい、pikki が日本語からアイヌ語へ入ったと
>しましょう。すると、そのアシビキはネパール語
>や中央アジア語でしか分析できない……と、小生は言っているのです。

そもそも「丘や山」にかかるという枕詞の「あしびきの」とカエルのビッキは関係があるのでしょうか。
おっしゃる意味がよく分かりません。

日本語の短歌の枕詞は語源を解釈するのは難しいようですが、それを朝鮮語やアイヌ語、ポリネシア語などで解こうとしている人
がいるのは知ってますが、私はあまりそういう説には興味ありませんので。
私が論じているのは、あくまでアイヌ語のpikkiの語源です。<>210.197.170.228<>0
403<>399<>1031621694<>poronup@hotmail.com<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>お答えします<>>「それはないでしょう
」の根拠を明確に言えないかぎり、同じ理論のスジで
>「それはないでしょう」。
>北海道に近いところの言語なら採用可能、遠いところはダメという根拠は何ですか?
>では興安嶺周辺は○ですか、×ですか。
>その少し西の敦煌では○ですか×ですか。
>その先の亀茲では×なんでしょうね。言語といえど科学を以ってすべし。
>気分でやってはいけませんよね

こういう書き方をしてくださると非情に分かりやすいです。
こういう形で反論してくだされば議論がしやすいです。

では、お答えしましょう。

私が問題にしているのは、距離ではありません。
まずは何よりも接触の有無です。

遠い近いだけで論じると、何キロメートル以内ならオッケーなのか、という議論になってしまいます。

以前も書きましたように、アイヌと実際に接触していたのが明らかな和人やニブフ、ウィルタなどの周辺民族の言葉からなら、ア
イヌ語に単語が借用されていてもこれは不思議ではありません。

しかし、飛行機が存在する現代ならまだ知らず、ネパール語やタジク語からどのような経路でアイヌ語に単語が借用されるという
のでしょうか。ネパール人やタジク人が北海道または樺太にやってきた、もしくは、住んでいた、という祥子があるのでしょう
か。それとも、アイヌがネパールやタジキスタンに交易にでも行っていたとでもいうのでしょうか。

そもそも、北海道のカエルは毒がないみたいですよ。

pikkiの場合、北海道に入植した和人の多くが東北からの移民だったので、東北方言の可能性が高いと考えた次第です。
もし九州方言の「ビキタン」が入ったのでしたら、pikitanに近い音で残っていないとおかしいのではないでしょうか。<>210.197.170.228<>0
402<>401<>1031601373<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:お騒がせしています<>穏健派さんは
No.401「お邪魔します」で書きました。
 
 お騒がせしてすみません。
 これは、特に数学とか物理学で顕著な現象だということだそうですが、それまでの理論があてはまらなく
なったときには、人類(西洋文明なんでしょうけど)はまさに「天啓」ともいうべき新しい理論に恵まれて
飛躍し、現代の水準に達した……そうですね。

 小生は愚昧であることこのとおりなんです。しかし、ドイツ・ナチスはひとが乗っていない状態で、ドイ
ツ領内部から爆弾を飛ばし、ロンドン市街を空爆することに成功しました。
 この開発を至上命令として任命をうけたナチスの科学者は、ベルリンに屯している“キチガイと言われて
いる変人”を集めて、彼らが謂う意見に素直に耳を傾けたのでした。そしてそこから、新しい原理を抽出で
きてVー2ロケット爆弾を開発することに成功したのです。

 考えてもみてください。朝鮮語もアイヌ語も日本語も孤立言語……?? こんな投げやりな学問ってあり
ますか? こんな学問のもとで、どれほどの庶民が苦しんできたことでしょう。
 仰せの音韻対応法則や言語系統樹という言語処理の基準が間違っていたからこそ、そういう投げやりな学
問となったのではないでしょうか?

 皮肉にも……、精密な理論の跡は知りませんが、言語学者たちが興味を示して、語源開発には注意も関心
も示すことがない様になった“構造主義”によって、至上と思ってきたヨーロッパ文明とオセアニアの文明
のあいだには、なんら高低の差を設けるべきではないことがハッキリしてきました。 

 小生はむろん天才ではありません。しかし、このままでは語源開発や言語考古学に寄与すべきアイヌ語研
究が、行詰まっていること、その打開の方法の端緒を掴んだことを訴えているだけです。

 だいぶ下に方になりましたが、きのふ『こらぼれ・掲示板』http://tcup7114.tripod.co.jp/stan/bbs
に「夢想 ヒッタイト」の見出しで書いていますので、ご一読くだされば幸いです。
 『ユー・アイ掲示板 2 言語篇 』 http://www.you-i.org/treebbs/0/index.html にも分り易く書いた
つもりです。こんごも、率直なご意見をお聞かせ下さるべくお願い申しあげます。

 
<>61.214.2.122<>0
401<>393<>1031582641<><><>穏健派<>お邪魔します<> 焼尻さまの説、もちろん正しい可能性は否定できませんが、私は根拠が薄いと思いま
す。
 言語の同系関係を証明するためには、音韻対応の法則が大切ですよね。ご存知グリムの
法則では、インド・ヨーロッパ祖語の/b/の音がゲルマン諸語では/p/に対応することが証
明されています。(対応の詳細は下記に挙げておきます。念のため。)

   インド・ヨーロッパ祖語   ゲルマン諸語
   /b,d,g/      > /p,t,k/
   /p,t,k/      > /f,θ,x,(h)/
   /bh,dh,gh/   > /b,d,g/

 このようにはっきりした(しかも例外のない)法則が、アイヌ語と他の言語の間に認め
られれば、それは誰しもが同系関係を信じるほかないでしょう。

 でも、今までの御説を拝見している限りでは、複数の言語の複数の単語と、アイヌ語の
単語とを比較して意味と形が似ている、と言われているだけで、法則も根拠もありませ
ん。説得力がない以上、偶然の類似と思われても仕方がないと思います。

 焼尻さまの説が後世認められる可能性はありますが、その時まで御説を世人に保存して
おいてもらうためは、もう少し緻密な仮説を構築するべきではないでしょうか。

 また、音の対応について考える際には、某書(ここで特定の書物を批判していいのか判
断できなかったため、某、としておきます)のように、アイヌ語の音を、なんにでも対応
させてはいけません。たとえばアイヌ語の音素/a/を、あるときは日本語の/b/と対応さ
せ、またあるときは日本語の/c/と対応させる、などのやり方では、説得力に欠けますし、
第一、でっちあげだって可能になります。

 でしゃばって長く書きすぎました。失礼いたしました。<>219.168.144.27<>0 400<>397<>1031535328<><>
<>momo<>Re:朝鮮語とアイヌ語<>こんにちは
なんだかお手をわずらわせてしまいましたね。

>>「水」は元来はウルと呼ばれていたが、朝鮮語のウォルと関係があるかもしれない、日
>>本語でも水をウルといっていた(ウルかす)。
>という引用(もしくは要約)はどこに書かれていた記述でしょうか?

これは知里さんのご友人の方が書かれた本です。
しかし、実は当時アイヌ語を学ぼうという気が皆無でしたので、古本屋に出してしまいまして(今になって大変後悔していま
す)・・・。
今、必死にタイトルを思い出そうとしているのですが思い出せないでいます。すみません。
しかし、日本語で「うるかす」と、日常なにげなく使われている言葉についての記述は、非常に鮮明に記憶しているので“ウ
ル”と書かれていたのは間違いないのですが、“ウォル”についてはひょっとすると“ムル”だったかもしれません。

>これは、どこかに出ていた例文ですか?
>setaknoは、少しの間、という意味の副詞なので、somoがつくと、短からぬ間、つまり、しばらく、という感じに
>解釈していいのでは。
>よかったら、どのような文脈で使われていたのか教えてください。

これは現在私が読んでいる、金成まつさん(金田一京助氏訳)のユーカラ集から抜粋したものでした。

じ、実は、少々でしゃばって余計なことを書いてしまったかな、と反省していますので、どうぞ私にはおかまいなしにお話を
続けてください…。

<>211.134.77.164<>0
399<>391<>1031487845<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:発言権なければ削除
OK よ<> 掲示板管理者はリクツあとまわしで、「気分」だけでカキコ主が誰であれ、削除してもいいです。

>それはないでしょう(苦笑)。
>
★ 「それはないでしょう 」の根拠を明確に言えないかぎり、同じ理論のスジで 「それはないでしょう」。
 北海道に近いところの言語なら採用可能、遠いところはダメという根拠は何ですか?
 では興安嶺周辺は○ですか、×ですか。
 その少し西の敦煌では○ですか×ですか。
 その先の亀茲では×なんでしょうね。言語といえど科学を以ってすべし。気分でやってはいけませんよね。

  kekke chep というアイヌ語彙は提示したはずですが、これに限っては“黙殺”……ですか?
 これをナマかじりのアイヌ語アマチュアが chep(魚)と思って食ったら、研究者全員の責任でしょう。
 ※ ポーランド、ドイツ、ネーデルラント3国で蛙を kikke と言っているのです。ま、これは擬音語ですの
  で、偶然の一致度は高いでしょうがね。

 「あしびきの」という枕ことばのなかに、アシ(馬)が食ったら bik(毒)になるから、馬酔木という語彙が
あります。よろしい、pikki が日本語からアイヌ語へ入ったとしましょう。すると、そのアシビキはネパール語
や中央アジア語でしか分析できない……と、小生は言っているのです。こういうアイヌ語をめぐる発言を圧殺す
る根拠は何なんですか?
 しかも、この「あしびきの」が、なぜ「丘や山」にかかるのか……アイヌ語や日本語研究だけ答えられますか?

 30分間だけ、「紋次郎がいうことは本当だ」と思っておらのカキコをみてください。
 俄然、目の前から暗雲が消え去りますから……。
 そういうトンカチアタマが八木無線を拒否して日本を敗戦に導いたのです。日本はアメリカより早く無線を開発
 していたんですよ!
 「そんな目立つもの(無線塔)立てたら敵艦からみつかり易いじゃないか」というリクツに同意できますか?
 
>旭川地方だけ日本語の東北方言から採り入れたと考えた方が合理的ではないかと私は思いますがいかがでしょうか。
★ どうして「東北」と限定されるのですか? 九州ではむしろ「ビキタン」が標準語です。
  ビキタンのタンは「たにぐく」の TAN-i で、「身体・五体」という意味です。「ぐく」がタジク語の蛙です。
 
<>61.119.149.226<>0
398<>397<>1031459661<>poronup@hotmail.com<>http://www.islandnet.com/~edonon/ainu.htm<>poronup<>失礼<>>どこかの文献に書かれている

文章が切れてました。すいません。

どこかの文献に書かれている語彙を、あちこちから拾い集めただけで、充分にアイヌ語を理解した上で比較しているわけでは
ないようです。<>61.209.77.176<>0
397<>396<>1031459461<>poronup@hotmail.com<>http://www.islandnet.com/~edonon/ainu.htm<>poronup<>朝鮮語とアイヌ語<>お返事ありがとうございます。

ところで、前回の投稿で書かれていた、

>「水」は元来はウルと呼ばれていたが、朝鮮語のウォルと関係があるかもしれない、日
>本語でも水をウルといっていた(ウルかす)。

という引用(もしくは要約)はどこに書かれていた記述でしょうか?

確か、地名小辞典に書いてあったんじゃないかと思ってworの項を見てみたところ、朝鮮語との関係については書か
れてませんでした。
(atuyやnayについては記述があります。)

私が見た範囲では、著作集第3巻に収録されている「ユーカラの人々とその生活」に朝鮮語のムルと関係があると
書かれています(著作集50p)。
現代朝鮮語では、水のことをムル(mul)と言います。momoさんが引用されているウォルとは、ほかの文献に書かれ
ているものなのでしょうか。
ムルは、中期朝鮮語ではもしかしたら違う音なのかもしれません。

知里真志保は、この論文で、朝鮮語の「バタイ」が、アイヌ語のatuyと関係ある「かも知れない」と書いてます
し、その他いくつか例を挙げて、朝鮮語との関係を示唆していますが、断定は避けています。

確かに、以前、中期朝鮮語の文献を読んでいて、砦の意味の、「サシ(sas-iだったかな?)が出てきて、似ている
な、と思ったことがありますが、私の印象では、似ている語彙はそれほど多くもないような気がします。ただ、辞
書をめくって探し出せばそりゃいくらかは出てくるでしょうが…。

そういえば、アイヌ語とバスク語は関係があるというHP作っている方がいます(↑)。
しかし、掲げてある単語の意味がかなり間違っています。また、方言もめちゃくちゃです。
どこかの文献に書かれている

やはり、言語の比較をする以上は、きちんとその言語についての知識を持っているのが最低条件だと思います。

>somoですが、somo setaknoは「ややしばらく」でいいのでしょうか?

これは、どこかに出ていた例文ですか?
setaknoは、少しの間、という意味の副詞なので、somoがつくと、短からぬ間、つまり、しばらく、という感じに
解釈していいのでは。
よかったら、どのような文脈で使われていたのか教えてください。

<>61.209.77.176<>0 396<>390<>1031444031<><>
<>momo<>Re:ご教示ありがとうございます。<>poronupさんは No.390「Re:すいませんが。。。」で書きました。

>朝鮮語の場合は地理的に比較的近いので、何らかの関係があるかもしれません。
>しかし、断定はできないと思います。
>ただ、近代以前にアイヌと朝鮮人が接触していたという証拠・記録がありませんので、もし両者
>に関係があるのだとしたら、相当の古代にさかのぼると思います。
>(江戸時代に利尻島に漂着した朝鮮の役人・李志恒というような人がいましたが、こういった偶
>発的な接触は考慮に入れるわけにはいかないでしょう。)

そうですね。poronupさんのおっしゃるとおり古代の話かな?と思います。
知里真志保先生は「“ウル”=“水の民に共通”」でした。古代の話なので“ワッカ”や“ペッ”ではな
くウルだったと思います。
前回、焼尻さんは知里真志保先生の影響もあるのかな、と思ったのですが、過去の氏の投稿をよく読むと
知里先生を否定されているようでしたので、私のカンチガイだったことがわかりました。
特に知里先生の信者というわけではありませんが、知里真志保先生をコ馬鹿にしたような投稿に、少なく
とも私自身は不快な気分になりました。ま、最初にきちんと目を通さなかった私が悪いのですが…
これは知里真志保先生だから、というわけではありませんので誤解のないようお願いします。

>確かに、日本語と朝鮮語とアイヌ語を比較してみるといろいろ興味深い共通点もあったりもしま
>す。
>否定のsomoが動詞の前に来るのは、朝鮮語と同じです。これなどは日本語にない現象なので興
>味深いです。

当方は朝鮮語は全くの無知ですが、共通点があるのは興味深いですね。
somoですが、somo setaknoは「ややしばらく」でいいのでしょうか?
また、サイトの紹介をどうもありがとうございました。

<>211.134.78.101<>0
395<>394<>1031433249<><>http://www.cool.ne.jp/<>JRB<>足元から・・・<>現在の言語学に・・・デニケン・・・を引っ張り出さなくてもよいでしょう。
隣接する民族間の言語を比較検討するのが、現在すべきことと思います。

例えば、アイヌ語なら、朝鮮半島、沿海州、サハリン、千島列島・・・
カムチャッカ半島・・・
当面、丸木舟でも通交可能な範囲が、文化・言語の交流の範囲のような圏域
・・・と思います。

そもそも、アイヌ語自体についても、つまびらかに
言語体系が判明しているというものでもありません。

足元から、slow and steadly で固めていきたいものと
自戒を込めて・・・
<>211.3.46.28<>0
394<>393<>1031413665<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>どうしたらよいでしょう<>
kumanesirです。

>* Kumanesir さん、要するにみんなが価値観が成立するメカを常識として把握すれ
>ばそれでいいんでしょ? 

私が言いたいのは、この掲示板は、語源について究極的なものをテーマにしている
わけではないということです。あくまでもアイヌ語がメインですと言っているだけ
です。
語源について究極的なものについては焼尻さんの掲示板でやっているわけですから、
そちらでどうぞと言っているだけです。
価値観というのは、みんな違うと思いますよ。同じと思うのは幻想でしょう。
たとえ、どんな世の中になろうが、自由意志があれば、このことは変わらない
でしょう。
議論する場合に、前提条件が違うと議論できない、というのはあると思いますが、
価値観というのを前提条件という意味で使っているのであれば、議論は永遠にかみ
あわないでしょうね。

>
>ユーラシア規模で族際的です。ここにも小生の論拠があるのでしたが、それを出す前に
>Kumanesir さんのほうでネを挙げられた……という流れだったのかな?

私自身は、正直に言えば、あまり語源的なものには、そんなに興味を持てないのです。
それだけです。掲示板を管理するものとして、他の人の書き込みがなく、謎かけみた
いな書き込みをして、客観的にきちんと誰にでもわかる書き込みがなければ、やめて
もらいたいというのがその流れです。

>たって類似を見せる言語現象など、驚嘆すべき事実があります。それらを先に訴えるべ
>きでしたが、その領域は「アイヌ語」から離れてしまうこともタシカです。

アイヌと地理的に近いところとのアイヌ語との類似することばがあれば、興味深い
ところです。しかし、焼尻さんの掲示板もあることですし、敢えてここに書き込みが
なくてもよいでしょう。

>間経過をもっているのです。ここから目を離しては言語といえどアチャラカ議論にしか
>なりません。
>

どうぞ、究極の道を歩みください。私は地に足がついたところで、充分満足です。
<>202.224.102.61<>0
393<>0<>1031351309<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>価値観メカ、言語理論を先に出すべきデシタ。<>
 薄皮一枚で首がつながっているみたいで‥‥
* Kumanesir さん、要するにみんなが価値観が成立するメカを常識として把握すれ
ばそれでいいんでしょ? 個人や社会が特定の価値象を持つに至るまでの価値観メカは
もたもたしている現代哲学を飛びこえて、わがH.P でQ.E.D. です。

* 田村すゞ子先生がご研究中のバスク語にはTRAPU(布きれ)ZAPI(ハンカチ)な
る語彙が厳然としてあります。これは村山七郎さん摘出の*TAPHI(小布)でなくて何
でしょう。しかも、語彙にヨーロッパ発音癖の TR- まで取り入れている……。

* 小生の過ちもたしかでした。わがH.P で言語リロンを構築中ですが、遅れていま
す。アイヌ語ばかりを見ていらっしゃる皆さんとは「一種の流派?」がちがうのですか
ら、皆さんには、これを先に見てもらうべきでした。おおいに反省しています。

* 金属精錬士の語彙はアラッキ(焼酎)や*BACCA(家畜・子牛)などと同様に、
ユーラシア規模で族際的です。ここにも小生の論拠があるのでしたが、それを出す前に
Kumanesir さんのほうでネを挙げられた……という流れだったのかな?
 ウイルタにもギリヤークにも、フィリピンにもクルド語にもアラッキが入っています。
 こういう事実を先にお見せしてもよかった‥‥でした。
 インド・グループとオセアニア.グループとが 基礎200語彙において40%にわ
たって類似を見せる言語現象など、驚嘆すべき事実があります。それらを先に訴えるべ
きでしたが、その領域は「アイヌ語」から離れてしまうこともタシカです。
 
* われわれは 最大古いとこで6000年前ぐらいしか考えきれずにいました。
 アイヌ民族といえども命の場は45億年、人間らしくなってからだけでも15万年の時
間経過をもっているのです。ここから目を離しては言語といえどアチャラカ議論にしか
なりません。
<>211.130.246.207<>0
392<>386<>1031329411<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>困りましたね<>
kumanesirです。

焼尻紋次郎さんは No.386「Re: わかりました」で書きました。
> 
> わかりました。このようなハッキリした表明は掲示板を健全に保ちます。
> 同時に、その根拠(なぜ興味が喚起されないか)をリクツで言う必要を感じます。
> この感慨は個人の領域のみには留まらないでしょう。
> ぜひ、そのリクツを『ユー・アイ掲示板 2 言語篇 』
>http://www.you-i.org/treebbs/0/index.html
>で表明してください。
>

人には、いろいろな思いですとか、考えがあると思います。
私は、自分の価値観を人に押し付けるべきではないと考えていますし、
押し付けられるのも基本的に好きではありません。
この掲示板は、特にアイヌ語に興味のあるものどうしが興味のあるものを
書き込みをしていくような掲示板にしていきたいと思っています。
一人の人が独占的に書き込みをしていって、何の反応もないような掲示板
にはしたくないだけで、それ以外に意味はありません。

焼尻さん自身、世の中のあらゆる事象に興味があるわけではないですよね。
すべてのことを好意的に受け取ることもできないでしょう?
それは個々人みんな違うわけですから、仕方がないことです。
理屈などこねくりまわしても、おそらく言い尽くせない部分もある
でしょうし、言い方一つで誤解される部分もあるでしょう。
つまるところは、お互いに興味のあるものを興味のあるものどうしでいう
ことに尽きるのではないでしょうか?
<>202.224.102.58<>0
391<>363<>1031325965<>poronup@hotmail.com<>http://www.kaeruclub.jp/kaeru/media/tv/bickies.html<>poronup<>ビッキ<>>ビキの語源はネパール語の
BIK(毒)I(者……アイヌ語とほとんど同一)です。

それはないでしょう(苦笑)。

それはともかく。

ビッキがアイヌ語から日本語に入ったと思っている人が多いようですが、私はアイヌ語のpikkiはおそらく日本語から移
入したと考えています。
私の知っている限りでは、カエルをpikkiと呼ぶのは旭川近辺の地域だけです。
その他の地域では、terkepi、terke-ipe、oowatなどです。アイヌ語の古語が旭川にだけ残っていると考えるよりは、
旭川地方だけ日本語の東北方言から採り入れたと考えた方が合理的ではないかと私は思いますがいかがでしょうか。

そういえば、昔、テレビで「がんばれレッドビッキーズ」というドラマがありましたね。少年野球団(部?)が主人公
です。
年がばれますが(笑)。

このビッキはカエルの意味だと番組で言ってたのは覚えてましたが、どこの言葉のか分かったのは大人になってからで
した。ネットで調べたところ、原作者の石森章太郎は宮城出身なのでおそらくそっちからとったのではないか、という
ことです。(参考URL: ↑)
ヒキガエルの「ヒキ」と同源ですね。<>210.197.170.223<>0
390<>387<>1031324284<>poronup@hotmail.com<>http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/insa.htm<>poronup<>Re:すいませんが。。。<>momoさん、はじめまして。

>これまでの焼尻さんとPoronupさんのやりとりを拝見させていただきましたが、
>焼尻さんの一見とんでもないような発想は、知里真志保先生の影響なのかとばかり思っ
>ていました。
>
>「水」は元来はウルと呼ばれていたが、朝鮮語のウォルと関係があるかもしれない、日
>本語でも水をウルといっていた(ウルかす)。
> 
>というような内容を、知里真志保先生の本で読んだ記憶があります。
>しかし、これでは確かになんでもこじつけれますから、やはりこのような方法はタブー
>なんだろうな、と思いました。

朝鮮語の場合は地理的に比較的近いので、何らかの関係があるかもしれません。
しかし、断定はできないと思います。
ただ、近代以前にアイヌと朝鮮人が接触していたという証拠・記録がありませんので、もし両者
に関係があるのだとしたら、相当の古代にさかのぼると思います。
(江戸時代に利尻島に漂着した朝鮮の役人・李志恒というような人がいましたが、こういった偶
発的な接触は考慮に入れるわけにはいかないでしょう。)

確かに、日本語と朝鮮語とアイヌ語を比較してみるといろいろ興味深い共通点もあったりもしま
す。
否定のsomoが動詞の前に来るのは、朝鮮語と同じです。これなどは日本語にない現象なので興
味深いです。

また、朝鮮語では動詞と形容詞の違いが非常に希薄なのも興味深いです。
アイヌ語には動詞と形容詞の区別はなく、形容詞はすべて動詞として扱われます。
これについては参考までに、検索して引っかかったサイトを紹介しておきます。

(↑)と(↓)

http://www.nicol.ac.jp/~choes/kouza/yoketu/hglyougen.html

http://home.att.ne.jp/yellow/han-lab/hangeul/note9907.html<>210.197.170.223<>0
389<>386<>1031322703<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>Re: わかりました<>> わかりました。このようなハッキリした表明は掲示板を健全に保ちます。
> 同時に、その根拠(なぜ興味が喚起されないか)をリクツで言う必要を感じます。
> この感慨は個人の領域のみには留まらないでしょう。
> ぜひ、そのリクツを『ユー・アイ掲示板 2 言語篇 』
>http://www.you-i.org/treebbs/0/index.html
>で表明してください。

この掲示板の問題はここで議論すべきことではないでしょうか?

また、掲示板を拝見したところ、本名・電話番号・住所を焼尻さんに教えないと書きこんでは
いけない、と書いてあります。
これでは、kumanesirさんに、個人情報を教えろと強要しているようなものです。<>210.197.170.223<>0
388<>386<>1031322445<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>焼尻 様<>焼尻さん、私は以前こう書きました。

************************************
北海道や樺太にタジク人やネパール人がやってきたとか、アイヌと接触した事実でもあるので
しょうか?
似たような音の単語を探してきてこじつけるだけだったら、世界のほかの言語でもできます
よ。
carankeやranke-tamはアイヌ語として無理なく分解・解釈できる言葉です。
************************************

それに対し、こうお書きになりました。

>ネパール語やラ−ルング語でも無理なく分解・解釈できる言葉です。

私の上の文章の意味がまったくお分かりにならないのでしょうか???

たとえば魚の名前「ままかり」は、あまりにもおいしいの隣の家のご飯(まま)を借りたの
で、「まま借り」と呼ぶようになったのである、というのが語源であると言われています。

しかし、フィジー語でもグルジア語でもバスク語なんでもいいですが、日本語とまったく関係
ない言語にmamaという単語があったとして、だからママカリの語源はフィジー語だ、とか、
やれグルジア語、だとか論じて何の意味があるのでしょうか?

焼尻さんのおっしゃっていることは、それと同じだと思います。
単なる語呂合わせのオジツケではないでしょうか。
前回も書きましたが、このような語呂合わせの語源解釈には今後返答するつもりはありませ
ん。
一人の人が、ほかの人のレスがつく前に自分でどんどん説を書くだけでしたら、意見交換のた
めの掲示板としては意味がないと思います。
これではついていけません。

単にご自分の「説」を宣伝したいだけでしたら、ご自分のHPでお書きになればいいと思いま
すが。これではいつまでたっても平行線です。

ただし、そのような語源解釈以外の問題でしたら議論してもいいかと思っています。
今後ともよろしくお願いします。<>210.197.170.223<>0 387<>385<>1031309790<><>
<>momo<>Re:すいませんが。。。<>はじめまして。現在アイヌ語を勉強しているものです。
これまでの焼尻さんとPoronupさんのやりとりを拝見させていただきましたが、
焼尻さんの一見とんでもないような発想は、知里真志保先生の影響なのかとばかり思っ
ていました。

「水」は元来はウルと呼ばれていたが、朝鮮語のウォルと関係があるかもしれない、日
本語でも水をウルといっていた(ウルかす)。
 
というような内容を、知里真志保先生の本で読んだ記憶があります。
しかし、これでは確かになんでもこじつけれますから、やはりこのような方法はタブー
なんだろうな、と思いました。

<>211.134.78.231<>0
386<>385<>1031307348<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re: わかりました<>kumanesirさんは
No.385「すいませんが。。。」で書きました。
 
 わかりました。このようなハッキリした表明は掲示板を健全に保ちます。
 同時に、その根拠(なぜ興味が喚起されないか)をリクツで言う必要を感じます。
 この感慨は個人の領域のみには留まらないでしょう。
 ぜひ、そのリクツを『ユー・アイ掲示板 2 言語篇 』
http://www.you-i.org/treebbs/0/index.html
で表明してください。
<>61.118.156.205<>0
385<>383<>1031233500<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>すいませんが。。。<>kumanesirです。

申し訳ないですが、
もう皆さんの反応もないみたいですので、
書き込みをやめていただきたいのですが。。。

私自身も興味がありません。

ご興味のある方は、
焼尻紋次郎さんの
『ユー・アイ掲示板2 言語篇 』http://www.you-i.org/treebbs/0/index.html
の方でお願いします。
<>202.224.102.88<>0
384<>382<>1031139760<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>Re:追加<> ずいぶんいろんな考え方があるものですね。
調べてみたら「地名アイヌ語小事典」にもareの項に火に関連した記述がありまし
た。
 「燃える」でもape uhuyという表現はみかけませんが、、。<>210.196.12.28<>0
383<>0<>1031105749<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>
言語比較が知られていないアイヌの宇宙間を摘出した <> cyu は水旅、cyupは太陽・月。
 またまたスペルがちがうとチャランケ受けそうだが、もともとアイヌには文字なんざは
なかったのだ。チャランケつけた伊藤せいちニシパは、みんな意味がわかったヨ。

 大空にあって、水旅をする P が日月でした。
 なぜ、大空が海になるのか……。それは、日本語アマ(海・天)VS ネパール語 AKAS
(空)……sagar(大洋)./.sagar(空)……という関係のなかにも包み込まれていまし
た。ここまでは、わかっていました。

 ところが、日本ではツツという音が龍を表している。その根源はネパール、蒙古の LU
(水神・龍)にあった。へびの親分どころの騒ぎではありません。この大宇宙は巨大な龍の
身体の中にあるという考えかた〜思想です。

 『ユー・アイ掲示板2 言語篇 』http://www.you-i.org/treebbs/0/index.html
で、けふ、詳述します。一心月歩ぞな。

 
<>61.207.140.251<>0
382<>381<>1030976145<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>追加<>>>これって「火が座る」からでた意味なんでしょうか?
>
田村辞典をみると、
ape ariのariのほうに
語源の推定として、
< a-re たくさんある・させる(?)
とありました。
ただし、これは単に推測しただけで、学術的な研究成果では
ないとしてますので、参考にとどめた方がよいと思います。
<>202.224.102.66<>0
381<>373<>1030974978<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:アイヌ語の文法<>
萱野辞典にある、「アペ ア = 火が燃える」ですね。
こういう使い方もあるんでしょうね。

久保寺編 アイヌ語・日本語辞典稿にも
a 動詞 燃える
ape-are 火を燃やす
とあります。
<a(燃える) are(燃やす)
なお、田村辞書、中川辞書にもあるape ariは、
ape-areのanalogyとありました。

apeとの関連で使う動詞のような気がしますが、資料不足で
よくわかりません。
おそらく、知里博士がaには、燃える、という意味はないと
いうのは、これだけ切り離して別のことばにつっくけても
意味をなさないという意味ではないかと推測してます。

田村辞典では、アペ ルイで火が燃える、とあります。

>ついでに
>上でaについていろいろ書かれているようですが、、、。どこかでaに燃えるという説明があり例文で ape a「火が燃える」という記述を
>見た記憶がありますが、これって「火が座る」からでた意味なんでしょうか?以前から気になっっていたことなので書いてみました。
>

<>202.224.102.44<>0
380<>378<>1030961754<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re: 「めくら」も族際語だった  <> 言語による古代開発は、やっぱできると思います。
 KOR がタジク語の「めくら」だったんです。
 このことは、人種のカベをこえて金属精錬士の強執が、族際間に飛び交ったことを意味していま
しょう。
 では、SOXOR の SO とはなんぞや? こんなことは、それこそ学者さんに委ねたいところです。
 でも、こっち向いてる学者(の卵すら)いない……。
 で、おらがクダカキするども。これは、まんず形容詞後置形だ。Oは神、Sーは強調接頭辞。
 
 これが蒙古社会に成立した時点では、すでに 金属精錬士の風が吹いていた‥‥が言える。
 

 馬糞風さん、Eメール・アドレス教えてくれませんか。
<>61.118.156.144<>0
379<>363<>1030960714<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re: ピグドン(船曳き人夫)<> 川崎真治さん宅の庭には20CMぐらいのイボイボをいっぱいつけたガマが、千両・万両(植物の名)
の中を這いまわっています。
 川崎真治さんも蛙にはことのほか関心があるのか、「アイヌ語のピッキ(蛙)の語源はピグドンという
船曳き人夫の呼び名から出たものだ」と小生に語られたことがありました。
 これには、あんまし自信がなかったのか、よそでは記述にはなっていないようです。

 小生は九州弁のビキ、ビキタン(蛙)の語源は、ネパール語での「BIK(毒)I(あるもの)」だと思い
ますが、ちょっと気になるのが下北の邑都・ムツ市の東海岸にあるピツキ浜です。この現地発音はピッキ
ではなくって「ピ・ツ・キ」です。
 ここには、未開発(知られざる)人工流路(運河)があったはずです。
 尻屋岬では、毎年々々、平均2億円の舟の難破があります。人間バカじゃない。日本人バカじゃない。
 ひょっとしたら PIT をなんとかしようとした人びとが「ピツキ」……だったか!?

 あ、シリヤの「ヤ」は、これもネパール語の舟だと思われます。
 √♪ 雨は ふるふる 城が島の磯に ……通りヤ……TOL は組合だとも、区、だとも、ただの通るだとも
いずれにしろ、これはぜんぶネパール語でした。ハイ。

 あ、カニクシランケ(斬鉄剣)への反論‥‥だれかないカネ。鉄を貫いてナニを“おろす”んじゃい。
<>61.118.157.90<>0
378<>377<>1030915363<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re: 捨てたもんじゃない蒙古語<> 『蒙古語は一般語彙では日本語やアイヌ語に重なることはめったにはありません。』と書
いたので、「やっぱそれ見ろ、言語は個別に発達したんだヨ」と思い込んでいるムキもい
らっしゃると惟ふので、ちょとコメントつけます。

★  MO ができあがって、周辺に敵がいるとき、「ヤツらはヤツら、おれたちはおれた
ち」という意識が作用して音転が激しくなります。この現象は軍隊内部などで発達します。
 昔の日本軍では飯盒を「ゴーハン」と言いました。
 こういう意識が嵩じたのでしょう。新羅はせっかく朝鮮全土を統一したのに、軍隊が分裂
して、高句麗に政権を禅譲せざるをえなくなりました(935年)。脱解王以来の生え抜き
源花軍が、よその軍隊からみたら“鼻もちならない”ことになったのだと思われます。

★ ウイルタの影響を強烈にうけた樺太アイヌ語にはX音が頻発され、よくよく見ないと昔
日のアイヌ語だはないみたいな発音となっています。魚はチェヘです。
 蒙古語はこのX音が猛烈です。「周辺にあった消えた氏族語」を復活させないと、今残っ
ている各種言語との対比作業は不可能……、そういう語形ばかりともいえるのです。

★ xar(黒),sai(良),hur(雨),bes(着物),mes(水),xo:son(空虚),hin(人)
∫ubu:(鳥),lu(龍),tuya(輝),holtos(吠える)……これらは蒙古語、なにかを感じ
るのではないでしょうか
<>61.207.140.48<>0
377<>0<>1030883378<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>それでも蒙古語は「ソホリの命」を弾きだした <> 蒙古語は一般語彙では日本語やアイヌ語に重なることはめったにはありません。
 小生は、ユーラシアの人類が文法・統語を持つようになったのは、犬を飼い始
めた35000年前と“方法仮説”を置きます。
 すると、「一般語彙に日本語などと共通や類似語彙を持たぬよその言語」とは
クロマニオン発生はおろか、もっと前から独自に、こっちとは隔絶した関係で、
45億年の生命史を別個に刻んできたということが言える……もある。

 おらが説をワカランいう人は、ここを直感しているのだろう。
 でもな、日本の神様に「ソホリの命」というなまえがレッキとして居ます。
 このソホリは蒙古語のSOHOR(めくら)以外では意味がない。ユーラシア
規模で、他では見当たらないということだ。
 NIDGAG NEX はカミナリ。ミジャグチ神も、これをおいてはありえまい。

 日本の古代‥‥、国家建設ちゅうの諸氏族のうごき、推して知るべし。
<>61.119.151.188<>0
376<>375<>1030869182<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:文明を駆動せる者・キチガイ <>★ 前漢の武帝(在位前141〜前87)は、すばらしい領土拡張をやってのけました。
  西はフェルガナ盆地まで軍隊を派遣しているのです。
  ところが、朝鮮南部と日本列島はまったく手がつけられていません。ここも疑いをはさもうともしない
  のが立派な常識人という紋でしょうか?
  この手づかず現象は、倭人が武帝の兵たん輸送を担当していたからではないでしょうか?

★ その倭人とはテンにいたテン(天……アマ族)を支配階級に頂いた大衆ではなかったか。
  日本語の基礎発音を想起ねがいます。それは MOをポリネシアあたりに置いていたことがわかります。
   MO は別途述べます。
  いまのポリネシアはどこか一地方の文化が拡張分布したもので、BC1500年ごろは、どこかインドネ
  シアかアジアの片隅にいた種族であることが学者間の共通認識になったいます。
  そして、その言語が普及され一般化される前は、(どうもメラネシアらしいのですが)夫々の氏族は別の
  言語を話していました。
  そのことは、コンチキ号のハイエルダールさんたちが命名式のときに喋られ、確認されています。
  三宅島のペンケ岬のナゾ‥‥わかったカネ。これはバベルダオブ島から北大平洋海流にのって西進した
  プロト・アイヌの一派が遺した地名だったというわけです。バベルダオブ島にはアイヌのチャシが見られ
  ます。

★ 小生は発掘考古学者でも、歴史学者でもありません。
  ここで空想を並べたからといって、諸賢から軽蔑されたり、せせら嗤われるスジ合いはないと惟ふ。
  第二次世界大戦で出現したドイツ・ナチスの大陸間ロケット爆弾は、当時ベルリンに棲んでいたキチガイ
  を集めて自由な発言をさせ、これを刻明に分析・検討した科学者がいたからです。
  バカやキチガイはいつの世にもいます。偉いのはそのキチガイの言うことに真摯(必死)な気持になって
  耳を傾けようとした“科学”者です。
  ろくすっぽ言うことも聴かずにアタマからバカよばわりするのは科学者の風下にもおけません。
  心霊現象は「ある」と信じる必要はありません。ただ、一生をかけてその現象に取組んでいるまじめな人び
  とが現に「居る」という事実は重くうけとられねばなりません。
 
  
<>61.118.157.119<>0
375<>374<>1030866827<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re: <>焼尻紋次郎さんは
No.374「Re: 匈奴、マッカツ、モンゴル」で書きました。
★ さらにシナ語の、シナ大陸に於ける広域分布のことを考えてみましょう。
  現在、シナ語は代表的語種として、北京、アモイ、梅県、広州、蘇州などがみられます。
  この姿はわれわれの目には慣れっこになってしまっています。どのように慣れっこになった
  かといいますと、これがヨーロッパ語の分布と似てるから、だぁれもこの分布の姿に疑問を
  持とうともしない……そういう意味でなれっこになっているのです。

★ ところが、ニューギニアをみてください。白人から虐殺される前のオーストラリア・アボリジ
  ニの言語分布をみてください。
  ニューギニアには系統も脈絡もまるでわからない関係の言語が500も渦まいて屯し、オース
  トラリアでは、虐殺間引きを受けたあとも、5〜600の言語氏族の群が確認されています。
  フィリピンには13の系統がみとめられる150の言語種があります。
  自然な言語分布とは、ニューギニアを以ってその典型とせざるべからず。
  ヨーロッパもシナ大陸も金属精錬の風(宗教・国家形成、戦争など)が吹いたあとにできたと
  ころの、変形された文明の佇まいにすぎないのです。

★ シナには約200と言われていますが、シナ語の特徴である音声言語が、しだいに浸透してゆ
  く姿もみられるものの、それらは大略“ユーラシア語”の特徴を留めています。
  どだい、この広域に、シナ語一種だけの“支配?”があるのはオカシなハナシです。
  そのような意味からいえば、北海道の全域がほとんどアイヌ語に塗りつぶされているという事実
  は変形的な分布であって、ここは骨嵬戦争の影響を考えないわけには参りません。

★ この直前のカキコでは「テン」という広域山岳地方の呼び名を紹介しました。それはBC200年
  〜BC500年のことです。
  ここで、ミナシャンが誤解〜錯覚しやすい思い込みを衝いておかねばなりません。それは人口と
  いうことです。
  環境の恵沢(食糧供給)さえ潤沢なら、5組みの夫婦の子孫は300年後には80万人に達する
  のです。
  ありゃ、またスペース切れ。
  
<>61.207.137.71<>0
374<>370<>1030856797<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re: 匈奴、マッカツ、モンゴル<>焼尻紋次郎さんは
No.370「Re:「借用」と云ったほうが解り易いと思ったまで 」で書きました。
★ 学校では不真面目な生徒で過ごしてきたおらには、上手に表現できないことが多い。そこで
  ミナシャンの御胸借りて、ここは一種の表現研究の場でもあります。
  
★ 土井が浜遺跡の弥生初期の人びとは山東半島つけねの部分に頭をむけて葬られていたことは、
  ご存じでしょう。 その山東半島の南つけねにある遺跡が、このほど発掘されました。
  すると、2000年前の人骨は、土井が浜遺跡の人びととそっくりだったそうです。
  そして、同じところを掘りさげてみたところ、2500年前の人骨が出てきたそうです。
  その人骨はあきらかに白人だったそうです。NHK が放映した楼闌出土のミイラも白人でした。

★ 有史時代にはいって、中央アジアでは匈奴、マッカツ、モンゴルが暴れ(?)て、周辺農業
  立国を脅かしたり征服したりしました。
  どうしてこんな現象が「ナァ〜〜ンにもない曠野」を中心に興るのかを、小生は考えてみた
  のです。
  もちろん、今の時点ではわかりませんが、小生はタクラマカン沙漠を楕円状に取り巻く“西域”
  が一時的な食糧供給源となったこと。それを襲うに至るまでには天山山脈の北、タシュケント
  あたりの気温が下がったとき、遊牧民がつつかれ、それを根絶やしにしようと、30万人規模
  の騎馬軍団が暴徒〜山賊集団に化けたのではないか……と、思ったのです。

★ そういうことによる玉突き現象として、ソグド語、タジク語あたりを喋る集団が日本列島に来た
  ことも考えられるのですが、正倉院をみても分るとおり、地中海の文物が5世紀の日本には来て
  いるのです。それら、格納されている宝物は全部の一部分でしかないでしょう。
  それを持って来た人びとは高文化の人として尊敬されたでしょうし、支配階級へ混血があったこ
  とも十分に考えられます。

★ ハノイ・上海を河口とするタ−リ−、パンチーホワあたりの山岳地帯は、そのむかし「テン」と
  呼ばれていました。ネパール語が来たのはここからではないか……と睨みつけています。
  ああ、ケツが痛た。

 
 
<>61.118.156.189<>0
373<>346<>1030852657<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>Re:アイヌ語の文法<>poronupさんは
No.346「アイヌ語の文法」で書きました。
この場所下に行き過ぎてだんだん目立たなくなってしまいましたが、内容は続いているのでここに書き込みます。
>poronupさん
色々情報ありがとうございました。単行本になっているものは探しやすいのですが一部分だけの執筆というのは気づきにくいものなので
『世界の言語ハンドブック2』の情報は嬉しいです。
 「アイヌ語法概説」は中川先生や田村先生の論文を読んでからにしようと思います。知里真志保の著作が両氏のものより特に優れている
ということはないでしょうし。特に文法書については。
 しかし、なんで「金田一京介全集」には「虎杖の曲」等がそのまま載っていないんでしょうねえ。増補改訂というのはいいですが、重要な
情報が削除されているというのはいただけないです。
○アイヌ民族誌
これってすべて回収されたものだと思っていたのですが、、。まだ残っているところがあるんですか。アイヌ語についての素晴らしい記述があるとし
てもこの本は
わざわざ探して手にとって見る気にはならないです。

ついでに
上でaについていろいろ書かれているようですが、、、。どこかでaに燃えるという説明があり例文で ape a「火が燃える」という記述を
見た記憶がありますが、これって「火が座る」からでた意味なんでしょうか?以前から気になっっていたことなので書いてみました。

<>61.196.106.84<>0
372<>361<>1030847562<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:夕日に沈んだイトウの背びれ <>> しばらくは「エンデ語」から離れ、アイヌ語だけを研究しては如何ですか。期待しております。
★ 有り難うございます。言語は意識と直結します。
  小生は、アイヌ語は、現代の政治経済による圧力によって、他の日本方言と同じように消え去ってゆく宿命
  を背負っていると考えています。
  秋田に生まれた人が、秋田方言を多用する暮らしをするのは、どのような現代的意味があるのでしょうか?
  ま、それは唄や踊りと同じように遊びならいいでしょう。

  ところがドッコイ、あっしよか7つか8つ上の先輩たちが「あとは頼んだぞ」と、云いおいて特攻隊となって
  南海の藻くずとなって、おらを生き続けさせてくれたのです。国民学校4〜5年生のときの焼きつけられです。
  おらの意識の底には、こういうミョウな塊があります。

  、小生には余命もあんまし無いようですし、アイヌ語をみる所作は 人類語のひとつとして見る場にあってのみ
  神風特別攻撃隊のひと柱の御恩に反していないのです。
  おれ、あんがい真面目でしょ?

  いまは、パストゥン語の辞書読みたいなぁ〜。

  きのふ、知ったばかりですが、基礎日常用語でかけ離れた両言語の対比では、学者でなければ、見るべき語彙
  は、30か50ぐらいのものです。金属精錬士の“強執”はそこへぜんぶ入ります。
  柱、鳥、ふくろう、黒、白、風、酒(焼き酒)、目、ミミ、刀剣、片目、めくら、龍、蛇、陰茎、女陰、粘土、
  小人、胴、鉄、カミナリ、などが金属精錬士の強執。
  その他は山、水、川、岡、顔、蛙、そら、雨、足、舟、‥‥ぐらいなもんです。

  ※ アイヌ語の KEKKE-CHEP(蛙)は、オーストリア、ドイツ、ベネルックス3国では KIKKE です。
    この CHEP は魚ではなく、「へイッチェ」のチェ(ものいう?)でした。
    日本古語の「たにぐく(蛙)」はタジク語でした。こんなのオノマトペアですから PORONUP さんにもわか
り易いのではないでしょうか。
<>61.207.139.92<>0
371<>366<>1030833672<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re: 馬糞風さんへ<> 馬糞風さん、Eメールを差し上げたく
http://www.cool.ne.jp を叩いてみたのですが、
 どうもキカイ・オンチはいけません。どこから入って行けばいいのか検討がつきません。
 札幌市内にお住まいのようですので、ちょっとした個人的なお願いをきいていだだけ
ないでしょうか。おEメール下されば幸いです。
 小生Eメール;zik@you-i.org です。
 kumanesir さん、個人的なこと書いてすみません。
<>61.207.137.206<>0
370<>368<>1030824668<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:「借用」と云ったほうが解り易いと思ったまで <> 
>しかし、タジク語やネパール語なら話は別です。
★ アイヌ語研究は何がネライでやっていらっしゃいますか?
  ひとつには、言語を掘り下げて人間の成り立ちや意識というものの本質を掴もう……、そういう狙い
  は PORONUP さんの胸のなかにはありませんか?
  そういうことが少しでもあるようでしたら、『ものごとは極端に考えたらワカリが早い』ということ
  もあって、ズバン、ズバンとぶった斬ってみることが、とても有効なものとして期待されましょう。
  思考方法論こそすべてです。だれもやって来なかった領域ならば、 異端ほど傾聴にあたいします。

☆ carankeやranke-tamはアイヌ語として無理なく分解・解釈できる言葉です。
★ ネパール語やラ−ルング語でも無理なく分解・解釈できる言葉です。

☆>今後、根拠のない語呂合わせには返答しませんのであしからず。
★ 大先生のご傾聴を頂けないとは残念です。
  「根拠」のほどは http://www.you-i.org で、まとめつつあります。あるいは、『衝撃のネパール語』
  (三一書房)にも書いています。
  真理への情熱が枯渇してないのだったら、歩いてここまでおいでくださっても構わないのですよ。
  すみませんねぇ。おらは特攻精神で仕事やりすぎて今は歩けないのです。

★ 日本の神様の名前を調べてみてください。それら膨大な数の名前に乗って、数十派の西洋(的)勢力
  が、この日本列島にやってきている……との結論にしかならない筈です。こんなことを先に云うと、
  かえってコングラがるので「借用」という、言語学者が認めている言語現象を用いました。
  ユーラシア文化のふきだまりである北海道も、他の日本列島と同じ傾向を持っていることは当然です。
  言語を追求すれば、そういう隠れていたビックリするような結論に導かれます。
  少なくとも「ユーラシア大陸規模」でビックリするでしょう。
  それは、従来とは思考方法論がちがうから出てきたのです。流派がちがう‥‥と、言い直しましょうか。
<>61.214.2.91<>0
369<>367<>1030818175<>poronup@hotmail.com<><>poronup<>バチェラー辞典<>>彼の辞書に限らず、バチェラー辞書自身についても、どこからどこまで
>が信用ができ、どこの方言かもきちんと精査するのは、不明なところが
>多かったとしても、後世の研究者のためにも有用なことじゃないかなと
>思います。

まったく同感です。
いろいろ貴重な語彙が記録されているのは確かですね。

一つ実例をあげますが、以前、様似のinonno-itakを聞いていて、「mawkopirka、???kopirka」とい
う個所があって、よく聞き取れないので、rerakopirkaと言っているのかと思っていたのですが、バチ
ェラー辞典を見ていたところ、rir(i)kopir(i)kaという単語が載っていてあこれだったのだと合点し
ました。
さすがだなあと思いました。

バチェラーの場合は、自分で勝手に語源分解して意味を認定している語の記述に問題が多いと感じま
す。apeを分解してaを燃える、と書いたのなどは代表的ですね。
でも誤った記述であっても、まったくのデッチアゲではなく、何らかの根拠・由来があるのだと思いま
す。ただし、聖書を訳すために自分で作った単語は別です。

>そういえば、色々と書き込みがあったバチェラー辞書が金田一家から、
>盗まれたというのを聞きましたが、もう発見される可能性はないんで
>しょうかね?

確か、泥棒はつかまったものの、辞典は古紙回収業に売り飛ばされてすでに紙に変えられてしまってい
た、ということが、金田一京助の文章に書いていたと思います。
残念ですね。
もしや発見されたら大発見です。

あと、アイヌ神謡集の原稿も、もしやどこかに存在するのかもしれません。
私は、郷土研究社の関係者の家にもしかしてあるのではないかと思っていますが…。

松浦武四郎や伊能忠敬の地図が発見されたのですから、これも可能性ゼロではないと思っています。<>219.164.203.251<>0
368<>362<>1030817279<>poronup@hotmail.com<><>poronup<>借用???<>>>これは、これまでの書き込みで質問させていただいたことと同じですが、どうして
>>アイヌ語のrankeをラールング語で解釈しなければならないのでしょうか。タジク語
>>しかり、モンゴル語しかり、ネパール語しかりです。
>>アイヌ語で無理なく解釈することのできる単語を、コジツケでほかの言語で解釈す
>>る必要はないと思います。
>★ お幾つですか? なんべんもお答えして……ありゃ、おれがボケたか。
>
>  新聞紙を広げてみてください。カタカナと漢字ばかりじゃないすか。
>  文化が触れあえば、かならず借用が生じます。

日本語に、漢語や西洋語が借用されているのは、実際長年接触していることからこれまた明らかな事実です。

たとえば、日本語やニブフ語、ウィルタ語からアイヌ語に借用語があったらしいことは明らかな事実です。
それは、これらの言語を話す人たちがアイヌと隣り合って住んでおり、言語的・文化的に影響を与えているこ
とが明らかだからです。

しかし、タジク語やネパール語なら話は別です。
北海道や樺太にタジク人やネパール人がやってきたとか、アイヌと接触した事実でもあるのでしょうか?
似たような音の単語を探してきてこじつけるだけだったら、世界のほかの言語でもできますよ。
carankeやranke-tamはアイヌ語として無理なく分解・解釈できる言葉です。

今後、根拠のない語呂合わせには返答しませんのであしからず。<>219.164.203.251<>0
367<>353<>1030814323<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:磯部精一アイヌ語辞典<>kumanesirです。

>
>だからこそ、この辞書の内容がどこからどこまで信用でき、どこがバチェラーからの引き
>写しなのかをきちんと精査する作業は必要だと思いますが?
>

彼の辞書に限らず、バチェラー辞書自身についても、どこからどこまで
が信用ができ、どこの方言かもきちんと精査するのは、不明なところが
多かったとしても、後世の研究者のためにも有用なことじゃないかなと
思います。
そういう能力がある人は、そういうことを自分の頭だけに入れておくの
は、とてももったいない気がします。やるのは大変でしょうが。。。

そういえば、色々と書き込みがあったバチェラー辞書が金田一家から、
盗まれたというのを聞きましたが、もう発見される可能性はないんで
しょうかね?
<>202.224.102.94<>0
366<>365<>1030799718<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re: 言語学をゼニモ−ケに利用するぐらいの才覚が  <>馬糞風さんは
No.365「Re:三宅島・ペンケ岬」で書きました。

> 私の経験では、怒鳴られるか、説教されるか、追い返されるか。まあ、そんなところですね。
> 誰も、アイヌ語地名のことなんか興味がないのです。
★ √♪ 包めば燃ゆる胸の火に 身は焦がれつつ……
  
> 以前から気になっていたのですが、焼尻紋次郎氏は藤原聖明氏ではないのですか。
> かってな推測をして申し訳ありません。でも、色々・・・・だったものですから。
★  高価で、図書館むき企画ですので、小生は読んだことないのですが
  国際感覚に富んだ言語観が行間にちりばめられているのですね?!
  アッハァ〜ン、ならば、神戸市の藤原明さんが、その覆面の怪傑ゾロですよ。
  あ、おれ、云うちゃならねぇこと喋ったかな?
  でも、藤原さんがオトコらしいことしないので、「語源を追求する言語学」がハチャメチャに
  なってんです。
  おらは藤原明さんには云いたいこと山ほどあります。

<>61.119.150.241<>0
365<>348<>1030798618<><>http://www.cool.ne.jp/<>馬糞風<>Re:三宅島・ペンケ岬<>焼尻紋次郎さんは
No.348「三宅島・ペンケ岬」で書きました。

> この三宅島の東海岸にペンケ岬があります。

> その、ナントカ地名協会に、電話したのですが、出てきた会長みたいな50歳がらみのそ
>の男は、「あ、そう。三宅島ネ、ペンケだね」、受話器ガチャン、でした。

まだ、まともな対応ですね。
 私の経験では、怒鳴られるか、説教されるか、追い返されるか。まあ、そんなところですね。
 誰も、アイヌ語地名のことなんか興味がないのです。

 以前から気になっていたのですが、焼尻紋次郎氏は藤原聖明氏ではないのですか。
 かってな推測をして申し訳ありません。でも、色々・・・・だったものですから。
 
<>210.255.19.184<>0
364<>357<>1030791169<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:サンル<>poronupさんは
No.357「サンル」で書きました。
 u konna maknatara
>(素晴らしい 小さな 川が 流れる 様子 は 広々としていた)
>sanとは離した方がいいことは確かだと思います。

★ こんなユーラシア語は聴いた、読んだことないね。
  造語法、統語法……なんじゃろけい? 
  

<>61.207.137.244<>0
363<>359<>1030790741<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re: 帯広の語源・ビッキ(蛙)の語源 <>poronupさんは
No.359「per」で書きました。
>これで最後です。
★ どう云う意味ですか? 自殺するまえにあっしのとこへ来てくださいな。
 
☆ perという名詞は聞いたことありません。
 >あくまで語根ですから独立した単語だとは言えないと思います。
★ 帯広の由来の語源解には o-perepere-ke-p というのが顔をだします。
  OPER で“娘”の訳がありました。知床の北つけねにも“per”が活躍した地名がありましたね。

★ アイヌ語にもビッキ、ピッキ(蛙)があります。
  これは日本精神文明のメッカ・熊野のゴトビキ岩に通じます。九州では蛙をビキタンといいます。
  「ごと」はどう考えても英語の GOD に還りつきます。
  ビキの語源はネパール語の BIK(毒)I(者……アイヌ語とほとんど同一)です。蛙一般はそのままで  
  は食べられません。ヒキ(大地の神)蛙の大腿部をひき裂いて、これを干し(栄養づけする)ておけ  
  ば、ガキのおやつにはなります。
  諏訪(ネパール語;神)神社には、冬眠中の蛙を掘る神事が、毎年とりおこなわれています。

>私が挙げた例は、語根+母音です。名詞ではありません。
>名詞に「任意の母音」をつけて動詞化する現象はあまり見られないと思います。

★ ああ、そうかそうか……。“私”とはなんぞや。
<>61.207.137.244<>0
362<>358<>1030788553<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:ランゲタムとチャランケ<>poronupさんは
No.358「ランゲタムとチャランケ」で書きました。
>これもバチェラー辞典に載っていますが、この単語も怪しいと思います。
★ なんだか宗教的熱情を感じますね。
  「すでに確信を得たものだけがただしい。……ほかは悪魔のしわざ……」。
  その確信たるや、たまたま目のまえにやってきた権威だったりして……。
  tam そのものがネパール語 TAMA(銅)や日本語 *DAM(/.アイヌ語 ram )の合成語
  からの借用でしょう。藤原鎌足……多武(読ませは“とう”……刀を匂わせて)の嶺。
  tam からtama へ移行するは、パーリ語的開音(母音づけ)。
>kappokoさんがお書きになったように、刀の意味のrankeという単語はありません。
>バチェラーは「神ノ刀」と訳しています。
★ カッポロさん‥‥知りませんが、そのご仁は、少なくとも2000年前から、100年前
 ぐらいを「これぞまぎれもないアイヌ民族だ」みたいな氏族のなかで生きたひとですか?
 
★ CHAR そのものがネパール語にあるのです。
  ただの「くち」ではなくて「はなしぐち」です。「おべんちゃら」でんねん。

>これは、これまでの書き込みで質問させていただいたことと同じですが、どうして
>アイヌ語のrankeをラールング語で解釈しなければならないのでしょうか。タジク語
>しかり、モンゴル語しかり、ネパール語しかりです。
>アイヌ語で無理なく解釈することのできる単語を、コジツケでほかの言語で解釈す
>る必要はないと思います。
★ お幾つですか? なんべんもお答えして……ありゃ、おれがボケたか。

  新聞紙を広げてみてください。カタカナと漢字ばかりじゃないすか。
  文化が触れあえば、かならず借用が生じます。
  そこを辿ってゆけば、「無明の経(みち)」とは反対のみちに恵まれます。
  言語追求は思い込みや宗教ではありません。主義主張でもありません。
  多くの辞書が導く道理に身(想念)を任せてください。
  「おつうさん、そっちは無明のみちだよ」沢庵ボーズ曰く。(ボーズとはネパール語で知識)。
  そろそろ、教授職のくちがかかってんでしょ? それが判断をゆがめる。
<>61.118.156.118<>0 361<>347<>1030744070<><><>馬糞風<>Re:夕日に沈んだイトウの背びれ <>焼尻紋次郎さんは
No.347「Re:夕日に沈んだイトウの背びれ 」で書きました。
>poronupさんは No.345「サロベツ」で書きました。
>
> -o に -us(くっつける・○○を持つ)同様の機能があるとは知りませんでした。

 -usは、「名詞-us」においては「くっつける・○○を持つ」と訳すと地名では、意味が通じづらいのです
が。
 時間軸で、「いつ行っても」のニュアンスがあると思うのですが。
 「いつ行ってもウグイがいる川」とか、「いつ行っても●○の木がある川」とか。
 これに対し、-anは時間軸で、「ある期間だけ」のニュアンスがあると愚考します。
 上記のことに対し、教えていただければ幸いです。
 
> 小生は sar-o ならば 「葦蘆原がいっぱいある」としかならない……と判断しましたが?
> wakka-o で、水びたし、水だらけ。

 存在を表す動詞-o,-oma,-us,-an等をあたかも同じ動詞のように訳して当たり前の顔をしている人が大部分
の中で、そのニュアンスの違いに着目している姿はすばらしいですね。
 -oを「いっぱいある」と訳すのは、確かにいわんとすることはわかります。でも、そこから急に他言語に飛
ぶのはどうでしょうか。

>★ 上も一例ですが、ま、アイヌ語ばかりを見ないで、多くの言語に接してください。
>  読(辞)書百遍、意おのずから通ず。

 焼尻紋次郎氏は、着目が素晴らしく、アイヌ語に対する知識もすばらしいのですから、アイヌ語ばかりを研
究なされば巨大な山脈となったと思います。
 しばらくは「エンデ語」から離れ、アイヌ語だけを研究しては如何ですか。期待しております。<>211.126.64.71<>0
360<>349<>1030740091<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>しつこいようですいません<>>I
congratulate you on having progressed so far in the work of・・・

よく考えてみると「進展しつつあることを祝福します」では少々不正確なことに気
づきました。

進展「した」ことを祝福します、と訳すべきですね。
そして、so farは訳しにくいですが、まだ完成していないものの今の段階である段
階までは、というニュアンスだと思います。
意訳するなら、「和愛辞典にする作業が、ある程度進んだことにお祝い申し上げま
す」という感じでしょうか。<>210.197.170.252<>0
359<>0<>1030724853<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>per<>これで最後です。

>per は名詞の割れ目はありませんか? いえね、砂沢クラさんのお友達(女性)は
>ペランコちゃんというそうです。

perという名詞は聞いたことありません。
あくまで語根ですから独立した単語だとは言えないと思います。

ペランコさんは、砂沢クラさんのいとこです。『クスクップ オルシペ』(みやま
書房・福武書店)に出てきますね。
ペランコは通称または愛称で、この方の本来の名前はベラモンコロさんで、砂沢ビ
ッキの母親です。

>名詞+母音(任意の母音ですね、今んとこ)で、動詞を作る造語が……かなり広く
言えそうです。

私が挙げた例は、語根+母音です。名詞ではありません。
名詞に「任意の母音」をつけて動詞化する現象はあまり見られないと思います。<>210.197.170.252<>0
358<>0<>1030724602<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>ランゲタムとチャランケ<>ツリーがあまりにも複雑なのでこちらも独立させます。
私ばかり投稿してますが、マズイでしょうか・・・?

>★ けがの高名……。山音文学の『アイヌ語小辞典』には、刀で「ランゲタム」と
いうのを載せていました。

これもバチェラー辞典に載っていますが、この単語も怪しいと思います。
kappokoさんがお書きになったように、刀の意味のrankeという単語はありません。
バチェラーは「神ノ刀」と訳しています。
おそらくこれは、kamuy-ranke-tam(神の・降ろした(授けた)・刀)というよう
な表現からkamuyを取り除いたのでしょう。これはどこかのyukarで読んだ気がしま
す。

>ラ−ルング語(ビルマ・ボド語群)に、なんと range があるじゃあ〜りません
か。
>RAN は戦争です。
>これによって、チャランゲの語源(舌刀)が決まりました。「くちをおろす」は誤
りです。
>下方参照。

以前の書き込みは拝見しています。

これは、これまでの書き込みで質問させていただいたことと同じですが、どうして
アイヌ語のrankeをラールング語で解釈しなければならないのでしょうか。タジク語
しかり、モンゴル語しかり、ネパール語しかりです。
アイヌ語で無理なく解釈することのできる単語を、コジツケでほかの言語で解釈す
る必要はないと思います。<>210.197.170.252<>0
357<>0<>1030724363<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>サンル<>ここ数日、ここでの議論が面白くてたくさん書きこんでしまっています。

馬糞風さん:
> バチラー辞書には、Sanruの次の項にSanru-konnaを「サンルの詩形」としていま
>す。
> このことから、バチラーの誤りが理解でき、「アイヌ語集」の誤りの理由がここ
>にあります。

なるほど。
ご教示ありがとうございます。

今回書き込むときにバチェラー辞典を確かめませんでした。
sanruの項目を見てみると、例文として、

pir(i)ka pon pet san ru konna maknatara
(素晴らしい 小さな 川が 流れる 様子 は 広々としていた)

というのが載っていました。
これはまったく正しいアイヌ語です。ここのsanは、川が「浜の方に移動する(=流
れる)」という意味で、ruとは区切るべき単語です。
ruとkonnaの関係については難しい問題があり、もしや、つないで書いた方がいい
のかも知れませんが、sanとは離した方がいいことは確かだと思います。<>210.197.170.252<>0
356<>338<>1030723953<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>トラサンペ<>>tras
は「恐ろしいもの」 sanpe は「(天井世界から)落っこちた(san)もの」すな
>わち、ばけ(bhage……幸運)もの」へ、導かれます。

trasなるアイヌ語は聞いたことありません。
これも幽霊アイヌ語では?

また、天井(上?)世界などから「落っこちた」場合は、sanはまず使えないと思います。
このような垂直方向の移動にはまずranが使われると思います。
もし反証があれば教えてください。
(焼尻さんに限らず、もし何かご存知の方がいらっしゃれば教えてください。)

>>トラサンペ、または、トーラサンペは、マリモのことですが、トが湖、ラサ
>>ンペが化け物の意味だと言われています。
>★ それが言われている地域‥‥、ああ、追跡調査はもうできませんね!!

山本エカシは釧路の出身で阿寒に住んでおられた方ですので、「トラサンペ」は阿寒などを含む「釧路地
方」のアイヌ語であると言えると思います。しかし、山本エカシ以外の伝承者による言葉の記録は非常に
少ないようです。
私が知っている範囲では、マリモが存在しない沙流地方の古老がto-karipと呼んでいました。
更科源蔵が『コタン生物記』で阿寒・塘路の古老からの聞き取りとして、torasampe、to-surku(湖の・
毒)、to-asam-oma-p(湖の・底・にある・もの)という語を挙げています。

あと、以前、私が読んだ佐藤直太郎の論文で、阿寒の古老の言として、torasampeというのは間違いであ
る、ということを書いていました。トナントカという、torasampeとは別の言い方を紹介していました
が、忘れました。
その論文が手元にないので、今度紹介します。

>山本多助エカシがアタマの中で観念的にでっちあげたのでしょうかねぇ。

詳しく検証しない限りは、そうは言えないと思います。

ただ、私が今まで山本エカシの著作のアイヌ語をいろいろ見て得た印象を書きますと、日本語の影響もあ
りますが、頭の中で考えた語源の意識に基づいて再構成した語形を記していることが結構多いようです。
これは、萱野さんの著述にもまま見られます。<>210.197.170.252<>0
355<>349<>1030723352<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>またまた訂正<>>poronup訳:私の愛英和辞典第3版をあなたが愛和辞典にする作業が
>現在進展しつつあることを祝福します

「愛和辞典に…」ではなく、英語を忠実に訳すなら「和愛」辞典です。
失礼しました。<>210.197.170.252<>0
354<>351<>1030723282<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>新しいこと<>kumanesirさん:
>つまり、どこの方言かはっきりする部分も出てくるとも受け取れますか?
>どういう新しいことが見つかると思いますか?

私の知っている範囲で書きますと、彼は一時期旭川に住んでいて、川村monokteのところ
に行ったりもしていたので、可能性としては、旭川で彼が直接得た情報が多少なりとも
含まれているかもしれません。
<>210.197.170.252<>0
353<>350<>1030723092<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>Re:磯部精一アイヌ語辞典<>馬糞風さん:
> わたくしは、上記のようなことを話題にしたくて、書き込みをしたわけではありま
>せん。
> 忘れ去られた本のことを蒸し返すことに、なんの意味があるのでしょうか。

確かにこの本のことを知っている人は非常に少ないでしょう。
しかし、北海道出版企画センターのアイヌ史資料集に収録されていることもあり、アイヌ
語を調べようとする人が参照してしまう可能性が結構あると思います。

たとえば、有名な倉本聡の『ニングル』は、この磯部精一の辞書の記述から着想を得て書
かれた本なのです。
この辞書は意外に人の目に入るものなのかもしれないです。

だからこそ、この辞書の内容がどこからどこまで信用でき、どこがバチェラーからの引き
写しなのかをきちんと精査する作業は必要だと思いますが?

別に私は、彼を「全否定」している訳ではありません。

> 某研究者によれば、アイヌ民族の民俗学的なある分野のある事象については、唯
>一、磯部精一氏の記録があるのみとのことでした。

そうですか。
私は、この辞典以外に、磯部精一の論述は見たことありません。
よかったら、その内容について詳しく教えてもらえないでしょうか。<>210.197.170.252<>0
352<>347<>1030721447<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>oについて<>焼尻紋次郎さんは
No.347「Re:夕日に沈んだイトウの背びれ 」で書きました。
>poronupさんは No.345「サロベツ」で書きました。
>
> -o に -us(くっつける・○○を持つ)同様の機能があるとは知りませんでした。
> はじめての意味解説に接した次第ですが、まちがいありませんか? 
> 小生は sar-o ならば 「葦蘆原がいっぱいある」としかならない……と判断しましたが?
> wakka-o で、水びたし、水だらけ。
> ああ、そうか、もしかしたら -or の “r”が脱落した語形かな? 
> -or に -un(○○を入った……)という意味があったかな?
> それにしても sar-o の語形はあんまし見かけませんね。
> 

oは、「〜にある」という意味をもつこともあります。(地名アイヌ語小事典など)
「北海道の地名」(山田秀三著)にもsar-o-petというものがあります。
<>202.224.102.12<>0
351<>349<>1030720436<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:磯部精一アイヌ語辞典<>
kumanesirです。

>
>確かにその内容的は、ここでも論じられたように、まずほとんどがバチェラ
>ー辞典の不十分な形の引き写しです。
>とはいえ、磯部精一は、旭川の中学校に勤務していたらしく、川村monokte

>を時々訪れアイヌ語について質問したりもしていたそうなので、もしかした
>ら、磯部自身の手によって収集された語彙も収録されている可能性はなきに
>しもあらずだと思います。
>
>語彙を一つ一つ比較対照すればはっきりするでしょうが、大部分はどう考え
>てもバチェラーの引き写しなので、疲れそうです(笑)。
>ひまができたらやってもいいですが…。

つまり、どこの方言かはっきりする部分も出てくるとも受け取れますか?
どういう新しいことが見つかると思いますか?
<>202.224.102.65<>0 350<>349<>1030716543<><><>馬糞風<>Re:磯部精一アイヌ語辞典<>poronupさんは
No.349「磯部精一アイヌ語辞典」で書きました。
>磯部精一の『和愛・愛和アイヌ語辞典』は

>確かにその内容的は、ここでも論じられたように、まずほとんどがバチェラ
>ー辞典の不十分な形の引き写しです。
>とはいえ、磯部精一は、旭川の中学校に勤務していたらしく、川村monokte氏
>を時々訪れアイヌ語について質問したりもしていたそうなので

>語彙を一つ一つ比較対照すればはっきりするでしょうが、大部分はどう考え
>てもバチェラーの引き写しなので、疲れそうです(笑)。

わたくしは、上記のようなことを話題にしたくて、書き込みをしたわけではありま
せん。
 忘れ去られた本のことを蒸し返すことに、なんの意味があるのでしょうか。
 某研究者によれば、アイヌ民族の民俗学的なある分野のある事象については、唯
一、磯部精一氏の記録があるのみとのことでした。
 あの時代に、絶大な力を持つバチラーの辞書を前にした磯部精一氏は、自分の言
葉を書く勇気がなかったのでしょう。
 氏はそれなりに調査をし、記録したようですが、残念な結果になったようです。<>61.202.20.23<>0
349<>0<>1030701879<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>磯部精一アイヌ語辞典<>磯部精一の『和愛・愛和アイヌ語辞典』は「ジョン・バチェラー博士序」と
いうことになっていますが、実際は口絵にバチェラーから磯部精一あての手
紙の写真が掲載されているのみです。この手紙には日本語訳がつけられてな
いのですが興味深いことが書いています。

I congratulate you on having progressed so far in the work of
rendering the Third Edition of my Ainu-English-Japanese dictionary
into a Japanese-Ainu one
(poronup訳:私の愛英和辞典第3版をあなたが愛和辞典にする作業が現在進
展しつつあることを祝福します)

しかし、この本は、バチェラー辞典の翻訳版であることは一切書かれていま
せん。序を読む限り、あたかも、自らの努力で語彙を収集したかのようなこ
とが書かれています。
(ただし、バチェラーから数々の指導・教示を受けたことは謝辞とともに書
いてます。)

これはどういったことなのでしょうか???

このバチェラーの手紙には、磯部から要望のあった、口絵に飾るための自分
の写真も同封することも書かれています。

磯部精一は、バチェラーに、「あなたの辞典の翻訳版を作ったので口絵のあ
なたの写真を飾りたい」とでも頼んだのでしょうか?そして、バチェラーが
日本語の読み書きが苦手なのをいいことに、その辞典をあたかも自分の調査
結果かのように発表してしまったのでしょうか?そういった疑念が浮かびま
す。

確かにその内容的は、ここでも論じられたように、まずほとんどがバチェラ
ー辞典の不十分な形の引き写しです。
とはいえ、磯部精一は、旭川の中学校に勤務していたらしく、川村monokte氏
を時々訪れアイヌ語について質問したりもしていたそうなので、もしかした
ら、磯部自身の手によって収集された語彙も収録されている可能性はなきに
しもあらずだと思います。

語彙を一つ一つ比較対照すればはっきりするでしょうが、大部分はどう考え
てもバチェラーの引き写しなので、疲れそうです(笑)。
ひまができたらやってもいいですが…。<>61.209.85.118<>0
348<>0<>1030701250<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>三宅島・ペンケ岬<> 火山が噴火して旧島民がなかなか帰れない三宅島‥‥。
 この三宅島の東海岸にペンケ岬があります。

 日本地名ナントカ協会みたいなのがあるんですよ。
 小生がこれを“発見”したのは、もう20年も前のことでした。
 その、ナントカ地名協会に、電話したのですが、出てきた会長みたいな50歳がらみのそ
の男は、「あ、そう。三宅島ネ、ペンケだね」、受話器ガチャン、でした。

 人間だったら、もっと驚いてもいい、ワカランでも驚いてみせるのがエチケットっちゅう
もんだ。コンチクショ!
 こいつ、けっこう有名なオッチャンでっせ。

 高校生が使う地図には出ています。
 なんで、こんな現象が地名に出るんだろうなぁ。諸賢の意見を叙べられよ。
<>61.207.137.85<>0
347<>345<>1030667090<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:夕日に沈んだイトウの背びれ <>poronupさんは
No.345「サロベツ」で書きました。

 -o に -us(くっつける・○○を持つ)同様の機能があるとは知りませんでした。
 はじめての意味解説に接した次第ですが、まちがいありませんか? 
 小生は sar-o ならば 「葦蘆原がいっぱいある」としかならない……と判断しましたが?
 wakka-o で、水びたし、水だらけ。
 ああ、そうか、もしかしたら -or の “r”が脱落した語形かな? 
 -or に -un(○○を入った……)という意味があったかな?
 それにしても sar-o の語形はあんまし見かけませんね。
 
>そうおっしゃる根拠は?
★ 上も一例ですが、ま、アイヌ語ばかりを見ないで、多くの言語に接してください。
  読(辞)書百遍、意おのずから通ず。
  アイヌ語ができあがるまでには、江戸期あたりでも十数の氏族が確認できたはずです。
  言語混成があったあとは(日本語がそうですが)先祖の発音はキチンと守ったあとが
  うかがえます。

* あそこは広大な土地です。
 サロぺツ周辺は、まさに原野というにふさわしく、岸は平均して川の水面よりも4〜5
 メートルも高いです。sar があちこちにある地形ではありません。
 また、陸地はここ500年間ぐらいは高くなったり低くなったりしてはいないと感じました。

* あのとき カミナリ鴫の羽音と急降下に見とれたあと、ふと、20Mほど先の対岸を見たら、
 真っ白なテンがこっちを向いているのです。
 そして、左前方8Mぐらいのところで、何かが動いた気配を感じて、そこをみると、1本
 だけ残った小さな柳の手前に、夕日をあびてゆっくりと巨大な背びれが沈んでゆくところでした。
 あわてて、ルアーを周辺に投げてひっぱってみたのでしたが、ヤツは乗ってきませんでした。
 テンはイトウを狙っていたのでしょうか。
 護岸工事が急ピッチですすんでいました。あれが最後の巨大イトウだったかもしれません。
<>211.123.226.246<>0
346<>343<>1030644729<>poronup@hotmail.com<>http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html<>poronup<>アイヌ語の文法<>知里真志保以降の研究で、一番まとまった文法の記述は、『言語学大辞典』・『日本列島の言語』に書かれた田村先生の論文だと思いま
す。

ごんぶとさんもお書きになっているように、中川先生は『アイヌ語千歳方言辞典』の冒頭に「この辞典の使い方」という文章を書かれてお
り、ここで千歳方言の「基本的文法事項」を説明しています。
あと『世界の言語ハンドブック2 アジア・アフリカ地域』(三省堂)のアイヌ語の項も執筆されてます。

ごんぶとさんのようにアイヌ語を本格的に学ばれるのでしたら、いずれは「アイヌ語方概説」も読んだ方がいいと思います。無理して買わ
なくても、図書館などで読んでみたらいかがでしょうか。

また、金田一京助全集に収録されている「アイヌ語学講義」も読むべき論文だと思います。『虎杖丸の曲』に収録されているのは、もとも
と『アイヌ叙事詩ユーカラの研究』に収録されていた論文「アイヌユーカラ語法摘要」ですが、「アイヌ語学講義」は、これを増補改訂し
たものです。しかし、この2論文を読み比べて見ると、意外に違いが多いのです。古い方の論文に書かれている重要な情報が、新しい方の
論文では削除されたりもしているので、本当に深く学ぶのでしたら、全集では割愛された古い方の論文も呼んで見る必要があると思いま
す。ここまでいくと少々マニアックですが(笑)。

それから、手に入りにくいですが、浅井亨氏が、『アイヌ民族誌』(第一法規)に石狩方言をもとにした文法概説「アイヌ語の文法」を書
かれています。この本は、肖像権裁判で別の意味で有名になった本で問題のある記述も多いですが、学術上、参考になる論文も多数掲載さ
れています。

また、アイヌ語の文法の個別の論点や語彙・表現については素晴らしい論文が多数書かれていますね。

あと、樺太アイヌ語については村崎恭子先生が文法に重点を置かれた著作を一冊出されています。
『カラフトアイヌ語 文法編』(国書刊行会)

参考までに札幌学院大学の有益なサイトを紹介します(↑)。<>210.197.171.209<>0
345<>342<>1030637336<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>サロベツ<>> PORONUP
さん、気をつけていらっしゃる地名だと思いますが、サロぺツの「サロ」は北
>海道のほかの土地にはないものでしょうか? 

私は存じ上げませんが、まったく存在しないとは断定できないでしょう。

> タジク語 saxro が野、野原、ステップ。
> アイヌ語 sar でなんとか収めようとしても SAR-O の「O」がそれを許さないでしょう。

oは、地名によく使われるアイヌ語です。
「〜にある」というような意味でしょうか。
つまり、sar-o-pet、湿原・にある・川、ということですね。

タジク語などで無理やりこじつけなくても、この地名の解釈は難しくないと思います。

> ここにも見られるとおり、音は古代からそんなには変わっていない……と思います。

そうおっしゃる根拠は?<>210.197.171.209<>0
344<>342<>1030628446<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:
ショーロ湖ってありませんでしたかネ<> 
 小生、毎年北海道に行っていましたが、ここ13年ほどは行けないでいます。
 記憶は薄れるばかりです。

 馬糞風さん、北海道に「ショーロ湖」というのがどこかにあったような気がするのですが、
 なかったでしょうか。もしご存じでしたら、お教え頂けませんか。
 毛のように伸びたマリモが自生している沼がありましたよね。あれは何と云いましたっけ。

 WANTED ! その他、アイヌ語ではどうしても解けないような名前。
<>61.119.150.244<>0
343<>310<>1030463415<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>Re:かなりの亀レスですが、、、<>また、返事が遅くなりました。上の書き込みすごい量になっていますね。とても入れませんが読むのは楽しいです。

>馬糞風さん
 レスありがとうございました。岩波書店のバチラー辞典の「バチラーの辞典について」なら、読んだことありますよ。
私の場合はこれで、バチラー辞典への感じ方が変わりました。それまでは知里真志保の文章を鵜呑みにして全く役に立たないも
のだと思っていましたので。
『アイヌ語入門』の批判は納得できるところがほとんどですが、無理やりけなしているような所もあるように思います。

> 「アイヌ語法概説」は、平凡社の「知里真志保著作集」の4巻にあります。古書店にもよるでしょうが、分冊で売
>るてくれるかも。
> 札幌では、ある古書店ではそうしていますが。
「アイヌ語法概説」は、他の読める文法を見つけたので無理してでも買おうとは思っていません。「知里真志保著作集」第四巻
は他にも色々入っているので買いたいですが、、。

> kumanesirさんあてなのに、わたくしがカキコして申し訳有りません。
 そんなことないです。色々お教えいただきありがたいです。
> でも、「アイヌ語法概説」より、田村先生や中川先生の著作の方が、理解しやすいと思うのですが。
>そでもこまで勉強なさるのでしたら、『虎杖丸の曲』の最初の部分も参考になるのではと愚考します。
> 子音rについての初めての著作ですから。
 私も同感です。しかし、田村先生のは「言語学大辞典」にあるのを知っていますが中川先生が書いたアイヌ語のまとまった文
法の記述は何かありましたか?辞典や「エクスプレスアイヌ語」に部分的にありますけど。『虎杖丸の曲』は読む機会がなさそ
うなので「金田一京助全集」に同様の物がないか探してみます。

<>133.20.16.171<>0
342<>0<>1030451670<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>
サロぺツはほかにありませんか<> PORONUP さん、気をつけていらっしゃる地名だと思いますが、サロぺツの「サロ」は北
海道のほかの土地にはないものでしょうか? 
 タジク語 saxro が野、野原、ステップ。
 アイヌ語 sar でなんとか収めようとしても SAR-O の「O」がそれを許さないでしょう。
 ここにも見られるとおり、音は古代からそんなには変わっていない……と思います。

 ペルシャ語のシャーリー(稲、もみ)は SAR と同根と思います。ネパール語 jhar(草、
雑草)。サロルンチカップは水辺にしか棲まないのでしょうか? 小生がここでモンダイに
したいのは oro-un ではありません。ネパール語 saras が鶴なんです。

 けふ、『アイヌ語ではない北海道の地名』に、蒙古語の huren(茶色)を追加しました。
アイヌ語 hure では“-n”がマシャクに合わなくなってくるのです。
 じじつ、あの根室西の沼(湖)は 濁っていて茶色です。
 大分県南部には風連洞があります。
<>211.130.246.210<>0
341<>340<>1030411320<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:メグセなこと書きました<>馬糞風さんは
No.340「Re:お気になさらず どぞどぞ」で書きました。
 
>
馬糞風さんは No.340「Re:お気になさらず どぞどぞ」で書きました。
★ 有り難うございますそうするとバチェラーの『三対』を磯村さんが写し取り、これをふたたび三平
  さんがそっくり写し取ったということでしょうか? この理解でいいですかね。 
★ 赤木三平さんは、小生には会うたびに「我執をすてろ」と進言してくれました。
  ま、“大我に就け”ということだったと思うのですが、若かった小生は「我執捨てたらメシも食え
  ねぇや」と反発していました。そのあと、三平さんはちょっとした風邪ひいて死んでしまいました。
  我執がなかったからでしょう。
  ムスコさんには「裏のヌキッペツ行ってヤマメをぶっ殺してまわれ」と進言しています。
  このヌキッペツ(濁った? 深い?)の語源……おわかりでしたらお教えください。 

> 「馬糞風」は「札幌」の異称です。
★ いやはや「めぐせ(メは馬にあらざれど……)」なこと書きました。おらオショすい(宮城・女川方言)。

  わたくしはアイヌ語については、アホです。とても、お二人の議論にはついていけません。
★ 会話は底に「あんたかて△△やろ、わてかて○○や」がなければ成立しません。馬糞風さん、わて
  かてバカや。今年3月、これをナマに書いたら若衆が怒りだして大失敗‥‥デシタ。

> バチラーの辞書は大好きです。いまは、初心者以外であれば、注意して使用すれば良書であることは
>誰も異論がないかと思います。
> わたくしは、単に読むだけです。
★ 「辞書を読む」……この意味、きもちわかります。
  辞書はじつにいろんなことを教えてくれますよネ。一語々々を“ひいたり”“相談”したりではも
  ったいないです。
  知里真志保は「アイヌ語とは斯くあるべきだ」の意識が強よすぎたと思います。知床の語源をめぐっ
  てetok , tok をむりむりひとつの概念に纏めようとして、4種も5種もの解釈を出し‥‥結局は知床 
  は観光向きの「地の果て」がまかり通っています。そろそろ誰かが叛旗を翻すべき時期でしょう。
<>61.119.151.76<>0
340<>339<>1030366187<><><>馬糞風<>Re:お気になさらず どぞどぞ<>>★ 有り難うございます。磯辺誠一氏との関わりは一切ありませんか?

  赤木三兵氏の「種本」が、その本です。古書店で28000円で売っています。また、復刻版でしたら、
北海道出版企画センターから出ている「アイヌ資料集」に入っていますから、大きな図書館でしたら
あると思います。
 まったくの、同一内容です。

>★馬糞風の命名動機が気になります。

 札幌は風が強く、昔は馬糞風が有名でした。かつては「馬糞風」と言えば誰でも「札幌」とわかったもの
ですが、地下鉄が通る時代では忘れ去られるものかもしれません。
 「馬糞風」は「札幌」の異称です。

>★ でも、馬糞風さんのアイヌ語研修のていども凄く深いですね。

 わたくしはアイヌ語については、アホです。とても、お二人の議論にはついていけません。

>★ バチェラーに母音がいっぱい詰まっているからといって、これをまちがいだとするのには異論こ
>  れあり、です。
 

 バチラーの辞書は大好きです。いまは、初心者以外であれば、注意して使用すれば良書であることは
誰も異論がないかと思います。
 わたくしは、単に読むだけです。とても利用する力量はありません。
<>211.126.65.174<>0
339<>337<>1030363429<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:お気になさらず どぞどぞ<>馬糞風さんは
No.337「ちょっと気になったこと」で書きました。
> poronup氏と紋次郎氏との議論の間に入る気はないのですが、少々、気になるこ
>とがあったものですから。
> 赤木三兵氏は、母音の添加は一切していません。忠実に辞書を丸写しています。
>また、種本はバチラー辞書からの抜き書き的なものですから、バチラー辞書には当
>然、あります。
>
>>yukarなどで、〜〜 san ru konna ・・・(〜が出る様子は〜〜であった)のよ
>>うな表現でしたらありえるかもしれません。
>
> バチラー辞書には、Sanruの次の項にSanru-konnaを「サンルの詩形」としていま
>す。
> このことから、バチラーの誤りが理解でき、「アイヌ語集」の誤りの理由がここ
>にあります。
★ 有り難うございます。磯辺誠一氏との関わりは一切ありませんか?
  この磯辺誠一さんの辞書を持っている人物を、ふとしたことから探しあてたのでしたが、その辞 
  書を取りだすのが、これまた大変な作業(倉庫を総ざらい)だとわかって、諦めたことがありま
  す。また、そのときは、あっしの足はしびれ始めていました。
★ それよりも、小生のわるいクセですが、ひとの名前の詮索……馬糞風の命名動機が気になりま
  す。「増なんとか」か「益ナントカ」……ですよネ。
  ネパール語;Math はサガルマタの math です。「頭」、「上」、「上のほう」。
  √♪ 東風吹かば 匂いおこせよ 梅のハナ デシタカ。コチの“ko”となんらかの関係これ
  あらむか。
★ でも、馬糞風さんのアイヌ語研修のていども凄く深いですね。
  小生は世迷いごとをほざく資質には、十分の自信があります。エデン語なら任せてください。
  みんなでやれば、きっといい成果に恵まれるはずです。
★ バチェラーに母音がいっぱい詰まっているからといって、これをまちがいだとするのには異論こ
  れあり、です。
  ひとつの民族語は、和人の影響あるなしに関わらず、聴いたとおりに表記してあるなら、それは
  それだけで真実だからです。それを“一介の”知里真志保の言のみを信じるのは科学的ではない  
  といわねばならない‥‥。どですか?  
<>61.207.137.113<>0
338<>334<>1030360658<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:マリモ<>poronupさんは
No.334「マリモ」で書きました。
 国際古語とは何ですか?
★ 国際現代語に比定できることば。
  いろんな古代語を見ていますと、○○語という牙城からにじみ出、こぼれ落ちている
  語彙を拾うことができます。これ、じつに面白いですヨ! 
  tras は「恐ろしいもの」 sanpe は「(天井世界から)落っこちた(san)もの」すな
  わち、ばけ(bhage……幸運)もの」へ、導かれます。
>
>トラサンペ、または、トーラサンペは、マリモのことですが、トが湖、ラサ
>ンペが化け物の意味だと言われています。
★ それが言われている地域‥‥、ああ、追跡調査はもうできませんね!!

>この「ktP」とはなんですか?どう読めばいいのでしょうか。
★ いちど、おいでくださるかまたは、電話をどうぞ。
  電話;048ー882ー4901
  小生はアイヌ語にある末尾辞の「ッP」は「tp」と書くようにしています。
  文字がなかったアイヌ語です。そこを「△△と書くのが本当だ」と言い出したのは知里  
  真志保でしょう。それを全体会儀にもかけないまま、そのまま踏襲してアタマでっかち  
  な「アイヌ標準表記法」を鵜のみにした後続の研究家の人びとも、或いは、後世の後輩  
  から「ナニやってたんだ」という誹りを受けないともかぎりません。
>
>マリモは山本エカシの最初の著書『阿寒国立公園とアイヌの伝説』では、
>「トウラサンペ」と書かれていますが、『アイヌ語小辞典』ではなぜか「ト
>ゥラッサンペ」となっています。
★ そうでしたか、有り難うございます。知りませんでした。Poronup さんとめぐり遭えて
  ホントによかったです。
  山本多助エカシがアタマの中で観念的にでっちあげたのでしょうかねぇ。
  どこの言語も、おっちゃん・おばちゃんが喋る「発音とその内意」が、数百万年の伝統  
  を受け継いだホンモノ言語でしょう。
  その点、サンスクリット語やラテン語はナニが入っているか、わかった紋じゃありませ  
  ん。
  

<>61.207.139.246<>0
337<>0<>1030350454<><><>馬糞風<>ちょっと気になったこと<> poronup氏と紋次郎氏との議論の間に入る気はないのですが、少々、気になるこ
とがあったものですから。
 赤木三兵氏は、母音の添加は一切していません。忠実に辞書を丸写しています。
また、種本はバチラー辞書からの抜き書き的なものですから、バチラー辞書には当
然、あります。

>yukarなどで、〜〜 san ru konna ・・・(〜が出る様子は〜〜であった)のよ
>うな表現でしたらありえるかもしれません。

バチラー辞書には、Sanruの次の項にSanru-konnaを「サンルの詩形」としていま
す。
 このことから、バチラーの誤りが理解でき、「アイヌ語集」の誤りの理由がここ
にあります。
<>61.202.21.185<>0
336<>332<>1030331906<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:アイヌ語集<>poronupさんは
No.332「アイヌ語集」で書きました。
 
>ranが垂直方向の移動(つまり落下)を指すのに対して、sanは「前側または浜側に出る」というのが原義
>だと思います。

★ 知里真志保はさかんに san は“「浜に」出る”と訳さねばならないと主張しました。
  ところが、これも慣用による概念のずれでしょう。
  語彙は音の変化はほとんどありません(その氏族の喋りぐせで変化するだけ)が、概念のほうで、
  どんどん変わるようです。こんなのは、多くの言語をあたってゆくとしだいに、諸言語が内在させている
  法則が身につきます。
★ けがの高名……。山音文学の『アイヌ語小辞典』には、刀で「ランゲタム」というのを載せていました。
  ラ−ルング語(ビルマ・ボド語群)に、なんと range があるじゃあ〜りませんか。 RAN は戦争です。
  これによって、チャランゲの語源(舌刀)が決まりました。「くちをおろす」は誤りです。下方参照。
<>211.130.246.138<>0
335<>333<>1030274012<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:sosoの意味<>poronupさんは
No.333「sosoの意味」で書きました。
>>soso だけで「(着物を)脱ぐ」はありましょうか?
>

>これは、pere(壊す・割る)とperke(壊れる・割れる)、tesu(それる)とteske(それる)mesu
>(もぐ)とmeske(もげる)などと同じ構造です。

★ 有り難うございます。いい辞書をお持ちで……。これ皮肉じゃないですヨ、ホントホント。
  おらも、そういう辞書を持ちたくなりました。
  なんぼでも質問が次ぎから次ぎに出てきます。
  per は名詞の割れ目はありませんか? いえね、砂沢クラさんのお友達(女性)はペランコちゃん
  というそうです。
  名詞+母音(任意の母音ですね、今んとこ)で、動詞を作る造語が……かなり広く言えそうです。
  小生はいま、「イ○○ー」で、「○○する」という統語法に、あちこちでぶつかっています。
  語尾に母音をもつ語彙は要注意です。

<>61.119.151.200<>0
334<>0<>1030270598<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>マリモ<>ツリーが複雑になったので新しくツリーを立てます。

>萱野ニシパの「まりも」に関するハナシにトラサンペがでます。
>これは国際古語では「恐ろしい・ばけもの」であるはずです。

国際古語とは何ですか?

トラサンペ、または、トーラサンペは、マリモのことですが、トが湖、ラサ
ンペが化け物の意味だと言われています。

>山本多助エカシの発音は 「ト−ラk tP」(まりも)でした。

この「ktP」とはなんですか?どう読めばいいのでしょうか。

マリモは山本エカシの最初の著書『阿寒国立公園とアイヌの伝説』では、
「トウラサンペ」と書かれていますが、『アイヌ語小辞典』ではなぜか「ト
ゥラッサンペ」となっています。
<>61.209.87.88<>0
333<>331<>1030270262<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>sosoの意味<>>soso
だけで「(着物を)脱ぐ」はありましょうか?

そういう意味にはならないと思います。
あくまで私の知る範囲で、ですが。服を脱ぐなどは、道東・道央などではamaと言います。原義は
「置く」です。
これは、西の言葉だとuse anuなどと言います。こちらは、直訳すると「外して 置く」という感じ
でしょうか。

>「剥ぐ」はありましょうか? いずれにしても「外・外」の造語形態でしょうけど……。

魚の皮や木の皮を「剥ぐ」ようなときにsosoは使えます。

しかし、soだけでは「外」の意味にはなりませんし、soyならありますが。
また、仮に、soが外の意味だとしても、so+soでは、動詞にはならないと思います。

sosoの関連語でsoskeがありますが、こちらは「はがれる」(自動詞)です。
この二つの関連を考えると、sos-が語根で、oが他動詞形成母音、keが自動詞形成語尾と考えられま
す。
これは、pere(壊す・割る)とperke(壊れる・割れる)、tesu(それる)とteske(それる)mesu
(もぐ)とmeske(もげる)などと同じ構造です。<>61.209.76.119<>0
332<>330<>1030269849<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>アイヌ語集<>>そのとおりで、磯辺誠一というひとが出した辞書の焼き直しらしいです。

磯部精一の辞書は、基本的にはバチェラー辞典の焼き直しのようです。
それをアイヌ語の知識もなくつぎはぎした赤木三平氏のアイヌ語集はさらに信頼性が低いです。

>でも、赤木三平氏は近くのアイヌさんからよく話をきいていたといいます。
>そのハナシそのものが、和人の影響をうけて母音がいっぱいくっついていたのでしょう。

そのアイヌの方は、どれぐらいアイヌ語のできる人なのでしょうか。
また、その人がアイヌ語を正しく発音していたとしても、聞き取った赤木氏が聞き取り間違っている可能
性の方が高いのではないでしょうか。

>さっそくですが、アイヌ語に SANRU(サンル‥‥下る)がありましょうか?
>山音には載っています。

sanruは聞いたことも見たこともありません。

しかし、yukarなどで、〜〜 san ru konna ・・・(〜が出る様子は〜〜であった)のような表現でしたら
ありえるかもしれません。

sanでしたら、動詞として存在します。場合によっては、「下る」と訳せます。
sanの場合は、川を下る、とか、山から里に下りる、というような場合に使います。

ranが垂直方向の移動(つまり落下)を指すのに対して、sanは「前側または浜側に出る」というのが原義
だと思います。
<>61.209.85.144<>0
331<>328<>1030214396<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:またまた訂正<>poronupさんは
No.328「またまた訂正」で書きました。
>>しかし、mosでしたらあります。こちらは「起きる」という意味です。
>>上記のサイト(様似アイヌ言語文化研究所)に掲載されている語彙集でご確認ください。
★ シャマニ……でしたら、金丸継男さんのムスコさんあたり、活躍していらっしゃるのかナ?
  金丸さん、田村すゞ子先生に叱られてね……。むかしのことですよ。
>
>上記の語彙集には、mosは掲載されておりません。載っているのはmososoの方です。
>きちんとこの語彙集を確認したのですが、文章の校正ミスでした。
>そそっかしくてお恥ずかしい限りです。
>
★ soso だけで「(着物を)脱ぐ」はありましょうか?
  「剥ぐ」はありましょうか? いずれにしても「外・外」の造語形態でしょうけど……。
<>211.130.234.153<>0
330<>329<>1030213624<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:moso<>poronupさんは
No.329「Re:moso」で書きました。
>もしや山音文学会のアイヌ語集でしょうか?
>あれは、綴りが違うどころか、えらいシロモノです。
「モソ」も、もしかしてそちらに出ていたのでしょうか?
★ そのとおりで、磯辺誠一というひとが出した辞書の焼き直しらしいです。
  でも、赤木三平氏は近くのアイヌさんからよく話をきいていたといいます。
  そのハナシそのものが、和人の影響をうけて母音がいっぱいくっついていたのでしょう。

  辞書……といえば、山本多助エカシが遺した原稿が釧路図書館に眠ったままになっています。
  キイチさん関係のひとに「ぜひまとめなさい」と進言したのですが、遠慮してダメです。
  その語彙数は4萬語とも7萬語とも……。公務員を雇ってやらせるのがいちばんいいのですが……。

 萱野チャチャが辞書を出されたときは、3〜4ヶ月も早く、まっさきに手紙して申し込みましたが、
>>いつまで経っても送ってこないので、そのままです。
 おかしいですね。郵便の事故でしょうか。
★ いえ、「ローマ字表記になっているか、なってなかったら要らない」と不要のことを付記したの
  だった……デシタカ。

>萱野辞典でしたら、古本屋で6000円ぐらいで売っていることがあります。
>ネットで探せますよ。
★ いまは、その余裕でパストゥーン語々彙集がおネラです。

>> アイヌ語でわからないことがありましたら、お教えください。
>喜んで。いつでもどうぞ。
★ さっそくですが、アイヌ語に SANRU(サンル‥‥下る)がありましょうか?
  山音には載っています。萱野ニシパの「まりも」に関するハナシにトラサンペがでます。
  これは国際古語では「恐ろしい・ばけもの」であるはずです。
  山本多助エカシの発音は 「ト−ラk tP」(まりも)でした。
  こういうヤブニラミの力をつけてくれたのは山音のメチャクチャ辞書のせいかも……ですね。
<>211.130.234.153<>0
329<>327<>1030208395<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>Re:moso<>> いまのひとはいいですね。小生が29年まえ神田の古本屋にアイヌ語事典を探しに行ったときには
>巾1メートル前後の方言、分類の2種しかなく、やっとみつけたバチェラーの三対辞典は、知里真志保
>がケチョンケチョンにけなしたので、読む気がしませんでした。

私などが生まれる前ですね。大変だったと思います。
まあ、そういった苦労話もまた聞かせてください。

> やむなく、観光みやげ店などで売ってるヤスモノを買い求めて、これがボロボロになるまで読みました。
> これまで、10册はボロボロにしたのではないでしょうか。
> これで以って対比していましたら、伊藤せいちニシパから「綴りがちかう」とチャランケうけました。

もしや山音文学会のアイヌ語集でしょうか?
あれは、綴りが違うどころか、えらいシロモノです。

「モソ」も、もしかしてそちらに出ていたのでしょうか?

> 萱野チャチャが辞書を出されたときは、3〜4ヶ月も早く、まっさきに手紙して申し込みましたが、
>いつまで経っても送ってこないので、そのままです。

おかしいですね。郵便の事故でしょうか。

萱野辞典でしたら、古本屋で6000円ぐらいで売っていることがあります。
ネットで探せますよ。

> アイヌ語でわからないことがありましたら、お教えください。

喜んで。いつでもどうぞ。<>210.197.170.250<>0
328<>321<>1030205974<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>またまた訂正<>>しかし、mosでしたらあります。こちらは「起きる」という意味です。
>上記のサイト(様似アイヌ言語文化研究所)に掲載されている語彙集でご確認ください。

上記の語彙集には、mosは掲載されておりません。載っているのはmososoの方です。
きちんとこの語彙集を確認したのですが、文章の校正ミスでした。
そそっかしくてお恥ずかしい限りです。
<>210.197.170.250<>0
327<>321<>1030174877<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:moso<>poronupさんは
No.321「moso」で書きました。
 
 いまのひとはいいですね。小生が29年まえ神田の古本屋にアイヌ語事典を探しに行ったときには
巾1メートル前後の方言、分類の2種しかなく、やっとみつけたバチェラーの三対辞典は、知里真志保
がケチョンケチョンにけなしたので、読む気がしませんでした。
 やむなく、観光みやげ店などで売ってるヤスモノを買い求めて、これがボロボロになるまで読みました。
 これまで、10册はボロボロにしたのではないでしょうか。
 これで以って対比していましたら、伊藤せいちニシパから「綴りがちかう」とチャランケうけました。

 萱野チャチャが辞書を出されたときは、3〜4ヶ月も早く、まっさきに手紙して申し込みましたが、
いつまで経っても送ってこないので、そのままです。
 そうこうするうちに、ほかの世界中の辞書が欲しくなったり、忙しくなったりで、まだ、田村すゞ子先生
の辞書すら入手していない状況です。

 アイヌ語でわからないことがありましたら、お教えください。
<>211.130.234.213<>0
326<>323<>1030153096<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:文法<>poronupさんは
No.323「文法」で書きました。
そもそも文法のない言語など存在するのでしょうか。
★ハッピーマザーは文法を知っていたでしょうか?
 
 キカイ・オンチで申しわけありません。http://www.you-i.org から、言語篇のなかで、『偶然の一致は
無視して突進せよ』をさがしていただけますか?
 そういう足ひっぱりに構って、足踏み状態や入って行くのを躊躇するのを続けるよりも、バスク語の Txori
と日本語の鳥は同根であるとの前向き姿勢こそ、ユーラシア語の形態把握を大きく前進させると信じます。
 バスク語の「男の子」はムチコだったでしたか。村山七郎さんが南方祖語としていわれた taphi(小布)
がバスク語に二つ入っているのは確認されましたでしょうか? ギリシャにあったフィロソフィーの PHILI も
村山七郎さんは南方祖語として摘出されましたよね。村山七郎さんの目を、ネパールに向けてもらおうとヤッキに
なっていた矢先に、同先生に逝去されてしまいました。

 アンタの表現は結構多いですね。よくは調べないうちに「別物だ」ときめるのは却って危険でしょう。ここは
方法的に魚もザコも桶のなかに入れておいたほうがいいです。日本語のアンタは A(わが) nata(ネパール語で
名前が同じの、同族)、そなたは台湾?語のソ(汝)+ nata .
別物だと関係ないんだときめる根拠は、「同じものだ」として出発したあとからでしか、出てこない……そうい
うもんじゃないでしょうか?

 人類は初めのうちはオノマトペア語彙を使っていて、意識はいつも現在形です。これは犬ネコなどをみても明か
でしょう。人間のことばだけが特別なものではないはずです。
 Poronup さんは、なにか宗教をやっていらっしゃいますか? 宗教的世界観を得ているかたには別のアプローチ
を執らねばなりません。
 35000年は申しあげましたように方法“仮説”です。あたまのわるい小生は、考え易いように、方法仮説を
思考の触媒に置くことしばしばです。
 小生の狙いは「言語考古学」です。言語考古学はまだ「出発」すらもしていません。
 こんご、なにかとお力添えくださいますよう。
 また、不審におもわれる点はなんなりとぶつけてください。 Poronup さんのようなお方からだと、ほ〜〜んと
励みになります。
<>61.207.140.106<>0
325<>322<>1030150889<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:・・・。<>poronupさんは
No.322「・・・。」で書きました。
>アイヌ語地名のHPを春あたりに閉鎖されてしまい、しばらくネットではお名前を見かけませんね・・・。
>nupkesさんとは個人的にメールのやりとりをしていたことがありますが、ここしばらくは途絶えております。

 有り難うございます。
 Nupkes さんも、「ひとつの言語は徹底的に修得しあければならない」とおっしゃっておられました。
 小生には、このことに就いては、まったく正反対の見解〜手段ですので、相手のアイデンティティーを壊さ
ないような説明を展開するには苦慮しました。
 Nupkes さんからは、アイヌの名前とか、藤原正明さんなど、貴重なことを教えていただきました。
<>61.214.2.112<>0
324<>321<>1030124941<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>訂正<>>それから、momosoという単語もあります。これは他動詞で、「起こす(=目を覚まさせる)」という意味
>です。

「モモソ」ではなく、「モソソ(mososo)」でした。
失礼をば。<>210.197.170.216<>0
323<>316<>1030124458<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>文法<>> 語彙ということの途方面からの捕捉です。ひとつは、文化が触れあったとき、そこには文法の違いを
>越えて語彙の借用がみられます。(新聞を見てください。カタカナと漢字ばかりでしょ?)

アイヌ語にあきらかにタジク語やネパール語の単語が借用されているのでしたら、まだ分かりますが、これでは偶
然の一致、ゴロ合わせの域を出ないと思います。

たとえば、アラビア語では「あなた」のことを「アンタ(男性のみ)」と言いますし、バスク語では鳥のことを
「チョリ」と言います。そのような語彙の類似は世界の言語にごまんとあるのではないでしょうか。

> ふたつ、文法がこのユーラシア人にいつごろ起ったか……です。ここは方法仮説です、犬を飼いはじめ
>たのが35000年前だそうですから、それ以前は文法統語はなかった……と、置きました。
> すると、それ以前には文法統語はなく、人類のことばは単語を現在形で並べるだけだったんですヨネ。

犬を飼いはじめたことと、文法のあるなしは関係ないと思いますが、そうおっしゃる根拠は?

そもそも文法のない言語など存在するのでしょうか。
文法統語がないことと、時制の区別が存在しないこととはまったく関係ないと思います。
そもそも、3万5千年前の言語には、「現在形」しか存在しないことの根拠はなんでしょうか。<>210.197.170.216<>0
322<>317<>1030123896<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>・・・。<>> 忘れないうちに書いておきたいのですが、空知の
Nupkes さんの消息を、ご存じありませんか?
> ご存じでしたら、ぜひ、お報せくださいますよう、お願い申しあげます。

アイヌ語地名のHPを春あたりに閉鎖されてしまい、しばらくネットではお名前を見かけませんね・・・。
nupkesさんとは個人的にメールのやりとりをしていたことがありますが、ここしばらくは途絶えております。<>210.197.170.216<>0
321<>319<>1030123678<>poronup@hotmail.com<>http://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html<>poronup<>moso<>> 「目がさめている」は MOSO
ではないですか? 

mosoという単語は知りません。どこかの文献に載っていましたか?

しかし、mosでしたらあります。こちらは「起きる」という意味です。
上記のサイト(様似アイヌ言語文化研究所)に掲載されている語彙集でご確認ください。

萱野茂さんの名著『おれの二風谷』(すずさわ書房)の一番最初の文章で紹介されている、夜中に小川で
水を汲むときに水の神に唱える言葉でも使われています。

→ "tu wakka mos mos, tu wakka mos mos"
 (二つの水よ目を覚ませ)

mosは、目を覚ます、という「動作」を指し、monakは、目が覚めている・眠っていない、という「状態」
を指すようです。

それから、momosoという単語もあります。これは他動詞で、「起こす(=目を覚まさせる)」という意味
です。

これらの単語は、『アイヌ語方言辞典』・『アイヌ語千歳方言辞典』・『アイヌ語沙流方言辞典』・『萱
野茂辞典のアイヌ語辞典』などにはすべて掲載されている普通の単語です。<>210.197.170.216<>0
320<>318<>1030122752<>poronup@hotmail.com<>http://search.biglobe.ne.jp/dic/<>poronup<>moanとmourn<>お返事ありがとうございます。

> 英語のmourningさえ知らない小生ですが、これ、同根だとおもいますよ。
> いまから、英語の辞書ひいてみます。「うめく」だったですか……なら、知っていました。

「うめく」でしたら、moanではないでしょうか。mournとは微妙に発音が違います。
上に挙げてあるネット辞典で検索して確かめてみてください。

mourningは、まさしく喪に服すことを指します。
こちらは動名詞から転じた普通名詞ですが、もとのmournは、死を悲しむ、喪に服す、という意味の動詞で
す。

> こんごとも Veri very よろしく!!

こちらこそよろしくお願いします。<>210.197.170.216<>0
319<>314<>1030104504<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:moの解釈について<>poronupさんは
No.314「moの解釈について」で書きました。

>monakは、あくまで「目がさめている」ことを指すので、眠れない、という意味にはならない
>はずです。

 いろいろと有り難うございます。
 「目がさめている」は MOSO ではないですか? 
 mo(小)は朝鮮語にもありますね。*mo には眠るは言えるでしょう。
 朝鮮語の MOには、だから小さな狭い土地となったのでしょうか? MOD は曲り角。コーナー
と同じ。コーナーはネパール語では KUNA となり、日本には「くなどの神」があります。国後は
これだと思っています。
<>61.207.139.235<>0
318<>313<>1030103865<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:静かな大地<>poronupさんは
No.313「静かな大地」で書きました。
 
>英語のmourningとちょうど意味がぴったり合います
>が、だからといって、日本語の「喪」と英語のmourningが同根だとは言えますまい。

 ここを後から見たのでした。基本的考え方(『ユーラシア語はひとつにまとめてみるべし』)は、
別のところで叙べています。
 英語のmourningさえ知らない小生ですが、これ、同根だとおもいますよ。
 いまから、英語の辞書ひいてみます。「うめく」だったですか……なら、知っていました。
 こんごとも Veri very よろしく!!
 
<>61.207.139.235<>0
317<>316<>1030103323<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:アイヌ語以前?<>焼尻紋次郎さんは
No.316「Re:アイヌ語以前?」で書きました。

 上でちょっと長い挨拶を初めにかきましたら、「エラー表示」がでました。長過ぎたのだろうと、挨拶
のところを消しましたら、こんどは入りました。小生はみごとなキカイ・オンチなんです。

 Poronup さんのお名前はあちこちでお見受けしていますが、触れあいは今回はじめてですね、はじめまして。
 忘れないうちに書いておきたいのですが、空知の Nupkes さんの消息を、ご存じありませんか?
 ご存じでしたら、ぜひ、お報せくださいますよう、お願い申しあげます。
<>61.207.139.235<>0
316<>315<>1030102585<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re:アイヌ語以前?<>poronupさんは
No.315「アイヌ語以前?」で書きました。
 二つ三つ、基本的な解説が必要でしょうか。
 語彙ということの途方面からの捕捉です。ひとつは、文化が触れあったとき、そこには文法の違いを
越えて語彙の借用がみられます。(新聞を見てください。カタカナと漢字ばかりでしょ?)

 ふたつ、文法がこのユーラシア人にいつごろ起ったか……です。ここは方法仮説です、犬を飼いはじめ
たのが35000年前だそうですから、それ以前は文法統語はなかった……と、置きました。
 すると、それ以前には文法統語はなく、人類のことばは単語を現在形で並べるだけだったんですヨネ。
 次に多くの言語種をつきあわせてゆくと、西洋言語学者たちが設定した系統樹を超えた語彙が分布して
いることに気がつきます。
 ひとつの言語の語彙とは、太古太古の始原から中心氏族(ここから民族まで発展する)から生まれでた
ものではない‥‥ことは、ご理解いただけますしょうか? エデン語は50〜100あるのは当然です。
 語彙は地球規模でしか見てはいけないものと自戒しています。
 また、特定なそこの言語をペラペラ喋れる必要は、まるっきしありません。

 違いを云いたてて、頭脳の停滞を呼び込むよりも、積極的な肯定が広くあかるい未来を約束します。
 この領域は、まだ「始まって」もいません。
 そこへギセイとなる心意気こそ文明を加速化させます。
 阿寒の山本多助エカシは、そのことを小生のこころに植えこんで死んでゆきました。
 『風が吹かなかったら、ウソもホントもへったくれもない』のです。

 まだまだ、関心をお寄せくださる方には、いっぱい云わねばならないことがあります。
 小泉総理の足ひっぱる言動が目立ちます。自分を主張するのは、その場その場では、本人には快感事で
しょうが、あとで気がついた……ら、日本沈没だったりして……。

 ぜひ、いっしょにいろんな言語種へ分け入って頂きたく存じます。
 http://www.you-i.org にいろいろ書いています。欠陥部品だらけの寄せ集め人間です。アマカネ。

<>61.207.139.235<>0
315<>312<>1030032709<>poronup@hotmail.com<><>poronup<>アイヌ語以前?<>確かに、釧路や根室、阿寒、その他、北海道各地に地名には、どうも語源のはっきりしないものが多
数あります。もしかしたら、アイヌ語以外の言語による地名の存在も考える必要があるかもしれませ
ん。少なくとも、道東には、アイヌ語の祖語とは別にオホーツク人の言葉による地名が残っているの
かもしれません。
しかし、オホーツク人がどのような言語を話していたのかはまったく記録がありませんので、この問
題を解決するのは非常に難しいと思います。
アイヌ民族の成立と深い関係のある、非常に興味深い問題だと思います。

HPを拝見しましたが、アイヌと隣接しているウィルタやギリヤーク(ニブフ)の言葉による解釈は
おいておくとしても、北海道の地名がなぜタジク語やネパール語で解釈できてしまうのでしょうか。
北海道にタジク人やネパール人が住んでいたとでもおっしゃるのでしょうか。

そもそも、近代以前に、ウィルタやニブフが北海道に定住していたという事実さえ確認されていませ
ん。ウィルタ語やニブフ語の地名がなぜ北海道にあるのでしょうか。

このような語呂合わせでしたら、ヘブライ語でもバスク語でもケチュア語でもナバホ語でも何語でも
できるのではないでしょうか。

しかし、失礼を覚悟してお聞きしますが、そもそも、焼尻様はタジク語やネパール語がどれぐらいお
できになるのでしょうか。どのように勉強されたのでしょうか。

本州や九州の地名をアイヌ語で「解明」したと称して、「研究成果」を発表されている方が多数いま
すが、その大部分はアイヌ語の基礎的な理解力もなく、ただ、アイヌ語の辞書を見ながら単語をつぎ
はぎしているだけで、アイヌ語の語法などをまったく無視したとんでもないシロモノがほとんどで
す。

要するに、その言語の普通の文章などを理解する能力もなく、辞書を見ながら単語をつぎはぎしただ
けの「地名解釈」などは、まず信用できないということです。

これは、ニブフ語やウィルタ語、タジク語、ネパール語などによる「地名解」に関しても同じく言え
ることだと思います。

>アイヌ語は民族語になるまえは「氏族語」ばかりでした。

氏族語と民族語の違いはなんでしょうか?
そして、アイヌ語はいつ「民族語」になったのでしょうか。そしてその根拠は?<>210.197.171.212<>0
314<>305<>1030032178<>poronup@hotmail.com<><>poronup<>moの解釈について<>続きです。

>アイヌ語 MOSIR の SIR にどうしても「静かな」みたいな形容詞を
>つけたかったら、ここは「眠れる大地」とやればよかったと思います。
>アイヌ語 *MO には「眠る」が云えるからです。

mokorやmonak、sirmo、mono aなどのmoの原義は「静かである/静けさ」だと思います。
mosirが「眠る大地」でしたら、moyuk(タヌキ)は「眠るシカ」、mosem(チセの本体の入
り口にある、物置にも使われる空間)は「眠る物置」、mour(女性の肌着)は「眠る衣」と
いうことになってしまいます。

しかし、mosirのmoの方は、いろいろ難しい問題がありますが、基本的には「小さい」という
意味だと思います。といっても、「小さい土地」という訳語にはなりません。合成語として
「大地」・「国」・「土地」と訳すべきでしょう。
中川裕教授の『アイヌ語千歳方言辞典』にはこう書かれています。

「モ mo は本来シ si と対になって、何か他のものと対比して小さいものを表す。シリ
 sir は視覚によって知覚された世界の総体であり、その総体の一部を切り取って限定して
とらえたものがモシリ mosir であると考えられる。だから、アイヌ モシリ aynu
mosir「人間の世界」や「島」といった限定された空間を表すのに用いられる」

基本的にはこの記述が正しいと私は思っています。

>釧路駅裏に「 MONAK (眠れない)」という名前のホテルがあった
>のにはビックリしたことがあります。

monakは、あくまで「目がさめている」ことを指すので、眠れない、という意味にはならない
はずです。<>210.197.171.212<>0
313<>305<>1030032064<>poronup@hotmail.com<><>poronup<>静かな大地<>一応はじめまして。
あなた様のHPや書き込みは今まで何度か拝見したことありますが、掲示板で直接意見をコメ
ントするの初めてだと思います。

>アイヌ語 MOSIR の MO は、単独に MO だけなら「静かな」という
>意味がありますが、MOSIR となった場合には「静かな SIR (土地)」と
>訳してはなりません。

これに関しては、私はまったく賛成です。
mosirが「静かな大地」なのでしたら、sisam-mosir(和人の・国/土地=本州)は「和人の
静かな大地」、teyne-pokna-mosir(じめじめした・下の方の・土地=悪いことをした魔物
などの行く世界)は「じめじめした下の静かな大地」ということになります。

しかし、mosirのmoを、ギリヤーク語やネパール語、朝鮮語、日本語の「喪」などと結びつけ
ることには疑問を感じます。
「ミ」や「ム」が含まれている単語ならほかの言語にもあるわけで、無理にギリヤーク語やネ
パール語と結びつける必然性はあるのでしょうか?

バスク語でもインドネシア語でもヘブライ語でもケチュア語でもいいはずです。
しかし、これでは単なる語呂合わせ、コジツケではないのでしょうか。

たとえば、日本語の「喪」でしたら、英語のmourningとちょうど意味がぴったり合います
が、だからといって、日本語の「喪」と英語のmourningが同根だとは言えますまい。<>210.197.171.212<>0
312<>0<>1029959927<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<> アイヌ語でもなく日本語でもない北海道の地名一覧表 <> このたび、わがH.P
;http://www.you-i.org /nonainu.html
では『アイヌ語でもなく日本語でもない北海道の地名・一覧表』を掲上しました。
 北海道の地名といえば、これまでアイヌ語によるものか、明治期以降になって和人がつけ
たものばかりだと思ってきたひとが多いのではないでしょうか?

 アイヌ語は民族語になるまえは「氏族語」ばかりでした。
 北海道はアイヌ語で解けない地名があまりにも多いので、これを作ってみました。
 この傾向は大略日本語でも同じものを含んでいて、國というイビツなものができる前は、
氏族語だらけだったと思います。

この作業中にクシロ地方に独立した古代ポリス国家があったことを発見できた‥‥と思って
います。和人色の強い「くに」です。
<>61.119.149.94<>0
311<>309<>1029848380<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:かなりの亀レスですが、、、<>
kumanesirです。

>>kumanesirさんへ
>おひさしぶりです。前の投稿で「アイヌ語法概説が復刻されないものかなあ」ということを書きましたが、
>すでにゆまに書房から復刻されていました。が、値段は高いし、昔でたものをそのまま印刷した感じで(金
>田一、という印まで白黒で入っています(笑)。)読みにくいので買う気にはなれないです。今は「言語学
>大辞典」の「アイヌ語」をコピーして読んでいますが、これは文法が全体的に書かれているし詳しいので良
>いですね。

そうですね。「言語学大辞典」は全般的に詳しく書かれていてよいものだと思います。論文も各論について
は詳しく書かれて勉強になります。辞典ももっとたくさん出てほしいですね。「アイヌ語法概説」ももっと
安く出てくれればうれしいですね。<>202.224.102.39<>0
310<>309<>1029595536<><><>馬糞風<>Re:かなりの亀レスですが、、、<>ごんぶとさんは
No.309「かなりの亀レスですが、、、」で書きました。

> バチラー辞典については私は明らかに間違っているものが入っている以上素人には利用しにくい物だと思
>っています。

岩波書店のバチラー辞典における巻末の田村すず子「バチラーの辞典について」を、お読み下さい。
確かに、初心者は使うべきではありませんが、だからと言って否定するものでもないはずです。
 

>「アイヌ語法概説が復刻されないものかなあ」

 「アイヌ語法概説」は、平凡社の「知里真志保著作集」の4巻にあります。古書店にもよるでしょうが、分冊で売
るてくれるかも。
 札幌では、ある古書店ではそうしていますが。
 kumanesirさんあてなのに、わたくしがカキコして申し訳有りません。

 でも、「アイヌ語法概説」より、田村先生や中川先生の著作の方が、理解しやすいと思うのですが。
そでもこまで勉強なさるのでしたら、『虎杖丸の曲』の最初の部分も参考になるのではと愚考します。
 子音rについての初めての著作ですから。

 今後の、勉学に期待しております。
<>211.126.64.112<>0
309<>302<>1029582392<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>かなりの亀レスですが、、、<>馬糞風さんは
No.302「Re:音声末子音」で書きました。

>
> バチラー辞典は、確かに問題はありますが、日本語を無視し、英文だけを見ると以外と良書であ
>ることは最近の共通認識かとも思うのですが。

 「最近の共通認識」というのはどうやって知るのか知らないのですが、論文などで発表されたりしている
んでしょうね。最近はアイヌ(やアイヌ語)に関する本というのがあまり出ていないので状況は掴みにくい
です。
 バチラー辞典については私は明らかに間違っているものが入っている以上素人には利用しにくい物だと思
っています。ただ、他の文献に採録されていない言葉が数多く入っているというところは随分貴重だと思い
ますが。
 
>kumanesirさんへ
おひさしぶりです。前の投稿で「アイヌ語法概説が復刻されないものかなあ」ということを書きましたが、
すでにゆまに書房から復刻されていました。が、値段は高いし、昔でたものをそのまま印刷した感じで(金
田一、という印まで白黒で入っています(笑)。)読みにくいので買う気にはなれないです。今は「言語学
大辞典」の「アイヌ語」をコピーして読んでいますが、これは文法が全体的に書かれているし詳しいので良
いですね。<>133.20.16.171<>0
308<>307<>1029548196<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:音声末子音<>
kumanesirです。

>>
>> わたくしの発見など他人に説明するようなものでもありません。
>> 数年前まで、バチラー辞書をあまり評価していませんでしたが、切替先生の
>>話を聞いてから読むようになりました。
>> 切替先生の論文で、バチラー辞書について少しふれているものがあったのですが、
>>部屋の整理したことで、どこにあるか不明となりました。
>>
>
>どの論文でしょう??
>教えていただければ、そして、私が馬糞風さんの知人に相違なければ、
>写しをお送りできると思います。

まあ、もしできましたら、馬糞風さんと一緒によろしくお願いします。
一般人には、なかなか論文を手に入れるというのも大変だと思います。
特に入手しずらいものなどは、誰か知り合いがいないと見ることも
できないのではないでしょうか?
切替先生と言えば「アイヌ神謡集辞典」で私は初めてアイヌ語の文法に
興味を持ちました。非常に明快な解説だと感じました。

>
>前の投稿は、間違って送信してしまいました。
>お手数ですが、削除いただけるとありがたいです。
>kumanesirさま、よろしくお願いいたします。
>

ツリー構造になっているものがすべて削除されるようになってましたので、
最新のものを一つ前のコメントにコピーして、最新のものを削除しました。
<>210.147.234.1<>0
307<>304<>1029402786<><>http://www.cool.ne.jp/<>私は馬糞風さんの知人と思われます<>Re:音声末子音<>No.304「Re:音声末子音」で書きました。
>kumanesirさんは No.303「Re:音声末子音」で書きました。
>
>>> わたくしは、バチラー辞書の英文部分を読むのは好きです。意外な発見があり、オヤオヤと思う
>>>ことがあります。
>
馬糞風さんは No.304「Re:音声末子音」で書きました。
>kumanesirさんは No.303「Re:音声末子音」で書きました。
>
>>> わたくしは、バチラー辞書の英文部分を読むのは好きです。意外な発見があり、オヤオヤと思う
>>>ことがあります。
>
>>どういう発見があったか、差し支えなかったら、教えてください。
>
> わたくしの発見など他人に説明するようなものでもありません。
> 数年前まで、バチラー辞書をあまり評価していませんでしたが、切替先生の
>話を聞いてから読むようになりました。
> 切替先生の論文で、バチラー辞書について少しふれているものがあったのですが、
>部屋の整理したことで、どこにあるか不明となりました。
>

どの論文でしょう??
教えていただければ、そして、私が馬糞風さんの知人に相違なければ、
写しをお送りできると思います。

前の投稿は、間違って送信してしまいました。
お手数ですが、削除いただけるとありがたいです。
kumanesirさま、よろしくお願いいたします。
<>219.168.144.45<>0
306<>305<>1029025928<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎<>Re: げっ 函館市役所近くには「シオン」という喫茶店もあったヨ <>焼尻紋次郎さんは
No.305「朝日新聞連載『“静かな”大地』は誤訳です」で書きました。
 
 そういえば、函館市役所の近くには「シオン」という名の喫茶店もありました。ユダヤ
人の名前とか赤子という意味で名付けたのだとは思いますが、もう一歩つっこんでシオン
を考えたら、およそ喫茶店むきではありませんよネ。

 函館のハコは「草地、傾斜地」という意味だとおもいます。
 コシャマイン戦争が始まったときに12あった砦‥‥、タテとはやっぱ、これは金属精
錬とか鍛冶屋などをモロに表現した語形ではなかったのでしょうか。
 ネパール語 DHATU(金属)。語頭の濁音が云えなかったシャモは、語頭にイを立てて伊達
(イダツ)と発音しました。
 コシャマイン戦争のとき、アイヌ側は次ぎから次ぎにタテを攻め落としたのですが、二つ
の砦はどうしても落とすことができませんでした。
 それは、アイヌ側に秀でた金属精錬の技術がなかったからだと、思います。
 皆ごろしにしたら、金属精錬の技術を入手できないと判断したからではないでしょうか?
<>61.207.139.232<>0
305<>0<>1029023991<>zik@you-i.org<>http://www.cool.ne.jp/you-i.org<>焼尻紋次郎<>朝日新聞連載『“静かな”大地』は誤訳です<> アイヌ語
MOSIR の MO は、単独に MO だけなら「静かな」という意味がありま
すが、MOSIR となった場合には「静かな SIR (土地)」と訳してはなりません。

シャモが北海道にワァーワァーやってきて騒がしくなったので、その反動として
民間アイヌ語研究家などは、“静か”としたいところでしょう。
しかし、この MO は小生があちこちで訴えている「広域通婚交易圏」のことで、
いろんな氏族をこえて大地ワクや多島海域を共有する関係を謂います。
ギリヤーク語の MIF(土地)、ネパール語の BHUMI(土地)のように *MI とも
なります。ネパール語 MULUK(國)のように MU にもなります。
朝鮮語 *MO は狭い土地ですが、これは慣習によってできた変形でしょう。

 「静かな」は日本語の「喪(に服す)」との関連語ですが、この 「喪」はタジ
ク語 MOTAM(喪)と同根です。
 アイヌ語 MOSIR の SIR にどうしても「静かな」みたいな形容詞をつけたかった
ら、ここは「眠れる大地」とやればよかったと思います。
アイヌ語 *MO には「眠る」が云えるからです。

釧路駅裏に「 MONAK (眠れない)」という名前のホテルがあったのにはビッ
クリしたことがあります。 まだありますかねぇ。

<>61.207.137.207<>0
304<>303<>1028518745<><>http://www.cool.ne.jp/<>馬糞風<>Re:音声末子音<>kumanesirさんは
No.303「Re:音声末子音」で書きました。

>> わたくしは、バチラー辞書の英文部分を読むのは好きです。意外な発見があり、オヤオヤと思う
>>ことがあります。

>どういう発見があったか、差し支えなかったら、教えてください。

 わたくしの発見など他人に説明するようなものでもありません。
 数年前まで、バチラー辞書をあまり評価していませんでしたが、切替先生の
話を聞いてから読むようになりました。
 切替先生の論文で、バチラー辞書について少しふれているものがあったのですが、
部屋の整理したことで、どこにあるか不明となりました。
<>61.202.20.227<>0
303<>302<>1028380966<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:音声末子音<>
kumanesirです。

馬糞風さんは No.302「Re:音声末子音」で書きました。
>ごン太さんは No.299「Re:音声末子音」で書きました。
>> 「幽霊アイヌ語」の判断も難しいと思います。『分類アイヌ語辞典』
>>にさえ載っていない単語がバチラー辞典に載っているということもあるそうですから
>
> バチラー辞典は、確かに問題はありますが、日本語を無視し、英文だけを見ると以外と良書であ
>ることは最近の共通認識かとも思うのですが。
> わたくしは、バチラー辞書の英文部分を読むのは好きです。意外な発見があり、オヤオヤと思う
>ことがあります。
>
> 横から、スミマセン。
>

どういう発見があったか、差し支えなかったら、教えてください。
<>210.147.234.58<>0 302<>299<>1028126754<><><>馬糞風<>Re:音声末子音<>ごン太さんは
No.299「Re:音声末子音」で書きました。
> 「幽霊アイヌ語」の判断も難しいと思います。『分類アイヌ語辞典』
>にさえ載っていない単語がバチラー辞典に載っているということもあるそうですから

 バチラー辞典は、確かに問題はありますが、日本語を無視し、英文だけを見ると以外と良書であ
ることは最近の共通認識かとも思うのですが。
 わたくしは、バチラー辞書の英文部分を読むのは好きです。意外な発見があり、オヤオヤと思う
ことがあります。

 横から、スミマセン。
<>211.126.64.48<>0
301<>300<>1027988673<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごン太<>げっ<>匿名さんは
No.300「Re:[']」で書きました。
>> 聞き取りのしやすさは『邪語』が使われているそうですがカムイユカラが一番やさしい気がし
>>ます。
>
>全く余計なお世話ですが「雅語」のこと???
>揚げ足とりみたいで嫌なので、匿名で失礼。
>
「雅語」のつもりで書いてました。漢字の形につられて「邪語」などと書いてしまいバカな事をしてしまいま
した。言葉の意味としては「雅」の方で取っていましたよ。まさか、邪魔なとか邪悪なという意味ではとって
ませんでした。
 、、、、、。が、改めて辞書で調べてみたら雅語って「古い言葉」の意味だけではなくて「正しい言葉」
「洗練された言葉」という意味もあったんですね。なんとなく『雅語』=『古語』と思っていたのですが。
 これならカムイユカラに当てはまるのかな?
 匿名氏のおかげで勉強になりました。

<>61.200.136.58<>0
300<>298<>1027944040<><>http://www.cool.ne.jp/<>匿名<>Re:[']<>> 聞き取りのしやすさは『邪語』が使われているそうですがカムイユカラが一番やさしい気がし
>ます。

全く余計なお世話ですが「雅語」のこと???
揚げ足とりみたいで嫌なので、匿名で失礼。
<>219.168.144.45<>0
299<>295<>1027433890<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごン太<>Re:音声末子音<>poronupさんは
No.295「音声末子音」で書きました。
>これはもしや萱野さんの放送分ですか?
 その通りです(笑)。
>実は、萱野さんは、音節末のtを、kに発音していることがよくあります。

そうだったんですか。でも「萱野茂のアイヌ語辞典」ではちゃんとmetotsoとなっているの
でもともとkとtの発音って似てるんでしょうかねぇ。知里真志保の著作でも随分と「音
韻」と「音声」の違いに触れていましたし。
>萱野さんに限らず、最近の古老の発音では、音節末子音の発音が曖昧になったり混
>同したりすることはあるようです。
>rについては、すでに、知里幸恵の時代に、その区別が曖昧になってきているとい
>う記述があるぐらいですから、なかなか難しいところですね。
>現在の多くの話者は、はっきり母音をつけて発音していることが多いようです。
 日本語がそうですからねぇ。「アイヌ語入門」でのかな書きでのrは全て小さいルに
なっていて、他の知里真志保の著作では大文字の場合でもルになっていますが(ゆうか
る、のように)本来の発音では幾分、う以外の母音の後のrでもルに近かったんでしょう
か?自分でラ行の発音の口の形だけを作って発音をやめるとルっぽく聞こえますが。それ
ともただ今までの表記と違いを強調するためにやったのでしょうか?まあこれも地方差が
あるのでしょうが。
 発音もそうですが「幽霊アイヌ語」の判断も難しいと思います。『分類アイヌ語辞典』
にさえ載っていない単語がバチラー辞典に載っているということもあるそうですから、た
だ今の信用されている辞典に載っていないから幽霊アイヌ語だともいえないでしょうし
ね。ある地域でだけしか使われていなくて記録されなかった言葉というのも多々あるで
しょうから本当に難しいと思います。
<>210.196.10.40<>0
298<>294<>1027429947<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごン太<>Re:[']<> poronup さん

>どうも最近、時間的に余裕がないのもありますが、掲示板などに文章を書く「気
>力」が沸きませんで、何も書けませんでした。
>
 そんなにも忙しい中わざわざご返事頂きありがとうございます。

「’」についてはアイヌ語表記の中でもずいぶん示すものが変わってきたんですね。英語
の教師に質問したわたしはバカでした。なんでも別のところでは軟音化の記号として使わ
れているようで、ロシア語の発音を延々と聞かされてしまいました(笑)。

>ごんぶとさん、アイヌ語の学習は進んでいますか…?
 ぼちぼちやっていますが、最近は受験勉強のため停滞気味です。ひとつの目標として口
承文芸を聞いて理解できるようになりたいと思っていますが、カムイユカラやウウェペケ
レはともかくユカラはどうもよっぽど勉強しないと無理な気がしています。聞き取りのし
やすさは『邪語』が使われているそうですがカムイユカラが一番やさしい気がします。ウ
ウェペケレは語りが早いので...。
 「ウパシクマ」の片山さんの紹介文の中で、「カムイユカラは邪語で語られているので
日本の古典同様難しい」みたいなことが書いてありましたが、これはかなり「ん?」と思
いました。
<>211.5.24.14<>0
297<>295<>1027427298<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:音声末子音<>
kumanesirです。
書き込みありがとうございます。

poronupさんは No.295「音声末子音」で書きました。
>>アイヌ語ラジオ講座に出てきたmetotsoが何度聞いてもmetoksoにしか聞こえず
>>弱ったことはありますが。
>
>最近の古老の発音では、音節末子音の発音が曖昧になったり混
>同したりすることはあるようです。
>rについては、すでに、知里幸恵の時代に、その区別が曖昧になってきているとい
>う記述があるぐらいですから、なかなか難しいところですね。
>現在の多くの話者は、はっきり母音をつけて発音していることが多いようです。

教科書に書かれているような発音を聞きたいのであれば、比較的入手しやすい
「エクスプレスアイヌ語」(白水社)のテープなどを試してみるとよいのでは
ないでしょうか?
<>211.13.2.192<>0
296<>294<>1027426523<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:[']<>
kumanesirです。

お忙しいところ、回答していただきまして、感謝しています。
ありがとうございました。

poronupさんは No.294「[']」で書きました。
>かなりお久しぶりです。
>どうも最近、時間的に余裕がないのもありますが、掲示板などに文章を書く「気
>力」が沸きませんで、何も書けませんでした。
>
>まず、『アイヌ民集』の「’」は、単語と単語が結合した結果、母音や子音が消え
>たところを示すために使っている記号です。声門閉鎖音ではありません。
>英語だと、it isが結合してit'sになったり、I amがI'mになりますが、その用法を
>アイヌ語に応用したものと思われます。
>
>nankor'aは、実際は「ナンコラ」という発音しますが、nankor yaが続けて発音さ
>れた
>ものです。
>yaのyは、時々脱落します。「ワッカ アン ヤ(wakka an ya)?」は「ワッカア
>ナ?」と発音されることがあります。この場合の「アナ」をan’aと表記すること

>あるのです。
>

知里真志保のアイヌ語入門の165ページに、「子音と母音に挟まれたyは落ち
る」とありますね。アイヌ語には拗音がないと書いています。勉強になりました。
ありがとうございます。

<>211.13.2.106<>0
295<>0<>1027265708<>poronup@hotmail.com<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>音声末子音<>>アイヌ語ラジオ講座に出てきたmetotsoが何度聞いてもmetoksoにしか聞こえず
>弱ったことはありますが。

これはもしや萱野さんの放送分ですか?
だとしたら、おそらく正しい聞き取りをしていると思います。
心配しなくていいです(笑)。

実は、萱野さんは、音節末のtを、kに発音していることがよくあります。
ですので、petをpekと発音したり、katkematをkakkemakと発音したりします。最
初のtは、kに同化されています。
ですから、katkemat utar(淑女の 皆様)をカッケマクタラとカナで書いている
ときもあります。kが自然に次の母音に連音しているわけです。

萱野さんに限らず、最近の古老の発音では、音節末子音の発音が曖昧になったり混
同したりすることはあるようです。
rについては、すでに、知里幸恵の時代に、その区別が曖昧になってきているとい
う記述があるぐらいですから、なかなか難しいところですね。
現在の多くの話者は、はっきり母音をつけて発音していることが多いようです。<>210.197.170.234<>0
294<>0<>1027261881<>poronup@hotmail.com<><>poronup<>[']<>かなりお久しぶりです。
どうも最近、時間的に余裕がないのもありますが、掲示板などに文章を書く「気
力」が沸きませんで、何も書けませんでした。

まず、『アイヌ民集』の「’」は、単語と単語が結合した結果、母音や子音が消え
たところを示すために使っている記号です。声門閉鎖音ではありません。
英語だと、it isが結合してit'sになったり、I amがI'mになりますが、その用法を
アイヌ語に応用したものと思われます。

nankor'aは、実際は「ナンコラ」という発音しますが、nankor yaが続けて発音さ
れた
ものです。
yaのyは、時々脱落します。「ワッカ アン ヤ(wakka an ya)?」は「ワッカア
ナ?」と発音されることがあります。この場合の「アナ」をan’aと表記することが
あるのです。

ただ、最近の研究所や論文で使われる「’」は、kumanesirさんもお書きのように
声門閉鎖音ですが、これは現在のアイヌ語学では音素の一つとみなされています
が、
これは、少なくとも北海道アイヌ語においては、このあるなしによって、意味の違
いにつながることはまずありません。
ですので、普通は省略します。

ただし、たとえば、sik+o(目が・つく=生まれる)を、「シコ(siko)」ではな
く、sikとoを話して発音する人がいますが、こういう場合はアポストロフィを使っ
て、sik’oと書きます。

ごんぶとさん、アイヌ語の学習は進んでいますか…?<>210.197.170.234<>0
293<>292<>1026026056<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>アイヌ語の特徴<>kumanesirです。

私は、他の先住民族との文化とアイヌ文化を比較研究しているものではない
ので、その分野について述べることはできません。
ただ、言語の立場から、構造上の特徴全体からみれば、アイヌ語と日本語は
よく似ていると言えます。もっとも、語頭にrが立つ点をはじめ、相違点も
多々あり、数詞の体系(20進数等)、動詞接頭辞の多用、動詞に主語と目
的語に呼応した人称指標がつく点等は、日本語、朝鮮語、アルタイ諸言語と
は異なり、むしろ、エスキモー語や北米インディアン語、ヨーロッパのバス
ク語等々と形態的構造の上での類似が見られます。アルタイ諸言語やエスキ
モー語、北米インディアン語諸言語との歴史的関係は、まだ議論できる段階
ではありません。アイヌ語の系統は、実際はまだわかっていません。(言語
学大辞典より)
<>211.13.1.228<>0
292<>0<>1024222311<>wata@nyc.odn.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>w-ta<>ありがとうございます<>コメントありがとうございました。
研究とはいえ、慎重に考えていかなくては
ならないことがたくさんありますね。
もっと自分の知識を固めていかなくては
いけないですね。
がんばります。<>61.209.131.24<>0
291<>290<>1024175553<><>http://www.cool.ne.jp/<>resaknay<>Re:教えていただけますか?<>w-taさんは
No.290「教えていただけますか?」で書きました。

>資料館の方の話ですと、アボリジニとアイヌとでは自然崇拝といって、
>農耕をせず、自然に生息する植物や生き物を利用して生活している事や
>人口が少ない時は文字を使わないところが似ているとの事でした。

果たして・・・
「農耕」を「していなかった」のか
「農耕」する「必要がなかった」のか
「農耕」を「外圧」によって「制限された」のか?
・・・このへんのところをおろそかにすると
大変なことになってしまいます。

昨年、道南の「擦文期」の地層から、『畝跡』が発見されました。
今後、これについての「意味付け」がなされると思います。
私も注視しているところです。

>アメリカのインディアンなどの世界の先住民族との関連付けができれば
>なお良い研究になると思います。

・・・乱暴です。
例えば、南北アメリカ大陸に展開する、ネイティヴ・アメリカン(インディアン、
インディオ)を、『ひとくくり』にすることは、相当の困難があると思います。
キット、誤謬も含むことになるでしょう。
細心の注意が必要と感じました。

研究とは、・・・どの分野であっても、奥が深いものと思います。
まずは、足元から「固めて」いきませんか?

<>211.121.27.164<>0
290<>0<>1024046962<>wata@nyc.odn.ne.jp<><>w-ta<>教えていただけますか?<>はじめまして。
言葉のページと言うことですが
きっと先住民族についての手がかりがあると思い、
ワラをもつかむ思いでここに投稿しました。
実はオーストラリアの先住民族アボリジニと
日本(北海道)の先住民族であるアイヌとの共通点について研究
しています。
資料館の方の話ですと、アボリジニとアイヌとでは自然崇拝といって、
農耕をせず、自然に生息する植物や生き物を利用して生活している事や
人口が少ない時は文字を使わないところが似ているとの事でした。
アメリカのインディアンなどの世界の先住民族との関連付けができれば
なお良い研究になると思います。
<>202.11.102.251<>0
289<>288<>1022035219<><><>奥田 統己<>Re:すいません<> marimoさん、kumanesirさん、こんにちは。奥田です。

>アイヌ語教室は、アイヌ語を勉強するための場ですね。安直な書き込みを
>しまして、申し訳ありません。

 いえいえ、こちらこそお2人の話に横から割り込んですみませんでした。
<>202.32.64.4<>0
288<>286<>1021958087<><>http://www.cool.ne.jp/<>kuamnesir<>すいません<>
kumanesirです。

奥田 統己さんは No.286「Re:教えてください。」で書きました。
> marimoさん、kumanesirさん、こんにちは。
> 札幌のアイヌ語教室中級の部講師の奥田と申します。

> アイヌ語教室は「アイヌの方とお会いする」ための場ではありません。
>そういう目的であちこちのアイヌ語教室を訪れるかたもときどきいるよう
>ですが、受講生が何をするためにアイヌ語教室に来ているかを考えてくだ
>さい。
> kumanesirさんもそこのところお考えのうえ書き込みをなさってくださ
>るようお願いします。
>

アイヌ語教室は、アイヌ語を勉強するための場ですね。安直な書き込みを
しまして、申し訳ありません。知り合いになるというのは、付随的な話で
す。アイヌ語を真剣に学ぶための場ですので、その辺のところも考えるの
が重要と思います。
<>203.53.226.2<>0
287<>286<>1021949170<><>http://www.cool.ne.jp/<>marimo<>Re:ありがとうございます。<>奥田さん、Kumanesirさん、レスありがとうございます。

北海道に行くといっても3泊4日の滞在が限界ですので
アイヌ語教室で受講する時間はないと思います。
またHPを見ていましたら、いくつか体験させてくれる
資料館のような場所を見つけましたので、レンタカー
借りて色々回ってみようと思います。

この機会に、少しでもアイヌのことを勉強できれば・・・と
思っています。

色々ありがとうございましたm(__)m<>202.224.189.50<>0
286<>285<>1021888473<><><>奥田 統己<>Re:教えてください。<> marimoさん、kumanesirさん、こんにちは。
 札幌のアイヌ語教室中級の部講師の奥田と申します。

>私の場合は、アイヌ語教室で知り合いになったというのが
>大きいかな?北海道ウタリ協会に聞けば、どこで何時から
>アイヌ語教室をしているか教えてくれます。
>何回か顔を出せば、知り合いくらいにはなれるでしょう。

 アイヌ語教室は「アイヌの方とお会いする」ための場ではありません。
そういう目的であちこちのアイヌ語教室を訪れるかたもときどきいるよう
ですが、受講生が何をするためにアイヌ語教室に来ているかを考えてくだ
さい。
 kumanesirさんもそこのところお考えのうえ書き込みをなさってくださ
るようお願いします。
<>202.32.64.4<>0
285<>284<>1021883626<><>http://www.cool.ne.jp/<>kuamnesir<>Re:教えてください。<>kumanesirです。

私の場合は、アイヌ語教室で知り合いになったというのが
大きいかな?北海道ウタリ協会に聞けば、どこで何時から
アイヌ語教室をしているか教えてくれます。
何回か顔を出せば、知り合いくらいにはなれるでしょう。
まあ、突然行っても向こうもびっくりするだろうし、誰か
知り合いに紹介してもらうというのが無難でしょうね。
<>210.137.131.34<>0
284<>0<>1021862745<><><>marimo<>教えてください。<>現在、アイヌのことについて調べていますが、
実際、北海道に行ってアイヌの方とお話したいと思っています。
アイヌの方とお会いするためには、どこに行くのがベスト
でしょうか?
HPで見つけた、白老町のアイヌ民族博物館に行こうと
思いますが、そこ以外にも、どこかお勧めの場所等を
ご存知の方は、ぜひレス下さいませ。
宜しくお願い致します。m(__)m
<>202.224.189.50<>0
283<>280<>1021736130<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>「’」についてのまとめ<>>kumanesirさん

色々詳しく説明いただき有難う御座いました。
おかげさまでよくわかりました。
k,t.pの発音、聞き分けはまあまあ出来ると思います。一度聞いてもらったこともありますし。
アイヌ語ラジオ講座に出てきたmetotsoが何度聞いてもmetoksoにしか聞こえず弱ったことはあ
りますが。
それよりも語尾がrかr+母音なのかの聞き分けの方が難しいです。はじめて聞く単語だったら
まず区別できません。
実際の音を聞いても’についての母音の発音の違いはいまいちよく分からないです。

アコロイタクは今日振込先などを聞きましたので手に入れるめどがつき一安心です。
なんといってもアイヌ語の『教科書』ですから読むのが楽しみです。
それでは。
<>133.20.16.171<>0
282<>280<>1021649741<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>留意事項<>kumanesirです。

>上の説明のとおりです。aptoの[a]は、語頭のaですから、[’]が
>省略されていると考えてもよいのでしょう。語頭ということは、前の
>語と区切られていると考えれば、理解しやすいのではと思います。

表記上分かれて書かれてあっても、連音となったり、音韻変化したり
して実際の発音が表記のとおりでないこともあるので、その点は、
ご留意ください。その辺はご存知ですね。
<>211.13.1.231<>0
281<>280<>1021648810<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>またまた追加説明<>kumanesirです。

>>「アイヌ語談義」には「叩頭閉鎖音は母音の頭に常に発音される」とありますが。
>>あと、発音としては共通語の「あ」とアイヌ語の’あ は大分違うのでしょうか。
>>それとも「う」ぐらいの違いなのでしょうか?
>

言語学大辞典を見ると、「[’]は基本的には喉頭破裂音で、ドイツ語の
それに似ている。つまり、母音を急激にはっきりと発音すればよい」と
書いてます。
これに従えば、日本語のアよりは、急激にはっきりと発音すれば、よい
ということになるかな?
ただし、この場合、アクセントにも注意する必要があります。
aptoの場合だと、閉音節で始まっていて、aにアクセントがあるからよい
ですが、たとえば、apaなど、開音節で始まるものは、2番目の音節にア
クセントがある場合もあるので、注意した方がよいと思います。

<>211.13.2.232<>0
280<>278<>1021647404<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:追加説明<>
kumanesirです。

>>どうやら、語頭や母音間の時は省略するが、子音とそれに続く
>>母音とが別々の音節に属する時など、必要な時にだけ、書き表
>>すみたいです。
>>
>「省略」ということは、たとえばaptoの[a]とay’ayの[’a]は同じ
>発音だということでしょうか?

上の説明のとおりです。aptoの[a]は、語頭のaですから、[’]が
省略されていると考えてもよいのでしょう。語頭ということは、前の
語と区切られていると考えれば、理解しやすいのではと思います。
言語学者や聞きなれている人が聞けば、母音の前の[’]がわかるのだと
思います。

>「アイヌ語談義」には「叩頭閉鎖音は母音の頭に常に発音される」とありますが。
>あと、発音としては共通語の「あ」とアイヌ語の’あ は大分違うのでしょうか。
>それとも「う」ぐらいの違いなのでしょうか?

実際の音を聞けばわかると思いますが、母音自体は、ほぼ同じと言われて
言われています。[’]の発音については、言語学の本を見ればわかると
思いますが、前の音を区切るためのものと考えればよいと思います。
前に語がなければ、同じものと考えてもよいと思います。
色々とテープとかも出ているので、それを聞いて納得してください。
発音は説明より、実際に聞いた方がよいと思います。

日本人にとって発音で特に難しいのは、p、t、kの内破音でしょう。
こちらの方を気にした方がよいと思います。
<>211.13.2.42<>0
279<>277<>1021641448<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アコロ イタク<>
kumanesirです。

>
> アイヌ語教室か、ウタリ協会に直接電話して取り寄せるしかないんでしょうか?

北海道ウタリ協会に言えば、送ってくれると思います。
011-221-0462

>
>の古本屋からの出品物でした。当たり前ですが、北海道の古本屋のほうが内地のよりずっと充実しているよう
>ですねぇ。いいなあ。

よく出てくる時期とかあると思います。それから、カタログとか送って
もらったらどうでしょうか?

>THE AINU LANGUAGE は英語も同時に勉強できると言う意味では最近ちょっと欲しくなってます。
>受験勉強になるし。まあ、なによりもまづアコロイタクを読みたいですが。
>レフシンさんてどういう方でしょうか?

アイヌ語学習者のためのアイヌ語基本文献・音声資料リストを見てください。
http://jinbunweb.sgu.ac.jp/~ainu/biblio/japanese.html
7.外国語で書かれた概説書
Refsing, Kirsten. (1986). The Ainu Language. TheAarhus University Press.
ISBN:87-7288-020-1.
外国の言語学者で上記の静内方言の文法書を出しています。
時間がたっているし、改訂版が出るかなと思っただけです。
<>211.13.2.232<>0
278<>276<>1021632872<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>Re:追加説明<>kumanesirさんは
No.276「追加説明」で書きました。
>
>声門閉鎖音についてですが、
>これについて、辞書等に書かれてあったものを紹介します。

>どうやら、語頭や母音間の時は省略するが、子音とそれに続く
>母音とが別々の音節に属する時など、必要な時にだけ、書き表
>すみたいです。
>
>
「省略」ということは、たとえばaptoの[a]とay’ayの[’a]は同じ
発音だということでしょうか?
「アイヌ語談義」には「叩頭閉鎖音は母音の頭に常に発音される」とありますが。
あと、発音としては共通語の「あ」とアイヌ語の’あ は大分違うのでしょうか。
それとも「う」ぐらいの違いなのでしょうか?
なんかくどくどとすみません。
 ともかくは、この記号が現れたところでは区切って発音するということですよ
ね。

<>211.5.17.108<>0
277<>275<>1021628498<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>アコロ イタク<>こんにちは。ごんぶとです。
色々情報ありがとうございます。
’については追加説明の方に返信しますので、ここでは本について。。

>省略に’を付けるというのは、聞いたことがないのでわかりません。
>poronupさんの回答を待ちましょう。
はい。ということでporonupさん時間があればお願いします。

>各地のアイヌ語教室の関係者が集まって議論してできたアイヌ語テキストですので、
>購入した方がよいと思います。北海道ウタリ協会で出しています。千円程度です。

「アコロイタク」って書店販売はしていないんですよね?ブックサービスを検索してみましたが、
見つかりませんでした。北海道ウタリ協会のHPにもこれについての記述は見当たりませんでしたし、、。
 アイヌ語教室か、ウタリ協会に直接電話して取り寄せるしかないんでしょうか?

>北海道の古本屋をWebなどで検索してはいかがでしょうか?
>THE AINU LANGUAGEは、例の言語学大辞典の英語版ですね。
>英語でどう言うか?というのが勉強になって結構面白いですよ。(笑)
>言語学大辞典は、アイヌ語も含んで、日本列島の言語ということで、ダイジェスト版で
>発行してますよね。これなら5千円だし何とか買いました。
>もっと辞典とか文法書とか出て欲しいですね。
>レフシンさんの静内方言の文法書は新しいのが出ないかな?

webは過去に検索したことがありますが、あまりでてこなかったです。
このまえ、オークションでたまたま知里真志保著作集3巻が安価で出品されていたので購入したら、北海道
の古本屋からの出品物でした。当たり前ですが、北海道の古本屋のほうが内地のよりずっと充実しているよう
ですねぇ。いいなあ。
THE AINU LANGUAGE は英語も同時に勉強できると言う意味では最近ちょっと欲しくなってます。
受験勉強になるし。まあ、なによりもまづアコロイタクを読みたいですが。
レフシンさんてどういう方でしょうか?<>211.134.72.223<>0
276<>275<>1021471777<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>追加説明<>
声門閉鎖音についてですが、
これについて、辞書等に書かれてあったものを紹介します。

「田村沙流方言アイヌ語辞典」
「'」 は、声門破裂音ないし声門の緊張またはせばめである。
母音の前にこれがつくと、はっきりとした音立てとなる。
語頭や母音間にも出るが、表記上はだいたい省略する。
たとえば、te'etaは、teetaと書く。
子音のあとでは表記する。たとえば、ay'ay
アヤイとも発音され、その時はayayと書く。

「中川千歳方言アイヌ語辞典」
「'」 は、喉頭破裂音だが、語中で子音音素とそれに後続する
母音とが別々の音節に属する時にのみ表記する。
moy'onne 「モイオンネ」、「モヨンネ」moyonneでないことに
注意。

どうやら、語頭や母音間の時は省略するが、子音とそれに続く
母音とが別々の音節に属する時など、必要な時にだけ、書き表
すみたいです。

<>211.13.2.188<>0
275<>274<>1021380910<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アイヌ語正典とは関係ありませんが...<>kumanesirです

ごんぶとさんは No.274「Re:アイヌ語正典とは関係ありませんが...」で書きました。

> う〜ん。煩雑さを避けて書かないと言う事は、’がついた母音と付かない母音の発音は違
>わないと言う事でしょうかね?金田一全集に’についての記述があるとは知りませんでした。

そうではなくて、書かなくてもわかる時(と言っても、言語学者にとっては、という
意味だと思いますが。。)は、省略するということだと思います。

> nankor’aはたぶん nankor+yaのyが落ちた形だと思って書いてみました。たまたま
>[ne nankor ya]を「ウーネーイナンコーラ」と謡っているユカラを聞いたもので。     
> k’eyomneは人称接辞のkuのuが落ちたやつかな?とおもいましたが今考えて見るとウ
>ウェペケレの人称はaだから違うかな。

省略に’を付けるというのは、聞いたことがないのでわかりません。
poronupさんの回答を待ちましょう。

>ということは’は子音と言うよりか、息継ぎの印のようなものでしょうか?標準的な教科書に書
>かれているということは’という記号は結構意識されているようですね。

声門閉鎖音と同じことだと思います。

>AKOR ITAKは是非とも読みたいので探してみます。今まで何故か忘れていました。

各地のアイヌ語教室の関係者が集まって議論してできたアイヌ語テキストですので、
購入した方がよいと思います。北海道ウタリ協会で出しています。千円程度です。

>ようやく新しい文法書が出ると思ったら(THE AINU LANGUAGE/田村すず子のことです。)総
>英語ですし。取り寄せましたが途中で気づいて急いで取り消しました(笑)。
>

北海道の古本屋をWebなどで検索してはいかがでしょうか?
THE AINU LANGUAGEは、例の言語学大辞典の英語版ですね。
英語でどう言うか?というのが勉強になって結構面白いですよ。(笑)
言語学大辞典は、アイヌ語も含んで、日本列島の言語ということで、ダイジェスト版で
発行してますよね。これなら5千円だし何とか買いました。
もっと辞典とか文法書とか出て欲しいですね。
レフシンさんの静内方言の文法書は新しいのが出ないかな?

<>211.13.2.183<>0
274<>273<>1021304703<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>Re:アイヌ語正典とは関係ありませんが...<> >kumanesirさん
 レスどうもありがとうございます。
>「’」という記号は、通常、声門閉鎖音を示す記号となってます。声門閉鎖
>音は、語頭や母音間に現れることがあります。これは、煩雑さを避けて、表
>記させないことも多いです。
>この記号については、金田一全集の「アイヌ語学講義」にもあります。
 う〜ん。煩雑さを避けて書かないと言う事は、’がついた母音と付かない母音の発音は違
わないと言う事でしょうかね?金田一全集に’についての記述があるとは知りませんでした。
どうもこの本、どこに何が書いてあるか分かりにくいんですよね。今度読んでみます。
>ただ、声門閉鎖音だとすれば、nankor'aの方は、nankor 'aと考えれば、
>「'a」の部分が、「子音+母音」でわかりますが、k'eyomneの方は、アイヌ
>語の音節構造から、どういう風に解釈されるかは、わかりません。
 nankor’aはたぶん nankor+yaのyが落ちた形だと思って書いてみました。たまたま
[ne nankor ya]を「ウーネーイナンコーラ」と謡っているユカラを聞いたもので。     
 k’eyomneは人称接辞のkuのuが落ちたやつかな?とおもいましたが今考えて見るとウ
ウェペケレの人称はaだから違うかな。
>標準的なアイヌ語教科書AKOR ITAKでは、「'」は、区切って発音することを
>示すとあります。つまり、sik'oであれば、シコとは発音せず、シkオと発音
>するということです。
ということは’は子音と言うよりか、息継ぎの印のようなものでしょうか?標準的な教科書に書
かれているということは’という記号は結構意識されているようですね。
AKOR ITAKは是非とも読みたいので探してみます。今まで何故か忘れていました。
>私も古本屋で安いのを探したり、図書館で借りてコピーしたりとかしてます。
>高い本は買えません。(笑)
>版権とか権利関係の問題もあるんでしょうね。
 古本ももっとたくさん置いてあって安ければ良いのですが。さすがに神田の古本屋には色々置
いてありましたが値段が殺人的です。まあ、だからこそ売れ残っているのでしょうが。
ようやく新しい文法書が出ると思ったら(THE AINU LANGUAGE/田村すず子のことです。)総
英語ですし。取り寄せましたが途中で気づいて急いで取り消しました(笑)。
<>210.196.9.36<>0
273<>272<>1021182560<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アイヌ語正典とは関係ありませんが...<>
kumanesirです。

ごんぶとさんは No.272「アイヌ語正典とは関係ありませんが...」で書きまし
た。
> ごぶさたしています。アイヌ語正典の問題点の指摘はしたいのですが、納得でき
>そうでできないもの多数なうえに私の力不足でしてもただの揚げ足取り程度になっ
>てしまいそうなのでとりあえず止めておきます。
> それで、題名どうり関係ない話なのですが質問させていただきます、「アイヌ民
>潭集」に「’」という記号が随所にあるのですが、これってただの省略記号なので
>しょうか?(nankor'a k'eyomne p14,80)はそうだとおもいますが。)

「’」という記号は、通常、声門閉鎖音を示す記号となってます。声門閉鎖
音は、語頭や母音間に現れることがあります。これは、煩雑さを避けて、表
記させないことも多いです。
この記号については、金田一全集の「アイヌ語学講義」にもあります。

ただ、声門閉鎖音だとすれば、nankor'aの方は、nankor 'aと考えれば、
「'a」の部分が、「子音+母音」でわかりますが、k'eyomneの方は、アイヌ
語の音節構造から、どういう風に解釈されるかは、わかりません。

poronupさん、後、お願いします。

>それとも「言語学大辞典」に書いてあるように子音の一種なんでしょうか?
>この記号、ほとんどの著作(又は場)では現れてないようですが例えばアイヌ語教
>室などではどういう扱いなのでしょう?結構気になる記号なので解る方いましたら
>ご教授ください。よろしくお願いします。

標準的なアイヌ語教科書AKOR ITAKでは、「'」は、区切って発音することを
示すとあります。つまり、sik'oであれば、シコとは発音せず、シkオと発音
するということです。

> さらに関係ない話ですが北海道出版企画センターには「アイヌ語法概説」も復刊
>してほしいものです。知里真志保著作集は高すぎて買えません(笑)。
>

私も古本屋で安いのを探したり、図書館で借りてコピーしたりとかしてます。
高い本は買えません。(笑)
版権とか権利関係の問題もあるんでしょうね。

<>211.13.2.200<>0
272<>0<>1021031250<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>アイヌ語正典とは関係ありませんが...<> ごぶさたしています。アイヌ語正典の問題点の指摘はしたいのですが、納得でき
そうでできないもの多数なうえに私の力不足でしてもただの揚げ足取り程度になっ
てしまいそうなのでとりあえず止めておきます。
 それで、題名どうり関係ない話なのですが質問させていただきます、「アイヌ民
潭集」に「’」という記号が随所にあるのですが、これってただの省略記号なので
しょうか?(nankor'a k'eyomne p14,80)はそうだとおもいますが。)
それとも「言語学大辞典」に書いてあるように子音の一種なんでしょうか?
この記号、ほとんどの著作(又は場)では現れてないようですが例えばアイヌ語教
室などではどういう扱いなのでしょう?結構気になる記号なので解る方いましたら
ご教授ください。よろしくお願いします。
 さらに関係ない話ですが北海道出版企画センターには「アイヌ語法概説」も復刊
してほしいものです。知里真志保著作集は高すぎて買えません(笑)。
<>210.162.212.105<>0
271<>268<>1020284001<>poronup@hotmail.com<><>poronup<>Re:アイヌとインディアン<>発表、お疲れ様です。

>今日、クラスでアメリカ人にアイヌについてのスピーチをしましたが
>みんな興味深々のようでした。
>彼らはアイヌについてまったく知らなかったようです。

でしょうね。

でも、時々、アイヌに関心を持つ欧米人の方がアイヌ関係のイベントや施設を訪れる
ことがあり、そういう方に何人も会ったことがあります。

一般市民に関して言いますと、下手したら、アイヌと同じ国内に住む一般日本人(北
海道民は一応除いて)と、欧米人のアイヌに対する認識・知識はもしかしたらどっこ
いどっこいかもしれないと思うことがあります。

>インディアンが政府に対して最後まで抵抗を見せたのに対して
>アイヌがそのような抵抗(いくつかの戦いなどはありましたが)を
>見せなかったことを不思議がっていました。

最後まで、というのはどういう意味でしょうか。
アイヌも18世紀末に最後の武力蜂起(抵抗)をしていましたが…?

年代の違いはあっても、それとも両者に根本的な違いはあるように私には思えませ
ん。別にアイヌは抵抗しなかった訳ではありません。

和人とアイヌが接触するようになった時期と、ヨーロッパ人とインディアンが接触す
るようになった時期が違うのですから、単純な比較はできないのではないでしょう
か。

アメリカ大陸は、コロンブスの到達以来の歴史ですから、約500年、アイヌの場合
は、少なくとも、文献上は、1456年にはじめての武力衝突(コシャマインの戦
い)がありました。ですから、まったく時間のスパンが違います。

・・・以上です。
何か疑問等あれば聞かせてください。
今後ともよろしくお願いします。

<>210.197.170.234<>0
270<>265<>1020283131<>poronup@hotmail.com<>http://www.horagai.com/www/salon/edit/ed2000b.htm#New<>poronup<>Re:アイヌとインディアン<>はじめまして。
少々時間がたってしまいましたが私の思ったことを書きます。

>アイヌとインディアンの共通点などありましたら教えて頂きたいです。

アイヌも北海道・樺太・千島とそれぞれ歴史や文化、言語の違いがありますし、た
とえば同じ北海道でも地方差があります。
ましてや、インディアンとなると、民族(部族)によって相当違いがあるのではな
いでしょうか?
ですから単純な比較はなかなか難しいのではないでしょうか。

比較すべき観点を簡単に分けると、形質(風貌)・文化・言語・歴史といったとこ
ろでしょうか。

確かに、共通点はいろいろあるでしょう。
私自身、実際にインディアンの伝承者のお話を伺ったり、本で読むと、いろいろ似
ている部分を感じます。時々風貌の似ている人もいたりしますね。

文化で言いますと、たとえば、よく言われているのは、自然の中のさまざまな存在
に魂の存在を見るコスモロジーなどには共通点が見られることですね。
でも、詳しく研究するといろいろ違う点も多いようです。

>それから別のページで
>「アメリカ・インディアン等、ネイティブ・アメリカンの祖先が氷河期にア
>ジアからシベリアを経由して、アメリカに渡ったモンゴロイドであることは
>定説になっていますが、最近それ以前にアメリカに渡った最古の人骨が発見
>され、その骨格がアイヌに類似していたことがテレビで特集されていまし
>た。」
>という情報を見つけました。
>これについて詳しく知っている方いましたら教えてください。

その説は私も聞いたことあります。NHKが、NBCの特集を放映したそうです
ね。私は見てないです。
ただ、真偽のほどは知りません。

上記のURLにその番組を見られた方の感想が書かれています。
もしやマヨネーズさんがご覧になったページはこれでしょうか。<>210.197.170.234<>0
269<>268<>1019264349<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:アイヌとインディアン<>
kumanesirです。

>
>今日、クラスでアメリカ人にアイヌについてのスピーチをしましたが
>みんな興味深々のようでした。
>彼らはアイヌについてまったく知らなかったようです。

そうでしょうね。日本人のことだって、よくわかってないのでしょうね。
文化が違えば、理解してもらうのに苦労することってあるんではないで
しょうか。興味のない人には、興味のないことでしょうし。。
私はアメリカにはアメリカの価値観があって、日本には日本の価値観が
あってよいと思います。

>
>インディアンが政府に対して最後まで抵抗を見せたのに対して
>アイヌがそのような抵抗(いくつかの戦いなどはありましたが)を
>見せなかったことを不思議がっていました。

それは、江戸時代のことでしょうか?
それならば、大きな戦いがあったと思いますが。。。
明治に入ってからは、そのような大きな戦いはないですが、
そういう戦いがないということと政府のやり方に服従していると
いうのとは別次元の問題と思いますが。。。
私自身は、何事も力で解決しようとするやり方というのはあまり
利口なやり方ではないと思います。もちろん、それしかないのなら、
そうするしかないのでしょうが、最終手段でよいと思います。

>
>アメリカでは結果的にですがNative American Indianの文化を保護し、
>その文化は今もなお続いています。(もちろん様々な問題もありますが。)
>アイヌの文化に対して日本が見習うべきところもいくつかあるように思いまし
>た。

日本にもアイヌ文化振興法が出来たのはご存知ですよね。これも色々な不備が
指摘されてますが、こういう法を作る際には、国際的な人権意識に根ざして考
え、歴史的事実を直視して認めるべき非は認めるというのは重要なことだと思
います。国連の世界先住民族の国際10年に始まる先住民族の権利回復の動き
は、最近の世界的な流れだと思います。日本も色々な国際条約を批准している
ので、場合によっては無視するわけにはいかなくなるでしょう。
<>211.13.2.229<>0
268<>267<>1019244539<><>http://www.cool.ne.jp/<>マヨネーズ<>Re:アイヌとインディアン<>レスどうもありがとうございました。

今日、クラスでアメリカ人にアイヌについてのスピーチをしましたが
みんな興味深々のようでした。
彼らはアイヌについてまったく知らなかったようです。

インディアンが政府に対して最後まで抵抗を見せたのに対して
アイヌがそのような抵抗(いくつかの戦いなどはありましたが)を
見せなかったことを不思議がっていました。

アメリカでは結果的にですがNative American Indianの文化を保護し、
その文化は今もなお続いています。(もちろん様々な問題もありますが。)
アイヌの文化に対して日本が見習うべきところもいくつかあるように思いまし
た。<>172.147.202.168<>0
267<>265<>1019219559<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:アイヌとインディアン<>
kumenesirです。

>それから別のページで
>「アメリカ・インディアン等、ネイティブ・アメリカンの祖先が氷河期にア
>ジアからシベリアを経由して、アメリカに渡ったモンゴロイドであることは
>定説になっていますが、最近それ以前にアメリカに渡った最古の人骨が発見
>され、その骨格がアイヌに類似していたことがテレビで特集されていまし
>た。」
>という情報を見つけました。
>これについて詳しく知っている方いましたら教えてください。
>

http://www.ainu-museum.or.jp/nyumon/nyumon.html
などを参考にしてはいかがですか?
詳細については、財団法人アイヌ民族博物館の方にお尋ねになっては
どうでしょうか?
<>211.13.1.236<>0
266<>265<>1019217513<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:アイヌとインディアン<>
>先住民族の共通点ということでアイヌについて調べています。
>アイヌとインディアンの共通点などありましたら教えて頂きたいです。
>
>ちなみに私自身が調べたところでは
>彼らの最大の共通点といえるのはやはり
>政府による同人化政策や強制移住などです。
>実際に当時の日本政府はアメリカのインディアンへの政策をモデルにして
>北海道開拓を行ったようです。
>

「北海道旧土人保護法」は、アメリカの「ドーズ法」が範になったようで
す。この中にあるアイヌ保護地は確保はしたが、管理がずさんだったり、個
人に引渡し、ずるい和人にだましとられたりしました。土地を奪われ、今ま
での生活基盤が徹底して破壊されたため、生活に困窮するものが多数出まし
た。

言語面で言うと、構造上の特徴全体から見れば、他の諸言語に比べ、アイヌ
語と日本語とよく似ていますが、相違点も多々あり、数詞の体系、動詞接頭
辞の多用、動詞に主語と目的語に呼応した人称指標がつく点等は、エスキモ
ー語や北米インディアン諸言語、ヨーロッパのバスク語等々と形態的構造の
上での類似が認められるそうです。
<>211.13.2.186<>0
265<>0<>1019019451<><>http://www.cool.ne.jp/<>マヨネーズ<>アイヌとインディアン<>はじめまして。
私は今、アメリカの大学でネイティブアメリカンのクラスを勉強していま
す。
先住民族の共通点ということでアイヌについて調べています。
アイヌとインディアンの共通点などありましたら教えて頂きたいです。

ちなみに私自身が調べたところでは
彼らの最大の共通点といえるのはやはり
政府による同人化政策や強制移住などです。
実際に当時の日本政府はアメリカのインディアンへの政策をモデルにして
北海道開拓を行ったようです。

それから別のページで
「アメリカ・インディアン等、ネイティブ・アメリカンの祖先が氷河期にア
ジアからシベリアを経由して、アメリカに渡ったモンゴロイドであることは
定説になっていますが、最近それ以前にアメリカに渡った最古の人骨が発見
され、その骨格がアイヌに類似していたことがテレビで特集されていまし
た。」
という情報を見つけました。
これについて詳しく知っている方いましたら教えてください。

よろしくおねがいします。
<>172.165.206.163<>0
264<>263<>1017936388<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>続Re:続き<>kumanesirです。

>知里真志保の言うところの仮面劇は実際にそのようなことが行われていたかどうか確証はないと思います。
>シベリアなどのシャーマンの儀式のようなものがあったと想像しているのではないでしょうか。
>第一「仮面」というアイヌ語なんてないですし。

知里真志保・小田邦雄著のユーカラ鑑賞によれば、ユカルには「真似る」という意味がある。その語源は
「yuk-kar」であって、「獲物をなす」、「獲物のさまをなす」、「獲物の真似をなす」であったらしいの
である、とありました。こういう仮装舞踊劇において、シャーマンが獲物である神の鳴き声から所作まで
まねて、それを演じながら歌ったとあります。こういう所作がユカル-「獲物の真似をする」ことであった
としています。

>
>>「アイヌ語正典」研究会はやったらずいぶん面白いでしょうね。是非見学(笑)したいものです。
>
>見学と言わず参加してくださいよ(笑)。
>
>でも、ほんと『アイヌ語聖典』については今後詳細を検討する余地があると思います。
>結構この本に関心を持っているアイヌ語学習者は多いと思います。
>kumanesirさんどうですか?

今、手元にないですが、色々と問題点を摘出していただくとおもしろいと思います。
よくわからないで終わるかもしれないですが。。。(笑)
<>210.147.234.49<>0
263<>261<>1017936253<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:続き<>kumanesirです。

>>ん。江戸時代のやつだってユウガリだったしアイヌ神謡集だってyukarだし。これなんかは無理や
>>りのでっちあげだとおもいました。

昔のアイヌ語の資料にイェカラっていうのがあるっていうのなら話しは別ですが。。
eがuになるという音韻転換は聞いたことがないですし。。
なぜ、yekarになるのか、言語学的見地からきちんと説明がないと、ああそうですか、それはよかったです、
と言うしかないですよね。

>
>藤原アイヌ語学では、実際の音は重要ではないようです(苦笑)。どうあるか、ではなくて、こういう語源のはずだか
>らこうでなければならない、ということのようです。

どうも理屈だけが先行して、実際のアイヌ語から実証しようとする試みのないものって、よくわからないですね。
単なる思いこみっていうのもあるでしょうし。。
言語学者の意見を聞くと、何も言えなくなると思ったのかしら?
<>210.147.234.49<>0
262<>261<>1017915661<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>Re:続き<>どうもです。ようやく『アイヌ語正典』を図書館から借りてきて拾い読みする事ができました。
「質問は受け付けない」と露骨には書いてはないようですが、訪問も連絡もできないのでは、どちらにしても質問のしようが
ありませんね(苦笑)。
>藤原アイヌ語学では、実際の音は重要ではないようです(苦笑)。どうあるか、ではなくて、こういう語源のはずだか
>らこうでなければならない、ということのようです。
 これには笑いました。確かに藤原氏の場合実際の使われ方がどうのというのはあまり気にしないで言語をただ科学的に
分析しているだけという感があります。確かめようがないことだけに研究者も批判のしようがなかったのかな?とも思います。
>確かに、yukarは、「歌」という意味もありますが、発音はあくまで「ユカラ(ユカル)」です。『アイヌ神謡集』の
>カエル(terkepi)の神謡をお読みください。
 それでも藤原氏は「ainu語の第一人称叙述形式の物語の真なる発音はyekarである」といっているんですよね。
これについてはあまり科学的な理屈はこねないで誤聞だと言いきっています。
>見学と言わず参加してくださいよ(笑)。
 たいしてアイヌ語の実力がない者(私のことですよ)が参加したところで、とんでも意見の連発になりそうなので
尻ごみしています(笑)。
しかし、アイヌ語教室にも通っていなくて周りにアイヌ語の話を出来る人がいなくて本だけで独習している学習者に取った
らこれほど気になる本は他にないと思います。なにしろ理屈がすごいので反発するのも容易ではなく「いっけん怪しげだけど
実は正しいんじゃないだろうか?」と迷ってしまう学習者も少なからずいることでしょう。
この本の知名度、普及率がどのくらいかは良く判りませんが、図書館などで調べればアイヌ語入門やエクスプレスアイヌ語な
どの横にちょこんと置いてあることが多いので、手にした事がある人は多いのではないでしょうか?書名が凄いし。
そういえば神田の古本屋をあさった時に『アイヌ語正典』は随分置いてありましたよ。普及率の表れなのか、購入者にこの本は
いらない、と判断された結果なのか定かではありませんが(笑)。
ともかく、人目につきやすいところでこの本に対する検討をするのは結構重要なことなんではないかと思っております。

<>211.5.22.174<>0
261<>260<>1017741068<>poronup@hotmail.com<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>続き<>>語源解釈については正直よくわかりませんが、yukarではないyekarでただ「歌」という意味だと
>書いていたのには驚かされました。まさかいままでの人がみんな聞き間違えてたとは到底思えませ
>ん。江戸時代のやつだってユウガリだったしアイヌ神謡集だってyukarだし。これなんかは無理や
>りのでっちあげだとおもいました。

藤原アイヌ語学では、実際の音は重要ではないようです(苦笑)。どうあるか、ではなくて、こういう語源のはずだか
らこうでなければならない、ということのようです。

確かに、yukarは、「歌」という意味もありますが、発音はあくまで「ユカラ(ユカル)」です。『アイヌ神謡集』の
カエル(terkepi)の神謡をお読みください。
樺太ではユーカラ(yuukara)と言いますが、これは単なる歌声という意味です。

>しかし今のyukar「真似る」だって知里氏はカムイを真似た仮装劇が元だからだといっているし、
>萱野氏は人がやったユカラを聞いた人が真似るからだといっているし定説はないようですね。

知里真志保の言うところの仮面劇は実際にそのようなことが行われていたかどうか確証はないと思います。
シベリアなどのシャーマンの儀式のようなものがあったと想像しているのではないでしょうか。
第一「仮面」というアイヌ語なんてないですし。

>「アイヌ語正典」研究会はやったらずいぶん面白いでしょうね。是非見学(笑)したいものです。

見学と言わず参加してくださいよ(笑)。

でも、ほんと『アイヌ語聖典』については今後詳細を検討する余地があると思います。
結構この本に関心を持っているアイヌ語学習者は多いと思います。
kumanesirさんどうですか?<>143.90.214.92<>0
260<>257<>1017741040<>poronup@hotmail.com<>http://www.cool.ne.jp/<>poronup<>Re:『アイヌ語正典』<>いろいろ忙しくてお返事ができませんでした。ごめんなさい。

>いまだにこの本に触れて何か書いた研究者はいないのですか。
>やっぱ著者が正体不明だから反論する気が起こらなかったのでしょうか?

一見したらいかにもトンデモ本みたいなので、相手にしてないんじゃないですか(笑)。

>確か本の最後に一切の質問をお断りするみたいなこと
>が書いてありましたが、これって学者の態度じゃないですよねえ。

質問お断りとは書いてなかったと思いますが…?見落としたかな。

ただ、奥付に発行所の北方文化研究所(これまた謎の研究所ですが)への連絡・来訪はお断り、と書いてあ
ります。

あと、「複写、転載、引用」はお断り、と書いてあります。

でも、こういった公刊された論説は、公刊された以上は誰もが批判・論評する権利があるはずです。
それに、自分は知里真志保の本からさんざん引用してるのですが。

法律上は、引用元を明記すれば引用は認められます。
著作拳法第32条にこう書いてあります。

**************************
公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致
するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものでなければな
らない。
**************************

(続く)<>143.90.214.92<>0
259<>258<>1016770579<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>回答の仕方について<>kumanesirです。

>>あと、よろしければ、どうして「好き」のアイヌ語が知りたいのですか?
>>よかったら教えてください。
>その言葉だけが分からなかったからです

どういう背景で、どうして知りたいのかわかれば、さらに的確な話ができると思いま
す。それと強要はしないですが、ありがとうの一言が欲しいと感じます。私がこの掲
示板を開いた目的は、アイヌ語を全然知らない人も含め、一人でも多くの人にアイヌ
語に親しんで欲しいということにあります。もちろん、わからないこともいっぱいあ
ります。わかる範囲で答えたいと思います。そういう意図をわかっていただければ幸
いです。単なる便利屋みたいに思っているのであれば残念です。
<>207.66.105.136<>0
258<>252<>1016425099<><>http://www.cool.ne.jp/<>矢那魏<>Re:追伸<>poronupさんは
No.252「追伸」で書きました。
>あと、よろしければ、どうして「好き」のアイヌ語が知りたいのですか?
>よかったら教えてください。
その言葉だけが分からなかったからです<>211.128.194.83<>0
257<>256<>1016008200<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>Re:『アイヌ語正典』<>poronupさん

本の感想とURLの紹介ありがとうございました。興味深く読ませていただきました。
いまだにこの本に触れて何か書いた研究者はいないのですか。やっぱ著者が正体不明だから
反論する気が起こらなかったのでしょうか?確か本の最後に一切の質問をお断りするみたいなこと
が書いてありましたが、これって学者の態度じゃないですよねえ。
せっかくでたまとまった反論本なのに研究者に相手にされなかったのはもったいない気がします
ね。話し合いの場でももたれていれば今までの間違いを発見して訂正するみたいなこともできたの
かもしれないのに。アイヌ語は日本語と同系か?などよりよっぽど面白く実りあるものにあったと
思います。藤原氏は応じなさそうですが(笑)

わざわざアイヌ語のことをAinu語と書いていたのは知里氏のaynuとする表記に気に入らないもの
があってこう書いたのかと思いましたがカムイのことをkamiなどと書いていたのだったら、ただな
んとなくローマ字表記にしてみただけだたのかもしれませんねえ。
語源解釈については正直よくわかりませんが、yukarではないyekarでただ「歌」という意味だと
書いていたのには驚かされました。まさかいままでの人がみんな聞き間違えてたとは到底思えませ
ん。江戸時代のやつだってユウガリだったしアイヌ神謡集だってyukarだし。これなんかは無理や
りのでっちあげだとおもいました。
しかし今のyukar「真似る」だって知里氏はカムイを真似た仮装劇が元だからだといっているし、
萱野氏は人がやったユカラを聞いた人が真似るからだといっているし定説はないようですね。
地名語に関する項はなかなかに面白そうだったのでまあともかくもう一度しっかり読み直してみよ
うと思います。この前読んだときはただ理屈をこねあげて中傷している気がしたので読む気がうせ
てしまったんですよ。

「アイヌ語正典」研究会はやったらずいぶん面白いでしょうね。是非見学(笑)したいものです。

<>210.162.212.105<>0
256<>255<>1015846638<>poronup@hotmail.com<>http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/aynu/bbsaynu01b.htm<>poronup<>『アイヌ語正典』<>はじめまして。よろしくお願いします。

『アイヌ語正典』は私も最初ぱらっとめくって理屈ばかりこねくり回して適当なことを書
いているトンデモ本じゃないか?と思ったものです。
第一高いし、図書館での購入を見越した値段じゃないかと思いました。

特に、アイヌ語の解釈についてはさておき、アイヌ語の表記についてかなり恣意的なもの
が多いようです。「ヌプリ」をnupriなどと書いたり「カムイ」をkamiなどと書いていま
す。実際にアイヌ語の音を聞かずに頭の中で作り上げた語形が多いようです。

しかし、よくよく読んでみると興味深い問題提起も含まれているようです。

以前、上記のURLの掲示板でこの本が話題になったことがあるのですが、アイヌ語地名を研
究されているnupkesさんによると、この本の論述の中に、とある地域のアイヌ語地名を解
明する上で示唆的な記述があるそうです。
たとえば藤原氏は、札幌市・京極町境にある「無意根山(muynesir)」について、山田秀三
の解釈に反対する解釈を唱えていますが、これは実際の地形に合致するようです。
これもnupkesさんに教えていただいたことですが、私はそれがきっかけでこの本を見直そ
うと思っています。

藤原氏が唱えたアイヌ語の意味の新しい解釈の中には、従来の見解より妥当なものもある
かもしれません(ただし私が今まで時間をかけて読んでみたいくつかの論考にはあまり賛
同できませんでした)。
玉石混交とまではいえないにせよ、90%がトンデモ説でも、もしや10%は傾聴に値す
る論述なのかもしれません。

現在のアイヌ語研究者でこの本を取り上げている人はいないようです。批判するにセよ評
価するにせよ冷静な議論が必要だと思います。
この本は確かにトンデモの要素と興味深い要素が入り混じっているので評価が難しいので
はないでしょうか。

この本に興味を持つ人は結構いるようですので、何でしたら<『アイヌ語正典』研究会>
でも作りますか(笑)?
そこで徹底的に議論したらいいのかもれません。

藤原氏はいかなる人なのか情報がまったくないのでまったく謎です。<>133.9.4.208<>0
255<>0<>1015830591<><>http://www.cool.ne.jp/<>ごんぶと<>おじゃまします とはじめまして<>はじめまして。しばらく前からアイヌ語をかじっているごンぶとと申します。
シャモがアイヌ語を学ぶということもいろいろ考えなければならんこともあるの
ではないかと思っていますがまだ独学でやっている段階なのでこの事には触れませ
ん。
さて、『アイヌ語正典』という本がありますが皆さんご存知でしょうか?
この本は珍しいことに(笑)知里真志保を猛烈に批判しているのですがまあ納得い
くようなことも書いてあるのですが、これは無理矢理ではないかなというのも多い
んです。
これだけ従来のアイヌ語学を批判したんだったら他の研究者から反論も出たんじゃ
ないのかと思ってしまいます。私が探した限りではみつかりませんでしたが。
ということで気になる本ではありますのでこの本に触れている書物やHPはないも
のでしょうか?それとどなたか読んだ人がいましたら感想など聞けましたら嬉しい
です。よろしくお願いします。私も若干考えたことがありますので反応がありまし
たら書きこもうと思います。
それでは長々とおじゃましました。
<>61.200.132.15<>0
254<>248<>1015340592<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:おしえてください!<>ピリカさんは
No.248「おしえてください!」で書きました。
>こんにちわっ。ピリカ(ペンネーム)と言います!
>ホロホロってどういう意味ですか?おしえてくださーい!!
>おへんじまってます!

アイヌ語のporoは、大きいとか、大きくなるというような意味に
なります。反対語は、ponです。
これは、自動詞ですが、日本語の形容詞の役割をすることもあります。
poro petというと、大きい川
poro notというと、大きい岬
となります。
逆に
pet poroというと、川が大きくなる(増水する)
wakka poroというと、水が多い(増水する)
upas poroというと、雪が多い
というような意味になります。

ホロホロについては、よくわからないですが、poroについては、
そのような意味になります。
<>210.147.234.74<>0 253<>250<>1015339650<><><>kumanesir<>Re:教えてください<>矢那魏さんは
No.250「教えてください」で書きました。
>初めまして!あの質問があります。
>「好き」ってアイヌ語で何て言うんですか?
>教えてください!

kumanesirです。
「エラマス(eramasu)」も「オシッコテ(osikkote)」も他動詞ですので、

たとえば、
taan cep k=eramasu.
この魚が好きです。
taan この cep 魚 k= 私(人称接辞--代名詞ではありません)
eramasu 好きです

toan menoko k=osikkote.
あの娘に惚れています。
toan あの menoko娘  k= 私 osikkote 惚れている

のように使います。
<>210.147.234.111<>0
252<>250<>1015055662<>poronup@hotmail.com<><>poronup<>追伸<>あと、よろしければ、どうして「好き」のアイヌ語が知りたいのですか?
よかったら教えてください。<>133.9.4.204<>0
251<>250<>1015055523<>poronup@hotmail.com<><>poronup<>Re:教えてください<>「好き」といっても、食べ物が好き、とか、人を恋愛対象として好き、とかいろいろ
あると思います。

一般に何かが好き、というのは「エラマス(eramasu)」がよく使われます。
これは人間にも使えます。
(地方によっては「エラマスイ(eramasuy)」と言います。アイヌ語にはホ地方によ
って方言があります。)

人間の場合は、「オシッコテ(osikkote)」などが「好き」・「惚れる」という感じ
でよく使われるようです。ほかにもいくらか言い方がありますが、代表的なものを
挙げておきます。<>133.9.4.204<>0 250<>0<>1014799092<><><>矢那魏<>教えてください<>初めまして!あの質問があります。
「好き」ってアイヌ語で何て言うんですか?
教えてください!<>211.128.194.20<>0
249<>248<>1014283307<>poronup@hotmail.com<>http://www.h2.dion.ne.jp/~ainu/<>poronup<>Re:おしえてください!<>ホロホロって「シャーマンキング」のキャラクターですよね?
私も知ってます。

「ホロホロ」というアイヌ語は聞いたことありません。
どうして「ホロホロ」なのかは作者に聞いてみないと分かりませんが、一つだけ思
い当たるのは「ポロ」です。
「大きい」という意味です。私のハンドルネームのporonupのporoもそうです。
「札幌(サッポロ)」の「ポロ」もそれです。

「ポロ」は、アイヌ語の地名によく使われる単語ですが、日本語式の発音になって
「ホロ」になっていることが多いのです。
「幌別(ほろべつ)」、「幌延(ほろのべ)」、「幌泉(ほろいずみ)」、「幌尻
岳(ほろしりだけ)」、「幌向(ほろむい)」、「浦幌(うらほろ)」・・・など
など。

しかし、「ホロホロ」の「ホロ」が本当にアイヌ語のporoと関係あるのかどうか断
定はできないと思います。違ってたらごめんなさい。

また何かありましたら聞いてください。分かる範囲でお答えします。<>143.90.214.67<>0
248<>0<>1013933866<>kan@bd5.so-net.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>ピリカ<>おしえてください!<>こんにちわっ。ピリカ(ペンネーム)と言います!
ホロホロってどういう意味ですか?おしえてくださーい!!
おへんじまってます!<>210.132.205.181<>0 247<>242<>1012451806<><><>nupkes
<>Re:アイヌの入れ墨について<>>私はアイヌが日本人の起源とは何故か思えません。

日本語の数字1hi,2hu,3mi,4yo,5i,6mu,7na,8yaは、
hi-hu,mi-mu,yo-yaのように倍数が対となります。これは、南太平洋の言語に見られる特徴と
一致しています。
 語頭音rは、日本語には本来は存在しません。このため江戸期には、ロシアと言えず、オロシ
アと言うように。これは、朝鮮語、モンゴル語に似た特徴です。
 琉球語は、日本語と同祖であることは証明されていますが、アイヌ語と日本語の系統は証明さ
れていません。
 言語学的には、現時点ではアイヌが日本人の起源であるとは言えないと思います。

>何かお勧めの本があれば教えて下さい。

 どの分野の本でしょうか。<>61.202.21.105<>0
246<>244<>1012426355<><>http://www.cool.ne.jp/<>resaknay<>慎ましい暮らしに愛着を覚えます。<>
>これをきっかけにもっと勉強したいです。
是非、精進していただきたいと思います。

>一つ疑問なのですが、どうしてこんなに詳しいのですか?
私は、「山釣り師」です。釣っているときは、一心不乱です。
狩猟採集民族の血が流れていると、実感しました。
そして、北海道内の地名に興味を持ちました。
また、正確な地名の「解釈」が知りたくなりました。
あとは、『乱読』です。
アイヌ文化関係の「刊行本」の後ろに付いている「参考文献」を
くまなく読みました。

アイヌ語地名は、紛れも無く『貴重な』「人類の文化遺産」の一つです。
本来の地名の意味が知りたいだけなのです。
そして、「ただ」残すのではなく、『良く』残したいと思ったからです。
<>210.188.74.91<>0
245<>243<>1012410319<>poronup@hotmail.com<>http://www.h2.dion.ne.jp/~ainu/<>poronup<>補足<>紹介したハンガリーのサイトを見返していて気付いたことを一つ。

女性が写っている4枚の写真のうち2枚では、口紅のように入墨がはっきり映っていますが、こ
れはおそらく口紅か墨か、絵の具か分かりませんが、おそらく、書いたものです。

実際の入墨は、アオダモや白樺の木の皮を火であぶって出来た「すす」を傷口に塗りこんでした
そうです。実際の色は青に近い感じですから、写真で撮るとあまりはっきり写らないはずです。

先日、50年以上前に撮られたアイヌ民族の記録映画(マンロー製作)を見たのですが、そのと
き出演した女性たちは、当時、アイヌの女性のシンボルのように考えられていた入墨がはっきり
写るように、はっきり描いて出演したということです。
そのことを思い出したのです。

ですから、写真のモデルは、実際に入墨をしていたかもしれないし、してなかったかもしれませ
んが、いずれにせよ、色を塗ったのではないかと私は思いますが…。

あと、参考までに。
アジアの各地に入墨の習慣を持つ民族がいるようですが、台湾の先住民族(旧称:高砂族)は民
族ごとにいろいろな模様の入墨をしていたようです。
ニュー・ジーランドのマオリ民族も全身に入墨をする習慣がありました。これは、アイヌ同様、
政府から禁止されたりして弾圧された歴史があるそうです。

さらに余談を一つ。
私は、以前、手話を勉強していたのですが、一昔前は、「北海道」もしくは「アイヌ」を指し
て、人差し指と親指で唇をなぞる動作をしたそうです。これは入墨をかたどっているわけです
(両手で唇をなぞる動作したという話も聞いたことありますが)。

しかし、それを「差別的」であると問題にした人がいて、今は、それぞれ別の動作で表すことに
なっています。

それにしても「北海道=アイヌ=入墨」というのが一般的な認識だったのですね。
ただ、アイヌ=入墨、という認識が「差別」かどうかは難しい問題ですね…。

参考:
http://www3.ocn.ne.jp/~oneyes/movin/zenkokuMap/zHokkaido.html

http://tgssvr.tgs.co.jp/lesson49.htm

ちなみに、上のサイトは私の友人のHPですが、私も一部協力執筆してますので遊びに来てくだ
さいませ。<>211.3.64.133<>0 244<>241<>1012400691<><><>親代<>Re:アイヌの入れ墨について<>>ところで、
>親代さんは、お分かりになったのでしょうか?
>・・・若干、気にかかっています。

すみません。。。ネットで投稿して、ちゃんと答えて頂いた事がなかったの
で、ぶっちゃけ見忘れていました。。。。。本当にすみません。。。
今日開いてみて、みなさんの知識を提供して下さっているのに気付き、とて
も感動いたしました!ありがとうございます。早速、アメリカ人の友達に伝
えようと思います。ハンガリーの方が撮られた写真をみて、何故か心が苦し
くなりました。きっと、アイヌの方がどの様な思いや信念をもって生きてい
たかは、アイヌではない私、現代に生きる私には分からないかもしれないけ
れども、そういう時間が確かに流れていたって事を知れて感動しました。

特に、手と口から汚れると言う発想がすごくリアルに感じました。

これをきっかけにもっと勉強したいです。

一つ疑問なのですが、どうしてこんなに詳しいのですか?<>61.198.142.83<>0
243<>236<>1012399491<><><>親代<>Re:アイヌの入れ墨について<>>
>「男女」ですか。それはどういったものですか?
>
>アイヌ民族の入墨は、基本的には女性がするもので、男性がするのはまれだったよ
>うです。
>
>それは本当にアイヌの写真なのでしょうか?
>

それが、定かではないのです。入れ墨で思い付くのがアイヌではないかということ
だけで。。。
>
>日本人はどうしてちょんまげをしていたのか、と同じぐらいに答えにくい質問です
>(笑)。

そう言われれば、そうですね!
ちょんまげって考えてみると変ですよね。今まで考えもしませんでした。。。

<>61.198.142.65<>0 242<>239<>1012399272<><><>親代<>Re:アイヌの入れ墨について<>>
「日本の期限」は、「日本の起源」のことと思います。

はい。漢字間違っていました。。。(日本人なのに。。。)

>「魏志倭人伝」にあるように、古代日本人は、全身に入れ墨をしていました。
>
> これは、太平洋の色々な民族にもみられ、日本人のルーツの1つをうかがわせる
>重要なものです。

他にどの様な民族があるのですか?
>
> 誇りにこそ思い、なんら恥ずかしいことではありません。
>
> 「日本人なのに。。。」は、「日本人なのに古代のことを知らなくて恥ずかし
>い」の意味でしょうか。
>

はい。そうです。でも、私はアイヌが日本人の起源とは何故か思えません。
歴史は作られるから、あてになるのは自分だと思って、今目下勉強中です。
何かお勧めの本があれば教えて下さい。
それにしても、アイヌの入れ墨を切っ掛けに、時代の一こまを垣間見る事が出来
て、ドキドキしました。どんな想いで墨を入れていたのでしょうかね。<>61.198.142.65<>0
241<>235<>1012086765<><>http://www.cool.ne.jp/<>resaknay<>Re:アイヌの入れ墨について<>ところで、
親代さんは、お分かりになったのでしょうか?
・・・若干、気にかかっています。<>210.188.74.8<>0
240<>239<>1011940470<><>http://www.cool.ne.jp/<>nupkes <>訂正<>>顔に入れ墨が入った男女の写真が

 「魏志倭人伝」を、確認したところ、「男子は大小と無く皆鯨面文身す。」とあること
から、入れ墨は男だけで、女はしなかったようです。

 やはり、その写真がどのようなものか不明では、議論ができないかと思います。

> 「日本人なのに。。。」は、「日本人なのに古代のことを知らなくて恥ずかし
>い」の意味でしょうか。

 上記の部分を削除します。
<>210.255.17.102<>0 239<>235<>1011938886<><><>nupkes
<>Re:アイヌの入れ墨について<>>先日、アメリカ人の友達に、とあるニューヨークの美術館で日本の期限と言
>う事で、顔に入れ墨が入った男女の写真が飾られていたそうです。ーそれに
>ついて、疑問を持ちかけられて、日本人なのに。。。

「日本の期限」は、「日本の起源」のことと思います。
そうであれば、アイヌではなく古代日本人の想像画だと思います。
「魏志倭人伝」にあるように、古代日本人は、全身に入れ墨をしていました。

 これは、太平洋の色々な民族にもみられ、日本人のルーツの1つをうかがわせる
重要なものです。

 誇りにこそ思い、なんら恥ずかしいことではありません。

 「日本人なのに。。。」は、「日本人なのに古代のことを知らなくて恥ずかし
い」の意味でしょうか。
<>211.126.64.239<>0
238<>237<>1011822631<><>http://www.cool.ne.jp/<>resaknay<>Re:アイヌの入れ墨について<>>sinuyeのことと思いますが、アイヌ語沙流方言辞典によれば、
>昔、女性は口の回りと手の甲から前腕の上側にかけての部分
>とに入れ墨をしたそうです。

「アイウシ」紋は、衣服にも付けられていましたが、
身体に「アイウシ」を付けた・・・という意味のものが
アイヌ女性の入れ墨・・・ではないかと思えました。

つまり、襟や袖口など、
kamuy(魔神)・・・人間に対して悪さをする・・・
の侵入を防ぐために、
「ay-us-i」紋を付けたと考えると良いのではないでしょうか?
そして、それの拡張版として、
侵入口とも考えられる、「袖口」、そして、まさしく「口」の周囲にも、
「魔除け」として、「ay-us-i」紋を付けた・・・
と考えるなら、比較的容易に「理由」を理解できるのでは
ないでしょうか?

アニミズムの中で生きていた人々が、自然に対して
敬虔な畏れを抱き、その慎ましい心情から、
「入れ墨」を採り入れた・・・と言えるのではないでしょうか?<>210.188.74.135<>0
237<>235<>1011806224<>kumanesir@fm.cool.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アイヌの入れ墨について<>kumanesirです。
poronupさんの補足程度の話しですが。。

アイヌ文化全般については、アイヌ民族博物館のホームページ
http://www.ainu-museum.or.jp/nyumon/nyumon.html
を参考にしてください。
入れ墨については、
http://www.ainu-museum.or.jp/nyumon/nm28_isso.html
http://www.ainu-museum.or.jp/nyumon/nm28_isso4.html
などにありました。

sinuyeのことと思いますが、アイヌ語沙流方言辞典によれば、
昔、女性は口の回りと手の甲から前腕の上側にかけての部分
とに入れ墨をしたそうです。
また、アイヌ民族博物館の「アイヌ文化の基礎知識」によれば、
なぜ入れ墨をするかという理由についてはいくつかの理由が、
あげられていますが、はっきりとした起源はわかっていない
そうです。
しかし、入れ墨をしなければ周囲から一人前の女性として認めて
もらえず、結婚することも儀式に参加することも許されません
でしたし、死んでからも普通の人が行くあの世へはいくことが
できないと言われ、古い時代には女性は必ず入れ墨をしたそう
です。

また、明治4年(1871年)に日本政府は女性の入れ墨を禁止
しましたが、その当時、北海道に来たイザベラ・バードの
「日本奥地紀行」によれば、彼らは悲しみ、困惑し、神々は
怒るし、入れ墨をしなければ女は結婚できないといったそう
です。彼らは、他の点ならいざしらず、この点については
無関心でいられない。「これが私たちの宗教の一部分なの
です」と何度も繰り返して言ったそうです。

<>61.192.224.43<>0
236<>235<>1011802817<>poronup@hotmail.com<>http://www.neprajz.hu/bbb/<>poronup<>Re:アイヌの入れ墨について<>はじめまして。

>先日、アメリカ人の友達に、とあるニューヨークの美術館で日本の期限と言
>う事で、顔に入れ墨が入った男女の写真が飾られていたそうです。ーそれに
>ついて、疑問を持ちかけられて、日本人なのに。。。っと恥ずかしく思い、
>調べはじめた所です。

「男女」ですか。それはどういったものですか?

アイヌ民族の入墨は、基本的には女性がするもので、男性がするのはまれだったよ
うです。

それは本当にアイヌの写真なのでしょうか?

そして、顔といっても、基本的には口の周りです。ほかの部分にはあまりしませ
ん。あとは眉の間のあたりにすることがあったという話も聞きます。

あと、参考までに、顔以外では手にしていました。

>その入れ墨は、やはりアイヌの片のモノではないかと思ったんですが、
>なぜ顔なんですか?教えて下さい。

なぜでしょうね。分かりません。

日本人はどうしてちょんまげをしていたのか、と同じぐらいに答えにくい質問です
(笑)。
習慣というものは国・民族によってさまざまですからどうしてそうなのか、よく分
からないものが多いのではないでしょうか。
昔からそうやってたから、としか答えられないものも多いのではないでしょうか。

>良ければ、写真とかみたいです。

上にURLを載せたサイトは、明治時代に北海道を訪れたハンガリー人の民族学者
が撮影した写真などを展示しているサイトです。これに、当時、入墨をしていた女
性の写真が収められています。<>211.3.64.30<>0
235<>0<>1011703453<>humingbirdx@hotmail.com<><>親代<>アイヌの入れ墨について<>初めまして。
私は、アイヌの事を全くと言って良い程知りません。
先日、アメリカ人の友達に、とあるニューヨークの美術館で日本の期限と言
う事で、顔に入れ墨が入った男女の写真が飾られていたそうです。ーそれに
ついて、疑問を持ちかけられて、日本人なのに。。。っと恥ずかしく思い、
調べはじめた所です。
その入れ墨は、やはりアイヌの片のモノではないかと思ったんですが、
なぜ顔なんですか?教えて下さい。
良ければ、写真とかみたいです。<>61.204.0.220<>0
234<>229<>1010647651<><>http://www.cool.ne.jp/<>神威 翔<>ありがとうございます<>kumanesirさん、poronupさんありがとうございます。
自分はアイヌ語について興味が出てきたのがほんの少し前なので、
調べ方とかもネットでしかやってませんでした。
やはり辞典で探すのが当たり前でしたね。お手数かけてすみませんでした。
ちなみに目的は…自分が駄文なgら書いてる小説で使おうかな?って思ったのが
始まりでした。ちなみに、天も滅する混沌の者という使い方をするんです。
ちょっとダークですが。
本当にありがとうございます<>218.47.102.37<>0
233<>232<>1010625658<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:追伸<>
kumanesirです。
いいのができましたね。
今度、寄ってみます。
poronupさんのHPもお待ちしてます。

poronupさんは No.232「追伸」で書きました。
>説明し忘れましたが、ここに載せているURLは、私のHPではありませんが、友人のリ
>ンダさんの、アイヌを話題にした新しいHPです。
>部分的に私の文章も載っています。よかったら遊びに来てください。
<>210.137.131.34<>0
232<>231<>1010334996<>poronup@hotmail.com<>http://www.h2.dion.ne.jp/~ainu/<>poronup<>追伸<>説明し忘れましたが、ここに載せているURLは、私のHPではありませんが、友人のリ
ンダさんの、アイヌを話題にした新しいHPです。
部分的に私の文章も載っています。よかったら遊びに来てください。<>143.90.117.168<>0
231<>229<>1010334875<>poronup@hotmail.com<>http://www.h2.dion.ne.jp/~ainu/<>poronup<>Re:質問です<>久しぶりの書き込みです。みなさん、あけましておめでとうございます!

神威翔さん、はじめまして。

>ある言葉のアイヌ語がわかりません。天と滅と混沌です。
>自分なりに調べてもわかりませんでした。
>どなたか分かるかたいませんか?

そうですねえ。

まずお聞きしたいのですが、そのアイヌ語を調べていらっしゃるのはどういった目
的なんですか?
アイヌ語に限りませんが、文脈によって表現も変わってくると思いますので、よろ
しければ教えてください。

「天」は、kumanesirのおっしゃる通り、kantoが一番適切ではないかと思います。

「滅」はどうなんでしょう。
村などの人口が減って滅んでしまうことを多くの方言では、sicupu(シチュプ)と
言います。『アイヌ語方言辞典』に載っています。

「混沌」ですかあ。これはちょっと思いつきません。
そもそも、「混沌」は漢語ですから中国からの借用語だと思いますが、日本語の固
有語(やまとことば)でも適切な言葉があるでしょうか…?
あえて言うなら、「ごちゃまぜ」でしょうか。それとも「めちゃくちゃ(でもこれ
は漢語かも?!)」とか(笑)。方言で「わやくそ」なんて言葉があります。
場合によっては「ばらばら」でもいいかも。
でもちょっと「混沌」とはニュアンスが違いますね。

アイヌ語でもぴったりの言葉がなさそうな気がしますが、はっきりは分かりませ
ん。もしや近い意味の言葉でしたらあるかもしれません。
ちょっと調べてみます。<>143.90.117.168<>0
230<>229<>1010131970<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:質問です<>
kumanesirです。

最初にアイヌ語と日本語は単語が一対一で対応するわけでなく、
意味の広がりに違いがあることをお断りします。それは、英語
と日本語を比べればよくおわかりでしょう。文化が違えば、使う
ことばのニュアンスも違ってきます。

さて、天ですが、思いついた単語にkantoというのがあります。
これは多くの場合、空に上にある神の住む世界を言うと田村辞典
(アイヌ語沙流方言辞典)にありました。
次に滅ですが、なくなる、ない、存在しない、という意味でisam
という自動詞があります。
混沌は、残念ながら、今のところ、ちょっと思いつきません。
図書館などで、田村辞典、中川辞典、萱野辞典、方言辞典などを
チェックしましたか?

神威 翔さんは No.229「質問です」で書きました。
>お初にお目にかかります。さて本題に入らせていただきますが。
>ある言葉のアイヌ語がわかりません。天と滅と混沌です。
>自分なりに調べてもわかりませんでした。
>どなたか分かるかたいませんか?
>それでは
<>210.137.131.34<>0
229<>0<>1009641093<>gunblaze@anet.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>神威 翔<>質問です<>お初にお目にかかります。さて本題に入らせていただきますが。
ある言葉のアイヌ語がわかりません。天と滅と混沌です。
自分なりに調べてもわかりませんでした。
どなたか分かるかたいませんか?
それでは<>218.47.102.37<>0
228<>227<>1009061274<><>http://www.cool.ne.jp/<>resaknay<>Re:アイヌ語地名の研究について<>ビギナーさんは
No.227「Re:アイヌ語地名の研究について」で書きました。
>最近、地名の環境認知についての論文を読みました。その論文では、地図には載ってない
>地名が空間生活において、意味のある地名として存在しているということについて述べて
>ありました。
>アイヌ語地名においては、そのような地名があるのでしょうか?
現在の段階は、北海道内の地名リストの編纂であって、地名の分析が可能な段階まで
いっている研究者の数は殆ど皆無であると思います。

>今年の夏休み、卒論の準備段階として東北地方のアイヌ語地名(特に青森県)について調べ
>てみました。しっかりアイヌ人の人骨が発見された遺跡など生活空間を広げていたことが
>わかりました。
アイヌが、北海道に居住していることが、最近は、二極分化の結果であると考える人が
増えています。軽々にベクトルを推定しない方が良いと思います。
なお、東北地方のアイヌ語地名は、和人によって、かなり、干渉を受けていますから、
かなりの上級者でないと、ただの笑い者に堕してしまう危険をはらんでいます。
初心者には、北海道・・・それも、道東、道北などをお勧めします。
デモ・・・トオイ・・・デスヨネ。
<>210.188.74.160<>0
227<>220<>1009040220<><>http://www.cool.ne.jp/<>ビギナー<>Re:アイヌ語地名の研究について<>皆さん、ご意見本当にありがとうございます。
是非参考にさせて頂きます。

最近、地名の環境認知についての論文を読みました。その論文では、地図には載ってない
地名が空間生活において、意味のある地名として存在しているということについて述べて
ありました。
アイヌ語地名においては、そのような地名があるのでしょうか?

今年の夏休み、卒論の準備段階として東北地方のアイヌ語地名(特に青森県)について調べ
てみました。しっかりアイヌ人の人骨が発見された遺跡など生活空間を広げていたことが
わかりました。
<>210.151.147.118<>0
226<>225<>1008855392<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>続き<>
kumanesirです。

この前、図書館へ行くと
榊原正文氏の「私のアイヌ語地名調査」という
本がありました。
これなんかも参考になると思います。
<>61.192.224.130<>0
225<>223<>1008835457<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>イヤイライケレ!<>
kumanesirです。
書き込みありがとうございます。

http://www.h3.dion.ne.jp/~soraci/
はよいサイトですね。
掲示板もあるし、ビキナーさん、是非、訪問
なさってください。

resaknayさんは No.223「Re:アイヌ語地名の研究について(続)」で書きました。
>2度acceptされませんでした。
>resaknayといいます。
>
>「空知のアイヌ語地名」へ飛んでください。
>そこの「アイヌ語地名調査入門」?
>に書かれていることを読んでください。
>その上で、ファイトがわくなら、
>是非、協力したいと思います。
>「空知・・・」の伝言板に、その旨書いてください。
>            resaknayでした。
<>210.137.131.34<>0
224<>223<>1008796221<><>http://www.cool.ne.jp/<>resaknay<>Re:アイヌ語地名の研究について(続)<>追伸
そうそう、アイヌ語地名調査は、
「まごころの現場主義」が何より大切です.
・・・ユメユメ、デスクワークとは、思わぬように!
ローバ心より・・・
            resaknayでした。
<>210.188.74.169<>0
223<>222<>1008709692<><>http://www.cool.ne.jp/<>resaknay<>Re:アイヌ語地名の研究について(続)<>2度acceptされませんでした。
resaknayといいます。

「空知のアイヌ語地名」へ飛んでください。
そこの「アイヌ語地名調査入門」?
に書かれていることを読んでください。
その上で、ファイトがわくなら、
是非、協力したいと思います。
「空知・・・」の伝言板に、その旨書いてください。
            resaknayでした。<>210.231.7.85<>0
222<>221<>1008350568<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:アイヌ語地名の研究について(続)<>
続きです。なお、私自身は地名調査はしたことはありませんので、
詳細については、アイヌ語地名研究会等にお聞きください。

単なる語呂合わせに陥らない科学的実証的なアイヌ語地名研究
を行うには以下の条件が必要です。(アイヌ民族に関する指導資料より)

1 アイヌ語の文法と単語の意味や形について十分に理解していること。
2 その地名が本来どこにつけられてきたものか古地図等で検証し、さらに
現地で住民への聞き取り調査を行って場所を確認すること。
3 アイヌ語地名は地形に即してつけられていることが多いので、同じ地名
のところを何カ所もあたって、その地名が一般的にどんな地形に結びつけら
れているのか確認すること。ただ一カ所しかないような地名は、その解釈が
正しいかどうか実証は困難である。
4 その場所だけでなく、その周辺にもアイヌ語地名と見られるものがある
かどうか確認すること。地名はそこで生活していた住民の残したものであり、
その生活地域全体につけられていたはずである。アイヌ語で解釈できる地名
が周辺に数多く見られるほど、それ自身がアイヌ語地名である可能性が高く
なる。

なお、アイヌ語地名研究3には、北海学園大学助教授の切替英雄氏の
「頻出アイヌ語地名の形態論的構造」という論文が掲載されています。
これもなかなか面白いと思います。

>
>>地名について担当教授に相談したところ、地名をテーマに挙げた場合、意味付け・
>>理屈付け(果たして、地名を研究することで何か結果が得られるのか・・・)が難
>>しいと助言を得ました。
>>そこで、研究対象になるものがありましたら、教えてください。
>
>
<>61.192.224.224<>0
221<>220<>1008349936<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:アイヌ語地名の研究について<>
はじめまして、kumanesirといいます。
私は、アイヌ語の新聞を書く方に主眼を置いてまして、
地名研究の方は門外漢なんですが、常識的なことを
少し述べてみますと。。ご存知でしたら、すいません。

知里真志保の「地名アイヌ語小辞典」、「アイヌ語入門」
「北海道の地名」等の山田秀三さんの一連の著作物に
まずあたってみることをお勧めします。

その上で、アイヌ語地名研究会
ww1839@watanabe.inter.or.jp
などに面白いテーマがないか当たってみるのもよいでしょう。
なお、ここでは、「アイヌ語地名研究」という本を出しているので、
それを読んでもよいでしょう。

>地名について担当教授に相談したところ、地名をテーマに挙げた場合、意味付け・
>理屈付け(果たして、地名を研究することで何か結果が得られるのか・・・)が難
>しいと助言を得ました。
>そこで、研究対象になるものがありましたら、教えてください。

<>61.192.224.95<>0
220<>0<>1008255019<><>http://www.cool.ne.jp/<>ビギナー<>アイヌ語地名の研究について<>はじめまして。
私は東京の大学に通う者です。卒業論文としてアイヌ語地名について研究をしたい
のですが、是非アドバイスを頂きたくてお邪魔しました。
地名について担当教授に相談したところ、地名をテーマに挙げた場合、意味付け・
理屈付け(果たして、地名を研究することで何か結果が得られるのか・・・)が難
しいと助言を得ました。
そこで、研究対象になるものがありましたら、教えてください。<>210.151.147.92<>0
219<>218<>1005891200<><><>ひろ<>Re:アイヌ語で「伝承」「遺産」<>kumanesirさん、ありがとうございます。

アイヌ語って難しいですが、
なぜかは分からないのですが、
惹かれてしまってます。

テレビで「世界遺産」を見ていた時に、
アイヌ語で「遺産」とか「伝承」とかって
何て言うのだろう…?
と思ったのが疑問のきっかけでした。

勉強になりました。
ありがとうございました。<>146.215.0.78<>0
218<>217<>1005790912<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:アイヌ語で「伝承」「遺産」<>
ひろさん、はじめまして。
kumanesirです。

>アイヌ語で「遺産」や「伝承」を意味する言葉は
>どのようなものになりますでしょうか?

英語と日本語でもそうですが、日本語とアイヌ語は、
その意味が必ずしも一対一で対応しているわけでは
ないということを承知してお聞きください。
つまり、違う言葉どおしというのは、機械的に変換
できるものではありません。

さて、今思いついたのでは、習慣、慣習、やり方、
くせ、行状、という意味で、puriというのが、あります。
aynu puriというと、アイヌ風のやり方、アイヌ民族の
伝統的な習慣となります。
sisam puriだと、和人の習慣/やり方となります。

田村氏のアイヌ語沙流方言辞典にはそう載っています。
<>210.137.131.34<>0 217<>0<>1005721849<><><>ひろ<>アイヌ語で「伝承」「遺産」<>はじめまして。質問です。

アイヌ語で「遺産」や「伝承」を意味する言葉は
どのようなものになりますでしょうか?

教えていただけますと幸いです。
宜しくお願い致します。<>146.215.0.25<>0
216<>215<>1001133321<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re: アイヌ(人間)の語源<>
kumanesirです。

> 
> 葛野辰次郎エカシの分析、ケッサクですね。
> アイヌ語をアイヌ語だけの領域で永年みつめていると、必然的にこうなりまさぁ。
> 萱野ニシパの記述のなかにも「雪はおたがいにかけっこするから」とか「まりもはトラサンペというバケモ
>ノだ」とかがありました。山本多助エカシも「ヌプリとは豊かに膨れて高い」などと、アワくったようなこと
>言っていました。
> このへん、逐一訂正しましょうカネ。
> なお、http://ucgi.kamnavi.net/cgi-bin/yakbbs.cgi で、言語の見方とか言語分析の方法論をぶちあげて
>講議をやらかしていますのでアマカネ。
>

何か難しいですね。言語学者でもない私には何のことを言っているのか、
さっぱりわかりません。申し訳ないですが、おそらくほかの人からも、
何も反応はないかもしれないですが、(というより最近はカキコない
ですが。。)ご了承ください。

<>61.192.224.168<>0
215<>214<>1001111480<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎 <>Re: アイヌ(人間)の語源<>焼尻紋次郎 さんは
No.214「Re: アイヌ(人間)の語源」で書きました。

> 「アイアイ」と言って頭をさげる……。アイヌの「アイ」とはクルド語の AY-IN ができるまえの風習だっ
>たことがわかります。アイヌの「ヌ」は現在ではネパール語の -nu(○○する)ですが、これも多分に動名
>詞要素を含んでいた……と、思われます。知里真志保はアイヌ語のなかにある -nu を「持つ」と訳しました
>が、これ当たらずと言えども遠からず……ですね。

(以下は続き)
> だからといって、アイヌ民族のすべてが中東にいたとはなりませんよね。しかし、アイヌをアイヌと呼ばせ
るようにした有力・中核のプレアイヌ氏族は中東方面から来た……は、言えるのではないでしょうか。
 
 葛野辰次郎エカシの分析、ケッサクですね。
 アイヌ語をアイヌ語だけの領域で永年みつめていると、必然的にこうなりまさぁ。
 萱野ニシパの記述のなかにも「雪はおたがいにかけっこするから」とか「まりもはトラサンペというバケモ
ノだ」とかがありました。山本多助エカシも「ヌプリとは豊かに膨れて高い」などと、アワくったようなこと
言っていました。
 このへん、逐一訂正しましょうカネ。
 なお、http://ucgi.kamnavi.net/cgi-bin/yakbbs.cgi で、言語の見方とか言語分析の方法論をぶちあげて
講議をやらかしていますのでアマカネ。

<>202.213.142.254<>0
214<>212<>1001111349<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎 <>Re: アイヌ(人間)の語源<>>葛野辰次郎エカシが、キムスポで、筆者がアイヌをアェイヌと書くのは

 あんな風に書かないとこだまが返ってこない仕組みになってるらしいと看ました(ずけずけ言うてすんまへ
ん)。でも、こだまのないカキコは淋しいです。『チャランケ・ニシパ』ではテーマが危険を孕み過ぎていま
したかカネ。
 お答えします。ヘヘ。
 ネパール語の AYN(法律)はクルド語 AY-IN(儀礼)に裏打ちされて成立した語彙だとみて取れるのです。
-IN は英語のジェランド(動名詞形成子)とみていいでしょう(○○すること)。
 ネパール語 AYNA は「鏡」です。三種の神宝に鏡があるのは立法権の象徴じゃないだろーか……です。
 今様にいえばコーランでっしゃろか。
 鎌倉期の子女教育は障子ふすまの開け閉めとか、おじぎのしかたとか、モノの言いようとか、そういう立ち
居ふるまいに重点がおかれました。オナゴに知恵をつけたらロク(この世ごと)なことにはならない……は
一面の真理を表しています。タリバンといっしょですね。
 織田信長と明智光秀の初対面のとき、信長が「くるしゅうない、近こう寄れ(これネパール語)」と言った
とき、光秀がいつまでも身体をモジモジさせているので、信長はカンシャク回して「光秀、そちゃイザリか」
と、言うたとか言わなかったとか。貴人に対してその身辺にサッと近づくのは鎌倉の作法ではタブーだったと
言い伝えられています。
 「アイアイ」と言って頭をさげる……。アイヌの「アイ」とはクルド語の AY-IN ができるまえの風習だっ
たことがわかります。アイヌの「ヌ」は現在ではネパール語の -nu(○○する)ですが、これも多分に動名
詞要素を含んでいた……と、思われます。知里真志保はアイヌ語のなかにある -nu を「持つ」と訳しました
が、これ当たらずと言えども遠からず……ですね。
<>202.213.142.254<>0
213<>212<>1001111219<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎 <>Re: アイヌ(人間)の語源<>>葛野辰次郎エカシが、キムスポで、筆者がアイヌをアェイヌと書くのは
>「ア=尊敬語・エ=先輩に対する語・イ=私が申し上げる・ヌ=聞く。
>すなわち先輩と後輩が互いに聞かせ合う=人間、という意味である」と
>、筆者の母タクフチが筆者に教えてくれたことによる。とありますが、
>これに関連がありますか?
 
 あんな風に書かないとこだまが返ってこない仕組みになってるらしいと看ました(ずけずけ言うてすんまへ
ん)。でも、こだまのないカキコは淋しいです。『チャランケ・ニシパ』ではテーマが危険を孕み過ぎていま
したかカネ。
 お答えします。ヘヘ。
 ネパール語の AYN(法律)はクルド語 AY-IN(儀礼)に裏打ちされて成立した語彙だとみて取れるのです。
-IN は英語のジェランド(動名詞形成子)とみていいでしょう(○○すること)。
 ネパール語 AYNA は「鏡」です。三種の神宝に鏡があるのは立法権の象徴じゃないだろーか……です。
 今様にいえばコーランでっしゃろか。
 鎌倉期の子女教育は障子ふすまの開け閉めとか、おじぎのしかたとか、モノの言いようとか、そういう立ち
居ふるまいに重点がおかれました。オナゴに知恵をつけたらロク(この世ごと)なことにはならない……は
一面の真理を表しています。タリバンといっしょですね。
 織田信長と明智光秀の初対面のとき、信長が「くるしゅうない、近こう寄れ(これネパール語)」と言った
とき、光秀がいつまでも身体をモジモジさせているので、信長はカンシャク回して「光秀、そちゃイザリか」
と、言うたとか言わなかったとか。貴人に対してその身辺にサッと近づくのは鎌倉の作法ではタブーだったと
言い伝えられています。
 「アイアイ」と言って頭をさげる……。アイヌの「アイ」とはクルド語の AY-IN ができるまえの風習だっ
たことがわかります。アイヌの「ヌ」は現在ではネパール語の -nu(○○する)ですが、これも多分に動名
詞要素を含んでいた……と、思われます。知里真志保はアイヌ語のなかにある -nu を「持つ」と訳しました
が、これ当たらずと言えども遠からず……ですね。
<>202.213.142.254<>0
212<>211<>1001087502<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re: アイヌ(人間)の語源<>
どうも、kumanesirです。

> では、どういう語彙が AINU(挨拶)になったのか……、ご質問があればお答えします。
>

葛野辰次郎エカシが、キムスポで、筆者がアイヌをアェイヌと書くのは
「ア=尊敬語・エ=先輩に対する語・イ=私が申し上げる・ヌ=聞く。
すなわち先輩と後輩が互いに聞かせ合う=人間、という意味である」と
、筆者の母タクフチが筆者に教えてくれたことによる。とありますが、
これに関連がありますか?
<>61.192.224.194<>0
211<>0<>1000989307<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎 <> アイヌ(人間)の語源<> AINU
とは「人間」と訳されていますよね。ところがです。

 AINU NE NOAN AINU……人間らしいアイヌ。……なんだかわかるような気もしますね。
 U-AINU(尊敬)……「ふたりの人間」から「尊敬」という意味が……出てこないとも限ら
           ない。これも分かるような気がします。
 U-AINU-ANNO(うやうやしく)……も、尊敬しながらですから、これも一応わかるような気
           になります。
 でも
 AINU KOR が、どうして「敬う」になるのでしょう? AINU KOR の KOR は「持つとか支配
する」という意味です。人間を支配するのが「うやうやしい」とはオカシイ限りです。

 これは AINU を人間と訳したことが誤りだったのでした。
 朝鮮語の salam がネパール語の SARAM(挨拶)を受けて人間の意味になったように AINU
とは「アイ・アイ」と言いながら頭をさげて挨拶することでした。
 この「アイアイ挨拶」は魏志倭人伝にも出ていますよね。

 長くなりました。紙面が切れそうです。
 では、どういう語彙が AINU(挨拶)になったのか……、ご質問があればお答えします。
<>210.253.238.130<>0
210<>209<>999590372<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>字数制限<>
kumanesirです。

この掲示板は、Coolというところでやっているのですが、
http://supporter.cool.ne.jp/faq/faq_tool.html#bbs
に説明がありました。

Q. 掲示板の仕様を教えてください
A. 一回の書きこみは、最大約1kB(半角英数で1000文字程
度)の容量に制限されています。
掲示板荒らしを考えると、無制限とするわけにはいきません。
書きこみ数が多い場合は、投稿を複数回に分けてください。

となっているようです。
やりずらいでしょうが、よろしくお願いします。
<>210.137.131.34<>0
209<>0<>999574783<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎 <>チャランケ・ニシパ  <> お二人様ともに、27年もまえのあっしのあの本の読者様だったとは! 
 こんな嬉しいことはありません。「微笑み」が紋次郎のほっぺに蘇った。飛んで行ってお
ててを
押し戴きペロンぺロンと舐めたい思いでいっぱいにござんす。
 おへま(女房)にも告げました。あのころ……9歳、5歳、2歳の3人の子を抱え、赤貧
のさな
かで訴えた「アイヌ語に含まれている英語ドイツ語の語群」だったのでした。
 だが、アイヌ民族○○協会みたいなところからも、どこからも感謝状ひとつ来ませんでし
た。

 まだ、他人様の発言にチャランケつけようとしている解放○○たいなひとがいるのでしょ
うか?
 いたら、ハナシをつけますので、紋次郎を思い出してくださいね。
 
 アイヌのエカシがイナオを削っている一枚の写真を見て、その頭の長いこと驚きました。
 そこで、ちょうど、小生が企画ちゅうだった『衝撃のネパール語』にぜひ掲載させても
らって、
アイヌ民族がコーカソイド(白人)の血をひいていることを世に広く訴えようと思いまし
た。
 写真のエカシはもう亡くなっておられたので、そのご長男に電話したところ、写真掲載に
ついて
気持よくご承諾をいただけました。
 そこへチャランケ・ニシパの出現です。
 どういういきさつだったかは忘れましたが、「おれはその人物の甥にあたる、長男さんは
いさ知
らず、肖像権の名のもと掲載は拒否する」ときたもんです。
 これくらいのハナシの行き違いは解決は容易な筈ですので、そのときは相手の意見を尊重
して電
話を切りました。
 だけど、その後何回電話しても、そのチャランケ・ニシパは不在で、とうとう時間切れに
なっ
て、写真掲載は諦めました。このチャランケはシャモをも含めて、民族的損失です。
 ふつう、頭のてっぺん中央部は盛り上がって KUMANESIR になっていますよね。コーカソ
イド
はそこが長いのです。
<>202.213.142.108<>0
208<>207<>999568687<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:こんにちは<>
kumanesirです。

> だれにも解るように「くちをおろすでは、なぜいけないのか」を書いたのですよ。ところが、文章が長過ぎる
>と、3回もロボットにカキコ掲載を拒絶されたんです。
>

私もこの掲示板をただで使わしてもらっているので、よくわからないのです。(笑)
文句を言ったら怒られそうです。(笑)
どうも、長くなると拒絶されるみたいです。

> また長くなりそうですが……。何行まで O.K.なのか、お教えくださればアマカネ。

何行でもよいですよ。
多分、また拒絶されると思うので、何回かに分けてもらえますか。
また、見づらくなるので、一番最初は新規発言にして、後は返信にしてお願いします。

ただ、前回も言ったように、私には、わからない世界ですので、コメントはできないと
思います。また、地名とか語源とか言い出したらきりがない世界には、あまり踏み込み
たくというのが正直な気持ちです。

それと、アイヌ語やアイヌ民族の起源について不用意な発言をすると、最近の鈴木議員
や中曽根元首相の発言にあるように政治的に利用されるのもあるので、よくわからない
ものはそのままにしておいた方がよいとも私は思ってます。

まあ、私の考えですので、ご自由に発言してください。

> アイヌ語のなかに「rangetam(刀)」という消えかかった一語があったのです。ネパール語で RAN は戦争。
>そこへ、ビルマ、ボド語群・ラ−ルング語に KANKE(刀)があったんですよ。
> 日本語の「カタナ」もあのへんに同音がありますよ。どこか忘れました。 「入る」かなぁ〜〜。 
>  詳しくは ; http://ucgi.kamnavi.net/cgi-bin/yakbbs.cgi
>
<>210.137.131.34<>0
207<>206<>999517257<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎 本名 生田淳一郎<>Re:こんにちは<>kumanesirさんは
No.206「こんにちは」で書きました。

 うれしかぁ〜〜。うれしかですばい(おら筑豊の筑のほうの生まれ育ちです。シェイシュンの紋ですばい)。
 もう、27年も前のことですよね。実にシュシャンノ(杜撰)な本でしたが、それでもアイヌ語のなかに
含まれている100余のゲルマン語語彙を摘出して世に訴えたところでした。

 3年前から、パソコンにかじりついておらが発見した「言語による恵沢」を広く訴えようとしたのでしたが
7日前まではホぺのなかに設らえてあるEメールボタンからの発信ができなく、これアイヌ語深耕に支障となり
ました。
 だれにも解るように「くちをおろすでは、なぜいけないのか」を書いたのですよ。ところが、文章が長過ぎる
と、3回もロボットにカキコ掲載を拒絶されたんです。

 また長くなりそうですが……。何行まで O.K.なのか、お教えくださればアマカネ。
 アイヌ語のなかに「rangetam(刀)」という消えかかった一語があったのです。ネパール語で RAN は戦争。
そこへ、ビルマ、ボド語群・ラ−ルング語に KANKE(刀)があったんですよ。
 日本語の「カタナ」もあのへんに同音がありますよ。どこか忘れました。 「入る」かなぁ〜〜。 
  詳しくは ; http://ucgi.kamnavi.net/cgi-bin/yakbbs.cgi
<>202.213.142.75<>0
206<>200<>999486991<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>こんにちは<>
>> アマカネ(これニューギニア高地石器時代人の挨拶語、至便にしてイミシンです)
>> 
>>  小生は 浦和市太田窪 4〜4〜3 一級身体障害者  生田淳一郎(66歳)
>
> すみません、おれ(焼尻紋次郎)まちがえました。おれは今、67歳がホントですアマカネ。
>

アマカネ。
はじめまして、kumanesirと申します。私も「アイヌ語の謎」という本を
小さい時に買って読んでます。あの生田さんでしたか。写真でお顔も拝見
しています。

私の場合は、どうもチャ・ランケは、口を下ろす、の方にいっちゃいますが、
地名とか語源については、門外漢でよくわからないというのが、正直なところ
です。
どっちかというと、アイヌ語を生きた言葉として復権させるための運動に
興味がある、と言った方がよいかもしれません。

また、辞書や文法書や種々の資料にないものについては、よくわからない
というのが、正直なところです。また言語学者でもないですので、難しい
話をされてもわかりませんのでわかりやすく出典や根拠になるものを明示
していただければ幸いです。
<>210.137.131.34<>0
205<>204<>999438037<>torikoinu@c4.ezweb.ne.jp<><>kappoko<>Re:  チャランケの語源   <>>※ あと4册ぐらい残っているようです。3年前だした拙著『衝撃のネパール語』をさしあげましょうか?
>  27年前『アイヌ語の謎』を出しました。

『アイヌ語の謎』、持ってますよー。この生田さんでしたか。
私、山音文学会の辞書(?)も古本屋で探してるんですけど、なかなかこちらの方には巡り合えずにいるんです。
どこに行ったら置いてあるんでしょうね。
『衝撃のネパール語』の方は新しいので、きっと図書館等で読めると思いますから、ご心配なく。ありがとうございます。

では、とりあえずsirrehamnida!<>203.183.242.110<>0
204<>203<>999436401<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎 本名 生田淳一郎<>Re:  チャランケの語源   <>>  私、なんだか、紋次郎さんを怒らせちゃったのでしょうか?
☆ とんでもござんせん。そんじょそこらと ニンゲンとキヤイが、ちごうちょるとです(おらは九州うまれ)。
  ウンジュは mat-chen(ドイツ語)にいらっしぇぇやしたけぇ。こいつぁまぁ、失礼しやした。

>  この解釈でいくと、ranke自体に「刀」の意味はありません。
☆ あるからモノいうもんね〜。辞書に書いてあるからといって、鵜呑みにしちゃぁいけやせん。辞書が隅から隅
  まで正しいもんなら、紋次郎はなぁ〜〜んにも書く必要もありません。

>  偏見を持ってはいけませんよね。
☆ いやさ、偏執こそトキとして起爆剤ですよ。すでにできあがったアイヌ語をめぐっての体制(常識)をおおきく
  ぶち破ってこそ、大きな進歩に恵まれます。「求めよ(破壊せよ)然らば与えられむ」です。

>> アイヌ語の勉強は卒業後も続ける所存で、紋次郎さんとも、いつかお会いできることがあるかもしれませんね。
☆ 小生は一級身体障害者。北海道は隅から隅まで何回もいきましたが、サッポロは知りません。

>> 長い文章は多くの掲示板で拒否されるようですね。
☆ おっと……、最初にあっしがカキコしたとき、あの5倍ぐらいの長さで、長い文章を書き、3回に亘って「長過
  ぎる」と」、ロボットから掲載を断られたことを、言ったつもりなんです。 

>  マナーを学びつつ、またお邪魔させていただこうと思います。
☆ 紋次郎にゃ礼儀無用になせぇ。おらもシランしィ。
  
※ あと4册ぐらい残っているようです。3年前だした拙著『衝撃のネパール語』をさしあげましょうか?
  27年前『アイヌ語の謎』を出しました。小生のアイヌ語表記はいい辞書がなかったこともあって、伊藤せいち
  さんに言わせると間違いだらけだそうです。でも伊藤せいちさんは、どこがどうまちがっているかがチャンとワ
  カッタらしい、
   
  では、suy unukar=an ro!(またお会いしましょう!)
  あにょひとぽぷしだ。
<>202.213.142.68<>0
203<>202<>999432623<>torikoinu@c4.ezweb.ne.jp<><>kappoko<>Re:  チャランケの語源   <>> そして、この一信は、或いはウンジュ(沖縄方言;
あなた様……御主)のこれまでの人生観や生きザマ
>を換えてしまうかもしれませんが、それだけの覚悟はおありでしょうか? トコトンお答えしますよ。

私、なんだか、紋次郎さんを怒らせちゃったのでしょうか?
失礼なことを言っていたとしたら申し訳ありません。お許しください。
ただ、ランゲタムについては、ranke(下ろす)・tam(刀)だと思います。
この解釈でいくと、ranke自体に「刀」の意味はありません。

> 安本美典さんはご存知でしょうか? 彼のひとが「日本語の人体語とビルマ・ボド語群、ラ−ルング語
>の人体語には類似の語彙がある」と紹介なさったのです。
> そこに RANGE(刀)があったんですよ。

なるほど、納得しました。
読んだことはありませんが、きちんと知っていなくてはならない説ですよね。
つい、その分野は玉石混交なものですから、まとめて避けていました。
偏見を持ってはいけませんよね。

> カッポコさんはどこにお住まいですか? 

住居も学校も札幌です。現在4年生。
アイヌ語の勉強は卒業後も続ける所存でおりますので、紋次郎さんとも、いつかお会いできることがあるかもしれ
ませんね。

> 長い文章は多くの掲示板で拒否されるようですね。

気を付けます。ネット歴が浅いもので、お許しください。
マナーを学びつつ、またお邪魔させていただこうと思います。
では、suy unukar=an ro!(またお会いしましょう!)<>203.183.242.77<>0
202<>201<>999428233<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎 本名 生田淳一郎<>Re:  チャランケの語源   <>kappokoさんは
No.201「Re:  チャランケの語源   」で書きました。
>こんにちは。初めてこちらに書き込みします。
>私は大学でアイヌ語をかじっている現役の学生です。
>
>> かなり前の8月5日のことですが、萱野チャチャが「チャランケ」を「くちを降ろす」と

    ……………………

 おお來た来た……この思い(感慨)はあっしが、39歳の春、阿寒湖の山本多助エカシを訪ねたとき、
同エカシが得られた感慨といっしょではないかと思います。
 そして、この一信は、或いはウンジュ(沖縄方言; あなた様……御主)のこれまでの人生観や生きザマ
を換えてしまうかもしれませんが、それだけの覚悟はおありでしょうか? トコトンお答えしますよ。

 少し脅かし過ぎましたか。RAN はネパール語で戦争です。KE はイマイチわかりませんが「事柄」。
 アイヌ語には「ランゲタム(刀)」という一語が残っていたのです。
 安本美典さんはご存知でしょうか? 彼のひとが「日本語の人体語とビルマ・ボド語群、ラ−ルング語
の人体語には類似の語彙がある」と紹介なさったのです。そこで小生は東京外大の薮四郎先生にお願いし
てラ−ルング語のコピー100余ページを送ってもらうことに成功したのでした。
 そこに RANGE(刀)があったんですよ。

 カッポコさんはどこにお住まいですか? 
 http://ucgi.kamnavi.net/cgi-bin/yakbbs.cgi をみてください。驚天地動の連続だと思いますよ。
 小生はキカイ・オンチで、小生のパソコンは6日前からしか「ホぺのなかにあるおエメボタン、からの
発信ができなく。これ。アイヌ語研究のうえで大きなマイナスでした。 
 長い文章は多くの掲示板で拒否されるようですね。舌たらずの短文ですみませんでした。でも、これを
機縁にすれば、お互い、素晴らしい展開がありましょう。アマカネ

 ※ 卒論のねたにはこと欠きませんよ
<>202.213.142.152<>0
201<>199<>999423535<>torikoinu@c4.ezweb.ne.jp<><>kappoko<>Re:  チャランケの語源   <>こんにちは。初めてこちらに書き込みします。
私は大学でアイヌ語をかじっている現役の学生です。

> かなり前の8月5日のことですが、萱野チャチャが「チャランケ」を「くちを降ろす」と
>N.H.K.で分析していました。ランケは「剣」ですのでチャランケは「舌刀」になる筈です。

全く大きなお世話だとは思ったのですが、『アイヌ語沙流方言辞典』のcarankeの項を見てみまし
た。そこでは
   〔<ca-ranke 口を・下ろす〕(?)
と語源推定がされており、これは萱野センセイの分析と同じものと思われます。

私は、ランケが「剣」だという意味の方がわかりません。
『アイヌ語千歳方言辞典』
『萱野茂のアイヌ語辞典』
『アイヌ語方言辞典』
『アイヌ・英・和辞典』第四版
のいずれにも、rankeに「剣」という意味は書かれていませんでした。
どのテキストに書かれていたものなのでしょうか?

カニクシランケについても、この部分だけとりだしても、文脈がないとよくわかりません。
rankeには複数の同音異義語がありますから、carankeのrankeと同じものかどうかすらわからないの
です。
私はkanikusrankeは、斬っている動作を示すように思うのですがいかがでしょうか?

できれば、どこから引いた例なのかを教えていただきたいと思います。
<>203.183.242.84<>0
200<>199<>999074582<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎 本名 生田淳一郎<>Re:  チャランケの語源   <>焼尻紋次郎 本名 生田淳一郎さんは
No.199「  チャランケの語源   」で書きました。
> アマカネ(これニューギニア高地石器時代人の挨拶語、至便にしてイミシンです)
> 
>  小生は 浦和市太田窪 4〜4〜3 一級身体障害者  生田淳一郎(66歳)

 すみません、おれ(焼尻紋次郎)まちがえました。おれは今、67歳がホントですアマカネ。

<>210.253.238.242<>0
199<>0<>999074264<>zik@you-i.org<>http://www.you-i.org<>焼尻紋次郎 本名 生田淳一郎<>  チャランケの語源   <> アマカネ(これニューギニア高地石器時代人の挨拶語、至便にしてイミシンです)
 
  小生は 浦和市太田窪 4〜4〜3 一級身体障害者  生田淳一郎(66歳)
  電話(Fax)048-882-4901 URL; http://www.you-i.org     です。 
  古代語・心霊・価値観などを趣味としています。

 方角違いのところに書き込みしているのでしたら、ごめんなさい。
 かなり前の8月5日のことですが、萱野チャチャが「チャランケ」を「くちを降ろす」と
N.H.K.で分析していました。ランケは「剣」ですのでチャランケは「舌刀」になる筈です。
 これによりカニクシランケも「斬鉄剣」とハッキリしてきますね。アマカネ。
<>202.213.142.118<>0
198<>197<>992617815<><>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:巨人伝説を教えて下さい。<>
kumanesirです。

>そこで、途中までの私の記録の最後の部分で再検索すると 2件の候補に絞れまし
>た。
>
>@.アイヌ神謠集 銀の滴 再校ゲラ … 17KB
>http://plaza.users.to/katokao/ainu/gin-j_g_02.html
>A.アイヌの神謡集 … 101KB
>http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Circuit/3080/ainu.html

情報ありがとうございます。

>>
>>昔人間の始祖である巨大な神様が鯨をヨモギの串にさして焼いて
>>いるうちにその串が折れたのでびっくり ・・・。
>
>: やはり 伝承が有るのですね・・・。
> けど、ヨモギというのは … 草ではないものでしょうね。

ヨモギは、草です。ヨモギ餅ってありますよね。あれです。
アイヌ民族には重要な草で、広く呪術や治療に用いられました。
葉を揉んで止血に広く用いれられたみたいです。

>
>>その時の串が折れて岩と化したのが、imanichi(その魚焼串)だ
>>という伝説がついているそうです。
>
>>この巨大な神様は、kotan-kor-kamuy(村を・造った・神)といい、
>> samaykur、okikurmiなど ・・・。
>
>:「呪師とカワウソ」と「支笏湖の伝説」の kotan-kor-kamuy、
> それと samaykur、okikurmi ですね。
> ウェッブ と 図書館で探して見ます。 ありがとうございました。
>

特に、知里真志保著作集を勧めます。これに基づいて書きました。
「地名アイヌ語辞典」も「呪師とカワウソ」もこの中にあります。

>これも日本語的には「オキクルミ」は`沖から来る実`と言う意味づけがされて、
>「イシカミ達が人間のためにお魚を作ってくれました」とか。
>なにせ神様のことで、ああ そうですか。です。

こういう語源探索って難しいですよね。私が教わっているアイヌ語の先生は
アイヌ語と日本語は音が似ているので、全く関連がなくても、偶然それと
なく連想できる確率が高いということを言ったことがあります。
知里真志保著作集の中の「呪師とカワウソ」を見るとokikirmuyの語源は、
O(裾)-kiki(きらきらする)-ur(皮ごろも)-mi(着る)と解され、
何となく巫者の服装を想わせるとしています。

<>210.191.210.150<>0
197<>196<>992609574<>sinrei@f3.dion.ne.jp<>http://www.f3.dion.ne.jp/~sinrei/index.htm<>小田切秀禮<>Re:巨人伝説を教えて下さい。<>kumanesirさんは
No.196「Re:巨人伝説を教えて下さい。」で書きました。

>進展してください。(笑)

: "銀の滴降る降る"をキーワードにして検索しました。
すると 51件もの候補が出現したので驚きました。中には全文があるやも知れませ
ん。
そこで、途中までの私の記録の最後の部分で再検索すると 2件の候補に絞れまし
た。

@.アイヌ神謠集 銀の滴 再校ゲラ … 17KB
http://plaza.users.to/katokao/ainu/gin-j_g_02.html
A.アイヌの神謡集 … 101KB
http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Circuit/3080/ainu.html

>
>昔人間の始祖である巨大な神様が鯨をヨモギの串にさして焼いて
>いるうちにその串が折れたのでびっくり ・・・。

: やはり 伝承が有るのですね・・・。
 けど、ヨモギというのは … 草ではないものでしょうね。

>その時の串が折れて岩と化したのが、imanichi(その魚焼串)だ
>という伝説がついているそうです。

>この巨大な神様は、kotan-kor-kamuy(村を・造った・神)といい、
> samaykur、okikurmiなど ・・・。

:「呪師とカワウソ」と「支笏湖の伝説」の kotan-kor-kamuy、
 それと samaykur、okikurmi ですね。

 ウェッブ と 図書館で探して見ます。 ありがとうございました。

:

『人間の始祖である巨大な神様』は とても長生きする神様として
 世界中に降りて伝承されているようです。
それぞれの国の言葉で表現されて、日本では10以上の方言があるようですが、
ネット上で見る限りでは「常陸国風土記」に書かれているという
“身体は極めて長大く,身は丘龍の上に居ながら,手は海浜の蛤をくじりぬ“ の域
 を出るものは なかなか見当たりません。
今日の日本語だと『イシカミ』と表わされる様です。
これも日本語的には「オキクルミ」は`沖から来る実`と言う意味づけがされて、
「イシカミ達が人間のためにお魚を作ってくれました」とか。
なにせ神様のことで、ああ そうですか。です。<>210.251.23.242<>0
196<>195<>992231557<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:巨人伝説を教えて下さい。<>
kumanesirです。

>ありがとうございました。(その後の進展はありません)

進展してください。(笑)

>「アイヌにも伝承が有るらしい」とWEB上で見たことがあります。
> もし ご存知でしたら、是非とも知りたいのですが、、。

地名アイヌ語辞典には、osor-kotっていうのがありますね。
尻餅をついた跡のくぼみという意味の地名ですが、白老の
虎杖浜というところにあります。
これは、昔人間の始祖である巨大な神様が鯨をヨモギの串にさして焼いて
いるうちにその串が折れたのでびっくりして尻餅をついた跡のくぼみだ
そうです。その時の串が折れて岩と化したのが、imanichi(その魚焼串)
だという伝説がついているそうです。この巨大な神様は、kotan-kor-
kamuy(村を・造った・神)といい、samaykur、okikurmiなどとも言い、
古い時代の呪師であったらしいとしています。

同じ知里真志保の「呪師とカワウソ」では、kotan-kor-kamuyについては
a)「人間の世界を創造した神」であること、b)「海の中へ入っても膝まで
しか濡れない」ほどの巨漢であること、c)イムする---すなわち巫術を行う
神であることが、わかっているそうです。
実際、支笏湖の伝説の中で、kotan-kor-kamuyは、「俺は海の中へ入っても
膝までしかぬらさないのに!」と言ってます。

<>210.137.131.34<>0
195<>0<>992048098<>sinrei@f3.dion.ne.jp<>http://www.f3.dion.ne.jp/~sinrei/index.htm<>小田切秀禮<>巨人伝説を教えて下さい。<>昨年の夏に〈梟の神の自ら歌った謡〉で
メール交換させて頂きました。
ありがとうございました。(その後の進展はありません)
ところで
「だいだらぼっち」と言われ、沖縄では「あまんちゅう」といった名前で伝えられ
る - 人間にとても親切にして呉れた山のように大きな巨人伝説があるそうです。
これは人類最古の伝承に属するモノらしく、寿命も数百年といった西欧の神話の
神々にも通ずる - 人類共通の神々と思されます。私は気付きませんでしたが、
「アイヌにも伝承が有るらしい」とWEB上で見たことがあります。
 もし ご存知でしたら、是非とも知りたいのですが、、。
 宜しくお願いします。<>210.238.173.3<>0
194<>193<>988810247<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>回答ありがとうございます。<>ポロヌップさん、追加情報ありがとうございます。

>確かにあらたまった語調の、名詞句+tapanという表現はありますが、日本語における、
>非、「です・ます」とは意味合いは違うので、そのあたりはご理解ください。
>これは、常に限定されたときにしか使わない表現です。

そうですね。質問の趣旨から違う回答になったみたいです。
言語研究39号「アイヌ語沙流方言の副助詞と終助詞」(福田すず子)によれば、
tapanは、前半のtapは、強めの助詞tapと関係があり、後半のanは、動詞と終助詞の
中間的存在ともいえるもので、なくても通じるが、これがあるとやさしい感情のこもった
表現に使われるものに関係があるそうです。

上品なていねいなことばで、ふだんの親しい者同士の会話では用いられない。日本語ならば
「ございます」調に相当するそうです。

参考までに千歳方言辞典では、儀式の言葉などとくにあらたまった時にruwe ne が用いられる
位置で使われるとありました。
<>210.147.234.159<>0
193<>191<>988743691<>poronup@mail7.dddd.ne.jp<><>ポロヌップ<>丁寧表現について<>kumanesirさんのお答えに補足です。

確かにあらたまった語調の、名詞句+tapanという表現はありますが、日本語における、
非、「です・ます」とは意味合いは違うので、そのあたりはご理解ください。
これは、常に限定されたときにしか使わない表現です。

日本語だと、目上もしくは親密ではない相手に対しては、です・ますを使うのが礼儀にか
なってますが、アイヌ語ではそういう使い方はありません。その点、韓国語の丁寧表現は非
常に日本語に似てますね。

日本語だと、です・ますを絶対使わない関係の人でも名詞+tapanはありえます。
たとえば『アイヌ神謡集』の第1話で、ふくろうを射るため浜辺に集まった子供たちが言
うこんなせりふがあります。

"Pirka chikappo ! kamui chikappo !
Keke hetak, akash wa toan chikappo
kamui chikappo tukan wa ankur, hoshkiukkur
sonno rametok shino chipapa ne ruwe tapan"
(「美しい鳥!神様の鳥!
さあ、矢を射てあの鳥
神樣の鳥を射当てたものは、一ばんさきに取つた者は
ほんとうの勇者ほんとうの強者だぞ。」)
※ ローマ字表記は原文どおりなので、現在の音素表記とは異なります

これは、強調のニュアンスを文意に加えているという感じでしょうか。

参考までに。
私もわかる範囲で協力させていただきますので、また何かあればお聞きください。<>211.3.64.19<>0
192<>189<>988721669<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:追加<>
kumanesirです。
服部四郎編「アイヌ語方言辞典」に従って回答します。
なお方言は、沙流方言のみとしました。

>
>アイヌ語に日本語の
>「だめ(です/だ)」

あれは、だめだ。toanpe wen.
これは、だめだ。taanpe wen.
来てもだめだ。e=ek yakka wen.
だめ、だめ、持ってくるな。itek, itek, itek kor wa arpa.
忙しいから、だめ。ku=yaymonniska na, somo.

itek, somoは、副詞です。
なお、wenは、動詞です。これは形容詞の意味にもなりますが、
アイヌ語では、日本語で言えば形容詞と言われるものと動詞と
区別する必要がないので、動詞に分類されます。
つまり、「悪い」という意味が一般的ですが、「悪くなる」と
いうような意味にもなります。

>「いや(です/だ)」
>に似た表現(単語?)はありますか?

etoranneは、動詞にもなります。「いやだ」という意味になり
ます。「つまらない、きらう」という意味にもなります。

kopanも、動詞で「いやだ、きらう、いやがる、断る、拒否する」
の意味になります。etoranne同様に、動詞句の後で助動詞的に
使われて、「〜することを きらう、いやがる、断る、拒否する」
という意味にも使います。

>こちらで言語そのものの資料がなかなか手に入りません。

資料については、前述のとおり、amazon.co.jpで入手できるものと
思います。オーストラリアの indigenous言語に関する似たような本
が、amazon.comで入手できれば、うれしいのですが。。

>日本でギム教育を受けたものとして、アイヌ語について
>ほとんど知らないという事実をひじょうに残念におもいます。

アイヌ語の学習環境も最近になってから、少し良くなったという感じで
すが、誰でもお手軽にという感じではないと思います。1997年に俗
に言う「アイヌ文化振興法」が出来ましたが、いろんな面で不充分である
と思います。
また、1995年くらいになってからアイヌ語の辞書も比較的手頃なも
のが入手可能になりましたが、1〜2万円と高く、こういうところにな
ぜ助成しないのかな、と感じているところです。

<>210.191.210.145<>0
191<>188<>988699220<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:感謝、そしてさらに質問です(続)<>>
>もうひとつ、日本語の「です、ます」と「だ、動詞辞書形」に相当するような
>丁寧・普通表現の区別はありますか?
>

上品な丁寧な会話で、格調高い言い方をする時、ne(コピュラ)の代わりに
tapanが使われます。
形式名詞(動詞句を名詞化する)ruwe/hawe/humi/siriの後で、よく現れます。
報告(話しかけ)の表現では、...tapan na(〜でございますよ)と言います。

ku=kor hapo orowa kanpi ek ruwe ne.
私の 母  から 手紙が 来た の だ。

ku=kor hapo orowa kanpi ek ruwe tapan.
私の 母  から 手紙が 来た の でございます。

ku=nu ka eramsiskari ruwe tapan na.
私は聞くこと も 経験がない の でございますよ。
-->私は聞いたことがございません。

それと、2人称の敬称として、代名詞、人称接辞、動詞が複数形となる場合が
あります。

<>210.137.131.34<>0
190<>188<>988699169<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:感謝、そしてさらに質問です<>
kumanesirです。

http://www.amazon.co.jp
を見ると、
「言語学大辞典セレクション 日本列島の言語」
とそのアイヌ語の部分の英語バージョンの
The Ainu Language
が売ってました。海外へも発送するみたいです。
お試しあれ。

私は、これに基づいてお話をします。
質問については、私も勉強になるので、大歓迎です。
しかし、わからないことが多いので、その点はご了承
ください。

>
>拒絶の表現の 動詞句 + etoranne (〜したくない)では
>否定語が動詞句の後に来てますが、
>@この否定語は必ずしも文末ということではないのですか?
> (例えば中世英語で使われた I like him not の notのように)

etoranneは、動詞の場合もありますが、この場合は、助動詞となります。
これは動詞句の後に置かれるとされています。
アイヌ語の語順は基本的には日本語の語順と同じで、動詞部は文末に置かれ
動詞部の後に置かれるものは助詞しかありません。

>A他の否定語somo,ikekiは動詞の前ということですが、etoranneのみ後ろに
> つくことに関してこれまでに何か説明がされているのでしょうか?

somo(否定辞),ikeki(禁止辞)は副詞です。これは動詞句に先行します。
この点は日本語と逆です。
ただし、somoが、動詞の後に用いることもありますが、その場合は、動詞+
副助詞+somo kiという風に動詞化するのに代動詞のkiが用いられます。
たとえば、
somo ku=sinki.(私は疲れていない。)
は、
ku=sinki ka somo ki.
ということもできます。
kiという動詞の前に、somoが先行すると見ることもできます。
<>210.137.131.34<>0 189<>187<>988679068<><><>ふじわら<>追加<>あっ、もひとつ書き忘れました。

アイヌ語に日本語の
「だめ(です/だ)」
「いや(です/だ)」
に似た表現(単語?)はありますか?

なんとも、初歩的なしつもんでお手を煩わせて申し訳ありません。
本来なら関係の文法書等を読めば、自分で解決できる範囲なのですが、
こちらで言語そのものの資料がなかなか手に入りません。

オーストラリアで言語政策やindigenous言語
について知るうちに 自分の論文および発表中に引用する言語の中に
ぜひともアイヌ語を入れたいとおもうようになりました。それと同時に
日本でギム教育を受けたものとして、アイヌ語について
ほとんど知らないという事実をひじょうに残念におもいます。

<>203.13.37.20<>0 188<>187<>988639101<><><>ふじわら<>感謝、そしてさらに質問です<>こんにちは、藤原です。
質問の掲示板への掲載とていねいなお答えに感謝します。

お答えいただいた内容に関する質問があります。

拒絶の表現の 動詞句 + etoranne (〜したくない)では
否定語が動詞句の後に来てますが、
@この否定語は必ずしも文末ということではないのですか?
 (例えば中世英語で使われた I like him not の notのように)
A他の否定語somo,ikekiは動詞の前ということですが、etoranneのみ後ろに
 つくことに関してこれまでに何か説明がされているのでしょうか?

もうひとつ、日本語の「です、ます」と「だ、動詞辞書形」に相当するような
丁寧・普通表現の区別はありますか?

ここアデレードではアイヌ語のデータや資料がなかなか手に入りにくいため、この
場をお借りして質問しています。ご迷惑でない範囲において、お答えいただければ
大変ありがたく思います。
<>203.13.37.24<>0
187<>186<>988014069<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アイヌ語についての質問(続)<>kumanesirです。

否定辞somoは、動詞句の前におかれて、これを打ち消すという
使い方が主で、「いいえ」というのは、そこから派生した使い方
であると考えた方が自然かもしれません。

<>210.137.131.34<>0
186<>185<>987131557<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>アイヌ語についての質問(続)<>
kumanesirです。
質問の続きです。

>
> 2.多くの日本語話者は、否定疑問文に対する答えの「はい」「いいえ」が
> 例えばよく引き合いに出される英語のYes・No とは反対になりがちだと
いわれ
> ますが、
> (eg.Q:行かないの?A:うん、行かない)アイヌ語ではどうですか?
>

結論から言うと、英語と同じと考えていいと思います。
田村すず子の言語学大辞典、アイヌ語編に、
否定の質問の例があります。

somo e=sinki ya? 疲れていないかい?
somo. はい。(疲れていません。)

否定辞somoは、動詞句の前におかれて、これを打ち消します。

ただし、somoを使えない動詞があるのですが、その場合は、
その動詞に対応する否定動詞を使います。

an   いる       ---> isam    いない
ramuan わかる      ---> erampewtek わからない
amkir 〜したことがある。---> eramiskari 〜したことがない

>
>
> こちらから一方的に質問するだけして
> もうしわけないのですが、研究の一部として上記の情報を入手したいのです。
> 教えていただければ幸いです。

私がわかるのは、この程度です。

kumanesir
http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir/
vyu05350@yahoo.co.jp
<>210.137.131.34<>0
185<>0<>987131440<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>アイヌ語についての質問<>
南オーストラリアのアデレード大学で言語学の研究をしている
藤原さんから、質問が来て以下のような答えをしました。
足りない点などがありましたら、付けたしお願いします。
(本人から掲示板掲載の許可をもらってます。)

> はじめまして。
> 藤原 由比子 ともうします。
> 南オーストラリアのアデレード大学で
> 言語学の研究をしています。
>
> じつは、アイヌ語の語用についてしつもんがあるのです。
> サイトで文法を扱っていらしゃったので、こちらにお便りしていますが、
> もし適切でなければおゆるしください。
>
> 質問内容ですが:
>
> 1.アイヌ語で No (Yesの反対) に相当する言葉はありますか? 
> iteki というのが禁止のそれですか?では、否定(「ちがいます」)や

> 拒絶拒否などは どのような表現でされるのでしょうか?また、実際の会話で
> つかわれるのでしょうか?

服部四郎編のアイヌ語方言辞典というものがあります。
これによれば、アイヌ語で、Noにあたる言葉は、somoとあります。

また、田村すず子の言語学大辞典、アイヌ語編によれば、
itekiは、動詞句の前におき、「〜するな」という禁止(否定の要求や願望)を
示します。禁止の場合は、叙述文の否定に用いるsomo「〜しない」は用いません

itekiは、命令文にも指示の文にも用いられます。

iteki ye!「言うな!」 itek oyra!「忘れるな!」などのように使います。

somoについては、実際の会話でも

e=sinki ya? 疲れたかい?
somo. いいえ。(疲れてないよ。)

という具合に使います。

拒絶するときは「〜するのがいやだ」という表現で
動詞句のあとに、助動詞的にetoranneという動詞を使う用法があります。

<>210.137.131.34<>0
184<>183<>987045370<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:FMピパウシ<>
kumanesirです。

どうも、情報ありがとうございます。
実は、これのエスペラント語訳をかって出て、萱野さんから
前向きに検討するということで、返事を待っています。

エスペラントのプロジェクト「先住民族の対話」に関連づけ
ようとも思っているのですが、オランダのナワールからも
返事がこないし、前途は不透明です。
エス訳も協力してくれそうなのは、HEL代表の星田さんくらい
で、ちょっと大変かなとも思ってます。

ポロヌップさんは No.183「FMピパウシ」で書きました。
>お久しぶりです。
>
>新聞・テレビの報道でご存知の方もいらっしゃると思いますが、平取町二風谷でミ
>ニFMが開局しました。その音声が、以下のサイトで聞くことができます。
>
>http://www.aa.alpha-net.ne.jp/skayano/menu.html
>
>実際聞いてみると、アイヌ語あり、ほのぼのとしたローカルなニュースありで、な
>かなか楽しめる内容になっています。
>
>
>また、このニュースについては、道新のサイトで見れます。
>「アイヌ語」などで検索すれば引っかかるはずです。
>
>http://search.hokkaido-np.co.jp/

<>210.137.131.34<>0
183<>0<>986982328<>poronup@mail7.dddd.ne.jp<>http://www.aa.alpha-net.ne.jp/skayano/menu.html<>ポロヌップ<>FMピパウシ<>お久しぶりです。

新聞・テレビの報道でご存知の方もいらっしゃると思いますが、平取町二風谷でミ
ニFMが開局しました。その音声が、以下のサイトで聞くことができます。

http://www.aa.alpha-net.ne.jp/skayano/menu.html

実際聞いてみると、アイヌ語あり、ほのぼのとしたローカルなニュースありで、な
かなか楽しめる内容になっています。

また、このニュースについては、道新のサイトで見れます。
「アイヌ語」などで検索すれば引っかかるはずです。

http://search.hokkaido-np.co.jp/<>143.90.213.64<>0
182<>164<>975766838<><><>オソマツ<>Re:自分で買えないものかと<>れんさんは No.164「自分で買えないものかと」で書きました。
> こんにちは、れんです。
> うちのHPの討論掲示板のほう、遅れ馳せながらレスつけさせて
>いただきました。ほんの少しなんですけど・・・
>
> 京都はというより、大学の図書館は予算がないのか入荷してません。
>京都の図書館って、子ども向けなのですよ。すごく小さくて。
>資料館というのがありますが、蔵書数は多いものの貸し出し不可です。
>せっかく近くにあるのに、使えない〜。しかも、アイヌ関連のものは少ないです。
>
> 神話集成、20万円くらいするものですよね。
> 研究助成金で買えないものなのかな?考えております。
>一応申請はしてみるつもりなんですけど。(文化振興機構に)
>
れんさん、おひさしぶり
私、自費で買いました、それ(涙)<>143.90.68.63<>0
181<>180<>965315854<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アイヌ語と日本語<>kumanesirです。

れんさん、ご返事ありがとうございます。

>アイヌ語などのように過去の
>言葉が記録されていないものについては、立証はほんと難しいでしょうね。
>

文献が多く残っているものは、やりやすいのでしょうね。
札幌学院大学で出版している「アイヌ文化に学ぶ」という本の中に千葉大の中川先生が以下のように
言ってます。
日本語の系統論を考えていくなかで、アイヌ語はどういう関係にあるかということに対して、中川先生は、
アイヌ語と他の言語との関係を云々する前に、まずアイヌ語というものがもともとどんな言語だったという
研究がほとんどなされていないのに近い。アイヌ語の古い形もわからないのに、その前のことがわかるはず
がないと答えていると書いてます。これは、1990年に発行された本なので、現状は変わっているかもしれない
ですが、そういうことです。
また、アイヌ語の歴史を探るのに5つの方法をあげています。
(1)古文献
   アイヌ語を最初に記録したのは、17世紀でイタリアの宣教師ジロラモ・デ・アンジェリスだそうです。
(2)口承文芸
   常套句の中ですでに日常会話で忘れてしまったものでも残っているものから、昔こうだったのであろう
   というものを抽出することもできる。
   研究例:(北海道のまん中から東の方のチャ系と同じく西の方のパ系の違いなど)
(3)地名
   地名から、かつて東北地方で使われたアイヌ語にどんなものがあったかをピックアップなど。
(4)比較言語学
   言葉は、ある一定のルールによって変化する。(音法則)
   研究例:(北海道方言の語末のp, t, kに対する樺太方言のhなど)
(5)言語地理学
   ひとつの地域のなかで、真ん中の地域は変化がおこり、両側の地域は変化が起きない
   研究例:(口と舌の一番古いアイヌ語の形、父親と母親の一番古い体系)

<>63.12.235.124<>0
180<>179<>965283366<>ren_so@hotmail.com<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>Re:アイヌ語と日本語<>>なるほど。ところで片山さんが、すずさわ書店から、「日本語とアイヌ語」っていう本を出してますよね。
>これについては、どうお考えですか?
>

その本は ちょこっと読んだのですが、わたしにはなんとも・・・です。
現在のハ行音が昔はパに近かった(もしくはそのものだった)とか、ハ行転呼音とか、
音韻の勉強はこれまでにもしてきましたが、、、。
もともとはアイヌ語と日本語が同系統だったかもしれません。でも、一方ではパの音が残っているのに、
一方では残っていない――そういうことになると、もう途中から系統って変わっているんじゃないの?と
「系統論のなんたるか」がよくわかっていない私なんぞは考えてしまうのです。いろんな系統が交差して、
ひとつの言語は成り立っているんじゃないですか? 日本語は日本語、アイヌ語はアイヌ語で、中国語は中国語で
(すべての言語一つ一つを)それぞれ一本の線にして、並べて、交わったところに焦点を置くのがいいの
ではないでしょうか。何も全体を系統づけなくていいのでは・・・とかなんとか、考えてしまうんですよね。
こじつけっぽくて、苦手なんです(この方面の研究者の方が聞いたら、怒りそう・・・)。
ヨーロッパの言葉などは、むかし大きな帝国があって、そこからさまざまな国に分化していったのでしょうから、
言語の系統づけはしやすいかもしれません。歴史がちゃんと残ってますからね。アイヌ語などのように過去の
言葉が記録されていないものについては、立証はほんと難しいでしょうね。
<>211.16.78.148<>0
179<>177<>965230934<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アイヌ語と日本語<>

>これほどいろいろあると、単なる「偶然の一致」・「他人の空似」とは思えないのです。しかし、比較言語学
>て言う、同系と断定するのはまだ早いと思いますが。まずは外来語とそうでないものをより分ける作業が必要
>だと思います。
>
>いずれにせよ、アイヌ語と日本語はこの日本列島で何千年も隣り合ってきた言語ですから、今までいろいろな
>交渉・関係があったのだと思います。
>これがアイヌ語を学ぶロマンでもありますね。

なるほど。ところで片山さんが、すずさわ書店から、「日本語とアイヌ語」っていう本を出してますよね。
これについては、どうお考えですか?

<>63.12.235.7<>0
178<>173<>965230711<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:樺太アイヌ語<>
ポロヌップさん、返答ありがとう。

>>私が、聞いた範囲では、借用語があったとしても、違う系統の言語だと聞いたのですが。。
>
>似ているかどうかと、系統が同じかどうかは別の問題でしょうね。

なるほど。系統が同じとは、言ってないですよね。
私の早とちりでした。

<>63.12.235.7<>0
177<>171<>965159178<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/nihongo/hagyou.htm<>ポロヌップ<>アイヌ語と日本語<>>
骨とポニ、箸とパスイって、わたしには全く違う言葉のように聞こえますが・・・

日本語ハ行音(h)は、もともとはファ(Φ)行音で、さらに昔にはパ(p)行音だったのです。

さっき紹介した佐藤さんのHPに詳しい説明があります(佐藤さんに感謝ですね)
→ 「は行音について」(↑のURL)

ほかにもそのような例はたくさんあります。
アイヌ語で「塩(古語では<しほ>)」は「シッポ」、木をくりぬいて作った「入れ物」を「パッチ(←
鉢?)、「皮(かは)」を「カ{プ}」、「火打ち石」は「ピウチ」、「蓋」は「プタ」・・・などなど。
※ 小文字を{ }で表記します

確かにアイヌと日本語で似ている単語はほかにもたくさんあります。
たとえば「牛(ペコ)」・「馬(ウンマ)」・「猫(チャペ 東北方言から入ったらしいです)」・「釘(ク
ンキ)」・「芋(エモ)」などは、もともと北海道などのアイヌモシリには存在しないものなのでどう考えて
も日本語からの輸入語です。
しかし、もとからアイヌの生活の中にあったものを、簡単に外来語と断定するわけにはいきません。

「頭巾(コンチ こじ)」、「下駄(ピラッカ ひらか)、「扇(アフンキ、または、アワンキ =あふ
ぎ)」、「菓子(クワ{シ})」、「部屋(トゥンプ =つぼ)」、「プンタリ(お酒をつぐ道具=ほだり)
など、日本語の古語と一致するものと思われる単語が多数ありますが、仮に日本語から入ったとしても、相当
昔に入った可能性があります。
※ もう一つは東北方言に残っていた古語が近世・近代に入った可能性があります。

これほどいろいろあると、単なる「偶然の一致」・「他人の空似」とは思えないのです。しかし、比較言語学
て言う、同系と断定するのはまだ早いと思いますが。まずは外来語とそうでないものをより分ける作業が必要
だと思います。

いずれにせよ、アイヌ語と日本語はこの日本列島で何千年も隣り合ってきた言語ですから、今までいろいろな
交渉・関係があったのだと思います。
これがアイヌ語を学ぶロマンでもありますね。<>210.237.199.165<>0
176<>174<>965158951<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/nihongo/uchinaa.htm<>ポロヌップ<>こっち間違って不完全な形で投稿してしまいました<>ごめんなさい。削除できるなら削除してください。<>210.237.199.165<>0
175<>171<>965158517<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/nihongo/uchinaa.htm<>ポロヌップ<>系統論<>こんばんは。

>台風が接近してましたが、海(山口県、山陰地方の)は波もおだやかで
>底まで澄んでいてキレイだったです。

私は実は故郷が岡山なんですが、先月帰った際、用事があって鳥取に行きました。日本海を久しぶりに見まし
た。山陰もいいですね。

> きょうからまた、べんきょう再開です。

がんばってください。

> わたしは系統とかよくわからないのですが、仮に同じ発音で同じものを指す言葉があったと
>しても、単なる偶然の一致じゃないかと思ってしまいます。無数にある言葉の中の、ほんの
>一握りが共通していたからって、同系統とすることは無理なのではないかと思います。

確かにちょっと似ているからと言って論証もせずに「同系統」と断定するわけにはいかないと思います。

余談ですが、アラビア語では「あなた(男性に限る)」は「アンタ」と言いますし、バスク語で「鳥」は「チ
ョリ」、「こればかりだ」は「コリバカリダ」と言います(笑)。
そういえば身近な英語でも名前は「ネーム」、ドイツ語だと「ナーメ」ですね。

> う〜ん いまひとつ同系論の考え方がわからないです。勉強不足です。

いろいろ入門書はありますが、岩波新書の『言語学の誕生』(風間喜代三)をすすめておきます。残念ながら
絶版みたいですが、古本屋・図書館にはあると思います。
あと、ちょっと詳しいものとして高津春繁『比較言語学入門』(岩波文庫)をすすめておきます。これはまだ
手に入ると思います。ちょっと詳しすぎるので入門にはならないのですが(笑)。

HP「言葉の世界(↓)」に沖縄とヤマト(本土?!)の音韻対応についての説明がありますのでご覧あれ。
http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/

「ウチナーグチ」(↑のURL)<>210.237.199.165<>0
174<>171<>965158461<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/nihongo/uchinaa.htm<>ポロヌップ<>系統論<>こんばんは。

>台風が接近してましたが、海(山口県、山陰地方の)は波もおだやかで
>底まで澄んでいてキレイだったです。

私は実は故郷が岡山なんですが、先月帰った際、用事があって鳥取に行きました。日本海を久しぶりに見まし
た。山陰もいいですね。

> きょうからまた、べんきょう再開です。

がんばってください。

> わたしは系統とかよくわからないのですが、仮に同じ発音で同じものを指す言葉があったと
>しても、単なる偶然の一致じゃないかと思ってしまいます。無数にある言葉の中の、ほんの
>一握りが共通していたからって、同系統とすることは無理なのではないかと思います。

確かにちょっと似ているからと言って論証もせずに「同系統」と断定するわけにはいかないと思います。

余談ですが、アラビア語では「あなた(男性に限る)」は「アンタ」と言いますし、バスク語で「鳥」は「チ
ョリ」、「こればかりだ」は「コリバカリダ」と言います(笑)。
そういえば身近な英語でも名前は「ネーム」、ドイツ語だと「ナーメ」ですね。

> う〜ん いまひとつ同系論の考え方がわからないです。勉強不足です。

いろいろ入門書はありますが、岩波新書の『言語学の誕生』(風間喜代三)をすすめておきます。残念ながら
絶版みたいですが、古本屋・図書館にはあると思います。
あと、ちょっと詳しいものとして高津春繁『比較言語学入門』(岩波文庫)をすすめておきます。これはまだ
手に入ると思います。ちょっと詳しすぎるので入門にはならないのですが(笑)。

「ウチナーグチ」<>210.237.199.165<>0
173<>170<>965154017<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.athome.co.jp/academy/language/lng01.html<>ポロヌップ<>Re:樺太アイヌ語<>>「浅井タケさんの昔話54篇をCD11枚にして発表。」と最後にありますが、
>もう出回っているんですか?

公刊はされたという話しは聞きません。

> 「しかし、アイヌ語は今、日本語に同化してしまって、世の中の流れの中で消滅していこう
>としている。」ってありますが、同化したんでしょうか?

「世の中の流れ」なんてそんなのんきなものじゃなくて、もっと現実的な要因が問題だと思うのですが、
そこまで想像することができないのでしょう・・・。

>「それと、私は、アイヌ語は世界の諸言語の中で最も日本語に似ている言語だと思っているんで
>す。母音が「ア、イ、ウ、エ、オ」の5つであるということもそうですし、単語の中にもよく似
>ている発音があります。例えば神様のことをアイヌ語では「カムイ」と言いますし、手のことは
>「テッ(tek)」、骨のことは「ポニ」、箸は「パスイ」です。」って、ありますが、
>そんなに似ているのでしょうか?

私の実感を言えば、似ていると言えばやっぱり似てると思います。
理由はともかく似ている単語もかなりありますし。
比較の話しです、私の今まで勉強した英語や中国語、アラビア語、フランス語、サンスクリット・・・な
どの諸言語に比べると、文法・音韻ともに非常に近いです。
日本語に非常に近いと言われている韓国語(朝鮮語)と比べても、特に発音はアイヌ語よりかなり複雑で
す。

>私が、聞いた範囲では、借用語があったとしても、違う系統の言語だと聞いたのですが。。

似ているかどうかと、系統が同じかどうかは別の問題でしょうね。<>210.237.199.165<>0
172<>171<>965145706<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:樺太アイヌ語<>
kumanesirです。

>台風が接近してましたが、海(山口県、山陰地方の)は波もおだやかで
>底まで澄んでいてキレイだったです。

お元気でしたか? いいですね。綺麗なところは。

>ほんの
>一握りが共通していたからって、同系統とすることは無理なのではないかと思います。
> 骨とポニ、箸とパスイって、わたしには全く違う言葉のように聞こえますが・・・手とテッの
>区別はつかないですけども。

私もアイヌ語教室の先生に聞いた話だと、アイヌ語と日本語は音が似ているので、偶然に一致
する確率は高いと言ってました。村崎さんもいっぱしの言語学者だと思うので何か根拠が
あって言っているのかなと思っただけです。

系統のことは、私もよくは知りません。せいぜい、たとえば、共通語のアイウエオは、
沖縄語のアイウイウになるというような音韻法則が成り立てば、同じ系統の可能性が出て
くるのかなという程度です。沖縄語は、あとは、アクセント型の対応や動詞の活用形の対応
などで同系であることを立証しているそうです。
アイヌ語について言えば、さらにアイヌ語の歴史を探る作業をして、音韻規則があったと
しても違う場合にどういう説明をするかがキーポイントになるそうです。
永遠にわからないとは思いますが。。(本とアイヌ語教室の先生からの話しです。)

>「例えば神様のことをアイヌ語では〜」ということですが、アイヌ語の「カムイ」って、
>「神様」と訳すと変なことって多いんですよね? おんなじものを指した言葉ですら、ないのでは
>ないでしょうか?。
> もとは一つのものから、派生した言葉なのかもしれないですけどね(「神」と「カムイ」)
>
> う〜ん いまひとつ同系論の考え方がわからないです。勉強不足です。
>

色々と空想はできますよね。「神」と「カムイ」が同じものから派生しているかもしれないし、
そっくり入れ替わったのかもしれないし、よくわからないのではと思います。
宗教がからんだ言葉は変わらないので、アイヌ語と日本語は同系だと言っている人もいます。

<>63.12.235.193<>0
171<>170<>965121886<>ren_so@hotmail.com<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>Re:樺太アイヌ語<>
こんにちは。れんです。
ここ数日遊びに出てたので、勉強が遅滞しておりました。
台風が接近してましたが、海(山口県、山陰地方の)は波もおだやかで
底まで澄んでいてキレイだったです。
きょうからまた、べんきょう再開です。

>「それと、私は、アイヌ語は世界の諸言語の中で最も日本語に似ている言語だと思っているんで
>す。母音が「ア、イ、ウ、エ、オ」の5つであるということもそうですし、単語の中にもよく似
>ている発音があります。例えば神様のことをアイヌ語では「カムイ」と言いますし、手のことは
>「テッ(tek)」、骨のことは「ポニ」、箸は「パスイ」です。」って、ありますが、
>そんなに似ているのでしょうか?
>私が、聞いた範囲では、借用語があったとしても、違う系統の言語だと聞いたのですが。。

わたしは系統とかよくわからないのですが、仮に同じ発音で同じものを指す言葉があったと
しても、単なる偶然の一致じゃないかと思ってしまいます。無数にある言葉の中の、ほんの
一握りが共通していたからって、同系統とすることは無理なのではないかと思います。
骨とポニ、箸とパスイって、わたしには全く違う言葉のように聞こえますが・・・手とテッの
区別はつかないですけども。
「例えば神様のことをアイヌ語では〜」ということですが、アイヌ語の「カムイ」って、
「神様」と訳すと変なことって多いんですよね? おんなじものを指した言葉ですら、ないのでは
ないでしょうか?。
もとは一つのものから、派生した言葉なのかもしれないですけどね(「神」と「カムイ」)

う〜ん いまひとつ同系論の考え方がわからないです。勉強不足です。
<>211.16.78.37<>0
170<>169<>965113999<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:樺太アイヌ語<>
kumanesirです。

>ついでに、村崎恭子氏のインタビューが掲載されていたので参考までに。
>
>ここでも、樺太アイヌ語の「最後の話者」が亡くなったことになっていますが・・・。

「浅井タケさんの昔話54篇をCD11枚にして発表。」と最後にありますが、
もう出回っているんですか?
「昔話、子守歌、神謡など200編以上はあると思います。いずれまとめて公表するつもりで
す。」だそうですから、まだあるんでしょうね。
どちらにしろ、値段が高いのでしょうね?
この前のWebページは、そういう意味ではラッキーでした。

「しかし、アイヌ語は今、日本語に同化してしまって、世の中の流れの中で消滅していこう
としている。」ってありますが、同化したんでしょうか?

「それと、私は、アイヌ語は世界の諸言語の中で最も日本語に似ている言語だと思っているんで
す。母音が「ア、イ、ウ、エ、オ」の5つであるということもそうですし、単語の中にもよく似
ている発音があります。例えば神様のことをアイヌ語では「カムイ」と言いますし、手のことは
「テッ(tek)」、骨のことは「ポニ」、箸は「パスイ」です。」って、ありますが、
そんなに似ているのでしょうか?
私が、聞いた範囲では、借用語があったとしても、違う系統の言語だと聞いたのですが。。

<>210.137.131.34<>0
169<>168<>965076752<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.athome.co.jp/academy/language/lng01.html<>ポロヌップ<>Re:樺太アイヌ語<>ついでに、村崎恭子氏のインタビューが掲載されていたので参考までに。

ここでも、樺太アイヌ語の「最後の話者」が亡くなったことになっていますが・・・。<>210.237.198.79<>0
168<>0<>964702978<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.aa.tufs.ac.jp/~mmine/kiki_gen/murasaki/asai01.html<>ポロヌップ<>樺太アイヌ語<>偶然、東京外国語大学のアジア・アフリカ言語文化研究所のページを見ていたら、
村崎恭子氏の採録した樺太アイヌ語の昔話等が公開されていました。
これが実にうれしいことに、テキスト・日本語訳とともに音声も、waveファイルで
聞けるようになっているのです!
上のアドレスをご覧あれ。

ただし、クリックしてすぐ聞こうとすると声がとだえたりするので、一度ファイル
をダウンロードすればちゃんと聞けます。

ちなみに、村崎恭子氏は、樺太アイヌ語の話者はもういない、もう絶滅した、と言
ってますが、樺太で生まれ育って程度はどうであれ、樺太アイヌ語を理解または話
せる方はまだいらっしゃいます。勝手に、絶滅したと断定するのはまだ早いと思い
ます。

ちなみにアア研のサイトのアドレスは

http://www.aa.tufs.ac.jp/

です。件のページは「デジタル言語文化館」にあります。<>210.237.199.144<>0
167<>0<>964541224<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>カムイ・ユーカラ<>kumanesirです。

今日、山本多助の「カムイ・ユーカラ」(平凡社ライブラリー
854円)っていうのを見ると、最後の藤村久和先生の解説が
あったんで、ちょっと書きます。興味があったら、読んで
ください。

アイヌの人々が伝承してきたものは、その内容もさることながら
節付きの語り口調か、節なしの口調で演ずるかで物語全体の形式
の位置づけが明確になることになる。
節をつけて英雄の一代記を語ったとすれば、それは、ユーカラ、
地域によっては、ハウキ・サコロペなどと位置づけるのに、節を
付けずに話し口調になれば、ウウェペケレ。イルパイェ、トゥイタク、
イソイタッキなどということになるだけでなく、前者が丁寧な語りだ
とすれば、後者は抜き読みの感が強い。
話し口調は、矢継ぎ早に言葉が出てくるために、耳を通じてその内容
を処理・理解することしか手だてがなく、言葉も一過性でしかない。
語り口調であれば、次の言葉との間合いがあるために、耳を通じて
入ってくる言葉を手がかりに脳裏で自由な画像を結びながら二重に
楽しむことができる。
<>63.12.235.53<>0
166<>165<>964534131<>ren_so@hotmail.com<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>はげましありがとうございます。<>
こんばんは。
きょう、地元の図書館で昭和40年の、NHKから出てるアイヌ歌謡の
本を見つけました。レコード付きで貸し出しできました。短いですが、
ユカラとかも収録されてます。 そのレコードがまた、薄いペラペラのもので、
取り扱うのが怖かったです(笑)

>たとえば、アイヌ語を学習するにしろ、その背景にあるカムイとアイヌなど
>ものの考えや、文化を知らないとうまくアイヌ語で表現できない部分もあると
>思います。

ええ、わたしもそう思います。
言語だけを対象にしてしまうと、面白くないんですよね。

>がんばってください。私もできる範囲で応援します。

いつも励ましていただいて、ありがとうございます。うれしいです!<>211.16.76.96<>0
165<>164<>964484626<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:自分で買えないものかと<>
kumanesirです。

> あれだけ北海道へ行く行くと言っておきながら、どうも今年は
>無理かもしれないのです。体も手術したばっかりで、あんまり
>芳しくありませんし・・・(なんだか「チクショー!」って感じですぅ。)

お大事に。

>あと、一人旅っていうのが、まわりの反対を買ってるようなのです。
>つまらない。。。あああ、でも北海道行きたい!! 実際に話されている
>アイヌ語に触れたいです。

残念でした。

> なんとか、いろいろな話し言葉が吹きこまれたテープやCDを手に
>いれたいです。エクスプレスアイヌ語のカセットテープなども、有用かな?
>著作権のことも考えなきゃ。

エクスプレスの方は、通常会話です。アイヌ語にしろ何にしろ多面的に物事を
とらえるのが有用になることもあると思います。
たとえば、アイヌ語を学習するにしろ、その背景にあるカムイとアイヌなど
ものの考えや、文化を知らないとうまくアイヌ語で表現できない部分もあると
思います。

>
> なんだか・・・知りたい、べんきょうしたい!っていう気持ちが
>たくさんあるのに、なんらかの事情で思いっきりそれに打ちこめない
>というのは、苦しいですね。
>
> なんだか愚痴みたいな投稿になっちゃってスミマセン。
>
> でも・・・うー、ほんとに悔しい!!
> できるかぎりのことをやってやるぅ!! 長期戦です。
>
>

がんばってください。私もできる範囲で応援します。

<>210.137.131.34<>0
164<>163<>964437658<>ren_so@hotmail.com<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>自分で買えないものかと<>
こんにちは、れんです。
うちのHPの討論掲示板のほう、遅れ馳せながらレスつけさせて
いただきました。ほんの少しなんですけど・・・

京都はというより、大学の図書館は予算がないのか入荷してません。
京都の図書館って、子ども向けなのですよ。すごく小さくて。
資料館というのがありますが、蔵書数は多いものの貸し出し不可です。
せっかく近くにあるのに、使えない〜。しかも、アイヌ関連のものは少ないです。

神話集成、20万円くらいするものですよね。
研究助成金で買えないものなのかな?考えております。
一応申請はしてみるつもりなんですけど。(文化振興機構に)

あれだけ北海道へ行く行くと言っておきながら、どうも今年は
無理かもしれないのです。体も手術したばっかりで、あんまり
芳しくありませんし・・・(なんだか「チクショー!」って感じですぅ。)
あと、一人旅っていうのが、まわりの反対を買ってるようなのです。
つまらない。。。あああ、でも北海道行きたい!! 実際に話されている
アイヌ語に触れたいです。
なんとか、いろいろな話し言葉が吹きこまれたテープやCDを手に
いれたいです。エクスプレスアイヌ語のカセットテープなども、有用かな?
著作権のことも考えなきゃ。

なんだか・・・知りたい、べんきょうしたい!っていう気持ちが
たくさんあるのに、なんらかの事情で思いっきりそれに打ちこめない
というのは、苦しいですね。

なんだか愚痴みたいな投稿になっちゃってスミマセン。

でも・・・うー、ほんとに悔しい!!
できるかぎりのことをやってやるぅ!! 長期戦です。

<>211.16.77.209<>0
163<>0<>964414379<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>萱野茂のアイヌ神話集成<>Kumanesirです。

この前、萱野茂のアイヌ神話集成を札幌市の中央図書館で
なんとCDも付けて貸し出しをしてました。

れんさんのとこは、どうですか?
京都は、無理かなあ?
ちなみに推進機構では、貸し出しはできません。

<>210.137.131.34<>0
162<>161<>964399214<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:話し言葉<>kumanesirです。

>> アイヌの方に、いろいろお話を伺うことになると思います。
>
>実際アイヌ語のネイティブ・スピーカーの方から聞き取りをするということかな・・・?
>

アイヌ語教室である程度は聞けるとは思いますが、私は、実際アイヌ語で生活したことがある人が
いるアイヌ語教室ってどこなのかきちんと把握してません。教室は時間も2時間で限られているし、
あまりたいしたことは聞けないかもしれないですね。

>> どうやって(お話を伺うことを)頼んだらいいのかは、文化振興機構(?)などに相談したらい
>いんですよね?
>
>「財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構( ↑ のURL)」のことですか?
>でも、ここはインフォーマントの方の紹介はしてないと思います。
>

そうでしょうね。私も聖書のアイヌ語訳の件で、「アイヌ語弁論大会」で聖書のアイヌ語訳に
ついて弁論をしていた、釧路の宮田さんに連絡をしたいのですが、と問い合わせると、推進機構
を通じて連絡という話になりました。
実際にインフォーマントに接触となると、アイヌ語教室などで直接、個人的な交渉となるので
しょうね。しかし、信頼されるまでちょっと時間がかかるかもしれないですね。
私は、インフォーマントとの接触といえば、白老のアイヌ語教室にいたということでしたが、今は
亡くなっているし、直接の知り合いはいないなあ。

話は変わりますが、田村先生のアイヌ語文法書の英語版が三省堂から3000円で出ましたね。
思わず衝動買いしました。
これくらいの値段で、日本語版もあれば、購入しやすいのにね。

<>210.137.131.34<>0
161<>151<>964241243<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.frpac.or.jp/<>ポロヌップ<>Re:話し言葉<>>
アイヌの方に、いろいろお話を伺うことになると思います。

実際アイヌ語のネイティブ・スピーカーの方から聞き取りをするということかな・・・?

> どうやって(お話を伺うことを)頼んだらいいのかは、文化振興機構(?)などに相談したらい
いんですよね?

「財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構( ↑ のURL)」のことですか?
でも、ここはインフォーマントの方の紹介はしてないと思います。

> わたしがアイヌ語をしゃべれるようになってたらイイんですけどねぇ。まだ全然ですぅ・・・。

限られた環境でアイヌ語を学ぶのは大変だと思いますができる限りの協力はします。頑張ってくだ
さい。<>143.90.213.8<>0
160<>159<>964190777<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:テープレコーダー<>kumanesirです。

> レポーターなどがインタビューのときなどに、使う録音の機械がありますよね。
>ふつうのテープレコーダーじゃなさそうですよね。ああゆうのって、どこで
>売ってるものなんでしょうか? 聞き取りのときも、ああいうのがあると便利
>ですよね。その場で聞いて、ぜんぶ覚えられるのが一番なんですけど、、、。
>一般の広告には見当たりませんでした。

こういうのは、フィールドワークしている言語学者が答えるのが
いいのでしょうが、特機とか業務機ということでメーカに問い合わせれば
よいのではないでしょうか?普通、ソニーなどのメーカは、一般商用機を
取り扱っている部門と業務機など特機を扱っている部門があるので、聞いて
みてはいかがですか?

しかし、最近はDATなんかも出ているし、マイクさえしっかりしていれば、
プロ用じゃなくても充分対応できるのではと思います。
ソニーの「でんすけ」なんか結構有名じゃないでしょうか?

こういうことは、ポルヌップさんが詳しいかもしれないです。
といったところです。

<>63.12.235.237<>0
159<>0<>964164088<>ren_so@hotmail.com<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>テープレコーダー<>
こんにちは。れんです。
レポーターなどがインタビューのときなどに、使う録音の機械がありますよね。
ふつうのテープレコーダーじゃなさそうですよね。ああゆうのって、どこで
売ってるものなんでしょうか? 聞き取りのときも、ああいうのがあると便利
ですよね。その場で聞いて、ぜんぶ覚えられるのが一番なんですけど、、、。
一般の広告には見当たりませんでした。<>211.16.77.164<>0
158<>153<>964163879<>ren_so@hotmail.com<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>Re:ウエペケレ<>
ポロヌップさんクマネシリさん、いつもありがとうございます。
これからもよろしくです。<>211.16.76.164<>0
157<>156<>964140016<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:ローマ字仮名変換<>
kumanesirです。

>>MacとWindowsについても言及されてましたが、従来のShift-JIS
>>を内部コードとしているシステムでは、表示できないのですか?
>
>Windowsでも使えますよ。実際、私はもっぱらWindows 98で使っています。
>Windows版のEmacsであるMeadowを使えばOKです。
>Emacs上のメーラ(MewやWanderlustのような)を使えばメールでも
>JIS X 0213の文字を読み書きできます。
>
>Meadowの入手先とフォントの設定方法は先に紹介したページに
>書いてあります。ぜひどうぞ。
>

わかりました。試してみます。
ついでといっちゃなんですが、ローマ字打ちしたアイヌ語文書を新JISの
カタカナ文字を含む文書に一括変換するプログラムを開発する予定、あるいは、
開発したことを示すサイトをご存知でしたら教えてください。
そんなのがあれば利用したいと思ってます。
プログラミングは素人なものですから。

>
>なるほど。日本語を前提としたローマ字仮名変換でもなんとか
>入力できるようにするのとは別に、
>アイヌ語用の入力方式をも作るのがいいかもしれませんね。
>
>例えば、アイヌ語用の入力方式で「pirka」と打つときは、「i」まで
>打った時点で「ピi」のようになり、iは次に入力された文字に応じて
>かわる、たとえばrだったら「ピ[小さいリ]」になる、とか…。
>

できあがったら、是非教えてください。
なかなか興味深いと思います。

<>210.137.131.34<>0
156<>155<>964112220<>yano@moon.email.ne.jp<>http://www.asahi-net.or.jp/~wq6k-yn/<>やの<>Re:ローマ字仮名変換<>>MacとWindowsについても言及されてましたが、従来のShift-JIS
>を内部コードとしているシステムでは、表示できないのですか?

Windowsでも使えますよ。実際、私はもっぱらWindows 98で使っています。
Windows版のEmacsであるMeadowを使えばOKです。
Emacs上のメーラ(MewやWanderlustのような)を使えばメールでも
JIS X 0213の文字を読み書きできます。

Meadowの入手先とフォントの設定方法は先に紹介したページに
書いてあります。ぜひどうぞ。

>>従来の変換方式との互換性を考えると、「lar」のようにすると
>>「la」まで打った時点で「ぁ」になってしまうので、互換性の点で
>>やりにくいように思います。
>
>プログラミングできないのですね。それであれば、xra, xri,...
>しか、ないのでは?

「xar」にできなくはないのですが、前方一致でマッチする前提の
もとでは、「xa → ぁ」と「xar → 小さいラ」は原理的に
両立し得ないということです。

>それであれば、xku, xtu, xnu, ...しかないですね。私が懸念しているのは、
>アイヌ語の音節は、CV(子音+母音)の他にCVC(子音+母音+子音)も
>結構あるので、変な誤解を受けないかということだけです。

なるほど。日本語を前提としたローマ字仮名変換でもなんとか
入力できるようにするのとは別に、
アイヌ語用の入力方式をも作るのがいいかもしれませんね。

例えば、アイヌ語用の入力方式で「pirka」と打つときは、「i」まで
打った時点で「ピi」のようになり、iは次に入力された文字に応じて
かわる、たとえばrだったら「ピ[小さいリ]」になる、とか…。

>それでは、ツ゜ト゜は、便宜上トゥと表していたので、txuとしたら
>どうでしょう。区別するのに、ツ゜は、txuとし、ト゜は、txoとしては
>どうでしょう。txoは、何の根拠がないですが、しょうがないですね。

txu, txoですか。これはいただくかもしれません。
xの使い方がほかと少し異なりますが、音に未練を残さない
点でいっそすっきりしているかもしれません。
<>202.213.132.231<>0
155<>154<>964095900<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:ローマ字仮名変換<>
kumanesirです。

>「l」で小書きにする方式もありますが、SKKの場合、lがラテン文字
>モードに入る役割にあてられているので使えないのです。もっぱら
>xa, xi, xu…で「ぁぃぅ」等を入力しています。

すいません。SKKというのが、よくわからないのですが、xa, xi, ...
で小書きするシステムならば、それの方がよいと思います。
X-Windowsとありますが、元になっているのは、Unix系のシステム
ですか?
MacとWindowsについても言及されてましたが、従来のShift-JIS
を内部コードとしているシステムでは、表示できないのですか?

>
>従来の変換方式との互換性を考えると、「lar」のようにすると
>「la」まで打った時点で「ぁ」になってしまうので、互換性の点で
>やりにくいように思います。

プログラミングできないのですね。それであれば、xra, xri,...
しか、ないのでは?

>
>>クトヌプムは、子音なので、lk,lt,ln,lp,lmでは、どうですか?
>
>なるほど。ただ、tの場合だけは、従来「ltu」で「っ」になることに
>なっているので互換性がとれませんね。うーん…。
>

それであれば、xku, xtu, xnu, ...しかないですね。私が懸念しているのは、
アイヌ語の音節は、CV(子音+母音)の他にCVC(子音+母音+子音)も
結構あるので、変な誤解を受けないかということだけです。
しかし、使う人は、その辺を承知の人でしょうから、あまり心配しなく
ともよいでしょう。

>ただ、本当に「つ[」と入力するつもりで打つとびっくりするので
>避けた方が無難でしょう。

それでは、ツ゜ト゜は、便宜上トゥと表していたので、txuとしたら
どうでしょう。区別するのに、ツ゜は、txuとし、ト゜は、txoとしては
どうでしょう。txoは、何の根拠がないですが、しょうがないですね。

>
>うーん、きれいな入力方式を作るのは難しそうですね。

アイヌ語と日本語は違う系統の言語だし、音韻体系も違うので
しょうがないですね。

<>210.147.234.172<>0
154<>146<>964023802<>yano@moon.email.ne.jp<>http://www.asahi-net.or.jp/~wq6k-yn/<>やの<>Re:ローマ字仮名変換<>ご回答ありがとうございます。

>ァィゥェォが、la li lu le loですから、lra,lri, lruでもよいの
>では?lar, lir, lurの方がよいかもしれません。

「l」で小書きにする方式もありますが、SKKの場合、lがラテン文字
モードに入る役割にあてられているので使えないのです。もっぱら
xa, xi, xu…で「ぁぃぅ」等を入力しています。

従来の変換方式との互換性を考えると、「lar」のようにすると
「la」まで打った時点で「ぁ」になってしまうので、互換性の点で
やりにくいように思います。

>クトヌプムは、子音なので、lk,lt,ln,lp,lmでは、どうですか?

なるほど。ただ、tの場合だけは、従来「ltu」で「っ」になることに
なっているので互換性がとれませんね。うーん…。

>゜のキーがありますよね。tu゜to゜では、どうですか?

ローマ字で入力するので、「゜」は使えないのです。
…が、JIS配列キーボードで同じ位置にある「[」を使うのも
面白いかもしれません。「tu[」と打つと「ツ゜」になるという。^_^;
ただ、本当に「つ[」と入力するつもりで打つとびっくりするので
避けた方が無難でしょう。

うーん、きれいな入力方式を作るのは難しそうですね。

>ちなみに、「パピ」のように、半濁点がつくのが、適当だと思います。
>現状では、ハ゜ヒ゜つまり、セ゜ツ゜ト゜としか打てないですよね。
>しかし、これらは、一つのコードとしてunicodeでは、見送られそう
>ですよね。

説明が足りなかったかもしれませんが、EmacsではJIS X 0213を
使えるようになりました(それで、入力方法を考えているわけです)。
つまり、一文字の「ト゜」や「ツ゜」、小書きのラリルレロ等が使えると
いうことです。Unicodeはこの際関係ありません。

Emacs等でJIS X 0213を使う方法は
http://www.mars.sphere.ne.jp/imamura/jisx0213.html で
解説されています。
また、JIS X 0213についての情報を私のページ
http://www.asahi-net.or.jp/~wq6k-yn/code/zissen.html で
簡単ながら公開しています。
<>202.213.132.233<>0
153<>150<>964017330<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:ウエペケレ<>
kumanesirです。

>シラオイのアイヌ民族博物館のHPで公開されていた上田トシさんのウエペケレが、最近
>リニューアルにともない一度消えていましたが、復活したようです。一度お聴きになった
>らどうですか? (↑)のURL

私が見たときになくなってましたが、また復活しましたね。
文章の方は、Acrobatなので、市販版と同じですね。

>
>あとご存知かもしれませんが、STVのアイヌ語ラジオ講座もウェブで聞けるようになっ
>ています。
>
>http://www.stv.ne.jp/radio/ainugo/

RealTimeではないですが、聞けますね。

早稲田の音声資料の方は、私の場合は、
カセットテープ類は
アイヌ語入門 -基礎編-
アイヌ語入門 -練習編- No.1
アイヌ語入門 -練習編- No.2
アイヌ語音声資料選集 -韻文篇-
アイヌ語音声資料選集 -散文篇-
しか入手できず、他の物は手に入れることが
できなかったので、今度、早大生協に聞いてみようと思います。

前には、上の音声資料以外は、確か一般の人には売れませんと聞いたような気がした
のですが、思い違いかもしれません。

<>63.12.235.254<>0
152<>146<>964016219<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:ローマ字仮名変換・追加<>kumanesirです。

>ちなみに、「パピ」のように、半濁点がつくのが、適当だと思います。
>現状では、ハ゜ヒ゜つまり、セ゜ツ゜ト゜としか打てないですよね。
>しかし、これらは、一つのコードとしてunicodeでは、見送られそう
>ですよね。
>つまり、unicodeで、セ゜は、30bb+309a ツ゜は、30c4+309a
>ト゜は、30c8+309a になりそうです。
>小書きのカタカナ文字については、以下のところで言及してます。
>http://www.unicode.org/unicode/alloc/Pipeline.html
>

HPをニューリアルしましたが、
小書きのプだけは、unicodeの31F0〜31FFの中になくて、31F7+309Aに
なりそうです。

<>63.12.235.58<>0
151<>148<>964003012<>ren_so@hotmail.com<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>話し言葉<>>確かにアイヌ語独特のリズムとか響き、イントネーションってありますよね。
>不思議な心地よさがありますね。歌とか節のあるユカラなどの口承文芸なら楽譜にで
>きるでしょうが、話し言葉ってどうやって記述するのでしょうか?興味深々です。
>アイヌ語の発音の体系、音韻についてはさまざまな記述がありますが、そういったリ
>ズムやイントネーションの記述となると個人差が激しいので、難しいでしょうね。
>たとえば「イヤイライケレ!」を10人の人に発音してもらっても10通りの発話のし方
>があると思いますし。

こんにちはポロヌップさん。
そうなんですよ、「個人差」というものをどう扱おうか、まだ頭を悩ませている
ところです。平均を取る・・・というのも、おかしな話かなあ、と思いますから。
話し言葉には、歌などのようにハッキリとしたメロディはありませんが、でも
リズムというのは(日本語にだって)ありますよね。話し言葉だけでなく、すべての
音が「おんがく」なんですよ。ネコの鳴き声だって、車の音だって。ちゃんと音楽を
べんきょうしたわけではないので、えらそうにこんなこと言えないんですけどね(笑)
まぁ、ちゃんとべんきょうしてないから、却ってこんなことが言えるのかも(苦笑)

アイヌの方に、いろいろお話を伺うことになると思います。どうやって(お話を伺う
ことを)頼んだらいいのかは、文化振興機構(?)などに相談したらいいんですよね?
話を伺う、というよりは、ただ会話をしてもらうといったほうが正しいかも。わたしが
アイヌ語をしゃべれるようになってたらイイんですけどねぇ。まだ全然ですぅ・・・。<>211.16.77.243<>0
150<>138<>963999115<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.ainu-museum.or.jp/index.html<>ポロヌップ<>ウエペケレ<>シラオイのアイヌ民族博物館のHPで公開されていた上田トシさんのウエペケレが、最近
リニューアルにともない一度消えていましたが、復活したようです。一度お聴きになった
らどうですか? (↑)のURL

あとご存知かもしれませんが、STVのアイヌ語ラジオ講座もウェブで聞けるようになっ
ています。

http://www.stv.ne.jp/radio/ainugo/<>133.9.4.204<>0
149<>143<>963995511<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>ポロヌップ<>アイヌの歌謡<>kumanesirさん:
>なるほど。私は譜面は読めないですが、アイヌ語の大家の早大の田村すず子
>先生が、「アイヌの民謡」という論文(?)を出していて、これには譜面付きの
>解説があります。

これは早稲田の「アイヌ語音声資料4」に収められている「アイヌの歌謡について」の
ことですか?

でも、れんさんは、歌謡とかじゃなくて、話し言葉の記述がしたいんですよね?
参考になるのかな・・・?

いずれにせよアイヌの歌はとても奥が深いなと思います。
私はアイヌ語そのもだけでなく、アイヌの歌や踊りにもとても関心がありますが、アイ
ヌ歌謡を研究している人はアイヌ語研究者よりもさらに少ないと思います。
個別の研究は進んでますが、まとまったものとしては、NHKが1965年に出版した『ア
イヌ伝統音楽』を超える著作ないと言ってもいいかもしれませんね。ただし、特にアイ
ヌ語の聞き取りや解釈については間違いも多いので注意が必要です。
最近は、サッポロのアイヌ民族研究センターでアイヌ音楽を研究されている方がいて、
紀要に論文を発表されていますね。あとつい最近、研究センター所長の谷本一之氏が
『アイヌ絵を聴く』という大部の研究書を北海道大学図書刊行会から出しましたね。

アイヌの歌謡は、楽譜で記述できない微妙な旋律があるので、難しいなと思います。
特に謡い方や発声法が独自で、裏声や小節(メリスマ)が多くて、楽譜だけ見てそのま
ま歌っても全然アイヌの歌に聞こえなかったりします。学校唱歌や歌謡曲のように平た
い「きれいな」声で歌うとだめなのです。もっとおなかから声を出す、体全体を使うよ
うな歌い方だと思います。

私がウポポ(歌)を習ったフチ(おばあさん)やアチャポ(おじさん)にも、「もっと
裏声を出すんだよ」「曲じゃなくて、もっと節を聞かないとだめだよ!」と厳しく言わ
れました。

私も残念なことに楽譜に弱いのですが、前使ってたアステルのピッチの着メロは、友人
の協力を得て、十勝のイユタ・ウポポにしてました。歌詞は「ヤイサマネーナ」ってや
つですが、いわゆる即興歌ではないやつです。
でも、今使っているDDIのピッチは、2オクターブしか入らないので、そのままだと
入らないのです・・・。電波の入りはよくても、そこが残念です(笑)。<>133.9.4.204<>0
148<>142<>963995352<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>ポロヌップ<>アイヌ語の響き<>れんさん:
>いったい何をやりたいかというと、話し言葉としてのアイヌ語の
>譜面への書き起こし・・・です。

確かにアイヌ語独特のリズムとか響き、イントネーションってありますよね。
不思議な心地よさがありますね。歌とか節のあるユカラなどの口承文芸なら楽譜にで
きるでしょうが、話し言葉ってどうやって記述するのでしょうか?興味深々です。

アイヌ語の発音の体系、音韻についてはさまざまな記述がありますが、そういったリ
ズムやイントネーションの記述となると個人差が激しいので、難しいでしょうね。
たとえば「イヤイライケレ!」を10人の人に発音してもらっても10通りの発話のし方
があると思いますし。

がんばってください。また研究が進めば話しを聞かせてくださいね。<>133.9.4.204<>0
147<>138<>963993825<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>ポロヌップ<>早稲田大学のアイヌ語音声資料について<>早稲田大学の語学教育研究所で発行されている教材のシリーズ「アイヌ語音声資料」を紹
介します。
ローマ字化されたアイヌ語原文と日本語訳・注がついたテキストと、テープがそれぞれ
1000円ちょっとで買えます。これはすごく勉強になる教材です。
早稲田の大学の生協(3202-3236)で取り扱っていて、前払いで代金と送料を払えば郵送で
も購入できます。詳しくは電話で問い合わせてみてください。

アイヌ語音声資料1  サダモさんとワテケさん
 ※ これは二人の自由な会話を収めたものです。
アイヌ語音声資料2  ワテケさんの昔話
アイヌ語音声資料3  サダモさんの昔話
アイヌ語音声資料4  福満と鵡川の歌謡
アイヌ語音声資料5  二風谷の昔話と歌謡・神謡
アイヌ語音声資料6  幸吉さんと国松さんの昔話
アイヌ語音声資料7  サダモさんのユーカラ 1
アイヌ語音声資料8  サダモさんのユーカラ 2
アイヌ語音声資料9  サダモさんのユーカラ 2R
 ※ これは「2ラウンド」ということではなくて、ユカラを節なしで語ったもの
(RUPAYE)です
アイヌ語音声資料10 川上まつ子さんの昔話
アイヌ語音声資料11 ワテケさんの女性叙事詩
アイヌ語音声資料12 ワテケさんの神謡

アイヌ語音声資料選集 韻文編
 ※ これは音声資料シリーズに集録されたものを中心に、神謡(カムイユカラ)や歌謡
のみを集めた教材です。
アイヌ語音声資料選集 散文編
 ※ こっちは節やメロディのついていない会話、ウパシクマ(言い伝え)、ウエペケレ
(昔話)などの散文を集めた教材です。<>133.9.4.204<>0
146<>145<>963984912<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:ローマ字仮名変換<>
kumanesirです。
はじめまして。

> 小書きのラリルレロ等: xra, xri, xru,...

これらは、すべてrという子音で、原則的には、前の母音に引かれて
ラリルレロに聞こえるというものです。だから、(a)r, (i)r, (u)r
と書いてます。
ァィゥェォが、la li lu le loですから、lra,lri, lruでもよいの
では?lar, lir, lurの方がよいかもしれません。
同様にハヒフも、lah, lih, luhでは、どうですか?
クトヌプムは、子音なので、lk,lt,ln,lp,lmでは、どうですか?
シスは、子音ですが、区別するのに、lsi, lsuではどうでしょうか?
決めですから、普及すれば、どう決めてもよいと思います。

> 半濁点付きのセ: ce
> 半濁点付きのツ・ト: twu, two
>
>ceはともかく、twu, twoは少々苦しいでしょうか。

゜のキーがありますよね。tu゜to゜では、どうですか?

ちなみに、「パピ」のように、半濁点がつくのが、適当だと思います。
現状では、ハ゜ヒ゜つまり、セ゜ツ゜ト゜としか打てないですよね。
しかし、これらは、一つのコードとしてunicodeでは、見送られそう
ですよね。
つまり、unicodeで、セ゜は、30bb+309a ツ゜は、30c4+309a
ト゜は、30c8+309a になりそうです。
小書きのカタカナ文字については、以下のところで言及してます。
http://www.unicode.org/unicode/alloc/Pipeline.html
<>210.137.131.34<>0
145<>0<>963936829<>yano@moon.email.ne.jp<>http://www.asahi-net.or.jp/~wq6k-yn/<>やの<>ローマ字仮名変換<>はじめまして、やのと申します。

お尋ねしたいのですが、JIS X 0213に入ったアイヌ語表記用の
片仮名をローマ字変換で入力する場合、半濁点付きのツやトは
どのように入力するのが適当でしょうか。

というのは、テキストエディタEmacsでJIS X 0213が使えるように
なったので、入力方法を整備していたところなのです。
ちなみに仮名や漢字の入力にはSKKを利用しています。
カスタマイズが容易なので好都合です。

さしあたり、アイヌ語表記用の片仮名の入力は以下のように
設定して使っています。
小書きのラリルレロ等: xra, xri, xru,...
半濁点付きのセ: ce
半濁点付きのツ・ト: twu, two

ceはともかく、twu, twoは少々苦しいでしょうか。
理にかなった変換法がありましたら、教えていただけると
助かります。
<>202.213.132.43<>0
144<>143<>963906540<>ren_so@hotmail.com<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>Re:書き込みありがとうございます。<>kumanesirさんは
No.143「Re:書き込みありがとうございます。」で書きました。
>
>kumanesirです。
>
>> わたしの卒論のテーマは「アイヌ語の音とリズム」です。
>
>なるほど。私は譜面は読めないですが、アイヌ語の大家の早大の田村すず子
>先生が、「アイヌの民謡」という論文(?)を出していて、これには譜面付きの
(中略)
>他にも何かで見かけたことがあるので、探せばあるかもしれないですが、
>とりあえず、今思い当たるのはこんなものです。

譜面付のものがあるんですね! やったぁ!!
調べてみて、どうしても見つからないようだったらコピーお願いしてしまう
かもしれません。ご面倒でなければ、ぜひともお願いしたいです。もしかすると
学校にあるかも・・・?

>アイヌ文化の基礎的な知識は、アイヌ民族博物館から「アイヌ文化の
>基礎知識」という本が出ているので、もしご存じなければ、参考にして
>ください。

ちょうど借りてきたところなので、まず一番に読んじゃいますね。
かなり文化・・・民俗のほうにも興味がありますから。民俗っていうと、
つい昔式の生活様式を思い浮かべてしまいますが、現在の生活も民俗に
かわりないですよね。日本の民俗をべんきょうしていたときなどに、ふと
考えたものです。やはり私は、やるなら「今」のことをやりたいです。
もちろん、昔のことだって知ってたほうがいいですけどね。

>それと、実際の音を聞きたいのなら、オソマツさんのところで紹介している
>CDで安価なものもあるので手に入れやすいと思います。

はい。オソマツさんのところへも寄らせていただいてます。

>アイヌタイムズの浜田さんは、職業が小樽の路上音楽家なので
>何かヒントをもらえるかもしれません。
>私のページから浜田さんのページにリンクしてますので、お聞きに
>なってみては、どうでしょうか?

さっそく浜田さんのところへ行ってみます。
ありがとうございました。
<>211.16.76.23<>0
143<>142<>963850373<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:書き込みありがとうございます。<>
kumanesirです。

> わたしの卒論のテーマは「アイヌ語の音とリズム」です。

なるほど。私は譜面は読めないですが、アイヌ語の大家の早大の田村すず子
先生が、「アイヌの民謡」という論文(?)を出していて、これには譜面付きの
解説があります。内容は、yaysamaという歌です。yukarとは、違うジャンル
のもので、即興歌などとも訳され、yaysamanenaという囃子ことばがある
という特徴があります。論文の出所は、アイヌタイムズ編集部の浜田さん
なのでわからないですが、もし必要なら、メールで住所を教えてくれれば、
コピーして送ります。
他にも何かで見かけたことがあるので、探せばあるかもしれないですが、
とりあえず、今思い当たるのはこんなものです。

> アイヌ語は、かつて音楽のような言語だと言われたことがあるそうですね。

そうですね。ウポポ、ヤイサマ、カムイユーカラ、ユーカラなど、節を
付けてやるので、そういう印象はあります。
アイヌ民族は、非常に豊かな口承文芸を伝統を持つ民族ですが、その中には
ほんの一口二口の唱えごとから、語り終えるのに一昼夜を要するような長大
な語り物など様々なものがあります。
しかし、普通にしゃべる言語でもあります。
アイヌ文化の基礎的な知識は、アイヌ民族博物館から「アイヌ文化の
基礎知識」という本が出ているので、もしご存じなければ、参考にして
ください。
それと、実際の音を聞きたいのなら、オソマツさんのところで紹介している
CDで安価なものもあるので手に入れやすいと思います。

> こんな気持ちで、アイヌ語に触れてほしくない、と思われちゃうかも
>しれませんね。うーん。。。

私自身は、いろいろな幅をもった方がいいと思います。
アイヌタイムズの投稿も題材は自由となっています。
一つのことに凝り固まると広がりをもたなくなると思います。
アイヌタイムズの浜田さんは、職業が小樽の路上音楽家なので
何かヒントをもらえるかもしれません。
私のページから浜田さんのページにリンクしてますので、お聞きに
なってみては、どうでしょうか?

<>63.12.235.150<>0
142<>0<>963835141<>ren_so@hotmail.com<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>書き込みありがとうございます。<>
こんにちは。
うちの掲示板のほうへの書き込み、ありがとうございます。
わたしの卒論のテーマは「アイヌ語の音とリズム」です。
いったい何をやりたいかというと、話し言葉としてのアイヌ語の
譜面への書き起こし・・・です。こんなことをして何になるんや、
と聞かれても、私自身何になるんだろうと疑問に思っています。
でも、もし「音楽」でアイヌ語をあらわすことができれば、
アイヌ語の習得もまた違った手段でできるのではないか・・・なんて
思ったりしちゃうのです。わたし、言語のべんきょうをするときには
決まって、手でリズムをとりながらしゃべってしまうんですよ。身体で
のって、コトバを覚えるんです。頭だけだと、どうも効率悪いらしくって。
アイヌ語は、かつて音楽のような言語だと言われたことがあるそうですね。
イタリア語などは顕著な例です。
音楽って、だれもが身近に感じていて、楽しめるじゃないですか。
英語詞の曲を聴くことによって、英語がわかるようになるという人も
いるでしょう?
わたしがしようとしてるのは、アイヌ語で音楽をやるということでは
ありません。作曲能力はありませんから(去年あたりに作曲を試みましたが、
あえなく挫折)。でも、耳で聞いて、それを音符にすることはできると
思うんです。
・・・あんまり、言語学という感じではないですよね。必要な研究――
作業ではないかもしれません。
ただ、やってみたい、というのが素直な気持ちです。
こんな気持ちで、アイヌ語に触れてほしくない、と思われちゃうかも
しれませんね。うーん。。。
<>211.16.77.243<>0
141<>140<>963746577<>ren_so@hotmail.com<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>Re:ありがとうございます<>
こんばんは。いま、実家のほうのパソコンから書き込みしています。

>道内のアイヌ語教室を回ってみたらどうですか?平取町、旭川市、浦河町、
>釧路市、札幌市、白老町、千歳市、阿寒町、静内町、鵡川町、帯広市、
>白糠町、登別市、苫小牧市にアイヌ語教室があります。
>誰でも参加できます。北海道ウタリ協会(Tel 011-221-0462)に聞けば
>詳しい日程等を教えてくれます。

ありがとうございます。問い合わせてみます。

いま、広島のほうで開催されている、アイヌ文化資料展・・・へ
行く予定です。児玉コレクションが展示されているそうです。
祖父が版画の関係で美術館へ行くそうなので、それにくっついて
資料展のほうへ寄ってこうと思ってます。

(児玉コレクションについては、いろいろ考えるべきところが
あるようですが。。。)
<>211.16.77.49<>0
140<>139<>963712696<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:ありがとうございます<>
kumanesirです。
poronupさん、書き込みありがとう。
これからも足りない部分は、どんどん書き込みお願いします。

yukarとkamuyyukarは、違うジャンルの口承文芸です。
説明を忘れてました。
それと、カムイユカラの送料は、カセットテープ版、CD版ともに
450円なので、各々、合計7250円、7750円となってます。

知里真志保の復古版「アイヌ語入門」は、北海道出版企画センター
(Tel 011-231-1720)から1200円で販売してます。
これは、普通の書店から購入できます。
私も良い本だと思います。読み物としてもいいと思います。
発音についても、いろいろと厳しいことが書かれていて、先人たち
への批判が書かれています。
札幌アイヌ語初級教室でアイヌ語を教えているアイヌ民族の澤井アク
先生も、ぼろぼろになるまで、読んだそうです。

>クマネシリさん、ポロヌップさん、アドバイスありがとうございます。
>これから卒論の研究も佳境に入っていきます。(研究というほど
>たいそうなものではないけれど・・・)

学位論文のために、どれだけ役にたつかな?
できる範囲で手助けできると思うので、なんでも書き込みどうぞ。

>
>卒論のテーマが定まりつつあります。
>「アイヌ語の音とリズム」。たぶんこれで行くのではないかと。
>つたない絶対音感を駆使して、がんばりたいと思います。
>まぁ、わたしのやろうとしていることがいったい何になるのか、
>まだわかんないですけど。。。近々、ぜったい北海道へ飛びます!
>そのときはどうぞよろしくお願いしますね。

道内のアイヌ語教室を回ってみたらどうですか?平取町、旭川市、浦河町、
釧路市、札幌市、白老町、千歳市、阿寒町、静内町、鵡川町、帯広市、
白糠町、登別市、苫小牧市にアイヌ語教室があります。
誰でも参加できます。北海道ウタリ協会(Tel 011-221-0462)に聞けば
詳しい日程等を教えてくれます。

<>63.12.235.109<>0
139<>138<>963504651<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>ありがとうございます<>クマネシリさん、ポロヌップさん、アドバイスありがとうございます。
これから卒論の研究も佳境に入っていきます。(研究というほど
たいそうなものではないけれど・・・)

卒論のテーマが定まりつつあります。
「アイヌ語の音とリズム」。たぶんこれで行くのではないかと。
つたない絶対音感を駆使して、がんばりたいと思います。
まぁ、わたしのやろうとしていることがいったい何になるのか、
まだわかんないですけど。。。近々、ぜったい北海道へ飛びます!
そのときはどうぞよろしくお願いしますね。<>210.132.216.215<>0
138<>133<>963502182<>poronup@mail7.dddd.ne.jp<>http://www.jvc-victor.co.jp/studio/ainu/index.html<>ポロヌップ<>Re:ユカラ 2<>文章が長くなったので切って投稿します。

>テープとかCD出てますかねぇ。萱野さんのが新しく、いろいろ
>(ビデオとか)発売されたらしいですけど、、、。

「萱野茂のアイヌ神話集成」ですね。

上に掲げた発売元のビクターのサイトと、以下のサイトも参考までにご覧くださ
い。

http://village.infoweb.ne.jp/%7Efwiz5176/ainu/ainusinwa.htm
http://www.jomon.com/anbe/emisi/ainu/ainu.htm

でもこれ、20万近くもする高価なものですからね・・・。確かに、すごく勉強にな
る教材です。
東京でしたらこれを視聴させてくれる「アイヌ文化交流センター」という施設があ
るのですが。

大学の視聴覚教材センターとか図書館、もしくは地元の図書館にリクエスト捨て買
ってもらったらどうでしょうか。
これも先生におねだりして買ってもらうとか・・・?

>知里さんの全集、先生に頼み込んで買ってもらうことになった!!
> らっきー!!)

よかったですね。私も知里真志保の著作には多くのことを教えられました。もう4
0年近く前に亡くなっているので
もちろん会ったことありませんが(笑)、自分のアイヌ語の恩師だと思っていま
す。
特に『アイヌ語入門』は繰り返し読みました。ちょっと難しいかもしれませんがぜ
ひ挑戦してみてください。
安い復刻版が出てますが、著作集にも収録されていますよ。

> やはり、もともと文字を持たず 口頭で語られるのみだった
>ものだから、耳で聞いてみたいんですよね。

そうですよね。最初は意味が分からなくても、節回しやメロディを聞いているだけ
でも楽しいと思います。

がんばってください。アリキキ ヤン!<>210.237.198.205<>0
137<>133<>963502083<>poronup@mail7.dddd.ne.jp<>http://www.ainu-museum.or.jp/index.html<>ポロヌップ<>Re:ユカラ<>ポロヌップと申します。
どこぞやで遭遇していますが、一応、はじめまして。
ご質問に、私の知っている範囲でお答えします。

> ところで、アイヌ神謡を音声で聞くことって、できませんか?

これは、アイヌ語で言う「カムイ・ユカラ」ですか?
表題のとおりの「ユカラ(英雄叙事詩)でもいいのでしょうか?

クマネシリさんも紹介していますが、カムイユカラの聞ける教材として、絵本と解
説書および、CDもしくはテープのついている『カムイユカラ』というものがあり
ます。
故・白沢ナベさんと、現在活躍中の中本ムツ子さんの語ったカムイユカラが全部で
6編収録されています。
これは、音声がついている上に、すばらしいイラスト付きの絵本と、詳細な解説が
ついているという優れものです。ちょっと高価と言えば高価なのですが・・・。

これは書店等では注文できないはずです。
発売元の片山言語文化研究所に注文してください。
カセット版は6800円、CD版は7300円もはずです。郵送になりますので送料がかか
ります。
電話して注文してもいいのですが、以下のアドレスにメールを送ってもいいです。
nq2t-ktym@asahi-net.or.jp

もう一つ。
札幌学院大学の公開講座の講演録「アイヌ文化に学ぶ」の付録として、当日の古老
の実演した「カムイノミ・カムイユカラ・ユカラ」を録音したテープが、同大学の
生協を通じて買えます。1300円+税と送料実費です。
故・織田ステノさんのカムイユカラが1篇収録されています。
→ 札幌学院大学生活協同組合(011−386−2970)

あと、早稲田大学の語学研究所で出しているテープ付きの教材があるのですが、部
外者は手に入れられないという情報があるのでちょっと確認してみます。少々お待
ちください。

あと、ユカラでしたら、萱野さんがユカラを自ら吹き込んだ『甦るユカラ』という
CDがキングレコード(KICC 5217)から出ています。これは2500円ぐらいで
買えるので手ごろです。萱野さん、いい声で歌ってます。
これ、おすすめです。

あと、クマネシリさんの紹介しているアイヌ民族博物館のアドレスは上のありま
す。最近新しいアドレスになりました。
<>210.237.198.205<>0
136<>134<>963501126<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:あ、クマネシリさんだ!<>
kumanesirです。

>
> もうすでに、投稿する気でいたりする。。。
> まだぜんぜん、アイヌ語わかってないのに(笑)
>

「夢は熱意があれば、必ず実現します。」と私は信じることに
しています。(結構、楽観主義者だったりする。)

私の場合は、アイヌ語教室の先生とか仲間とか、ネットで知り合った
人だとか、アイヌタイムズの関係者と知り合うことができて、何とか
ある程度はできるようになりました。
いろんな人に助けられてできるようになったので、そういう人たちに
いつも感謝しています。

<>63.12.235.80<>0
135<>133<>963500637<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:ユカラ<>
kumanesirです。

> わたしはきょうから夏休みです。

いいですね。

>
> ところで、アイヌ神謡を音声で聞くことって、できませんか?
>テープとかCD出てますかねぇ。萱野さんのが新しく、いろいろ
>(ビデオとか)発売されたらしいですけど、、、。

> なにか、ご存知でしたら教えてください。
> よろしくお願いします。
>

私の知り合いのオソマツさんのページをみてください。
http://sapporo.cool.ne.jp/canan/
このホームページからリンクしてます。
掲示版もあるので、お聞きになれば、さらに詳しい情報をくださると
思います。
yukarではないですが、uwepekerが前にアイヌ民族博物館のHPから
聞けたのですが、今はアイヌ民族博物館から通販で買うしかないみたい
です。電子メールでお尋ねください。書店で買えるかもしれません。
上田トシのウエペケレ(CD付き)(財)アイヌ民族博物館 

それと、kumayyukar カムイユカラという題名のアイヌ語及び解説
及びCDまたはカセット付きの書籍があります。
カセットテープ版は、6800円
CD版は、7300円です。
書店でも帰ると思いますが、詳しくは、
片山言語文化研究所 0422-20-2070へ

<>63.12.235.16<>0
134<>132<>963455450<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>Re:あ、クマネシリさんだ!<>>おてやわらに、お願いします。できたら、将来的に、れんさんにも投稿して
>もらいたいなと思ってます。私にもできますから、誰にでもできます。

 もうすでに、投稿する気でいたりする。。。
 まだぜんぜん、アイヌ語わかってないのに(笑)
<>210.132.216.118<>0
133<>0<>963406486<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>ユカラ<> こんにちは、クマネシリさん。
 わたしはきょうから夏休みです。

 ところで、アイヌ神謡を音声で聞くことって、できませんか?
テープとかCD出てますかねぇ。萱野さんのが新しく、いろいろ
(ビデオとか)発売されたらしいですけど、、、。(知里さんの
全集、先生に頼み込んで買ってもらうことになった!! らっきー!!)
 やはり、もともと文字を持たず 口頭で語られるのみだった
ものだから、耳で聞いてみたいんですよね。

 なにか、ご存知でしたら教えてください。
 よろしくお願いします。

<>210.132.216.224<>0
132<>130<>963200790<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:あ、クマネシリさんだ!<>
kumanesirです。

>よくよく見れば、クマネシリさんの投稿だったんですね。

そうなんです。他の人に比べたら、まだまだという感じなのでしょうが、
私自身、いろんな人から影響を受けて、楽しく、なおかつ精進していこう
と思ってます。母語以外でいろんなことを表現するのは、私にとっては
楽しいことです。

>ふふふ、まずは自分で読んでみせます! エクスプレス・アイヌ語も
>やっとこさ手に入ったことですし・・・(きょうバイト行ったら、入荷してた!)

おてやわらに、お願いします。できたら、将来的に、れんさんにも投稿して
もらいたいなと思ってます。私にもできますから、誰にでもできます。

>「コトバ討論会」掲示板のほうも、もとのものが復活しましたので、
>またよろしくお願いしますね。

わかりました。今後ともよろしく。

<>210.137.131.34<>0
131<>129<>963200363<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:討論会のこと。<>
>
>元祖「コトバ討論会」復活しました!!
>記事もそのまま無事残ってます。
>また、よろしくお願いしますね。
>

わかりました。
こちらこそ、よろしく。

<>210.137.131.34<>0
130<>0<>963077268<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>あ、クマネシリさんだ!<>よくよく見れば、クマネシリさんの投稿だったんですね。
ふふふ、まずは自分で読んでみせます! エクスプレス・アイヌ語も
やっとこさ手に入ったことですし・・・(きょうバイト行ったら、入荷してた!)
「コトバ討論会」掲示板のほうも、もとのものが復活しましたので、
またよろしくお願いしますね。<>210.139.161.186<>0
129<>128<>963076994<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>Re:討論会のこと。<>れんさんは
No.128「討論会のこと。」で書きました。
> こんばんは。
> コトバ討論会(NEW)が復活してました。
> 前のは、いったいどうなってしまったんでしょう???
> これからも、よろしくお願いします。

元祖「コトバ討論会」復活しました!!
記事もそのまま無事残ってます。
また、よろしくお願いしますね。
<>210.139.161.186<>0
128<>0<>962985196<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>討論会のこと。<> こんばんは。
 コトバ討論会(NEW)が復活してました。
 前のは、いったいどうなってしまったんでしょう???
 これからも、よろしくお願いします。<>210.132.216.228<>0
127<>126<>962783532<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:本棚。<>
kumanesirです。

> こんばんは。れんです。
> 「こっち」は京都です。きょうもカミナリは鳴っていましたが、雨は
>降らなかったようです。

京都ですか?札幌から遠いですね。

> そういえば わたしは昔から、誕生日には辞書を買ってもらう
>という 奇特な子どもだったのです。

私もアイヌ語の辞書や書類が、ちょっといっぱいありますね。
少し整理と思っていても、使い出すとまた散乱します。

>
> ともあれ まだまだアイヌに関する資料を入手できていないなーと
>思いました。アイヌ語ペンクラブから萱野しげるさんや知里さんの
>著書の案内が届きましたが、とうてい手が届くものではないのが
>悔しいです。図書館にもあまりないものなので、どうにかならんもんかと
>おもってます。古本屋でも、かなり高めな値段ですからねぇ・・・。

そうですね。高いですよね。学習しやすいように、HPなどで情報をもっと
発信したり、辞書作りを補助したりすればよいと思います。

>
> 北海道の図書館などには、きっと蔵書されてるんでしょうね。
>さいきん、本気で北海道に移住しようかと考えてたりもします。
>まぁ、親たちを置いて 遠くに行くのも気がひけるのですがね。
>(もうすでに遠くに来てますしねぇ)
>

北海道ですから、本州に比べれば、そうでしょうね。

<>210.137.131.34<>0
126<>0<>962637670<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>本棚。<> こんばんは。れんです。
 「こっち」は京都です。きょうもカミナリは鳴っていましたが、雨は
降らなかったようです。

 本棚(安かった♪)を買い、少し本の整理をしました。
 しかし、思っていた以上にわたしは本持ちだったらしく、
三分の一くらいしか整理できませんでした。そしてなぜか、
辞書類の多いことに気付く・・・。

 そういえば わたしは昔から、誕生日には辞書を買ってもらう
という 奇特な子どもだったのです。なぜだろう? 辞書のほかは
ジェニー人形をねだったくらいかな(けっきょくリカちゃんに
なったけど)

 ともあれ まだまだアイヌに関する資料を入手できていないなーと
思いました。アイヌ語ペンクラブから萱野しげるさんや知里さんの
著書の案内が届きましたが、とうてい手が届くものではないのが
悔しいです。図書館にもあまりないものなので、どうにかならんもんかと
おもってます。古本屋でも、かなり高めな値段ですからねぇ・・・。

 北海道の図書館などには、きっと蔵書されてるんでしょうね。
さいきん、本気で北海道に移住しようかと考えてたりもします。
まぁ、親たちを置いて 遠くに行くのも気がひけるのですがね。
(もうすでに遠くに来てますしねぇ)

 <>210.132.216.88<>0
125<>124<>962552884<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アイヌタイムズ<>kumanesirです。

> きょうは夕立があって、カミナリがゴロゴロバリバリ鳴っていました。

そちらは、どっちの方ですか?
札幌の方は、晴れが多いですね。
今日は、むしむしした曇りでしたが、本州に比べれば、涼しいのでしょうね。
クーラーがなくても生活できますから。。

> 萱野さんのが欲しかったのですが、今はお金がなく断念したのです(泣)。

そうですか。アイヌ語の辞典は、高くて困ります。萱野さんの辞典は、語彙数
が多く、例文もあり、日本語の索引があって親しみやすいものと思います。
私も持ってますが、ちょっとした応用文を書くときは、品詞分類されている
言語学者の辞典とも見比べながら、書くようにしてます。

> これは、つい最近学校の先生にすすめられ、コピーしなさいと言われましたが、
>せっかくだしと思って買いました。琉球語も載ってたし、おもしろそうだったから

ダイジェスト版の「日本列島の言語」(三省堂)が、まだ売ってましたか。
それなら、それの方がよいですね。

>
> いい図書館が近くにないので、できるかぎり購入して手元に置きたいと
>思っています。古本屋巡りをしていますが、なかなか置いてないので前途多難。
>

インターネットの古本屋のWebページで買う方法もあると思いますが、アイヌ語
の資料は安いのもありますが、高いものもありますよね。

> で、あの、エクスプレス・アイヌ語のカセットのほうを、買おうかどうか
>ただ、ラジカセのカセット部分が
>こわれてるので、できたらCD版があればいいのですけど。(もしかして、
>出てますか?)

たしか、カセットしかないと思います。メジャーな言語ならあるのですが。。。
詳しくは、白水社 03-3291-7811 にお聞きください。
カセットを買って、CD-Rに焼く方法もあると思いますが、大学にはそういう
設備はないですか?
ちなみに、アイヌ語の読本、「カムイユカr」(片山言語文化研究所)や、
「上田トシのウェペケr」(アイヌ民族博物館)などには、CDがあります。

そんじゃ、また。

<>63.12.235.249<>0
124<>123<>962548808<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>Re:アイヌタイムズ<>
こんばんは。
 きょうは夕立があって、カミナリがゴロゴロバリバリ鳴っていました。
かなり近かったので、どこかに落ちたんではないかと心配してましたが、
停電もなく 雨があがるとさわやかな青空が広がってました。夏だなあ。

>ところで、注文すれば、日本語版が一号遅れで来るのはご存じですか?

 はい。どちらとも注文しました.
 今回号と、前の号の日本語版が届きましたよ。前号のアイヌ語版も、
サービスでくっついてきたのでうれしかったです。

>辞書と文法書があれば、もっと理解が深まると思います。
>辞書は、萱野辞書、田村沙流方言辞書、中川千歳方言辞書がありますが、
>入手できそうですか?

 萱野さんのが欲しかったのですが、今はお金がなく断念したのです(泣)。

>それと、文法書の方は、言語学大辞典(アイヌ語編・田村氏解説)を図書館
>でコピーすればよいと思います。

 これは、つい最近学校の先生にすすめられ、コピーしなさいと言われましたが、
せっかくだしと思って買いました。琉球語も載ってたし、おもしろそうだったから
買っても損はないと思って。
 まるまるコピーするくらいなら、買ったほうが安かったし・・・。

>辞書の方は、どれも、お金がかかるので、大変かもしれません。
>アイヌ文化振興法も、こういう辞書を助成して購入しやすいようにすればと
>思います。

 いい図書館が近くにないので、できるかぎり購入して手元に置きたいと
思っています。古本屋巡りをしていますが、なかなか置いてないので前途多難。

 で、あの、エクスプレス・アイヌ語のカセットのほうを、買おうかどうか
悩んでいるんですけども。アイヌ語を耳にする機会って、ほとんどまったく
ないから、カセットがあるといいかなあ? ただ、ラジカセのカセット部分が
こわれてるので、できたらCD版があればいいのですけど。(もしかして、
出てますか?)

 バイト代がすべて 本代と化しています。
 夏物バーゲンに行けなさそうで、ちょっと悲しかったりもしますね(;;)

 それでは。

                  FROM れん 
  
<>210.132.216.225<>0
123<>122<>962468338<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アイヌタイムズ<>
kumanesirです。

>EsamanさんにHP見にくい、と言われ、一念発起してリニューアルを
>もくろんでいます。近々、アップデート予定。
>

う〜む、私も人のことは言えないけど、がんばってください。
私の方は、マイペースでやっていきます。

> イリワキ は そんな意味だったんですね。
>なんだか ちょっと照れくさいな〜(#^_^#)

また、何かあれば、お気軽にお尋ねください。
アイヌ語に一人でも多く興味を持ってくれるのが、アイヌ語を学んでいる
私の使命だと思ってます。わかる範囲にはなりますが。。

>
> アイヌ語を研究する上で、どのアイヌ語を第一の対象にすればいいのか
>けっこう悩みますね。エクスプレス・アイヌごを注文中なので、まずは
>それを基本にやっていこうと思っています。

一番研究が進んでいるのが、沙流・千歳方言なので、それから始めると
よいと思います。最近、言語学者が出した辞典も、沙流と千歳の辞典だし、
エクスプレス・アイヌ語も沙流・千歳方言がベースになってます。
また、アイヌタイムズの記事も、沙流・千歳方言が多いです。
記事の最後のカッコ書きは、方言の種類を表してます。

> アイヌタイムズがもう届きました!! はやい!!
> で、見てもワケがわからなかった・・・

何事も一から始まります。ご健闘を祈念してます。
ところで、注文すれば、日本語版が一号遅れで来るのはご存じですか?
辞書と文法書があれば、もっと理解が深まると思います。
辞書は、萱野辞書、田村沙流方言辞書、中川千歳方言辞書がありますが、
入手できそうですか?
それと、文法書の方は、言語学大辞典(アイヌ語編・田村氏解説)を図書館
でコピーすればよいと思います。
辞書の方は、どれも、お金がかかるので、大変かもしれません。
アイヌ文化振興法も、こういう辞書を助成して購入しやすいようにすればと
思います。

<>63.12.235.229<>0
122<>121<>962440834<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>Re:アイヌタイムズ<> こんにちは。
 きょうは学校もバイトもなく 時間悠々とすごしています。
EsamanさんにHP見にくい、と言われ、一念発起してリニューアルを
もくろんでいます。近々、アップデート予定。

 イリワキ は そんな意味だったんですね。
なんだか ちょっと照れくさいな〜(#^_^#)

 アイヌ語を研究する上で、どのアイヌ語を第一の対象にすればいいのか
けっこう悩みますね。エクスプレス・アイヌごを注文中なので、まずは
それを基本にやっていこうと思っています。

 アイヌタイムズがもう届きました!! はやい!!
 で、見てもワケがわからなかった・・・
 まだまだ がんばらねば。
 やることがいっぱいあるというのは、しんどいけど、やっぱり楽しいです。<>210.132.216.35<>0
121<>120<>962419793<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アイヌタイムズ<>れんさんは
No.120「Re:アイヌタイムズ」で書きました。
> わたしのHPの掲示板に、Esamanさんが残していった
>「イリワキ」ってどういう意味なんでしょうか? 本人に聞けば
>いいのに、わたしって小心者・・・?
>(イランカラハテ=イランカラプテ→こんにちは)はわかったんですけど・・・

kumanesirです。

irwakは、兄弟姉妹のことです。
ほぼ同世代の近い親族の総称。男でも女でも、兄弟姉妹、いとこ、またいとこ、
年齢によってはおじ、おい等も入ることがあります。
(アイヌ語沙流方言辞典 草風館 田村すず子編 より)

アイヌ語は、日本語と異なり、音節が子音で終わるものもあるので、
ご注意ください。
特に語末が、p, t, k は聞き取りが難しく、日本語話者にはすべて促音
(つまる音)に聞こえます。たとえば、sap 山を下りる、sat 乾く、
sak 夏 は、日本語話者の耳にはすべてサッのように聞こえます。
sapは、「さっぱり」の「ぱり」の前で発音を止め、
satは、「さっと」の「と」の前で発音を止め、
sakは、「サッカー」の「カー」の前で発音を止めると
これらの音がでます。
(エクスプレス・アイヌ語 白水社 中川裕、中本ムツ子著 より)

なお、ご存じのこととは思いますが、
irankarapte ! は、アイヌ語北海道方言、
irankarahte ! は、アイヌ語樺太方言
です。
(アイヌ語方言辞典 岩波書店 服部四郎編 より)

なお、辞書や資料にないことはわからないので、ご了承ください。

<>210.147.234.24<>0
120<>119<>962304744<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>Re:アイヌタイムズ<> わたしのHPの掲示板に、Esamanさんが残していった
「イリワキ」ってどういう意味なんでしょうか? 本人に聞けば
いいのに、わたしって小心者・・・?
(イランカラハテ=イランカラプテ→こんにちは)はわかったんですけど・・・<>210.132.216.188<>0
119<>0<>962297462<>syk-a@qc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>アイヌタイムズ<> こんばんは。わたしのHPへお立ち寄りくださり、ありがとうございました。

 アイヌタイムズの通信販売に、先日申し込みをしました。いつごろ届くのか、
ドキドキしています。
 わたしは本屋でバイトをしているのですが、きょうはアイヌ語の辞典を注文
してきました。近年までは店頭に置いてあったらしいのですが、あまり需要が
ないらしく返品されていたので、手に入るまで時間かかりそうです。なんとか
自分で、エクセルを使って翻訳ソフトが作れないものかと考えています。まだ
エクセルは、あんまり(というか、ほとんどまったく)使ったことがないので、
前途多難です。

 エスペラント語は、ある書籍(クレオール語関係のもの)を読んだときに、
少しだけですが登場しました。こうやって、便利なコトバが生まれて、世界の
みんなでおんなじコトバが話せるようになったら、たのしいですね。もちろん、
母国語(不適切な表現かも?)も大切にしながら・・・。

 わたしは、言語というものに興味を持ち始めて、まだ2年くらいの初心者
です。わからないことだらけです。高校まで、文法とかまったく勉強せずに
きたものだから、専門用語とかホントちんぷんかんぷんです。それがかえって、
現在の知識欲につながっているのかもしれません(楽観的すぎるかも?)。

 まだ今の時点では、質問できるほどの知識が蓄積されていないので、
も少したったら 質問とかできるようになると思います。そのときは、
よろしくお願いしますね。長々と、失礼いたしました。

<>210.132.216.188<>0
118<>117<>962037746<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:はじめまして<>kumanesirです。

ひさびさの投稿ありがとうございます。

れんさんは No.117「はじめまして」で書きました。
>こんにちは。京都在住の大学生、れんともうします。
>卒論でアイヌ語に触れることになり、ここへやってきました。
>アイヌ・タイムズというものがあるなんて、知らなかったです。

北海道にアイヌ語教室があって、STV(札幌テレビ)ラジオで
アイヌ語ラジオ講座をしているのをご存じですか?

>日常会話としてアイヌ語が頻繁には使われていないことは知っていたので、
>わたしのやろうとしている研究が難しいことはわかっていました。(言語接触
>について考察しようと考えています)ですが、文字という形であっても、アイ
>ヌ語を使用してらっしゃることを知って、少し希望が見えてきました。

れんさんの掲示板にも書きましたが、私はアイヌではありません。ただ、
私は、エスペランチストでして、言語の多様性、言語権の問題に興味を持って
ます。アイヌの方が、こういう事業を始めたので、何かお手伝いができないか
思い、現代生活における様々な事象についてアイヌ語でどう表現するかという
ことを自分で考え、アイヌ語に熟達している人に直してもらってやっていると
いう感じです。ご希望にお答えできるか、わからないですが、わかる範囲で
お答えしますので、ご遠慮なさらず、ご質問ください。
エスペラントもやっていて感じるのですが、言葉というのは、できるだけ多くの
人が使い、支援してもらった方が活力が生まれると思います。

>まだまだ卒論の準備もはじめたばかりですが、これからがんばっていきたいと
>思います。
>

そうですか。がんばってください。

>わたしはHPをつくっています。よろしければ、いちど足を運んでみて
>ください。まだ、アイヌに関することはほとんどないですけど・・・。

見ました。何か質問があれば、どうぞ。

<>63.12.235.14<>0
117<>0<>961999462<>syk-a@wc4.so-net.ne.jp<>http://www06.u-page.so-net.ne.jp/qc4/syk-a/<>れん<>はじめまして<>こんにちは。京都在住の大学生、れんともうします。
卒論でアイヌ語に触れることになり、ここへやってきました。
アイヌ・タイムズというものがあるなんて、知らなかったです。
日常会話としてアイヌ語が頻繁には使われていないことは知っていたので、
わたしのやろうとしている研究が難しいことはわかっていました。(言語接触
について考察しようと考えています)ですが、文字という形であっても、アイ
ヌ語を使用してらっしゃることを知って、少し希望が見えてきました。
まだまだ卒論の準備もはじめたばかりですが、これからがんばっていきたいと
思います。

わたしはHPをつくっています。よろしければ、いちど足を運んでみて
ください。まだ、アイヌに関することはほとんどないですけど・・・。<>202.18.189.133<>0
116<>115<>960342263<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:移転しました<>>CANAN
CISEの移転がかんりょうしました。
>私もcoolにしました。
>こちらへのリンクも張りました。
>掲示板が変わってしまったので遊びに来て下さい。
>ではでは。

kumanesirです。
coolにきましたか。前のところに比べ居心地はどうですか?
リンクは、近日中に行います。

<>210.137.131.34<>0
115<>0<>960203248<>canan@hamal.freemail.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/canan/<>オソマツ<>移転しました<>CANAN
CISEの移転がかんりょうしました。
私もcoolにしました。
こちらへのリンクも張りました。
掲示板が変わってしまったので遊びに来て下さい。
ではでは。<>143.90.68.69<>0
114<>111<>954067908<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:すごくいいです!<>
キムさん、こんにちは。
kumanesirです。

> 見よう見ようと思いながら、しばらく見ないうちにホームページがとても立派になっているの
>に驚きました。Kumaさんのご努力には本当に敬服いたします。そして、最近石焼きビビンバな
>るものを食ったらとてもうまかったです。もうだいぶ前にはやっていたことは耳にしていたので
>すが、実際に食ってみるとうまかったです。今でもはやっているのだろうか。また食いにいきた
>いです。なんか甘辛い味噌のようなものがついてきて、それも混ぜて食うとこりゃまたうまかっ
>たです。
> それではこれからもがんばって一層のホームページの充実をはかってください。一同楽しみに
>しております。
>

カキコがあると、自宅にメールが着くようになっているんですが、どこにカキコがあるのか
一瞬悩みました。新規でいいですよ。
ずいぶん会ってないですね。しばらくぶりです。
キムさんのHPでアイヌ語にしてほしい部分があれば、ご協力しますのでお知らせください。
一同って誰のことかわからないけど、皆さんによろしくお伝えください。

<>210.230.110.9<>0
113<>112<>954067419<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:すごくいいです!<>
kumanesirどす。

>> 見よう見ようと思いながら、しばらく見ないうちにホームページがとても立派になっているの
>>に驚きました。Kumaさんのご努力には本当に敬服いたします。そして、最近石焼きビビンバな
>>るものを食ったらとてもうまかったです。もうだいぶ前にはやっていたことは耳にしていたので
>>すが、実際に食ってみるとうまかったです。今でもはやっているのだろうか。また食いにいきた
>>いです。なんか甘辛い味噌のようなものがついてきて、それも混ぜて食うとこりゃまたうまかっ
>>たです。
>
>とうとう酒飲みになったのかな?
>

その昔、私は、酒飲みであった。しかし、肝臓が調子悪くなって、酒を飲むたびに具合が良くない
自分に気づくのであった。
しかし、酒のつまみになりそうなものは、相変わらず好きである。
というわけです。
暇な時に、また来てね。アイヌに関する質問OKです。できれば、アイヌ語の方がいいけど。
(仕事もこれくらい熱心にやればいいのにと自分に気づくのであった。)

<>210.230.110.96<>0
112<>111<>954048030<>pether_us@yahoo.com<>http://sapporo.cool.ne.jp/iseise<>Kay<>Re:すごくいいです!<>> 見よう見ようと思いながら、しばらく見ないうちにホームページがとても立派になっているの
>に驚きました。Kumaさんのご努力には本当に敬服いたします。そして、最近石焼きビビンバな
>るものを食ったらとてもうまかったです。もうだいぶ前にはやっていたことは耳にしていたので
>すが、実際に食ってみるとうまかったです。今でもはやっているのだろうか。また食いにいきた
>いです。なんか甘辛い味噌のようなものがついてきて、それも混ぜて食うとこりゃまたうまかっ
>たです。

とうとう酒飲みになったのかな?

<>210.137.131.34<>0
111<>14<>953889501<>take@iph.pref.hokkaido.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>キム・ワイプ<>すごくいいです!<> 見よう見ようと思いながら、しばらく見ないうちにホームページがとても立派になっているの
に驚きました。Kumaさんのご努力には本当に敬服いたします。そして、最近石焼きビビンバな
るものを食ったらとてもうまかったです。もうだいぶ前にはやっていたことは耳にしていたので
すが、実際に食ってみるとうまかったです。今でもはやっているのだろうか。また食いにいきた
いです。なんか甘辛い味噌のようなものがついてきて、それも混ぜて食うとこりゃまたうまかっ
たです。
 それではこれからもがんばって一層のホームページの充実をはかってください。一同楽しみに
しております。
<>210.137.131.34<>0
110<>109<>952962626<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:活字<>kumanesirです。

> 実際にパソコンやワープロでツに半濁音とかつけるときはどうすればいいの
>でさう?
>

今の状態で、たとえば、ツに半濁音をつけたいならば、最初に半角カタカナで
ツを打って、次にパを半角カタカナで打ちます。すると、ハの部分だけ取るこ
とができるので、ツに半濁音が付けることができます。ただし、インターネット
の世界では、現在は、この半角カタカナはご法度になっているので、ホーム
ページや電子メールで使ってはいけないことになってます。(受信するマシン
が対応していれば、問題ないですが、インターネットはバケツリレーになって
いるので途中のマシンで文字化けしても、誰にも文句はいえません。自分専用
に印刷したりする時などに使うと思います。)

それに対し、今回のJIS改正というのは、コードを決めただけで、機械に
それを実装しないと何も始まりません。

もし、ソフトが新カタカナ文字対応すれば、使い勝手は、ソフトしだい
だと思います。
つまり、キーボード配列をプログラミングして、「ツ」とどこかのキーを
押すと、「ツ」に半濁点が付いた文字がでるという風に。。

しかし、おそらく、要求があまりなければ、ソフト上のJISコード表や
Shift-JISコード表やUnicode表などから、該当する文字を選ぶという
感じになると思います。これだと、使いづらいので、単語登録するとか
自分でキーボード配列のプログラミングをする必要が出てくるかもしれ
ません。これからは、Unicodeが主流になっていくと思います。JISなど
の他にUnicode(UCS)にアイヌ語に関する新カタカナ文字も提案したこ
とは、意義深いことと思います。

<>210.147.234.185<>0
109<>0<>952935974<><>http://www<>オソマツ<>活字<> 実際にパソコンやワープロでツに半濁音とかつけるときはどうすればいいの
でさう?
<>202.214.12.41<>0
108<>107<>952485236<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:追加<>
kumanesirです。

>特にこういう質問形式での事では、初めての人や面識のない人には、メールをしな
>いようにしています。ですから、KUMAさんにも掲示板上だけでお願いしたいと思い
>ます。だから、メールもさしあげてませんよね?

そうですね。Web上には、どんな変な人がいるかわからないですからね。
poronupさんは、そんな変な人ではないことを私は保証いたします。
実際に会ったこともあるし、なかなかりっぱな方だと思ってます。
掲示板だけのカキコ了解しました。2度ほどカキコミましたが、あれでいいんですよね。
それと、私の掲示板に書き込むときは、E-mailの欄は入れないほうがよいと思います。
入れると表示されて、誰でも見た人がメールが送ることができるようになりますから。
それと、ヤフーなんかでWebメール使ったらどうですか?変なことされても、すぐ
消去できるし、いいと思いますよ。

>とにかく、メール内容が原因で、ごちゃごちゃになってしまったので、その辺りか
>らちゃんと、掲示板上で確認していきたいと思っています。
>さらにごちゃごちゃになるといけないので、メールは使用しないようにしている
>し、使用しないでください。
>

どういういきさつかは、よくわからないので、あとは、poronupさんお願いします。

<>210.137.131.34<>0
107<>98<>952438666<>cybershot@geocities.co.jp<>http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2003/<>ひぃ<>Re:追加<>ポロヌップさんは
No.98「追加」で書きました。
>お急ぎでしたら、メールを下さい。できるだけの協力はします。

プロノップさんからのメールが、違うのできたりとかごちゃごちゃ錯綜してるの
が、私にとっては問題です。
ですからメールは特定の親類や特定の友達以外は、使用しないようにしました。
特にこういう質問形式での事では、初めての人や面識のない人には、メールをしな
いようにしています。ですから、KUMAさんにも掲示板上だけでお願いしたいと思い
ます。だから、メールもさしあげてませんよね?
私のHPに「貼りつけ掲示板」というのがありますので、そちらへご連絡くださいま
すようお願い申し上げます。
とにかく、メール内容が原因で、ごちゃごちゃになってしまったので、その辺りか
らちゃんと、掲示板上で確認していきたいと思っています。
さらにごちゃごちゃになるといけないので、メールは使用しないようにしている
し、使用しないでください。
<>195.82.32.150<>0
106<>98<>952438545<>cybershot@geocities.co.jp<>http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2003/<>ひぃ<>Re:追加<>ポロヌップさんは
No.98「追加」で書きました。
>お急ぎでしたら、メールを下さい。できるだけの協力はします。

メールが、違うのできたりとかごちゃごちゃ錯綜してるのが、私にとっては
問題です。
ですからメールは親類や友達以外は、使用しないようにしました。
私のHPに「貼りつけ掲示板」というのがありますので、そちらへご連絡くださいま
すようお願い申し上げます。
とにかく、メール内容が原因で、ごちゃごちゃになってしまったので、その辺りか
らちゃんと、掲示板上で確認していきたいと思っています。
さらにごちゃごちゃになるといけないので、メールは使用しないようにしている
し、使用しないでください。
<>195.82.32.150<>0
105<>98<>952438350<>cybershot@geocities.co.jp<>http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2003/<>ひぃ<>Re:追加<>プロノップさんへ。
メールは連絡が何故かとれません。
また、メールで、ごちゃごちゃになったといういきさつが私には問題なんです。
私のHPに「貼りつけ掲示板」というところがあるので、そちらにご連絡くださいま
すようお願い申し上げます。
メールは控えてください。<>195.82.32.150<>0
104<>103<>952307437<><>http://www.cool.ne.jp/<>Take<>「数の数え方」の解説御礼<>kumanesirさんは
No.103「Re:「数の数え方」の出典」で書きました。
>kumanesirです。

kumanesirさんこんにちは、Takeです。

>語源については、金田一京助の流れをくむ言語学者の考えを下に書きました。
>はっきりしたことは、わからないと思います。

詳しい解説ありがとうございました。
数学の先生の研究会での発表論文だったので、うのみにしてしまいました。
また、アメリカの先住民族であるインディアンも5進法だと聞いたことがあったので(これも確認して
おりませんが)、やはりアイヌ民族も一緒なのかと単純に納得してしまいました。
先入観で、判断してはいけませんね。
今後ともご教示願います。

<>211.5.195.51<>0
103<>102<>952106241<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:「数の数え方」の出典<>kumanesirです。

語源については、金田一京助の流れをくむ言語学者の考えを下に書きました。
はっきりしたことは、わからないと思います。
この辺は、学生時代に言語学を学んだporonupさんが詳しいと思います。

>6(iwan)は、10−4(ine-wan)
現代アイヌ語の構造からいえば、i-e-wan(四・で・十)とした方が自然かも
しれません。(田村辞書より) i-neのneがコピュラ(「である」)で
あるため、i-は、四を意味するかもしれない。(言語学大辞典より)

>7(arwan)は、10−3(a-re-wan)  
同様に、re-e-wan(田村辞書より)
ar-は、re-と同源であろうと金田一京助は言う(言語学大辞典より)

>8(tupesan)は、10−2(tu-pe-san)
tu-p-e-san(二・つ・で・出る)(田村辞書より)
tu-p-e-wan(二・つ・で・10)となれば、現代アイヌ語の構造で解せます。(言語学大辞典)
現代アイヌ語で考えると、tu-pはあるが、tu-peはないので、この形が妥当です。
-p, -peというのは、〜個、〜匹、〜つ ということですが、母音の後なら-p,
子音の後なら-peになるという法則があります。

>9(sinepesan)は、10−1(sine-pe-san)
sine-p-e-san (田村辞書)
sine-p-e-wanとなれば、現代アイヌ語の構造で解せます。(言語学大辞典)

>10(wan)は、語源のu-an「両方(=両手)・有り」から、5×2  
これは、u-an(両方・ある)とありました。(言語学大辞典)

20以上は、20進数と減法(e-)と加法(ikasma)の組み合わせになっているので、
単純な5進法ではないと思います。語源の話しは難しいですしね。

たとえば、31であれば、1+(-10+2*20)と表現しますし、
76であれば、6+(-10+4*20)という風に表現します。

もっとも、前に言ったように、大きな数を厳密に問題にする習慣はありませんでした。

<>210.230.110.180<>0
102<>101<>952065518<><>http://www.cool.ne.jp/<>Take<>「数の数え方」の出典<>kumanesirさんは
No.101「Re:どんな文献でしょうか・・・?」で書きました。
>kumanesirです。

kumanesirさんこんにちは。
いろいろとご紹介いただきありがとうございます。
今後ともご教示願います。

>アイヌ語の数の数え方で、5進数とありますが、書いていたHPのURLを教えてください。
>意味がよく分からないのですが。。。

URLは、http://www.nikonet.or.jp/spring/ainu/ainu.htm です。
どんなルートでたどり着いたかは覚えていないのですが、たまたまプリントアウトしておりました。
札幌丘珠高校の坪谷隆丸先生の北海道算数数学研究大会での発表資料のようです。
標題は、「アイヌの人々の数体系と四則演算」で様々な文献からの引用によるレポートのようですが、
ちなみに
6(iwan)は、10−4(ine-wan)
7(arwan)は、10−3(a-re-wan)  
8(tupesan)は、10−2(tu-pe-san)
9(sinepesan)は、10−1(sine-pe-san)
10(wan)は、語源のu-an「両方(=両手)・有り」から、5×2  
ということのようです。

さまざまな民族の数的な概念というのも興味深いものがありますね。<>211.5.195.51<>0
101<>100<>952006804<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:どんな文献でしょうか・・・?<>kumanesirです。

ポロヌップさん、またお越しいただき、ありがとうございます。
これからも、よろしくご教示ください。

私の方からは、アイヌ文化についての基礎知識ということで、
アイヌ文化の基礎知識 草風館 1600円 というのをお勧めします。
ビキナー向けです。白老のアイヌ民族博物館が監修してます。

それと、文庫本では、
アイヌの物語世界 平凡社ライブラリー 980円
アイヌ、神々と生きる人々 小学館ライブラリー 790円
などが初学者向けだと思います。

アイヌの宗教観については、
火の神の懐にて 洋泉社 2200円
が個人的にはいいと思ってます。この辺は、賛否両論あると思いますが。。

ポロヌップさんが詳しいので、後はお聞きください。

アイヌ語の数の数え方で、5進数とありますが、書いていたHPのURLを教えてください。
意味がよく分からないのですが。。。

アイヌ語では、数は、sine, tu, re, ine, asikne, iwan, arwan, tupesan, sinepesan, wan,
と数え、11からは、これらにikasma wanをつけるのが一つの数え方です。そして、20は、
hotといいます。40は、tu hot, 60は、re hot, という具合になります。
あとは、ikasma(余る)e-(〜を加えて)を組み合わせて数を作ります。
ただし、昔のアイヌは、そんなに大きな数字は必要なかったということは留意してください。

<>210.230.110.71<>0
100<>99<>951978600<>asadoji2.jimu@pref.hokkaido.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>Take<>Re:どんな文献でしょうか・・・?<>ポロヌップさんは
No.99「どんな文献でしょうか・・・?」で書きました。
こんにちは、ポロヌップさん。

>でも、オオカミウオって食べれるんですな。どんな味ですか?

私も一度だけで、それも刺身でしか食べたことはないのですが、たいへん美味です。
白身できめが細かく脂がのっており、ヒラメのえんがわに似てました。
しかし、一般市場に流通していないところをみるとなにかヤバイのかも。
網走の水族館で実物と対面したことがありますが、いかつい外見からはそのおいしさは、とても想像
できません。
網走の水族館といえば、ホッケやサンマなど食卓でもなじみの魚が泳いでおり、また毛ガニやタラバ
などもいて食欲が刺激され、とても親近感があります。ただのくいしんぼうですね。

>これは何についての「文献」ですか?アイヌ語についてでしょうか?
>
>クマネシリさんは、アイヌ語についてくわしく文献・HPを紹介してくださってますが、
>それ以外のアイヌ民族に関する文献を、ということでしたら私のおすすめを紹介したいと思
>います。

言語に限らず、アイヌの歴史・風俗など全般にわたって知りたいと思っておりますので、初心者向け
のとっつきやすいアイヌ民族に関する文献等を紹介していただければ幸いです。
文献だけでなく、HPの中にもずいぶんと興味を惹かれる話が紹介されておりますね。
とくに私が、気に入ったのは「カイクマのはなし」(地方によって同じ言葉でも意味が異なったため
におこった笑い話)や「アイヌ民族の数の数え方」(5進法・20進法のはなし)です。
他にもまだまだ私の知らない興味深いHPがあると思いますので、あわせてご教示いただければ幸い
です。<>211.5.195.51<>0
99<>87<>951938534<>poronup@mail7.dddd.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>ポロヌップ<>どんな文献でしょうか・・・?<>疑問は少しは解けましたか?
でも、オオカミウオって食べれるんですな。どんな味ですか?

>改めてのお願いなのですが、私のような初心者向けの書籍等ありましたら、教えて
>いただけませんか。
>お手数をおかけして申し訳ありません。
>先のリプライでも、いろいろな文献を挙げていただきましたが、他にもなにか推薦
>していただけるものがありましたらよろしくお願いいたします。

これは何についての「文献」ですか?アイヌ語についてでしょうか?

クマネシリさんは、アイヌ語についてくわしく文献・HPを紹介してくださってますが、
それ以外のアイヌ民族に関する文献を、ということでしたら私のおすすめを紹介したいと思
います。<>210.237.199.164<>0
98<>97<>951938446<>poronup@mail7.dddd.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>ポロヌップ<>追加<>お急ぎでしたら、メールを下さい。できるだけの協力はします。<>210.237.199.164<>0
97<>95<>951938252<>poronup@mail7.dddd.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>ポロヌップ<>どんな写真ですか?<>はじめまして。

>アイヌの写真を、もしよければ、送ってください。
>ドイツ語の授業で、各国の若者に紹介しようと思っています。

ひぃさんのホームページ、少し見させていただきましたが、ドイツでドイツ語を学ん
でいらっしゃるのですね?

で、そのドイツ語の授業で、アイヌについて発表されるということでしょうか。
でも、何についてですか?

あと、「アイヌの写真」ってどういう写真ですか?もう少し具体的に教えてくださ
らないと答えようがありません。

もうあまり時間もないようですが・・・。
<>210.237.199.164<>0
96<>95<>951920332<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:アイヌの写真<>ひぃさん、こんにちは、kumanesirと申します。

>アイヌの写真を、もしよければ、送ってください。

残念ながら、私は持ってません。アイヌ語の書籍・文献がほとんど
です。下のページへ行けば、写真ではないがアイヌの絵をみることが
できます。

>あさってが発表の日。

なんとまあ、急な話ですね。アイヌ語ならば、すぐに答えられますが、
文化のことを急に言われても、具体的に聞かれないと答えられません。
過去ログに色々なことが、書かれているのでご覧ください。

それと、アイヌについて、総合的なことが書かれているページが
以下のページ(白老アイヌ博物館)にあります。ご覧ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~kt9m-ysd/nyumon.html

英語のページは、以下のところ。
http://www.asahi-net.or.jp/~kt9m-ysd/english0.html

音声付きのウウェペケレ(昔話)を以下のところで聞けます。
http://www.asahi-net.or.jp/~kt9m-ysd/uepeker.html

教育の教材に使うのであれば、著作権は関係ないと思いますが、
心配であれば、白老アイヌ博物館にお聞きください。

それで、ご覧になって質問があれば、またご連絡ください。
何でも短期間でやるというのは無理がありますので、時々お越しになって
質問してください。わかる範囲でお答えします。

<>210.230.110.87<>0
95<>0<>951916006<>cybershot@geocities.co.jp<>http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2003/<>ひぃ<>アイヌの写真<>アイヌの写真を、もしよければ、送ってください。
ドイツ語の授業で、各国の若者に紹介しようと思っています。

あさってが発表の日。
アイヌについては、一度、アイヌ館を訪れた程度で、知識がありません。
よければ、簡単に説明できるコメントなどを添えていただければ幸いです。

<>195.82.32.166<>0
94<>0<>951895936<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>おまじない<>アイヌ語の講習会で教えてもらったアイヌ語のまじないを言います。
効果があったら教えてください。

目にごみが入った時

シントコ レン レン チカッポ レン レン

流行病を避ける時

アマm ネ アエp アタネ パテk。 キキンニ パテk。 ユk ネ 
アエp イセポ パテk。 チエp ネ アエp イカリポポチェッポ 
パテk。 アウレsパ ワ オカヤン ナ。

(アイヌ語は、日本語と異なり、母音を伴わない子音のみという部分も
あります。それは、ローマ字で表してます。)

どうです。なんとなくききそうでしょう?

<>210.137.131.34<>0
93<>92<>951891415<>vyu05350@yahoo.co.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>東京では<>
東京で学習するところといえば、

JR東京駅のブックセンターのそばのアーバンスクエア八重洲の3Fに「アイヌ文化
交流センター」(TEL 03-3245-9831)という財団の一組織があります。
ここには、色々な資料があり、一般の人でも自由に閲覧できるようになってます。
ビデオやCDに入っている音声資料もあり聞くことができます。

独学だと、色々と壁にぶちあたることもあるかもしれません。前に紹介した千葉大の
中川先生が講師をしている一般市民向けの「銀の滴購読会」というのがあります。
ここでは、いろんな情報交換もしてるので、おもしろいと思います。(連絡先は、
平田篤史氏 tel 045-231-2458)会場は早稲田奉仕園で、終わった後、近くの「レラ
チセ」というところで飲み会をすることもあります。この「レラチセ」では、別の日
にアイヌ語の学習会をしています。

これらについては、poronupさんが詳しいです。

あと、私は行ったことはないですが、早稲田大学語学教育研究所で前に言った田村
先生がアイヌ語の授業をしてますが、規定の授業料を払えば早大生でなくとも
受講できるそうです。(tel 03-3203-4141)

<>210.137.131.34<>0
92<>91<>951890986<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Web上では<>アイヌ語ラジオ講座ですが、
http://www.stv.ne.jp/radio/ainugo/
のところにreal audioで聞くことができます。
数ヶ月前のものですが。。

それと、北海道白老町にあるアイヌ民族博物館のページ
http://www.asahi-net.or.jp/~kt9m-ysd/uepeker.html
には、上田トシ フチ(おばあさん)のうえぺけr(昔話)を聞くことができます。

それと、アイヌ新法によってできた財団法人であるアイヌ文化振興・研究推進
機構のホームページ
http://www.frpac.or.jp/
には色々な催しの案内があります

ビデオ関係だと、

「アイヌ語会話初級編」カムイトゥラノ協会があります。
これについては、市販してませんので協会に直接問い合わ
せる必要があります。(tel 0154-67-2304)
これは、入門用の教材だと思います。2万5千円です。

「アイヌ語日常会話集1 凍ったミカン」片山言語文化研究所
これも市販してないのでこれも直接問い合わせる必要があります。
(tel 0422-20-2070)
アイヌ語の日常会話が納められています。やや中級向きです。値段は6500円です

<>210.137.131.34<>0
91<>90<>951842180<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>追加情報<>辞書ですが、

樺太・千島を含む10カ所の方言が並べて書かれている辞書として
服部四郎編「アイヌ語方言辞典」岩波書店
というのがあります。

また、内容の詳しさでは群を抜いている辞書として
知里真志保「分類アイヌ語辞典」植物編・動物編・人間編 平凡社
というのがあります。

それと、アイヌ語地名に興味があるのであれば、
知里真志保「アイヌ語入門」北海道出版企画センター 1200円
知里真志保「アイヌ語地名小辞典」北海道出版企画センター 1000円
というのがあります。
特に「アイヌ語入門」は読み物としても面白く書かれていて、地名に
こだわらなくとも、アイヌ語がなんたるかを知るのに絶好の本と思います。

<>210.230.110.132<>0
90<>89<>951841267<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:本箱拝見いたしました。<>
オソマさん、資料集の案内ありがとうございます。
Takeさん、またカキコミありがとう。カキコミがあるとやる気がでてくるので
これからもよろしく。たまにいらしてください。

>こんにちは、オソマさん。Takeです。
>アイヌ関連書籍リストをご教示いただきありがとうございます。
>さっそくアクセスいたしました。

独学でやられるのであれば、リストの中では、
エクスプレス アイヌ語がいいと思います。

また、北海道の方であれば、STVでアイヌ語ラジオ講座というのがあります。
テキストは無料ですが、送ってもらうと送料として200円ほどかかります。
問い合わせ先は、(財)アイヌ文化振興・研究推進機構
TEL 011-271-4171

それと、アイヌ語教室が、二風谷・旭川・浦河・釧路・札幌など、道内14地域で
開設されてます。誰でも希望すればいつからでも参加できます。常に使っては
いないですが、リストの中にあるアコロイタックというテキストがあります。
これらの問い合わせ先は、(社)北海道ウタリ協会
TEL 011-221-0462

東京の方であれば、poronupさんが色々と詳しい情報をお持ちなのでお聞き
ください。

辞書については、ちょっと高価なので買うのをためらうと思います。
図書館でお使いください。
アイヌ語沙流方言辞典 田村すず子 草風館 18000円
アイヌ語千歳方言辞典 中川裕   草風館 9800円
萱野茂のアイヌ語辞典 萱野茂   三省堂 9800円

少し高度なアイヌ語の文法を学びたくなったら、
言語学大辞典 第1巻 「アイヌ語」 田村すず子 三省堂

以上です。

<>210.230.110.212<>0
89<>88<>951794570<>asadoji2.jimu@pref.hokkaido.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>Take<>本箱拝見いたしました。<>オソマさんは
No.88「本箱」で書きました。
>Takeさんは No.87「いろいろとご教示いただきありがとうございます。」で書きまし
>た。
>>こんにちは。
>>kumanesirさん、poronupさん「オオカミウオ」の件ではお世話になりました。
>>いろいろとご教示いただきまして感謝しております。
>>ほんとうにありがとうございます。
>>改めてのお願いなのですが、私のような初心者向けの書籍等ありましたら、教えて
>>いただけませんか。
>>お手数をおかけして申し訳ありません。
>>先のリプライでも、いろいろな文献を挙げていただきましたが、他にもなにか推薦
>>していただけるものがありましたらよろしくお願いいたします。
>>
> はじめまして、オソマです。
> どのへんがお勧めかはポロヌップ君やクマネシリさんにお任せするとして、
>上記アドレスに作りかけの本箱があるので見てやって下さい。
>
こんにちは、オソマさん。Takeです。
アイヌ関連書籍リストをご教示いただきありがとうございます。
さっそくアクセスいたしました。
備考欄のオソマさんの書評も楽しく読ませていただきました。
工事完了が今から楽しみです。
今後ともよろしくお願いします。<>211.5.195.51<>0
88<>87<>951733122<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www1.odn.ne.jp/~aag76710<>オソマ<>本箱<>Takeさんは
No.87「いろいろとご教示いただきありがとうございます。」で書きまし
た。
>こんにちは。
>kumanesirさん、poronupさん「オオカミウオ」の件ではお世話になりました。
>いろいろとご教示いただきまして感謝しております。
>ほんとうにありがとうございます。
>改めてのお願いなのですが、私のような初心者向けの書籍等ありましたら、教えて
>いただけませんか。
>お手数をおかけして申し訳ありません。
>先のリプライでも、いろいろな文献を挙げていただきましたが、他にもなにか推薦
>していただけるものがありましたらよろしくお願いいたします。
>
 はじめまして、オソマです。
 どのへんがお勧めかはポロヌップ君やクマネシリさんにお任せするとして、
上記アドレスに作りかけの本箱があるので見てやって下さい。
<>143.90.68.93<>0
87<>0<>951727465<><>http://www.cool.ne.jp/<>Take<>いろいろとご教示いただきありがとうございます。<>こんにちは。
kumanesirさん、poronupさん「オオカミウオ」の件ではお世話になりました。
いろいろとご教示いただきまして感謝しております。
ほんとうにありがとうございます。
改めてのお願いなのですが、私のような初心者向けの書籍等ありましたら、教えて
いただけませんか。
お手数をおかけして申し訳ありません。
先のリプライでも、いろいろな文献を挙げていただきましたが、他にもなにか推薦
していただけるものがありましたらよろしくお願いいたします。
<>211.5.195.211<>0
86<>84<>951643243<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:「和人は舟を食う」?!<>
kumanesirです。

ポロヌップさん、いらっしゃい。
カキコミありがとうございます。
時々いらしてください。
足りないところがあれば、補足してください。

>そういった間違いを、登別出身のアイヌ語学者、知里真志保(ちり・ましほ)は、「和人
>は舟を食う」という論文を書いて皮肉ったことは有名な話しです。

そうでした。チップってよく言うけど、それだと舟を食っちゃうことになりますよね。
書くのを忘れてました。

>さて、「オオカミウオ」をアイヌ語でなんと言うかは、いくつかの信頼できる文献を調べ
>てみましたが、分かりませんでした。特に動物の名前については、さっきふれた知里真志
>保の『アイヌ語分類辞典』が非常に詳しいのですが。それにも載ってませんでした。

そうですね。ラテン語の学名も入っているアイヌ語の辞書といえば、「アイヌ語分類辞典」
ですよね。私もこれにないので、わからないと書きました。
。たと
>えばサケとかマズとかシシャモなどの魚は、それ自体はカムイではありません。
>魚は「チェパッテカムイ」という「魚を増やす神」が人間世界に降ろしてくれるもので
>す。

そうですね。シカ・サケ・クジラについてはカムイとみなされないのでしたね。
一般のサケは、シペ(本当の食料)であり、
kamuycepというのは最初にとれたサケ、そのサケの群れの中に混じっている
他のサケよりはひとまわり小さい銀色に光るサケ、あるいは普通とは違う形の
サケのことだという説もあるようです。
ちなみにシカは、サケと同様に自分の意志で人間世界にやってくる他のカムイと異なり、
ユカッテカムイ「鹿を増やす神」が増やすと言われてます。

<>210.230.110.52<>0
85<>81<>951623969<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>ポロヌップ<>スイスですか・・・<>>私は、一昨年スイスを旅してスイス文化の面から、マイノリティに対する積極的な
>政策を目の当たりにしてきました。
(略)
>日本におけるアイヌ語も同様な観点が必要ではないかと思っています。

そうですね。同感です。私もおととしスイスに行きましたが、標識や飛行機・空港でのア
ナウンスが、複数の言語で行われていました。数が少ないロマンシュ語であっても、ドイ
ツ語・フランス語・イタリア語同様に、公用語としての地位を与えられているのは

あと、驚いたのは、空港の中に人が正座してひざまずいているようなマークがあって、行
ってみると、「瞑想室」があったことです。「クルアーン(コーラン)」をはじめとする
各宗教の経典がおいてあって、自由に礼拝できるようになっていました。手や顔を洗浄す
るための水道やシャワーもついてました。
そのマークは、おそらくイスラム教徒などが大地にひざまずいて礼拝している姿を模したも
のなのでしょう。特に、時間を守って礼拝することになっているイスラム教徒にとってはあ
りがたいことでしょう。
スイスにもたくさんの外国人が訪れますし住んでいます。私が泊まったジュネーブのホテ
ルの番頭さんはモロッコ人でした。<>210.237.199.167<>0
84<>81<>951623865<>poronup@pop21.odn.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>ポロヌップ<>「和人は舟を食う」?!<>実は、ここに書き込みするのは初めてです。

Takeさん、はじめまして。

>さて、質問ですが以前私が斜里に勤務していた頃漁師の友人にオオカミウオをごち
>そうしてもらったのですが、彼は「この魚はアイヌ語ではチップカムイと言うん
>だ。」と言ってました。鮭のことをカムイチップと言うのは知っていますが、オオ
>カミウオは、ほんとうに「さかなの神」なんでしょうか。

まず、魚のことは、アイヌ語では、チェプ(「プ」は小文字)です。ローマ字では、cepで
す。
これを日本式に発音すると、「チェップ」です。
「チップ」はむしろ、「舟」のことです。ローマ字ではcipとなります。
魚の「チェップ」を「チップ」と勘違いする人は多く、支笏湖の名物で、マスが入っている
「チップ弁当」なるものがありましたね。あれも間違いです。

そういった間違いを、登別出身のアイヌ語学者、知里真志保(ちり・ましほ)は、「和人
は舟を食う」という論文を書いて皮肉ったことは有名な話しです。

さて、「オオカミウオ」をアイヌ語でなんと言うかは、いくつかの信頼できる文献を調べ
てみましたが、分かりませんでした。特に動物の名前については、さっきふれた知里真志
保の『アイヌ語分類辞典』が非常に詳しいのですが。それにも載ってませんでした。

チップがチェップだとしても、「チェップカムイ」という名前はちょっと不自然な気がし
ます。
アイヌ民族は生き物ならなんでも「カムイ」と呼んでいたわけではないありません。たと
えばサケとかマズとかシシャモなどの魚は、それ自体はカムイではありません。
魚は「チェパッテカムイ」という「魚を増やす神」が人間世界に降ろしてくれるもので
す。

だから「チップカムイ」はちょっと怪しいなという気がします。ただ絶対間違っていると
断定も出来ません。
その漁師の友人の方は、そのアイヌ語をどこで知ったのでしょうか?<>210.237.199.167<>0
83<>82<>951551781<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>カムイについて<>
kumanesirです。
カムイという概念は、アイヌ文化や口承文芸に出てくる重要なことばです。

カムイについて、その概念についてもう少し詳しく言うと、

中川先生によれば、「ひとことで言ってしまえば、「人間にない力を持った全て」
を指す」とあります。

また、若月先生によれば、「生物・無生物を問わず、あらゆるものにはそれぞれ
役割を持った霊魂が宿っており、それらのうち、一定以上の能力を持ち、人間に
対し何らかの影響を及ぼすものをカムイと呼んでいる」とあります。

以上、追加です。

<>210.230.110.165<>0
82<>81<>951551063<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:チップカムイって居るの?<>kumanesirです。カキコミありがとう。時々来て下さい。歓迎します。

>鮭のことをカムイチップと言うのは知っていますが、オオ
>カミウオは、ほんとうに「さかなの神」なんでしょうか。友人にはすまないのです
>が、わたしにはとても神とは思えないのですが。

まず、その友人が誰から聞いたかというのが問題になりますね。アイヌの人が
昔から言ってたというのなら信憑性はあるかも知れないですが、そうでないのなら
かなり怪しいと思っていいと思います。確かに、kamuycepが鮭であるいうのは、
どの辞書にも載ってます。オオカミウオのことをアイヌ語で何というのかというのは
私の辞典にはないのでわかりません。

それと、カムイのことを神と認識されているみたいですが、日本語の概念で認識
されると誤解を生じる場合もあるので気をつけてください。ご存じならご免なさい。

中川先生によれば、「一羽一羽の雀、一匹一匹のキツネ、一本一本がそれぞれ
カムイでなのである。...生物ばかりでなく、火や雷などの自然現象もまたカムイ
であり、精神を持つものとして考えられている」とあります。

また、若月先生によれば、「火や水、多くの動植物、太陽や月、人間が作った家屋
やその各部分、道具類に宿る霊魂もカムイである。また、形を持たないものでも、
風や雷といった自然現象や病気なども、それを専門とするカムイが起こすものとさ
れる。...人間はこれら様様なカムイに見守られて暮らしているが、死ぬとその
霊魂もまた、カムイになるのだという」とあります。

ただし、信仰に関わる語は、地域ごと、個人ごとに多様な意味を持つと考えられる
ので、ぴったり一致しない部分もあるかもしれません。

>日本におけるアイヌ語も同様な観点が必要ではないかと思っています。

そうですね。アイヌタイムズをご覧になりましたか?できましたら、購読なさって
作文が出来そうになったら是非投稿してください。お待ち申し上げております。
<>210.230.110.54<>0
81<>0<>951476123<>asadoji2.jimu@pref.hokkaido.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>take<>チップカムイって居るの?<>こんにちは。
初めてアクセスしました。
kumanesirとは良い名前をつけましたね。
さて、質問ですが以前私が斜里に勤務していた頃漁師の友人にオオカミウオをごち
そうしてもらったのですが、彼は「この魚はアイヌ語ではチップカムイと言うん
だ。」と言ってました。鮭のことをカムイチップと言うのは知っていますが、オオ
カミウオは、ほんとうに「さかなの神」なんでしょうか。友人にはすまないのです
が、わたしにはとても神とは思えないのですが。
(もっともカムイコタンのカムイのように悪い神というのもおりますが)

私は、一昨年スイスを旅してスイス文化の面から、マイノリティに対する積極的な
政策を目の当たりにしてきました。
日常的にロマニッシュ語(古代ローマ時代から使われている歴史と伝統のある言
語)を話す人は、約5000人しかいないにも関わらず「第4の国語」として公用
語に取り入れられたり、学校教育が施されたり、新聞が発行されたりして保護・維
持の活動が行われておりました。
日本におけるアイヌ語も同様な観点が必要ではないかと思っています。
<>211.5.195.211<>0
80<>79<>949976237<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:リニューアルおめでとう<>
> 私もモチベーションが上がってきたんでがんばります。
> 本当にお世話になりました。
>

どうもでした。
お互いにがんばりましょう。

くまねしr

<>210.137.131.34<>0
79<>0<>949919931<>osomatu-canan@hello.co.jp<>http://www.hello.co.jp/~osomatu-canan<>オソマツ<>リニューアルおめでとう<> リニューアルおめでとうございます。
 私もモチベーションが上がってきたんでがんばります。
 本当にお世話になりました。
<>143.90.68.70<>0 78<>77<>949194915<><>http://www.cool.ne.jp/<>くまねしr<>Re:おせわに<>

> 和泉先生はポップスの作曲家で、私や朱鞠さんには小室哲哉氏
>など比較にならない大きな存在です。

そうですか。Ruby TuesdayっていうとStonesの曲にあったような
気がしたので、そういう関係の方かなとは思ってました。

> これからもよろしく御願いします。
>

こちらこそ、よろしくお願いします。
ちょっと、語学関係を専門的にやろうという感じの方を想定して
資料を書きましたが、やはり言葉の意味を正確にとらえられるん
ならそれの方がいいですしね。

私は、アイヌ語を世の多くの人に知ってもらうというのも、アイヌ
文化やアイヌ語を学んでいるものの使命だと考えています。
そういう意味で音楽を媒体としたものが、世の人々に与える影響と
いうのは、大きいと思うので、できるだけわかる範囲で協力して
いきたいと思います。

<>210.230.110.141<>0
77<>0<>949153538<><>http://www.cool.ne.jp/<>オソマツ<>おせわに<> どうも、さんざんお世話になっているオソマツです。
 本当に助かります。

 和泉先生はポップスの作曲家で、私や朱鞠さんには小室哲哉氏
など比較にならない大きな存在です。

 これからもよろしく御願いします。
<>143.90.68.176<>0
76<>75<>946958956<><>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>くまねしr<>Re:あけましておめでとう<>どうも、kumanesirです。

さっきまでアクセス不能だったのに、今つながりました。
あけまして、おめでとうございます。
今後とも、よろしくお願いします。

ramatさんと、esamanさんが仲良しになって、esamanさんの
ホームぺージにramatさんのアイヌ語教室が出来てますね。
何はともあれ、めでたしめでたし。

<>210.137.131.34<>0
75<>0<>946656331<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.hello.co.jp/~osomatu-canan<>オソマツ<>あけましておめでとう<> あけましておめでとうございます
 本年もよろしく御願いします
<>143.90.68.18<>0
74<>73<>946223557<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:クリスマス<>
>
> ところで、うちの掲示板にいただいた書き込み、
>「Canan cise」の掲示板にものせていいですか?
>
> あっちにもクリスマスムード出したいので。
>

どうぞ、ご自由にお使いください。
もう遅かったら来年お使いください。

<>210.147.235.174<>0
73<>72<>946075724<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>オソマツ<>Re:クリスマス<>kumanesirさんは
No.72「Re:クリスマス」で書きました。
>
>> 仏教徒ですが、クリスマスだけ両方の掲示板を復活させます。
>> 遊びに来てね。
>>
>そうですか。行きます。
>私は、無神論者ですが、あの世というのは、あるような
>気がします。
>臨死体験をしたことがあるものですから。。
>
>
 あの世、というか、魂と肉体は別もんじゃないかなと
いつも思っています。

 ところで、うちの掲示板にいただいた書き込み、
「Canan cise」の掲示板にものせていいですか?

 あっちにもクリスマスムード出したいので。
<>143.90.68.155<>0
72<>71<>946050694<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:クリスマス<>
> 仏教徒ですが、クリスマスだけ両方の掲示板を復活させます。
> 遊びに来てね。
>
そうですか。行きます。
私は、無神論者ですが、あの世というのは、あるような
気がします。
臨死体験をしたことがあるものですから。。

<>210.230.110.135<>0
71<>0<>945959160<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>オソマツ<>クリスマス<> 仏教徒ですが、クリスマスだけ両方の掲示板を復活させます。
 遊びに来てね。
<>143.90.68.2<>0
70<>69<>944448218<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>くまねしr<>Re:400ふんだよー<>オソマツさんは
No.69「400ふんだよー」で書きました。
> えーと、400ふんだよ。
>

こんなHPでも400までいくんですね。
どうも、カキコありがとう。

> 私の本命ホームページができてきました。
> 現ページにサンプルがあるのでみてみて下さい。
>

ますます充実していきますね。
私も見習わなければ。。。

<>207.171.193.18<>0
69<>0<>944312009<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>オソマツ<>400ふんだよー<> えーと、400ふんだよ。

 私の本命ホームページができてきました。
 現ページにサンプルがあるのでみてみて下さい。
<>143.90.68.102<>0
68<>67<>943877644<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:すまんねえ<>
> だいぶ探しましたか?たいへんしつれいしました。
>

いえいえ、お気遣いなく。
かぜも引いていたし、体調もわるかったので、そんなに
真剣には探さなかったです。じろじろ見られてるような
気もしたし。結構、気が小さいのです。

結構、会場いっぱいに人が集まりましたね。
後ろのなわは、いったいなんだったんでしょうか?

まあ、これからもいろんなイベントがあるでしょうから、
どこかでお会いしましょう。

くまねしr

<>210.230.110.81<>0
67<>0<>943793759<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>オソマツ<>すまんねえ<> 弁論&文化祭行ってきました。
 きちんと連絡取ってなくてすいません。
 だいぶ探しましたか?たいへんしつれいしました。

<>143.90.68.126<>0
66<>65<>942660216<>pether_us@yahoo.com<>http://geocities.yahoo.com/<>Kay<>Re:HP閉鎖したの?(Kayさんへ)<>>メールでも送りましたが、
>HPが見あたらないですが、閉鎖したんですか?

不本意ながら閉鎖してしまいた。
ちょっと飲み屋さん関連トラブルです。

飲み過ぎのため、ちょっとお酒をひかえようかな、という意図もありました。
連絡レス申し訳ありまそん。

新企画組み立て中です。<>210.137.131.34<>0
65<>0<>942641627<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>くまねしr<>HP閉鎖したの?(Kayさんへ)<>石油エーテルさん、いや、Kayさんですか?

メールでも送りましたが、
HPが見あたらないですが、閉鎖したんですか?

もし、どっかに移動しているんなら、どこか教えて
ください。
私よりカウント数が多かったのに、やめるなんて
ずるいよ。

<>207.171.193.18<>0
64<>63<>942598002<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:質問です。<>
>うーん。犬にしてみればいい迷惑でしょうね。アイヌの人達の考え方など
>犬には到底わからないでしょうから。

あなたが、犬のことをすべてお見通しとは知りませんでした。
無批判に信じるのもどうかって思うけど、こういうことって、
何が真実かってわからないと私は思います。
何をどう考えるのは、個々人の自由ですが。。。

おそらく、犬の霊送りで病気から救われた人が多かったために
長い経験からこうなったと思います。
また、そんなむやみやたらに霊送りしたのでなく、最後の手段で
行ったそうです。

>しかしながら、人間は生きるために動物を殺して肉を食べなければいけない
>宿命を背負っているわけですし、犬をポアするのも、その延長線上と考える
>ことができますな。
>

そうですね。カムイの霊送りの本質は、動植物の犠牲の上に、
我々が生きているということを知ることにあると思います。
なぜ、アイヌ(人間)がいるのかっていうのは、人間のために
犠牲になったカムイが、あの世で楽しい思いをするために
祈るためだそうです。

<>210.230.110.89<>0
63<>62<>942574456<>pether_us@yahoo.com<>http://geocities.yahoo.com/<>Kay<>Re:質問です。<>
>ますます匿名性を増してますね。

いやいや、こちらの方が、本名に近いのですよ。

>皮相的な見方をすれば、そういうことになると思います。
>カムイとの関わり方とか、アイヌの人たちがどういうもの
>の考え方をしていて、どういう祈りがあって、何を信じて
>いたかということがわからないとそういう風に感じるかも
>しれないですね。

うーん。犬にしてみればいい迷惑でしょうね。アイヌの人達の考え方など
犬には到底わからないでしょうから。
しかしながら、人間は生きるために動物を殺して肉を食べなければいけない
宿命を背負っているわけですし、犬をポアするのも、その延長線上と考える
ことができますな。

それでは今から私はへべれけになります。じゃっ。
<>210.137.131.34<>0
62<>61<>942572579<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:質問です。<>
>
>すみまそん。ハンドルとアドレス変わってます。
>

ますます匿名性を増してますね。
ますます怪しい世界へ行くみたいですね。

>で、病気になると、犬を殺してたってことなんですか。
>いやーん。かわいそー。

皮相的な見方をすれば、そういうことになると思います。
カムイとの関わり方とか、アイヌの人たちがどういうもの
の考え方をしていて、どういう祈りがあって、何を信じて
いたかということがわからないとそういう風に感じるかも
しれないですね。

カムイを理解するには、アイヌの方々が、物事を物質的で
なく霊的にとらえてきた人々であることをまず理解しなけ
ればなりません。
その世界では、万物の本質は霊であり、霊には人間と同じ
ように、霊力の高いものと低いもの、善いものや悪いもの
があるものとし、アイヌの方々は、まずこの個別の力を
持った霊のことをすべてカムイと思っていたと考えてよい
でしょう。

アイヌの方々の信仰というのは、万物の中に霊的な本質を
見抜いているものであり、信仰の対象は目に見えるものと
しての自然ではなく、その奥に宿っている霊的なものに、
向かっていると考えれば理解しやすでしょう。

人間に祈られるから神々は存在し、神々が祈りに応えるから
人間も存在しえる。いわゆるカムイとアイヌの共存互恵の
精神がそこに生きていて、神にたいしてしっかりした人間
としての存在意識がそこにあるのです。

ちょっと宗教的な感じになりましたが、変な誤解があると
いけないと思い、返事しました。
現代の物質主義や拝金主義などにおぼれている人には考えさせ
られるものがあると私は感じてます。
なお、私の返事はほとんど本の受け売りで賛同できるところ
を抜粋していることを断っておきます。

<>210.230.110.162<>0
61<>58<>942567066<>pether_us@yahoo.com<>http://geocities.yahoo.com/<>Kay<>Re:質問です。<>
>また、病魔をその人から離すために、イヌが使われ
>ることがあります。

すみまそん。ハンドルとアドレス変わってます。

で、病気になると、犬を殺してたってことなんですか。
いやーん。かわいそー。<>210.137.131.34<>0
60<>59<>942396412<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.hello.co.jp/~osomatu-canan<>オソマツ<>Re:モシリの歌<>くまねしrさんは
No.59「モシリの歌」で書きました。
>
>>>
>>ラマットさんのところでも書きましたが、私自身、言葉に関しては、ウタリの
>>子供達が言葉を学びたい時、辞書の値段や教室の日程、運営方針などで敷居が
>>高いのでは本末転倒だ、という部分をいつも考えています。
>> イタカンローに出られるようなウタリはあるていど恵まれているか、かなり
>>勇気があり、自分の民族について強く意識している人であるということは忘れ
>>てはならないと思います。ウタリの子供達が民族を意識して生きていくべきか
>>どうか自分で選択する時に、「言葉」も一つの考察要素として身近であるべき
>>だと思っています。
>
>そのとおりだと私も思います。正直に言うと、言語以外(もっと正直に
>いうと言語もporonupさんやアイヌタイムズの皆さんのおかげで
>かろうじてちょっとわかるという程度です。)はあまりよく知らないんで
>これからもよろしくご教示ください。
>
>>
>> えーと、あまり広まりはしなかったけど、モシリの歌などは覚えやすいのも
>>あったので、アイヌ語の歌とかいいと思います。
>> 沖縄の「花」とか、これも一応沖縄的な「島唄」あたりならすぐできそうで
>>すね。別に沖縄だからって訳じゃないけど。まあ、和人が訳すのはともかく、
>>和人が自分の商売にしてウタリに還元しないのでは話にならないかも知れない
>>けど。
>> もともと和人が和語で作った「まりもの唄」のアイヌ語バージョン、時々阿寒
>>のウタリが歌っていますが、一つのヒントじゃないでしょうか。
>>
>
>モシリの歌とか、まりもの唄とか知らないんですが、どうすれば知ることが
>できますか?
>

 モシリの歌とは「moshiri」のCDにある歌です。「ホタルの婿選び」のアレンジや
「Kamuyturano」あたりが手軽です。
 マリモの唄はバスガイドさんや阿寒湖遊覧船の人が日本語で歌っていますが、アイヌ
語バージョンは特別なところでしか聞いたことがないです。
<>143.90.68.35<>0
59<>54<>942371659<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>くまねしr<>モシリの歌<>
>>
>ラマットさんのところでも書きましたが、私自身、言葉に関しては、ウタリの
>子供達が言葉を学びたい時、辞書の値段や教室の日程、運営方針などで敷居が
>高いのでは本末転倒だ、という部分をいつも考えています。
> イタカンローに出られるようなウタリはあるていど恵まれているか、かなり
>勇気があり、自分の民族について強く意識している人であるということは忘れ
>てはならないと思います。ウタリの子供達が民族を意識して生きていくべきか
>どうか自分で選択する時に、「言葉」も一つの考察要素として身近であるべき
>だと思っています。

そのとおりだと私も思います。正直に言うと、言語以外(もっと正直に
いうと言語もporonupさんやアイヌタイムズの皆さんのおかげで
かろうじてちょっとわかるという程度です。)はあまりよく知らないんで
これからもよろしくご教示ください。

>
> えーと、あまり広まりはしなかったけど、モシリの歌などは覚えやすいのも
>あったので、アイヌ語の歌とかいいと思います。
> 沖縄の「花」とか、これも一応沖縄的な「島唄」あたりならすぐできそうで
>すね。別に沖縄だからって訳じゃないけど。まあ、和人が訳すのはともかく、
>和人が自分の商売にしてウタリに還元しないのでは話にならないかも知れない
>けど。
> もともと和人が和語で作った「まりもの唄」のアイヌ語バージョン、時々阿寒
>のウタリが歌っていますが、一つのヒントじゃないでしょうか。
>

モシリの歌とか、まりもの唄とか知らないんですが、どうすれば知ることが
できますか?

<>210.137.131.34<>0
58<>47<>942326294<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:質問です。<>
>で、申し訳ないのでアイヌ関連の質問です。
>アイヌ犬はアイヌが飼っていた犬なのでしょうか。
>ちなみに私んとこで飼ってるのは秋田犬さ!

返事遅れてごめんなさい。
アイヌ犬って、アイヌが飼っていた犬かどうかは
わかりません。
猟に犬を使ってたのでそうかもしれません。
アイヌ語では、犬のことを、セタといいます。

アイヌの世界では、人間の目には見えない魔性
のものが、イヌには見えるそうです。
夜イヌが遠吠えしたり、闇に向かって吠えるのは
そういう魔物が家に近づいてきたからだといいます。

また、病魔をその人から離すために、イヌが使われ
ることがあります。
このとき送られたイヌの霊は、あの世に行く前に、
自分の目の前に見えている病魔をどこまでも、
追いかけて行くと言われてます。

<>210.230.110.62<>0
57<>56<>942320017<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>ご心配なく<>
> いや、自由にやってください。私はどっちの味方もしないから。
>
> 前回のクマネシリさんの発言については、ラマットさんから「くまねしりさんに自
>分でお礼を言う」と聞いたので、けしちゃったのです。お二人の間によこやり入れる
>人がいてもいやなんで。
>
> 個人的には、あなたとかわうそさんはかみ合わないと思うので、無理にやりあう
>ことはないと思いますよ。
>

ご心配なく。言いたいことはそちらの掲示板に書きましたが、
意見が来ても反論するつもりはまったくありません。
こういうのってずるいかもしれないですが、不毛の議論は、
避けたいので。。彼が、どういう反応をするか楽しみです。

今回のことはラマットさんとは、関係ありません。
アイヌを趣味としている奴等が、うんぬんという彼の発言を
見たときにちょっとカチッと来たもんですから。

<>210.230.110.163<>0
56<>55<>942309831<><>http://<>オソマツ<>Re:いたかんろーを見て(オソマツさんへ)<>くまねしrさんは
No.55「Re:いたかんろーを見て(オソマツさんへ)」で書きまし
た。
>
>
>> 自分の所を作ったこともあり、「あんたのところには書かない」といってた
>>んですけどね。あれで謝ってるつもりなのかもしれませんよ。
>> 今回の発言は本人がいわん限りは削除しませんが、以前のようなことがあれ
>>ば「うるさい、自分とこでやれ」といって消すつもりです。
>>
>
>poronupさんからもメールがきたんですが、
>私は、オサマンさんは苦手ですね。
>お互いにわかりあえる部分があるというなら
>お話をしてもいいと思いますが、
>彼の言動からは、いわゆるアイヌ語愛好家、
>アイヌ文化愛好家に対する敵意が見え隠れ
>するし、なんか息を抜いて話ができない
>感じがするんでいやですね。
>
>でも、まあ、気が向いたら発言します。
>彼ともし喧嘩になったらごめんなさい。
>その時は、その部分は削除して構いません。
>
>
 いや、自由にやってください。私はどっちの味方もしないから。

 前回のクマネシリさんの発言については、ラマットさんから「くまねしりさんに自
分でお礼を言う」と聞いたので、けしちゃったのです。お二人の間によこやり入れる
人がいてもいやなんで。

 個人的には、あなたとかわうそさんはかみ合わないと思うので、無理にやりあう
ことはないと思いますよ。

<>210.161.85.116<>0
55<>53<>942283432<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>くまねしr<>Re:いたかんろーを見て(オソマツさんへ)<>

> 自分の所を作ったこともあり、「あんたのところには書かない」といってた
>んですけどね。あれで謝ってるつもりなのかもしれませんよ。
> 今回の発言は本人がいわん限りは削除しませんが、以前のようなことがあれ
>ば「うるさい、自分とこでやれ」といって消すつもりです。
>

poronupさんからもメールがきたんですが、
私は、オサマンさんは苦手ですね。
お互いにわかりあえる部分があるというなら
お話をしてもいいと思いますが、
彼の言動からは、いわゆるアイヌ語愛好家、
アイヌ文化愛好家に対する敵意が見え隠れ
するし、なんか息を抜いて話ができない
感じがするんでいやですね。

でも、まあ、気が向いたら発言します。
彼ともし喧嘩になったらごめんなさい。
その時は、その部分は削除して構いません。

<>210.137.131.34<>0
54<>51<>942274930<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.hello.co.jp/~osomatu-canan<>オソマツ<>Re:300ふんだ<>>アイヌ語の場合も何かの信念が必要ではないでしょうか?
>私は、アイヌ語については、その裾野を広げるべきだと
>思います。口承文芸だけでなく、いろんなことに挑戦して
>みるべきと思います。
>一概に面白いものといってもこれだけ価値観が多様化して
>いる現在で一つのことに集約するのは難しいと思うので、
>裾野を広げるべきだと思ってます。
>
>それが何かというのは、個々人、色々あるでしょう。
>それを知りたかったのです。
>
>
ラマットさんのところでも書きましたが、私自身、言葉に関しては、ウタリの
子供達が言葉を学びたい時、辞書の値段や教室の日程、運営方針などで敷居が
高いのでは本末転倒だ、という部分をいつも考えています。
 イタカンローに出られるようなウタリはあるていど恵まれているか、かなり
勇気があり、自分の民族について強く意識している人であるということは忘れ
てはならないと思います。ウタリの子供達が民族を意識して生きていくべきか
どうか自分で選択する時に、「言葉」も一つの考察要素として身近であるべき
だと思っています。

 えーと、あまり広まりはしなかったけど、モシリの歌などは覚えやすいのも
あったので、アイヌ語の歌とかいいと思います。
 沖縄の「花」とか、これも一応沖縄的な「島唄」あたりならすぐできそうで
すね。別に沖縄だからって訳じゃないけど。まあ、和人が訳すのはともかく、
和人が自分の商売にしてウタリに還元しないのでは話にならないかも知れない
けど。
 もともと和人が和語で作った「まりもの唄」のアイヌ語バージョン、時々阿寒
のウタリが歌っていますが、一つのヒントじゃないでしょうか。
<>143.90.68.69<>0
53<>52<>942272364<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.hello.co.jp/~osomatu-canan<>オソマツ<>Re:いたかんろーを見て(オソマツさんへ)<>くまねしrさんは
No.52「Re:いたかんろーを見て(オソマツさんへ)」で書き
ました。
>
>
>>私は、居心地がよいのでやめるつもりはないですが。。。
>>
>
>前言、撤回します。
>私は、個人的にoripakEsamanさんが嫌いなので、
>彼がいる間は発言するつもりはありません。
>
>
 自分の所を作ったこともあり、「あんたのところには書かない」といってた
んですけどね。あれで謝ってるつもりなのかもしれませんよ。
 今回の発言は本人がいわん限りは削除しませんが、以前のようなことがあれ
ば「うるさい、自分とこでやれ」といって消すつもりです。
<>143.90.68.90<>0
52<>50<>942220587<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>くまねしr<>Re:いたかんろーを見て(オソマツさんへ)<>

>私は、居心地がよいのでやめるつもりはないですが。。。
>

前言、撤回します。
私は、個人的にoripakEsamanさんが嫌いなので、
彼がいる間は発言するつもりはありません。

<>210.137.131.34<>0
51<>49<>942071322<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:300ふんだ<>
> 勉強しても何の役にもたたないから、一部マニアのものになってしまってい
>るのだと思います。
> 結局、今財団がやってるように、価値を認め、面白そうなものとしてひろめ
>て興味を引き、その中からやる気のある人を育てていく、みたいな事しかない
>のでしょうか。
> よくわかりません。
> 

私は、ふっとエスペラントのことを思い出しました。
国際語として実際に役立つのは英語です。
そういう意味ではエスペラントは役に立たないものかも
しれません。
しかし、そういう状況にも敢えて立ち向かうというのは、
エスペラントこそが真の意味で民族の和解に役立つもの
であるという信念があるためと思います。
それで、人工語では唯一100年以上、続いていると思います。

アイヌ語の場合も何かの信念が必要ではないでしょうか?
私は、アイヌ語については、その裾野を広げるべきだと
思います。口承文芸だけでなく、いろんなことに挑戦して
みるべきと思います。
一概に面白いものといってもこれだけ価値観が多様化して
いる現在で一つのことに集約するのは難しいと思うので、
裾野を広げるべきだと思ってます。

それが何かというのは、個々人、色々あるでしょう。
それを知りたかったのです。

<>210.230.110.44<>0
50<>48<>942069996<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:いたかんろーを見て(オソマツさんへ)<>
>>
>「いたかんろー」は昨年の弁論大会の資料ですか?
>はて、クリスチャンと期待と何か関係が…?

そうです。昨年の弁論大会の釧路の宮田久子さんの弁論です。
クリスチャンでもなく、原典であるギリシャ語の聖書も知らない
私にとっては、彼女のような存在が大事だと感じてます。

聖書をアイヌ語に訳すというのは、ものすごい労力がいる作業で
あると私は思います。全然、相異なる世界にどういう風に言葉の
割り付けをやっていくかというのは至難の技です。
単なる言語好きでは、できません。
心から聖書を信じている人がやるべき仕事です。
私の出る幕ではありません。

>
> それより、ラマットさんの申し出でうちの掲示板の削除を行ったので、
>Kumanesirさんのも一つ削除しました。お許しを。
>

それは、管理人さんの専権事項です。私は、それに従うだけです。
いやなら、書き込みをやめればいいだけのことです。
私は、居心地がよいのでやめるつもりはないですが。。。

ただ、私はラマットさんが、ひどい目にあっていたような気がしたので、
意見を述べました。
管理人に文句を言うのは、建設的なことならともかく、ああいう
のはやめてほしいですね。
いやなら、カキコミをやめればいいだけです。

> 弁論大会、今年も私は行きますので、現地で会いましょう。
>

えー、行くんですか?メールで名前を教えてもらえますか?
私の名前はご存じですよね。匿名のままにしたいのならそれでも
いいですが。。。

ところで、アイヌ犬について質問が着てますが、なにかご存じなら
その箇所にお答えください。(人使いの荒い私でした。)

<>210.230.110.44<>0
49<>46<>942067044<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.hello.co.jp/~osomatu-canan<>オソマツ<>Re:300ふんだ<>くまねしrさんは
No.46「Re:300ふんだ」で書きました。
>オソマツさんは No.44「Re:300ふんだ」で書きました。
>> きながにがんばってください。
>> おそらく貴殿にしかできないと思いますので。
>>
>
>わたしにできることなんて、限られてます。
>ちょっと、表面をかき回すことしかできないと感じてます。
>まだまだ修行が足りません。
>
>でも、アイヌ語がもっと浸透していかないかあ〜。
>オソマツさんは、何がネックになっていると思いますか?
>こんなのならやってみたというのはないですか?
>
>
 勉強しても何の役にもたたないから、一部マニアのものになってしまってい
るのだと思います。
 結局、今財団がやってるように、価値を認め、面白そうなものとしてひろめ
て興味を引き、その中からやる気のある人を育てていく、みたいな事しかない
のでしょうか。
 よくわかりません。
 
<>143.90.68.97<>0
48<>45<>942066717<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.hello.co.jp/~osomatu-canan<>オソマツ<>Re:いたかんろーを見て(オソマツさんへ)<>くまねしrさんは
No.45「いたかんろーを見て(オソマツさんへ)」で書きま
した。
>いたかんろーを見ると、釧路の宮田さんって
>人の夢が「アイヌ語聖書」を作ることって
>ありました。彼女は、クリスチャンみたいだし
>期待できるかな。
>
>まあ、気長に待ちます。
>私のやろうとしているのは、表記を直そうと
>しているだけで、中身まで吟味しようと思って
>ません。
>古代のギリシャ語っていうのも難しそうだし。。。
>(ご存じかも知れないですが、バチラーは、ギリシャ語
>からアイヌ語の聖書を作ったそうです。)
>
>
「いたかんろー」は昨年の弁論大会の資料ですか?
はて、クリスチャンと期待と何か関係が…?

 それより、ラマットさんの申し出でうちの掲示板の削除を行ったので、
Kumanesirさんのも一つ削除しました。お許しを。

 弁論大会、今年も私は行きますので、現地で会いましょう。
<>143.90.68.97<>0
47<>0<>942033758<>pether@anet.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/pether/<>石油エーテル<>質問です。<>アイヌ関係ではないのです。すいまそん。
しばらく酒をひかえようと思うのですが、
かわりに何にうちこめばよいのでしょうか。

で、申し訳ないのでアイヌ関連の質問です。
アイヌ犬はアイヌが飼っていた犬なのでしょうか。
ちなみに私んとこで飼ってるのは秋田犬さ!<>210.137.131.34<>0
46<>44<>941771587<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>くまねしr<>Re:300ふんだ<>オソマツさんは
No.44「Re:300ふんだ」で書きました。
> きながにがんばってください。
> おそらく貴殿にしかできないと思いますので。
>

わたしにできることなんて、限られてます。
ちょっと、表面をかき回すことしかできないと感じてます。
まだまだ修行が足りません。

でも、アイヌ語がもっと浸透していかないかあ〜。
オソマツさんは、何がネックになっていると思いますか?
こんなのならやってみたというのはないですか?

<>210.137.131.34<>0
45<>0<>941765602<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>くまねしr<>いたかんろーを見て(オソマツさんへ)<>いたかんろーを見ると、釧路の宮田さんって
人の夢が「アイヌ語聖書」を作ることって
ありました。彼女は、クリスチャンみたいだし
期待できるかな。

まあ、気長に待ちます。
私のやろうとしているのは、表記を直そうと
しているだけで、中身まで吟味しようと思って
ません。
古代のギリシャ語っていうのも難しそうだし。。。
(ご存じかも知れないですが、バチラーは、ギリシャ語
からアイヌ語の聖書を作ったそうです。)

<>210.137.131.34<>0
44<>43<>941725325<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.hello.co.jp/~osomatu-canan<>オソマツ<>Re:300ふんだ<>kumanesirさんは
No.43「Re:300ふんだ」で書きました。
>オソマツさんは No.42「Re:300ふんだ」で書きました。
>
>>>
>> ところで、うちへのみなさんの書き込みが突然とまったのですが、なにか
>>あったんでしょうか(いたずらとか)
>> 単にあきられたんならまた努力しますけど…
>>
>
>大丈夫ですよ。800を超えてるんじゃないですか。
>私の方は300でぼちぼちやってます。
>あせらず、やってください。
>ところで、新規の記事にしていいですよ。
>
>私の方も、もう一工夫が必要ですね。
>バチラーのアイヌ語聖書のページを作って
>意見をもらおうかなとも思っているけど
>難しいしなあ。表記法を直すだけでやって
>みようと思ってます。
>いつになるかわからないけど。
>
>
 きながにがんばってください。
 おそらく貴殿にしかできないと思いますので。
<>143.90.68.104<>0
43<>42<>941724539<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:300ふんだ<>オソマツさんは
No.42「Re:300ふんだ」で書きました。

>>
> ところで、うちへのみなさんの書き込みが突然とまったのですが、なにか
>あったんでしょうか(いたずらとか)
> 単にあきられたんならまた努力しますけど…
>

大丈夫ですよ。800を超えてるんじゃないですか。
私の方は300でぼちぼちやってます。
あせらず、やってください。
ところで、新規の記事にしていいですよ。

私の方も、もう一工夫が必要ですね。
バチラーのアイヌ語聖書のページを作って
意見をもらおうかなとも思っているけど
難しいしなあ。表記法を直すだけでやって
みようと思ってます。
いつになるかわからないけど。

<>210.230.110.130<>0 42<>41<>941694691<><>http://<>オソマツ<>Re:300ふんだ<>kumanesirさんは
No.41「Re:300ふんだ」で書きました。
>オソマツさんは No.40「300ふんだ」で書きました。
>
>>300踏みました。
>>おめでとう
>>
>
>おお〜、知らない間になってました。
>私の方はスローぺースでやっていきます。
>
>kumanesir
>
>
 ところで、うちへのみなさんの書き込みが突然とまったのですが、なにか
あったんでしょうか(いたずらとか)
 単にあきられたんならまた努力しますけど…
<>210.161.85.116<>0
41<>40<>941202786<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:300ふんだ<>オソマツさんは
No.40「300ふんだ」で書きました。

>300踏みました。
>おめでとう
>

おお〜、知らない間になってました。
私の方はスローぺースでやっていきます。

kumanesir

<>210.230.110.156<>0
40<>39<>941170873<><>http://www.cool.ne.jp/<>オソマツ<>300ふんだ<>kumanesirさんは
No.39「Re:いらんからぷてー」で書きました。
>
>>
>>すんげえ欲しいけど、いただきかたわかんない。
>>ひえー
>>りんくはりまーす
>>
>
>オソマツさんのホームページにリンク張りました。
>後日、もうすこし目立つように改良します。
>
>画像の取り込みは、GETしたい画像にマウスを持っていき
>Windowsなら右クリック、Macならドラッグすると、
>「画像を名前をつけて保存」という選択肢がでるので、
>それを選びます。すると、自分のハード・ディスクに
>保存できます。
>
>あとは、メモ帳やワードパットやSimple Textなどの
>テキストエディタで、
><BODY BGCOLOR="#ffffff" BACKGROUND="mukkuri.gif">
>のようなタグを最初に入れればOKです。
>
>そんじゃ、また。
>
>
300踏みました。
おめでとう
<>210.161.85.116<>0
39<>38<>940335844<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:いらんからぷてー<>
>
>すんげえ欲しいけど、いただきかたわかんない。
>ひえー
>りんくはりまーす
>

オソマツさんのホームページにリンク張りました。
後日、もうすこし目立つように改良します。

画像の取り込みは、GETしたい画像にマウスを持っていき
Windowsなら右クリック、Macならドラッグすると、
「画像を名前をつけて保存」という選択肢がでるので、
それを選びます。すると、自分のハード・ディスクに
保存できます。

あとは、メモ帳やワードパットやSimple Textなどの
テキストエディタで、
<BODY BGCOLOR="#ffffff" BACKGROUND="mukkuri.gif">
のようなタグを最初に入れればOKです。

そんじゃ、また。

<>210.230.110.35<>0
38<>37<>940285075<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.hello.co.jp/~osomatu-canan<>オソマツ<>Re:いらんからぷてー<>kumanesirさんは
No.37「Re:いらんからぷてー」で書きました。
>
>> やってきましたー
>> 盛り上がってるじゃないですか−!
>
>どうも〜。来てくれて、いやyらyけれ!
>コチヒさんも石油エーテルさんもアイヌ関係でいえば、
>普通の人たちです。
>詳しい人が来てくれてありがたく思ってます。
>ほとんど、本の受け売り(ネタバレ)なので、間違い
>等があったら指摘、助言してください。
>
>>
>> 何でもっと早く…って、お互い連絡とりようなかったですね。
>> 僕のとこはツリー式じゃないし、僕はことば関係苦手だから、
>>共存できるといいですね。
>> そういうわけで、相互リンクいかがですか。
>
>相互リンクOKです。私の方も、近日中に作ります。
>ツリー式以外にも上にあるボタンを押せば色々できるみたいです。
>
>>
>> ムックリの背景凄ーい。
>> いいなあ。
>>
>
>これは、うぇぶ上にあった絵にエンボスかけて、
>明るくしてから、背景画にしました。
>ちなみに、私が作った白老アイヌ語単語集の
>ホームページの背景画は、白老地方の「あtとぅs」
>です。これもエンボスかけて、絵を明るくしました。
>http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/6362
>
>よかったら、オソマツさんのうぇぶページで、使っても構わない
>ですよ。
>

すんげえ欲しいけど、いただきかたわかんない。
ひえー
りんくはりまーす
<>143.90.68.94<>0
37<>36<>940264717<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:いらんからぷてー<>
> やってきましたー
> 盛り上がってるじゃないですか−!

どうも〜。来てくれて、いやyらyけれ!
コチヒさんも石油エーテルさんもアイヌ関係でいえば、
普通の人たちです。
詳しい人が来てくれてありがたく思ってます。
ほとんど、本の受け売り(ネタバレ)なので、間違い
等があったら指摘、助言してください。

>
> 何でもっと早く…って、お互い連絡とりようなかったですね。
> 僕のとこはツリー式じゃないし、僕はことば関係苦手だから、
>共存できるといいですね。
> そういうわけで、相互リンクいかがですか。

相互リンクOKです。私の方も、近日中に作ります。
ツリー式以外にも上にあるボタンを押せば色々できるみたいです。

>
> ムックリの背景凄ーい。
> いいなあ。
>

これは、うぇぶ上にあった絵にエンボスかけて、
明るくしてから、背景画にしました。
ちなみに、私が作った白老アイヌ語単語集の
ホームページの背景画は、白老地方の「あtとぅs」
です。これもエンボスかけて、絵を明るくしました。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/6362

よかったら、オソマツさんのうぇぶページで、使っても構わない
ですよ。

<>210.230.110.70<>0
36<>0<>940238711<>osoma2@pop02.odn.ne.jp<>http://www.hello.co.jp/~osomatu-canan<>オソマツ<>いらんからぷてー<> やってきましたー
 盛り上がってるじゃないですか−!

 何でもっと早く…って、お互い連絡とりようなかったですね。
 僕のとこはツリー式じゃないし、僕はことば関係苦手だから、
共存できるといいですね。
 そういうわけで、相互リンクいかがですか。

 ムックリの背景凄ーい。
 いいなあ。
<>143.90.68.172<>0
35<>34<>939993249<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:今日は死ぬには良い日だ<>
>今日は死ぬ日に良い日だあ〜
>なぜなら、
>私のホームページのアクセス数が666で
>隠しページのアクセス数も66だからだ〜

おおー、ダミアンに呪われてますね!
カムイノミをしてください。
きっと、ツゥレンカムィ(憑き神様)が
助けてくれますよ。
しかし、隠しページがあるとは、知りませんでした。
カウント数が666とはうらやましい。

くまねしr
<>210.230.110.169<>0
34<>33<>939988464<>pether@anet.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/pether/<>石油エーテル<>Re:今日は死ぬには良い日だ<>今日は死ぬ日に良い日だあ〜
なぜなら、
私のホームページのアクセス数が666で
隠しページのアクセス数も66だからだ〜<>210.137.131.34<>0
33<>30<>938694816<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>今日は死ぬには良い日だ<>これは、アイヌじゃないけど、あるネイティブ・アメリカン
の生き方に共鳴したある白人女性の詩です。

私は、なかなか、いい詩だと思うので、石油エーテル
さんに捧げます。

今日は死ぬにはとても良い日だ。
あらゆる生あるものが私と共に仲良くしている。
あらゆる声が私の内で声をそろえて歌っている。
すべての美しいものがやってきて私の目の中で憩っている。
すべての悪い考えは私から出ていってしまった。
今日は死ぬにはとても良い日だ。
私の土地は平穏で私を取り巻いている。
私の畑にはもう最後の鋤を入れ終れた。
わが家は笑い声で満ちている。
子供たちが帰ってきた。
うん、今日は死ぬにはとても良い日だ。

ちょっと唐突な感じになりましたが、死ぬときくらいは
いい想いをして死にたいものです。

<>210.230.110.16<>0
32<>29<>938694500<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>ムックリ説明補足<>ムックリについて説明補足します。

ムックリには木製、鉄製などもありますが、主に
チシマザサを材料として作られています。
長さ15cm、幅1.5cmほどの大きさに薄く削られ、
その中に舌状の弁を持ち、それに弁を振動させる
ためのひもがつけられただけの単純な楽器です。
このひもを連続的に強く引っ張って弁を振動させ、
その振動音を口の中で反響させることによって、
ムックリ独特の音を出すことができます。
弁の振動の強さや息の仕方によって音色を調整し、
より多彩な音を表現できます。
もともとは、儀式などの余興として即興的に演じら
れたもので、特に決まった形の音律はなく、演奏者が
思い思いに鳴らしていたようです。
その後伝承されて残っているものには、「白鳥の渡る
ときの鳴き声」や「トドの声」のように動物の鳴き声や、
雨だれ・海・川・風の音のように自然の音を題材として
表したもの等があります。また、昔は自分の思いをこめて
これを鳴らすと、それが言葉になって相手に通じるといわれ
実際によく愛情表現にももちいられたようです。楽器の音が
言葉に聞こえるなんて不思議に思われかもしれませんが、
人間の声は吐く息をのどの弁にあて、のどを振動させて
その音が声になるわけですから、のどで発する言葉をその
ままムックリの音にのせて鳴らすと、人間の声とは異なり
ますが、ちゃんとした言葉として聞こえ、遠くにいる人へも
想いを伝えられるということです。

<>210.230.110.16<>0
31<>30<>938690679<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:アイヌ伝承の秘伝の…<>
>私は酒がなくなったら何にうちこめばいいのでしょう。
>女ですか。 自信ありませんな〜
>それでは男ですか。論外ですな〜
>子供にしましょうか。犯罪ですがな
>

まず、酒をやめたら?無理ですよね。
こういうことは、そういうシュチエーションにならんとわからん
のでは思います。人生、一寸先が闇ですから。

人間じゃないとダメですか?
自分の好きなものが後からわかるということもありますよね。

<>210.230.110.155<>0
30<>25<>938683360<>pether@anet.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/pether<>石油エーテル<>Re:アイヌ伝承の秘伝の…<>>お酒を飲んでいるときは、酒のない生活なんて考えられ
>なかったですが、今ではなくても普通に生活してます。
>何か趣味があれば、それに打ち込んで酒を飲む暇がなく
>なりますね。私の場合はアイヌ語がそうでした。

私は酒がなくなったら何にうちこめばいいのでしょう。
女ですか。 自信ありませんな〜
それでは男ですか。論外ですな〜
子供にしましょうか。犯罪ですがな

<>210.137.131.34<>0
29<>28<>938667977<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kuma-ne-sir<>Re:むっくりって<>
>「むっくり」ってあの、びよぉ〜ん、ばよぉ〜んとか
>鳴る楽器?ですよね。
>流石、アイヌ系サイトって感じ。
>

おお、気づいてくれましたか?
ファイル名でわかりましたか?

ムックリの講習を市民会館でやっているときが
あります。
だたでムックリをくれて、やり方を教えてくれるので
よかったら、教わってみたらどうですか?

そういう時期がきたら、掲示板でお知らせします。

不思議な音がしますよ。

<>210.137.131.34<>0
28<>27<>938659833<>htb@poplar.ocn.ne.jp<>http://<>コチヒ<>むっくりって<>「むっくり」ってあの、びよぉ〜ん、ばよぉ〜んとか
鳴る楽器?ですよね。
流石、アイヌ系サイトって感じ。
<>210.227.198.222<>0
27<>26<>938592145<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kuma-ne-sir<>Re:これは?<>
>バックグラウンドが変わりましたね?
>これは、一体なんですか?
>
>この緑ぃのも良いですね。

これは、単に<BODY BGCOLOR="#00ff00" BACKGROUND="mukkuri.gif">の
<BODY BGCOLOR="#00ff00" が影響しているだけです。
反応が遅いとき、緑色がでますね。
コチヒさんもお試しください。

<>210.137.131.34<>0
26<>0<>938590438<>htb@poplar.ocn.ne.jp<>http://<>コチヒ<>これは?<>バックグラウンドが変わりましたね?
これは、一体なんですか?

この緑ぃのも良いですね。<>210.227.198.66<>0
25<>24<>938584952<><>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kuma-ne-sir<>Re:アイヌ伝承の秘伝の…<>
>...日頃、湯水のように酒を浴びている私には
>なんともアイヌの神様に申し訳ないような、でも
>呑みたいだけ呑んでいられる今の生活の方がやっぱ
>ちょっといいかなとか...

アイヌの人たちにとって、猟をして生活するというのは、
切実というか自然と共生しなければ自分が死んでしまう
という状況だと考えられるので、カムイノミをして、
それなりに充実した人生を送れたのではと思います。

自然に対するおそれと敬虔な気持ちの表れであると思い
ます。
人間は、動物の一種であることを忘れてはいけないと
感じます。

私も、昔はお酒が好きで、浴びるほど飲んでましたが、
内臓が悪くなってからお酒をやめました。

お酒を飲んでいるときは、酒のない生活なんて考えられ
なかったですが、今ではなくても普通に生活してます。

何か趣味があれば、それに打ち込んで酒を飲む暇がなく
なりますね。私の場合はアイヌ語がそうでした。

<>210.137.131.34<>0
24<>23<>938502858<><>http://<>コチヒ<>Re:アイヌ伝承の秘伝の…<>>アイヌの人たちにとって、酒とは神々に祈るときに
>特別にこしらえたり、交易で入手する貴重なもので
>あり、晩酌のように単なる個人的な楽しみとして酒
>を飲むことはなかったそうです。
...日頃、湯水のように酒を浴びている私には
なんともアイヌの神様に申し訳ないような、でも
呑みたいだけ呑んでいられる今の生活の方がやっぱ
ちょっといいかなとか...<>210.227.198.82<>0
23<>22<>938274646<><>http://www.cool.ne.jp/~kumanesir<>kuma-ne-sir<>Re:アイヌ伝承の秘伝の…<>
くまねしrです。

久しぶりの書き込みですね。
新しいホームページにも、私のホームページに
リンクしてください。

>しんざん行きましたか?

場所が、わかりました。
まだ、いってません。
機会があったら行きます。

>それはそうと、出張仲間との飲み会の席で、
>アイヌ伝承のお酒(どぶろく?)のようなものが
>ないのだろうか?ということが話題となりました。
>
>もし、ご存知でしたらお教え下さい。

カムイノミなど、アイヌの儀式には、酒はつきもので
したので、当然、酒造りはありました。

酒造りは、アイヌ語でsakekarと言います。

作り方は、ちょっとわからないですが、どぶろく
みたいなものだそうです。

ひえでも作ったそうです。
amam etoyta wa sakehe ka kar.
(ひえを畑につくってそれで酒もつくった。)

sakekar-sintokoという大きい容器で作ったそうです。

また、酒癖が悪いことを、
sake-sakanrami wen.
といいます。

アイヌの人々は大酒飲みだとよく言われてきましたが、
狩猟民族であるアイヌの男の一番大事な仕事とは、
「神に対する祈り(カムイノミ)」なのです。年間に
しゅっちゅう祈りをするのです。その祈りには必ず、
お神酒を捧げなければならないのです。そして、
その捧げると同時に祈る人間、参集する人間みな
共にいただかなければならないのです。そして、
それをいただかなかったり、残しでもしようなら、
神に対して失礼な行為になるのです。食べ物だって、
みんなでいただかなければなりません。ごちそう、
お酒、喜び、悲しみ、なんでも「カムイトゥラノ
(神と共に!)」ということが人々の心の根底に
あるのです。
アイヌの人たちにとって、酒とは神々に祈るときに
特別にこしらえたり、交易で入手する貴重なもので
あり、晩酌のように単なる個人的な楽しみとして酒
を飲むことはなかったそうです。
<>210.230.110.154<>0
22<>0<>938228069<>pether@anet.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/pether<>石油エーテル<>アイヌ伝承の秘伝の…<>御無沙汰しております。お元気でしょうか。
しんざん行きましたか?

先ほど道東のウタリ地区に出張に行ってきまして、
アイヌの漁師さんのお世話になってきました。

それはそうと、出張仲間との飲み会の席で、
アイヌ伝承のお酒(どぶろく?)のようなものが
ないのだろうか?ということが話題となりました。

もし、ご存知でしたらお教え下さい。<>210.137.131.34<>0
21<>20<>937454516<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>kumanesir<>Re:200GET!!<>石油エーテルさんは
No.20「200GET!!」で書きました。
>カウンター200げっとしました。
>
>
>
>
>まあ、それだけです。

kumanesirです。
今、千葉にいます。
私も、カウンタが200を超えました。
掲示板に書き込みがあまりないけれど。。。

<>133.63.36.2<>0
20<>0<>936608995<>pether@anet.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/pether<>石油エーテル<>200GET!!<>カウンター200げっとしました。

まあ、それだけです。<>210.137.131.34<>0
19<>18<>934990705<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:それ、いいかも。<>コチヒさんは
No.18「Re:それ、いいかも。」で書きました。
>しんざんでオリジナル定食をコーディネイト
>する場合、開店間際だと「ご飯が炊けてない」
>ことがあり、閉店間際だと「ご飯がない」こと
>もありますので、お気をつけ下さい。
>汁物は、個人的に玉子スープがよろしいかと。

どうも、kumanesirです。
石油エーテルさん、コチヒさん、あなた達は、なんて
親切なんだ。今度、機会があったら行ってみます。
しんざんって、JR琴似駅からは遠いですか?
お二人は、よく行くんですか?
何時頃出没して、どういう行動をしていて、
はたから見て、こいつだという特徴ありますか?
影から観察したいと思います。(性格が悪い〜。)
安全だというのを確認してから声をかけてみようと
思います。

ということで、書き込みありがとう。
今後ともよろしくお願いします。

追伸
大衆食堂は、居酒屋兼のとこか、つぶれそうな感じの
とこしか見あたりませんでした。
ちょっと、勇気がいるので、びっくりドンキーで
ハンバーグ食べました。

<>210.230.110.180<>0
18<>17<>934959851<>htb@poplar.ocn.ne.jp<>http://www.geocities.co.jp/EpicureanTable/4480/<>コチヒ<>Re:それ、いいかも。<>しんざんでオリジナル定食をコーディネイト
する場合、開店間際だと「ご飯が炊けてない」
ことがあり、閉店間際だと「ご飯がない」こと
もありますので、お気をつけ下さい。
汁物は、個人的に玉子スープがよろしいかと。<>210.132.20.169<>0
17<>16<>934940497<>pether@anet.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/pether<>石油エーテル<>Re:見つかりましたか?<>定食屋さんなんかみつけずに
「しんざん」で
焼き肉定食なんかどうですか。
焼き肉にあきたら
刺し身定食(たこ刺し定食)なんてのも
いいと思いますが。

<>210.137.131.34<>0
16<>0<>934934856<>htb@poplar.ocn.ne.jp<>http://www.geocities.co.jp/EpicureanTable/4480/<>コチヒ<>見つかりましたか?<>おひさしぶりのかんじですが、てつや改めコチヒ(笑)です。
そういえば、お手ごろな定食屋さんは見つかりましたか?<>210.227.198.175<>0
15<>2<>934449761<>pether@anet.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/pether<>石油エーテル<>Re:アイヌ語掲示板の開設<>阿寒のイベシベツから帰ってきましたー。
避暑になると思っていたら、
猛暑で死にそうになりました。<>210.137.131.34<>0
14<>13<>933951793<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:祝・HP開設!<>キム・ワイプさんは
No.13「祝・HP開設!」で書きました。
> ホームページの開設、おめでとうございます。北海道に住んでいると、はからず
>もアイヌ文化を意識させられることがたまにありますが、まじめに真っ向から取り
>組まれているお姿には頭が下がる思いです。

アイヌ文化は、北海道の自然にとけ込んでいる文化ですので、
自然愛好家であれば、色々と教わることがあると思いますよ。

> アイヌは和人から、この北海道で侵略を受けたわけで、自分は和人で北海道に住
>んでいるわけで、アイヌの文化はすばらしいと思いながらも複雑な思いです。ま
>た、狼の絶滅や、シマフクロウ、オオワシ、いろんな動植物の減少や農地の開拓な
>どは、アイヌの人々が平和に暮らしていた頃と現在とでは、同じ北海道といっても
>全く違う景色をもたらしたことでしょう。
> せめてアイヌの言葉を伝えることで昔の北海道の情景など残していってくださ
>い。

カムyユーカrなどを聞くと、動物達が本当にわれわれに話しかけているみたいで
おもしろいですよ。カムyが、動物の毛皮をきて人間界にやってくるというのを
信じてしまいますね。

> ところで、「くまねしる」とは何か意味があるのでしょうか?
> 長々とつまらんことを言ってしまいましたが、とにかくおめでとうございます。
>末永くがんばってください。

kuma-ne-sirとは、金田一京助の弟子で東大出身のアイヌ学者「知里真志保」の
アイヌ語地名辞典にありますが、「横棒-のような-山」すなわち「横山」と
書かれてたので、私の名前と同じだったんでペンネームにしたんです。

アイヌ語については、次の掲示板が有名なんで今度見て下さい。
私も、時々わけのわからない書き込みをしてます。
http://www2f.biglobe.ne.jp/~ramat/cgi/ainubbs.cgi

この掲示板も書き込む人が、あまりいないみたいなので、ときどき書き込んで
いってください。

<>210.230.110.74<>0
13<>0<>933938264<>PXW15071@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/<>キム・ワイプ<>祝・HP開設!<> ホームページの開設、おめでとうございます。北海道に住んでいると、はからず
もアイヌ文化を意識させられることがたまにありますが、まじめに真っ向から取り
組まれているお姿には頭が下がる思いです。
 アイヌは和人から、この北海道で侵略を受けたわけで、自分は和人で北海道に住
んでいるわけで、アイヌの文化はすばらしいと思いながらも複雑な思いです。ま
た、狼の絶滅や、シマフクロウ、オオワシ、いろんな動植物の減少や農地の開拓な
どは、アイヌの人々が平和に暮らしていた頃と現在とでは、同じ北海道といっても
全く違う景色をもたらしたことでしょう。
 せめてアイヌの言葉を伝えることで昔の北海道の情景など残していってくださ
い。
 ところで、「くまねしる」とは何か意味があるのでしょうか?
 長々とつまらんことを言ってしまいましたが、とにかくおめでとうございます。
末永くがんばってください。<>210.137.131.34<>0
12<>11<>933769220<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:注意です。<>兼任かずよしさんは
No.11「注意です。」で書きました。
>くまねしrさん。
>兼任かずよしでごわす。
>

ようこそ、いらっしゃい!

>あいぬ関係ではありません。

そういわず、何か書いていって欲しかったな!

>
>てつやさんのところの掲示板に書き込んだ時、
>そのままで投稿ボタンをおしちゃったでしょう。
>あとで叱られるかもしれないので
>串は忘れずに!!

新参もので、よくわからなかったのですが、
どうすれば、よかったのかな?

<>210.230.110.86<>0 11<>0<>933746776<><>http://<>兼任かずよし<>注意です。<>くまねしrさん。
兼任かずよしでごわす。

あいぬ関係ではありません。

てつやさんのところの掲示板に書き込んだ時、
そのままで投稿ボタンをおしちゃったでしょう。
あとで叱られるかもしれないので
串は忘れずに!!<>210.137.131.34<>0
10<>0<>933262449<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>アイヌの口承文芸<>てつやさんから、ユーカラについて聞かれたので
少しお答えします。

アイヌ民族は、非常に豊かな口承文芸の伝統を持つ
民族です。
その中には、語り終えるのに一昼夜を要するものを
ありますが、特に代表的なものをあげます。

1)ウポポ
 お祭りの時に女の人が輪になって、シントコと呼ば
 れる塗り物の蓋をたたいて拍子をとりながら歌う歌
 です。

2)ヤイサマ
 ヤイサマネーナーという言葉で歌いだし、自分の気
 持ちを、節に乗せて、即興で歌っていくものです。

3)カムイユーカラ
 地方によってはオイナとも呼ばれます。知里幸恵の
 「アイヌ神謡集」の「銀の滴降る降るまわりに」で
 お馴染みの、神様が自分の体験談を語る物語です。
 これには、それぞれ独自のメロディと、ハンチキキ
 だの、ホテナオだのといった、繰り返しのフレーズ
 がついてます。このフレーズをサケヘといいます。

4)ユーカラ
 地方によっては、サコロペとかハウキなどとも呼ばれ
 ます。長いものは、語り終えるのに一昼夜以上要する
 と言われる冒険物語です。節を付けて語る語り物です
 が、カムイユーカラと違ってそれぞれの話しごとに、
 メロディが違うわけでなく、語り手がひとつひとつ
 得意な節回しを持っていて、その節に乗せて物語を
 語っていきます。
 ユーカラを語るときには語り手はレプニと呼ばれる
 木の棒を持ち、それでいろりの炉縁をたたいて拍子
 を取るのですが、語り手ばかりでなく聞き手もその
 レプニで拍子をとり、ヘッチェと呼ばれるかけ声を
 語り手の要所要所でかけていきます。

以上です。

<>210.230.110.203<>0
9<>8<>933260416<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:わなにはまったのかもしれないのですが<>石油エーテルさんは
No.8「わなにはまったのかもしれないのですが」で書き
ました。

>粗末にしていると、罰がくだされるのでしょうか。
>対処法はどうしたらよいのでしょうか。
>心配で夜も眠れないので、
>やはり深酒してしまいます。

私が分析するに、心配なのと深酒とは関連がないような
気がするのですが、どうですか?
でも、心が落ちつかない時、ついつい深酒をするというのは
経験があるので気持ちはわかります。

私もそうですが、物質文明にしっかりと根ざしている人間は
昔のアイヌのいうウェンカムイ(悪い神様)より恐ろしいも
のだと思うし、木彫りの熊のカムイの怒りも伝わらないと思う
ので大丈夫ではないでしょうか?

それよりも熊の彫り物自体、昔のアイヌの習慣にはなかった
そうなので大丈夫だと思います。

また、カムイノミ(神への祈り)は、あまり大きい声でいうも
のではないという地方もあります。それを聞いた悪い神が先回
りして人間にいたずら、わるさをするからといいます。
また、あまり長くいうものでないという古老もいます。
長く、わけのわからぬことを並び立てると、神だってあきて
聞く気がしなくなるというのです。
シサムイタク(隣人の言葉-->日本語)で言ったって神はちゃんと
聞くといってます。
イナウ(木幣)やイクパスイ(酒棒箟)などを使い、やるそうなの
で、がんばってやってください。

アイヌの儀式用具を使って、オリパック(かしこまって)して
心からノミ(祈る)すれば、
木彫りの熊のカムイの怒りも静まるでしょう。

カムイノミの例は、アコロイタク(アイヌ語テキスト)(北海道
ウタリ協会発行)を参考にしてください。

<>210.230.110.30<>0
8<>0<>933254187<>pether@anet.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/pether<>石油エーテル<>わなにはまったのかもしれないのですが<>くまねしるさん
こんばんは
石油エーテルであります。
ちょこっとうかがいたいのです。
むかし我が家に熊の彫り物やアイヌの人の人形があったのですが、
今ではどこにあるのかわからなくなっています。
このような物にも精霊のようなものが憑いているのでしょうか。
憑いているとすると、このように
在処もわからないほど
粗末にしていると、罰がくだされるのでしょうか。
対処法はどうしたらよいのでしょうか。
心配で夜も眠れないので、
やはり深酒してしまいます。<>210.137.131.34<>0
7<>6<>933220910<>htb@poplar.ocn.ne.jp<>http://www.geocities.co.jp/EpicureanTable/4480/<>てつや<>Re:リンク完了です。<>リンク貼りましたよ。

>「ユーカラ」をアイヌ語の言語学者が表記すると、
>こうなります。詳細については別途お知らせします。
期待してます!
ではでは。<>210.132.20.201<>0
6<>5<>933211146<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://www.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:祝!アイヌ語掲示板の開設<>
>>馬鹿にすると罰があたるそうなのでお気をつけてください。
>決して馬鹿にはしてませんよ。

冗談ですので、気にしないでください。
人を呪ったところを誰かに見られたら、自分にも
災難がふりかかるというのを聞いたことはありますが。。

>
>>これは、yukarではありませんので誤解のないように。
>yukarって何ですか?初心者に解説お願いします。
>

「ユーカラ」をアイヌ語の言語学者が表記すると、
こうなります。詳細については別途お知らせします。

>>よいですよ。相互リンクしましょう。
>ありがとうございます。さっそく...と言いたい所ですが
>最近ナマケ癖がついてしまってますので...近日中には
>ではでは。

では、また。

<>210.137.131.34<>0
5<>4<>933208425<>htb@poplar.ocn.ne.jp<>http://www.geocities.co.jp/EpicureanTable/4480/<>てつや<>Re:祝!アイヌ語掲示板の開設<>>なるほど、わなにかかりましたね。
えっ!わっ、わなって。そんな...

>馬鹿にすると罰があたるそうなのでお気をつけてください。
決して馬鹿にはしてませんよ。

>これは、yukarではありませんので誤解のないように。
yukarって何ですか?初心者に解説お願いします。

>よいですよ。相互リンクしましょう。
ありがとうございます。さっそく...と言いたい所ですが
最近ナマケ癖がついてしまってますので...近日中には
ではでは。<>210.132.20.195<>0
4<>3<>933176213<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>Re:祝!アイヌ語掲示板の開設<>
てつやさんは No.3「Re:祝!アイヌ語掲示板の開設」で書きました。

>ぴぃ〜りか、ぴぃりか。とか言うやつです。

なるほど、わなにかかりましたね。
アイヌ語は、itak kasi kamuy(言葉の霊)が宿っていますので
馬鹿にすると罰があたるそうなのでお気をつけてください。

これは、次のようなやつですね。

pirka pirka
よい よい 
tanto sir pirka
今日 天気がよい
inan kur pirka
あの人  きれい
numke kusu ne
選んだ のだ

これは、yukarではありませんので誤解のないように。

>それと、そのうち相互リンクお願いしたいのですが?

よいですよ。相互リンクしましょう。

<>210.230.110.66<>0
3<>1<>933150813<>htb@poplar.ocn.ne.jp<>http://www.geocities.co.jp/EpicureanTable/4480/<>てつや<>Re:祝!アイヌ語掲示板の開設<>祝!掲示板開設。
ということで、おじゃまします。

私の中でのアイヌ語ワールドは、小学校の時に修学旅行?
か宿泊研修かなにかで、バスガイドさんが歌を歌ってました。
ぴぃ〜りか、ぴぃりか。とか言うやつです。
当時小学生の私は、バスの中でそれを聞き、頭の中でその歌が
エンドレスで廻り始め次の目的地に着くまでに気持ち悪くなり
バスを止めてしまいました。恐るべし。

それと、そのうち相互リンクお願いしたいのですが?<>210.227.198.99<>0
2<>1<>933128134<>pether@anet.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/pether<>石油エーテル<>Re:アイヌ語掲示板の開設<>掲示板の開設おめでたいです。
私事ですが8月初旬にアイヌのメッカである
阿寒に出張にいってきます。

私のところにもたまに顔をだしてください。
それではまた。<>210.137.131.34<>0
1<>0<>933075043<>vyu05350@nifty.ne.jp<>http://sapporo.cool.ne.jp/kumanesir<>kumanesir<>アイヌ語掲示板の開設<>いらんからpて!

はじめまして、北海道は札幌市でアイヌ語を勉強している
kumanesirといいます。
アイヌ語について、色々とお話をしたくて、この掲示板を
はじめました。
よろしくお願いします。

すy うぬかr あん ろ!

<>210.230.110.16<>0