Windows上でのsed スクリプトの使い方

Vectorなどから、
http://rd.vector.co.jp/soft/dos/util/se000880.html
DOS版sed 「Sed LOGOS版 ストリームエディタ SED 」
をダウンロードします。

コマンド プロンプトで、
>sed -f altok.sed 入力ファイル > 出力ファイル 
として、ローマ字・カナ変換をできます。

コマンド プロンプト上で、日本語入力したいときは、「Alt + 半角/全角」を押します。

2つ目のやり方としては、Vector などから、
http://www.vector.co.jp
winsed12.lzh をダウンロードして、
WINSED.EXEを解凍します。

Winsedは、' > < | '等のリダイレクトとパイプは使用できません。
すなわち、出力ファイルは、オプション -o を使います。

コマンド プロンプトで、
>winsed -f altok.sed -o 出力ファイル 入力ファイル
として、ローマ字・カナ変換をします。

詳細については、WINSED.DOCのユーザーズ・マニュアルをご覧ください。

その他には、ComWin32 と GNU SED DLL版(GNU sed 1.18 / Win32 DLL 移植版)があります。

http://hp.vector.co.jp/authors/VA002891/CWFILESJ.HTM
などから、
comwp397.exe
sed_118d.lzh
をダウンロードします。

COMWPADを起動して、
オプション-->環境-->DOSウインドウズ-->DOS入出力同期(File)-->保存-->OK
とします。

>sed -f altok.sed 入力ファイル > 出力ファイル 
で、ローマ字・カナ変換をできます。

Vector の説明によれば、ComWin32 とは Window System 上でコマンドを管理するソフトです。
機能は多岐にわたりますが、一番注目すべき点は、コンソールアプリの入出力をコマンドプロンプトと別ウィンドウで管理する「拡張コンソール」という新しい分野を切り開いた点です。

Win95, NT上で使用する際のメリットとして次の点があります。

1. コンソールアプリをComWin窓で実行可能。
2. エイリアス、ヒストリ、ファイル名補完機能を持つ。
3. Csh に匹敵するスクリプト言語をもつ。
4. 通信機能を持ち、簡易ターミナルになる。
5. 制限はあるが、'/'をディレクトリセパレータとして利用できる。
6. ANSIエスーケープシーケンスのサブセットが使用できる。
7. ファンクションキーをランチャーボタンとして使用できる。
8. キー割り当ての変更が可能。
9. アプリケーションの関連付け起動が可能。
10. 非常に軽快なデバッグ端末として利用できる。
11. 簡易エディター機能、出力履歴の保存が可能。
12. ドラッグ&ドロップサーバー機能を持つ。
13. 固定ピッチフォントであれば、システムにインストールされているすべてのフォントが利用可能。(例、隷書体等)
14. コマンドラインからログオフ,シャットダウン,リブートが可能。
15. Unicodeテキストのリダイレクト、パイプが可能。